ある日のひとこと

 

 

=そのときどきの、思いついたこと、感じたことを書き留めてます=

 


 

 

「あーん、カチカチ」。ブリッジの噛み合わせの確認のとき、これを何度か言われているうちに不快になり「その言い方は子供に言ってるようで嫌なので止めてもらえますか」と歯科技工士に伝えた。すぐに謝って「口を開けてください」になったが、これまで「あーん、カチカチ」に異を唱えた人はいなかったのだろうか。家に帰ってから思い返し、子供というより幼児に対する言葉だと気付いた。18-3-31

 

春を告げるといえばプロ野球の開幕もそのうちのひとつ。いよいよ秋までの長い戦いが始まった。日本ハムの開幕試合に清宮の姿がないのは残念だが、しっかり回復してからその勇姿を見せてほしい。これまで何年も日本ハムには常に全国的に注目される選手がいたのでそれが当たり前のような感覚になっている。昨年までその役割だった大谷のメジャーリーグも始まり、楽しみが倍になった感じだ。18-3-30

 

札幌市の積雪がついにゼロに。春を実感させるものはいろいろあるがこれもそのひとつ。昨年11月18日に根雪となった雪がようやく解けたわけだ。4ヶ月以上だからやっぱり冬は長い。せめて3ヶ月になってくれたら有り難いのだが。数日前から夏靴に替えているが、これで転ぶ心配もなく安心して上を向いて歩けそうだ。雪かきに取られる時間がなくなったのも嬉しい。雪のない生活の始まり。18-3-29

 

中学1年からの友達は高校時代にエレキギターを始め、今も同年齢3人のオヤジバンドのリーダーとして楽しんでいる。その彼らのライブが4年振りに35人ほどの友人、知人の前で開かれ、その裏方として準備から本番、後片付けまで半日手伝った。懐かしいグループサウンズやビートルズの曲を聴いていると20歳の頃を思い出し若返った気分になれたし演奏し熱唱する3人もイキイキしていた。18-3-28

 

5月末の個展に向けての水彩画の制作は続いている。今年に入ってから本格的に取り組み始め、そのときはまだ余裕があると思っていたはずなのに、あと2ヶ月となると随分迫ってきた感じがする。ここまでくると作品だけでなく案内状の制作も頭に入れておかねばならない。これが結構手間取るので手をつけるまでが大変。掲載する作品は決めているが、それを超えるものが出来るよう頑張りたい。18-3-27

 

よく知っている人の名前がすぐに出てこなくて、あいうえおから始めて最後まで行くとかすかに「た」が引っ掛かった。キッカケをつかめたはずなのにその先がなかなか出てこない。顔はしっかり思い浮かぶから、そこからふっと湧いてきてもよさそうなのに出てこなかった。必死に思い出そうとしても頭が空回りするので諦めた。すると、不思議なもので少し間を置いたら閃いた。これって何なの。18-3-26

 

『大人になるとは自分の居場所を作ること』。ある本のなかにこんな文章を見つけた。なるほどと思ったのは『居場所を見つける』のではなく『作る』という部分。すでに出来上がっている場所に居着くのではなく、自らその場所を作り上げる大切さを言っている気がする。求める居場所は人それぞれ違う。それぞれがそれぞれの思いや願いや情熱や夢などを胸に、その実現のため努力を重ねていく。18-3-25

 

妥当な決定。日ハムの新球場建設地がようやく北広島市に決まった。1月末の時点ですでにこの流れはできていて、ここまで発表を延ばしたのは札幌市に気をつかったためだろう。新幹線のホームも同じわけで、狭い場所に無理矢理押し込めるよりは空いている広い土地に建てる方がずっといい。これで観客の輸送や渋滞の問題なども、これまでより具体的に検討できるはず。真駒内も落ち着きそう。18-3-24

 

恵庭OL殺人事件の再審請求が棄却された。2000年に起きたこの事件については、2度もテレビニュースのための法廷スケッチを描いているので強い思い入れがある。それぞれ30分くらいずつしか傍聴できなかったが、一番前の席から間近で見た被告の印象と裁判の内容としては白に近かった。被告は一貫して無罪を主張してきたが控訴も再審もことごとく棄却されてきた。18年の経過に驚く。18-3-23

 

友と飲む。夕方5時に待ち合わせの約束だったけど、10分前にそこへ行くとすでに彼は待っていた。似た性格のせいでだいたいいつもこのパターンになる。さっそく居酒屋に向かう。ビールで乾杯してからまずはお互いの近況を語り合う。その最初に体調に触れるのもすっかり恒例になっている。同年齢なので何かかにかの問題を抱えているのだ。共に楽しい時間を持てるのも元気でいられてこそ。18-3-22

 

朝は寒かったけれど昼は暖かく穏やかで春分の日にふさわしい一日になった。こういった一年の節目の日、つまりほかには秋分の日や夏至、冬至などは晴れであってほしい。晴れでなく曇りや雨や雪だと陽の長さや短さを実感できなくなってしまうから。とくに夏至のときは晴れてくれないと寂しくなる。明日からは日一日と昼の時間が長くなり、朝夕を明るいなかで過ごせるようになるのが嬉しい。18-3-21

 

信濃デッサン館が閉鎖。ここは2009年に訪れたところで、村山魂太や松本俊介、関根伸夫などのデッサンに感動したものだ。近くにある無言館よりもこっちの方が見応えがあった。無言館にはたくさんの観光客がいたのに、デッサン館には誰もいなくてゆっくり自分のペースで鑑賞できたのも影響していたのだろう。しかし、それでは営業的には成立たず閉鎖に追い込まれたのは残念だが頷ける。18-3-20

 

少し前に朝の起床が5時になっていたときがあったけど長続きはせず、6時から7時の間に戻っていた。遅くなったきっかけは冬期オリンピックがあったため。11時頃眠りにつくようになったせいで、すっかり前のリズムに戻ってしまったのだ。昔何かで聞いたか読んだ話だけど、遅くまで起きているのは頑張ればできるけど、早く眠るのは難しいとのこと。たしかにこれは当たっている気がする。18-3-19

 

スマホやゲームの長時間使用による影響と思われる子供の近視が急増しているという。視力1.0未満が小中で過去最高になったらしい。その割合は小学生が33%、中学生が56%、高校生が62%とのこと。今後のさらなる普及を考えると増え続けるばかりの気がする。そして、高校生も近いうちに過去最高になるだろう。近くを見ているのに遠くを見ているような機器が発明されればいいのだが。18-3-18

 

嘘の上塗り。一旦嘘をつくとその嘘を守るためにさらに嘘をつかねばならなくなる。その嘘が自分から出たものなら、自業自得だからしかたがないとも言えそうだが、その嘘の取り繕いを仕事として任された人はたまったものじゃない。良心の呵責で自殺にまで追い込まれた人が出たというのに、そのトップはまったく意に介せず何の責任もないかのように続投するという。森友問題はきわめて深刻。18-3-17

 

水彩画を描くとき、水をたくさん使うと紙が波打ってしまうので水張りというのを施すことが多い。とくに大きな作品の場合はそうした方がいい。その水張りをする土台となる木枠とベニヤのパネル作りをした。すでにいろいろなサイズのものが何枚もあるけれど、同時進行できるように余裕を持っていたかった。これを作る材料は持っている木枠と端材で十分間に合うしそれを活かせるのが嬉しい。18-3-16

 

朝の見送りの風景。午前中の道では幼稚園バスを待つ親子にときどき出会う。その後、バスに乗った子供に手を振って笑顔で見送っている光景も目にする。そして、同じくらい目にするのが自宅前からワゴン車に乗る親を見送るその子供。子供とは言ってもすでに高齢者に近づいている人もいる。こちらは介護職員に軽い会釈をするだけで笑顔はない。送る側が送られる側になるとこうなってしまう。18-3-15

 

今度こそ本当の春を予感させる陽気がやってきた。膚に感じる空気がこれまでなかった暖かさを伝えてくれる。ようやく長い冬のトンネルから抜け出せそうだ。3月初めの大雪がなければもっと早く雪解けを迎えられたはずだけど、こればかりは天の成り行き任せだからどうしようもない。これからは本当の春を迎えるための試練のような雪解けの溜まり水の道が待っている。靴の防水をしておこう。18-3-14

 

もしも、朝日の森友問題の書き換えの報道がなければ、たとえ国会での追求があったにしてもこれまでのようにのらりくらりと丁寧とは正反対の不誠実な対応で時間稼ぎをされて闇に葬られていた可能性が極めて高い。こんな大胆な不正を組織的に(個人的になんてあり得ない)やってしまうわけだから、他にもたくさんあったと考える方が自然だ。きっと、歴史もこうして作られてきたに違いない。18-3-13

 

パソコンの迷惑メールはブラックボックスにまとまって入ってくるが、ときにはメールとして受信する場合もある。その中には楽天やアップルを名乗るものもあり、一瞬何だろうと思うけれど、それを読んでみると日本語としてまったく成り立っていないので偽りメールとすぐにわかる。多分、翻訳アプリを使っているからそうなるのだろう。つまり、日本語のわからない外国人の仕業というわけだ。18-3-12

 

水彩画制作の合間に仕事机の横にある道具入れの改造を手掛ける。この引き出し付きの道具入れは大学1年のときに木工の授業で作ったもので50年の付き合いになる。まず、紙入れの棚を作り、箱に入れた画材などを取り出し易いように手を加えた。これまでも1度改造したが今回さらに使い勝手をよくした。これで、これからの制作はより高率よくできそうだ。制作の場を整えるのも大事なこと。18-3-11

 

パラリンピックが始まった。これまでほとんど観たことがなかったので、どんな競技と戦い方をしているのかを知りたくて観てみて最初から衝撃的だった。それは視覚障害者の滑降で、先導者の指示をイヤホーンで聞きながら10メートルほど後ろを滑るのだが見事に同じシュプールを描くのだ。それも60キロ以上のスピードだからびっくり。これは競技者と先導者の団体競技のような感じがした。18-3-10

 

セクハラ、パワハラ、そしてアカハラ。セクハラ、パワハラはすでに一般的な言葉になっているけど、アカハラを初めて聞いたときは子供の頃の家の裏の川に遡上してきたお腹の赤い大きなウグイが頭に浮かんだ。もちろん、それとは関係なくアカデミックハラスメントの略。それは教育や研究の場における権力を利用した嫌がらせだという。これからも増えそうで、次には何ハラが出てくるのだろう。18-3-9

 

寒暖の差が激しいために足跡やわだちがカチンカチンに凍って歩きづらいといったらありゃしない。足の置きどころをまちがえるとふらついてしまうのでしっかり選ぶ必要がある。そして、道の脇など斜めになっているところはさらに慎重に歩かねばならない。おかげでいつもより時間は掛かるし、下を向いて歩くので疲れてしまう。でも、明日は雨の予報でその後も暖かそうなのでもう少しの辛抱だ。18-3-8

 

買うつもりだった食品が値引きされているときは迷わずそれを買物カゴに入れる。賞味期限には無頓着だから安ければ得した気分になるし、誰かが食べてあげなければもったいない気持にもなる。とにかく、まだ十分食せる食べ物の廃棄は極力減らしてほしいと常々願っている。そして、嬉しい値引きのひとつはすぐに食べたいと思っているときのバナナ。これは適度な食べ頃になっている場合が多い。18-3-7

 

「スマホは目を使わないから衰える」との主張があった。最初は何か変な感じもしたが、読んでみて納得。スマホは画面 が小さいのでほとんど目を動かさないため、使われない目の筋肉が衰えるという。なるほど確かにそうだ。上下も左右も遠近もまったく移動せず、ただただ狭い範囲に集中している。どこの筋肉も使わなければ衰えるのは当然で、他人事ながらその先に待っている世界が心配になる。18-3-6

 

タクシー代をけちった代償。高校教師が酒酔い運転で捕まった。その理由がにわかに納得できないもので、最後に飲んだ店の代金が足りず一旦タクシーで自宅に戻り、今度は自分の車でその店に向かったという。そして、その途中に横転事故を起こしてしまった。そこまで焦ったのは怪しく危ない店だったのか。タクシーに乗らなかったおかげで懲戒免職の可能性大だから、その代償は余りにも大きい。18-3-5

 

続き。その心配がさっそくやってきた。夕方、近くのスーパーまで買物に行く途中に行き交った人が知ってる人かどうかはっきりしないので挨拶せずに通 り過ぎた。その人も何も言わなかったけど、最近近所に住み始めた人のような気もする。相手も同じ気持ちだったかもしれないが、もやもや感は拭えない。その人の家の前で会ったら挨拶できても、他の場所ではまた同じ行動になってしまうだろう。18-3-4

 

嵐のような猛吹雪と大雪に見舞われ、とりあえず車の後ろに掻き集めておいた。昨日はやる気になれなかったその雪山の排雪をこんな大雪はこれを最後にしてほしいと願いながら3時間ほど頑張った。まだ3月の初めだから、きっと何回かあるに違いない。排雪溝までの雪運びを何往復もしていると、随分たくさんの人と挨拶を交すのだが、なかには顔を覚えてない人もいて今度会うときが心配になる。18-3-3

 

おとといの夜に領収書やレシートの整理をして、きのうの夜にそれらを計算して書き留め、そして今日の午前中に提出する申告書に書き込んだ。そう、これはこの時季恒例の確定申告書の作成。やること自体はむずかしいわけではないのに、手を着けるまでに何となく時間が掛かってしまう。まちがえないようにゆっくり確認しながら書き終え、猛吹雪のなかを北税務署まで歩き、無事提出。スッキリ。18-3-2

 

3月の入ったらいきなり猛吹雪と大雪に見舞われ一気に真冬に逆戻り。雪解けも順調に進んでいて、さらに加速するのではと期待していただけにショックも大きい。車の上には40センチ近く積もっていたから今季一番のまとまった降雪かもしれない。これまで例年より少ない感じがしていたけれど、ここにきてしっかり帳尻合わせをしているようだ。夜も雪マークなので明日朝のカーテン開けが怖い。18-3-1

 

 

 

 

 



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NAKAHASHI OSAMU

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