ある日のひとこと

 

 

=そのときどきの、思いついたこと、感じたことを書き留めてます=

 


 

 

40から64歳を対象に行った「ひきこもり」に関する調査によると、その76%が男だという。この圧倒的な差の比率には驚きもしないし意外でもない。女の持っている社会性と協調性はどう見ても男より多く備わっている。知り合いなら当然だけど、たとえ初めての人とでも女同士であれば自然に声を掛け合い会話が生まれ旧知のように弾んでいく。その点、男は相手の様子を窺い構えてしまう。19-3-31

 

いよいよプロ野球が始まった。これから秋までドキドキ、ハラハラ、ワクワクさせながら楽しませてもらいたい。もちろん最後には晴れ晴れで終ってほしい。開幕戦はさい先よく近藤のタイムリー中田のサヨナラホームランと打つべき人が打って劇的な勝利を上げた。上沢も何とか3点で抑えてくれたから合格点だろう。とにかく、長丁場を安定して勝ち進むには中心になる選手の活躍が欠かせない。19-3-30

 

部屋の整理の効用。とくに探し物があったり必要に迫られてからでなくても、ときどき部屋や物の整理をするのはとても大切だ。そうすると、どこに何があるか何があったかの確認ができるし、すっかり忘れていたものが出てきたり活かしきれてないものを見つけたりもする。今回はファイルの中味の整理をしたおかげで現在の作品制作のために利用できるファイルに変えられた。まだまだありそう。19-3-29

 

まるで計算されていたかのように敬老優待乗車証の残金が今日300円に。昨年の9月25日に9千円の支払いで4万円分になった乗車証を使い始めてほぼ6ヶ月後にこの金額になった。非常に分かりやすい区切りになり、半年で4万円の交通 費が掛かるのも判明。平均すると1ヶ月約6.700円になっている。1年間で優待される最高額は7万円なので1年分には足りないけれどとても有り難い。19-3-28

 

地下鉄までの道の途中にあったアパートが解体され更地になっていた。そのアパートの玄関前で雪かきをしている高齢の人達を何度か見かけていたので、うまく次の住いを見つけられただろうかという思いが頭によぎった。高齢者の住宅探しは結構むずかしいようで、望むような物件がどんどん少なくなるうえに孤独死を心配して賃貸を敬遠する不動産屋もいるらしい。決して他人事ではない問題だ。19-3-27

 

国の機関の要職にある役人がヘイトスピーチを繰り返していたという。そして、それを匿名でやるとは何とも情けない。他国の人を卑怯と責める前に自分の自尊心と品と恥と友愛のなさを嘆くべき。善意を匿名でするのは褒められても、悪意を匿名でするのは卑怯な行為そのもの。自分の発する言葉に責任を負うつもりは毛頭なさそうだ。これも自画自賛にあふれる『美しい国』での出来事のひとつ。19-3-26

 

最近は制作に集中できていて、とてもいい状態にある。制作するときに何が大事かといえば、こうしたいああしたいというイメージの膨らみで、これがなければ集中もできない。イメージさえ湧いてくればいくらでも続けられるし進められる。一番辛いのはこれが枯渇したときで、いくらやりたいやらねばという気持があっても決して長続きはしない。だから、このいい状態を何とか維持していきたい。19-25

 

続く。さらに驚いたのは、15〜19歳の死因でも自殺が1位になっているのだ。5年前の調査も1位 で、その前は3回続けて2位になっている。つまり、長年に渡って常に上位 なのだ。根本的に改善されることなく放置されたままだったとも言える。10代の子供達の死因の1位 が自殺だなんてどう考えてもおかしい。事なかれ主義の蔓延も影響しているにちがいない。これが『美しい国』の現実。19-3-24

 

信じ難い事実を知り驚愕した。17年度の調査で10〜14歳の死因の1位 が自殺なのだ。10〜14歳といえば小学5年から中学2年なわけで、そんな時期にどうしようもない苦しみを背負い自ら命を絶ってしまうとは・・。自分の居場所が見つからず行き場を失った悲しみは想像の範囲をはるかに超えているのだろう。何とか留まっている予備軍も多数いると考えるとかなり深刻で重大な問題だ。19-3-23

 

一昨日積雪0になったと書いたばかりなのに寒の戻りで雪が降った。幌加内や紋別 では30センチ以上の積雪だったという。暖冬と小雪に喜んでいたけれど、このまま終らせまいとここに来て冬将軍が意地を見せているのかも。とにかく、今年に入ってからでも寒暖の差が非常に激しい。まだ冬の備えは必要のようだ。気の早い人などはすでに冬物はしまうかクリーニングに出しているかもしれない。19-3-22

 

車のない風景に慣れたのは当然だしそれでいいのだが、生活の部分での変化で今だに残念なのは卓球に行ける回数がぐっと減ったこと。前は月に7、8回はやっていたのに3、4回になってしまった。その分ゆっくりはできるけど、やっぱり物足りない。これまでに染み付いた体のリズムがきっとまだ消えててないのだろう。気持の方では納得して慣れてきても、体が慣れるにはもう少し掛かりそう。19-3-21

 

早々と積雪0に。昨日、今年最高の13.7℃まで上がった札幌ではついに『積雪なし』を記録した。3月中旬に根雪が終るのは29年振りだというから、この冬がいかに暖かく小雪だったかをはっきりと表わしている。とくに2月の中旬からこの時季までまとまった雪が一度も降らなかったのは初めての体験かもしれない。早く春になってくれるはありがたいけれど、これも異常気象とすれば怖さも。19-3-20

 

そこで一件落着したはずなのに、上下水道の料金を知らせる用紙を見てびっくり。何と、これまで何年にも渡って同じ料金できていたのに、その3倍近い金額が請求されていた。あんなに微かな音がそんな大量 の水漏れになっていたという事実にも驚いた。すぐに検針会社に水漏れと修理の件を電話で伝えると「漏れた水の料金はいただかず、これまでと同じ料金になります」との返事にホッとする。19-3-19

 

先月の中旬頃にトイレで『ツッ、ツッ、ツッ』という小さな音が聞こえ始め、10日後くらいには『ツー』という音に変った。それはかなり小さな音で最初は風の音かと思っていた。しかし、外からつながっているトイレの水道のパイプに耳を当てるとその音はそこから聞こえてきたのだ。そこで管理会社に連絡して調査と修理を依頼。水落しの栓の先にある弁の劣化による水漏れと判明した。続く。19-3-18

 

車のない風景。車がなくなって1ヶ月が過ぎ、窓からの風景にも慣れてきた。しばらくはあるはずのものがない違和感を感じていたが、今では広い空間が当たり前のようになっている。出掛けるときも帰ってきたときにも何とも思わないようになった。2月から3月に掛けて雪がほとんど降らなかったので雪かきをしないで済んだが、もし雪かきをしていればまた違った気持になってたかもしれない。19-3-17

 

不覚にも家のなかで眼鏡を壊してしまった。普段は置かない椅子の上にたまたま置いたのを忘れて座ってしまったのだ。パキッという音がして気付いたときにはフレームが壊れていた。不幸中の幸いは3つある眼鏡のうち一番安くて長い間使っていたものだったこと。値段分以上に長持ちしてくれたとはいえ不注意で壊してしまったのが口惜しい。それにしても、注意力の低下の方がもっと気になる。19-3-16

 

続き。同情できない理由は他にもある。パチンコや競馬やその他のギャンブルには遊びの要素も含まれていて、そこにはまり依存症になる心配はあるが損する覚悟はできている。しかし、マルチ商法にはまる人はそうではない。過去にも現在も何度もそれらの破産の報道がされているにも関わらず大金を手に入れようとお金を差し出す。この人達は金銭的に多少余裕があるからやっているんだと思う。19-3-15

 

家族への思いやりや優しさに付け込んだ詐欺の被害者には同情するけど、ねずみ講やマルチ商法にお金を注ぎ込み失った人にはまったく同情しない。自分だけが儲けようとして出したお金なんだから、博打と一緒ですべてを失ったとしてもしかたがない。たとえお金が入ったとしても、それは誰かのお金が回ってきただけのことで、その人から奪ったようなもの。へたしたら共犯者にもなりかねない。19-3-14

 

雪が解けて春になったらと思っていたウォーキングシューズを買う。ほとんどの道から雪が消え、冬用の靴の滑り止めの必要はないうえに、靴底が削れてしまうもったいなさを感じながら歩いていた。これで思う存分靴底に力を入れながら気楽に歩けそうだ。岬を目指す『歩く旅』は終ったけれど近郊の『歩き』はしっかり続けるつもりなので、新しい靴は気持を高揚させて体までも軽くしてくれる。19-3-13

 

『災害は忘れた頃にやって来る』はどうやら正しいようだ。東北大震災から8年しか経っていないのに、もう忘れ去られようとしている。被災地の現在の人や町の姿を知りたいと願っていたのにテレビでそれを伝える時間は非常に限られていた。テレビの内容は見る人の意識がかなり反映されるから、これが関心の度合いなんだろう。『忘れる』時間はどんどん短くなっていく。だから次もすぐ来る。19-3-12

 

団塊の世代が70代に入り、その子供達である団塊ジュニア世代が40代後半になった。このふたつの世代が人口比率では突出して多い。しかし、不思議なのは第三世代になるのジュニア世代の子供は20前後のはずだが、他の世代より多少多い程度でとくに飛び抜けていないこと。ジュニアの20歳の頃はバブル崩壊後の低迷期で就職氷河期世代とも呼ばれていて、これも影響していたと思われる。19-3-11

 

札幌に移り住んで50年を超え53年目に入ろうとしている。それだけ経つと生活や街の様子が一変するのは当然で、それらはもはや歴史のなかのようなもの。上げたら切りがないけれど寮の暖房は石炭ストーブだったし、食器は金属製だった。駅前通 りは数多くの路面電車が行き交い4丁目の電停はいつも人で溢れていて、その界隈にはまだ平家の建物がたくさんあった。今はもう、遠い昔の話に。19-3-10

 

スガイビルがついに閉店に。今は名前も替わっているが、ここには青春時代の懐かしい思い出がたくさん詰まっている。札幌に来たのが18歳の66年でスガイビルができたのは68年だった。当時はボーリングブームで友達と何度となく遊びに行った。初めてビリヤードをしたのもここで、卓球もできた。とにかく街で遊ぶときにはここが中心になっていた。それにしてもよく遊ぶ金があったものだ。19-3-9

 

昨夜8時頃にはすでに体がだるくやる気も失せていて眠気を感じるようになっていた。こんなに早い時間に寝てしまったら朝早く目覚めてしまうのが心配でもう少し起きていようとしたけれど、やっぱり眠いので9時には布団に入った。実はこれが大正解だった。朝目覚めに時計を見たら何と7時なのだ。早起きどころか普段と一緒になるとは。続けて10時間も眠るのはよっぽど疲れていたのだろう。19-3-8

 

返信用のはがきや封筒に名前や会社名の後にある『行』は書かないでほしい。書いてなければただ『様』か『御中』を書けばそれで済むのに『行』があるとわざわざ横線を引かねばならないし、汚れに見えて見栄えもよくない。そのまま出して社会の常識も知らないように思われるのもイヤだからそうして書き加えてしまう。合理性よりも建て前や慣習を重んじる国だからなくならないような気がする。19-3-7

 

とても残念な情報を知ってしまった。昨年、北海道の先端の岬を目指す『歩く旅』が完結したので、今年からは近郊を中心にゆっくり歩きながらのスケッチの旅にしようと考えていた。それにはJRの『一日散歩切符』を利用しようと思っていたけれど、すでに廃止されているというのだ。低料金で周遊できるため、気楽にいいろいろな所を訪れるには最適な切符だと楽しみにしていたというのに・・・。19-3-6

 

国の借金は2018年末の時点で1100兆5266億円で、赤ちゃんから最高齢者を含めて国民一人当たりの借金が871万円になるという。信じ難い金額だ。余りの大きさに感覚が麻痺しているのか開き直っているのか、国はさらに借金を増やす方向に舵を切っている。そんななか軍事費は増大の一途を辿り、アメリカから武器を爆買している。その分、当然ながら教育費も研究費も削られていく。19-3-5

 

久し振りの卓球で心地よい汗を流す。やっぱり、思いっきり動き回ると気持いい。1時から4時までの3時間を休みなく楽しんだ。それでもまだ足りない気分。車がなくなったおかげでちょっと離れた所に行けなくなったので卓球のできる機会は随分減ってしまった。今は徒歩30分以内のふたつのみに。その大事なふたつも卒業式や貸切りのために3月はあと1回ずつしかできないのが残念で寂しい。19-3-4

 

笑う人がいれば、泣く人もいる。すべての人にうまくいくというのはなかなかないもので、同じ出来事でも喜ぶ人がいれば悲しむ人もいる。天気にもそれがはっきり出てきて、2月の初めにようやく開業したばかりなのに、小雪と温暖のため2月の末には閉鎖に追い込まれたスキー場もあるという。除雪や排雪業者も泣いているだろう。それに対して、車やゴルフ場の関係者は喜んでいるにちがいない。19-3-3

 

続き。診療費を払うとき「1.800円です」と言われて『あれ、2.700円でなかったっけ』と思ったけど『安くなったんなら、よかった』と素直に受け入れて支払った。その訳は自宅に帰って明細書を見てようやくわかった。医療費が2割負担になっていたのだ。去年の11月に初めてその恩恵を受けていたはずなのに、それ以来なのですっかり忘れていた。そんなに使ってないけどとても助かる。19-3-2

 

頭の次は歯もスッキリ。こっちは4ヶ月振りだけど、床屋の次の日にたまたま歯のクリーニングと検診の日になった。歯垢を削り、歯を磨き、糸で歯間をきれいにし、歯茎の検査をして、最後に歯を診てもらって1時間ほどで終了。ブリッジのところの歯間ブラシをもっとした方かいいと注意されたが、他はいい状態なのでこれまで同様歯磨きを頑張ってほしいと言われた。8020目指して頑張ろう。19-3-1

 

 

 

 



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NAKAHASHI OSAMU

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