ある日のひとこと

 

 

=そのときどきの、思いついたこと、感じたことを書き留めてます=

 


 

就寝中にふと目を覚ます。まだ十分暗い。これでは何時かわからない。中途半端な時間に目覚めたときにはできるだけ時計を見ないようにしている。それは、その時間をインプットして習慣化させてはならないから。でも、意外にすっきりしているしトイレで起きたのでもなさそうだ。恐る恐る時計を見ると4時50分。まだ暗いけど早朝だった。深い睡眠のおかげとわかり気持のいい起き上がりに。18-1-31

 

1月の中旬までは雪が少なくて助かっていたのに下旬になってからはたくさん降り出して道路も雪山にはさまれ、車が行き交うにもすれすれになり、ときにはどちらかが待機せねばならないところもできてしまった。ここにきて一気に本格的な雪国に変身。降雪量 も平年並みになったらしく、天もきちんと帳尻合わせをしているようだ。このタイミングに合わせるように明後日には町内の排雪が入る。18-1-30

 

流出の問題を起こした仮想通貨を理解できていない。中央銀行のような統轄する場所はなく個人個人がネットで管理し合い、信用取り引きで成り立っているなど簡単な仕組みを聞いてもそれを支える担保がどこにあるのかわからない。その価値が極端に乱高下するのは投機的な意味あいが強いからなんだろうか。株の値動きと似たものなのか。とにかく、ネット社会ならではの産物であるのはわかる。18-1-29

 

最近は水彩紙の違いを知るための試し描きに専念している。今までは使い慣れた数種類の紙を中心に使っていたが、表現の幅を広げるためにも新たな紙を開拓することにした。これまでもいろんな紙を試していたもののその持ち味をはっきり理解するまでには至ってなかった。そこで、まずは8種類の紙を用意して描き方を比べてみると、それぞれの特徴が見えてくる。違いを知るのは大事と再認識。18-1-28

 

猛吹雪のなかを車で走っているのにライトを点灯しない人がいる。多分、自分は見えているから大丈夫と思っているのだろうが、ライトの役目は他の車や人にわかってもらうためにもある。これは雪に関係なく夕方も同じ。早めに点灯したほうが自分のためにもなるのにそうしない人の気持がわからない。生きた心地のしないホワイトアウトを体験すればその重要性はいやがうえにも理解すると思う。18-1-27

 

『え、そこまで行くのか』と驚く記事が新聞に載っていた。日本の世帯数の将来推計によると2040年には全世帯の4割がひとり暮しになるらしい。高齢化社会が進むのは予測できていたこととはいえそうなるとは。少し先の話とはいえ22年後の現実。その頃には夫婦のどちらかが欠け、子供との同居も減ってしまうというわけか。そのとき、自分を含む団塊の世代は90から92歳になっている。18-1-26

 

全国的に今年一番の寒波が襲来。喜茂別町では−31℃になり札幌では−12℃そして東京でも−4℃まで下がった。沖縄を除く日本全体がまるで冷凍庫に入れられたよう。我家の水道も朝には勢いのない細い流れで一部凍結の状態に。すぐに回復したので事無きを得たがその寒さは忍び寄っていた。これまでも寒かったしこれからも寒さは続きそうなので注意が必要だ。今夜は水落しをするべきか。18-1-25

 

テレビから警報音に続いて青森沖を震源とする地震の注意情報のティロップが流された。すると、その1分後くらいだろうか、小さな揺れからわずかに大きくなった地震が起こった。そこで、その揺れよりもそれを正しく予知したほうに驚いた。実は地震予知を受けたのは初めてだったので、本当なんだろうかと半信半疑でもあったのだ。しかし、わずかでも身構えられる時間の大切さを教えられた。18-1-24

 

続き。どうして申し訳ない気持になるかというと、何度も何度も教えてもらっているのに一向に覚えられない負い目があるから。上級者のサーブとはいえかなり手加減してやってくれているにもかかわらず・・・なのだ。練習に強くて試合に弱い大きな原因のひとつにレシーブの下手さがあるのは十分わかっているつもりなのでなおさら悔しい。指導に報いるにも今年は何とかここを克服したいもの。18-1-23

 

どうしても上か下かの違いがわからない。小学校の学校解放でやっている卓球のときには、10分ずつ指導してくれる人がいる。かつても今も大きな大会で優勝もする実力者なのでとても有り難いのだが、出されるサーブの上回転か下回転かの見極めがどうしてもできないのだ。しっかり見ているつもりなのだが、その決定的な瞬間を見逃しているのだろう。申し訳ない気持と情けなさで一杯になる。18-1-22

 

時代と世代の変わり目。全日本卓球選手権の男子と女子のシングルスの決勝が行われ、男子は10度目の優勝を目指した水谷に14歳の張本が勝ち、女子は昨年優勝の平野を伊藤が敗り共に初優勝をした。14歳での日本チャンピョンは最年少記録だし、女子のふたりは17歳という若さだからすごい。両方の試合とも接戦ではなく圧倒的な差での勝負だった。新たな流れが同時に生まれたのも驚き。18-1-21

 

新聞に気になる見出しがあった。それは『世界の気温史上2番目 3年連続の高温』。記事を読んでみると、17年が2番目で何と1番は16年で15年から3年連続の高温だという。トランプが何と言おうと地球温暖化は確実に進行しているようだ。異常気象が異常でなくなり、海水温の上昇からも様々な変化が目に見えてわかる。もうひとつ気になった観測の始まりについては触れてなくて残念 。18-1-20

 

札幌市の人口動態からいろいろな現象や問題が見えてくる。市の人口は過去最多に増えている。でも、転入者が転出者より8786人多いものの、出生数から死亡数を引いた自然増加数はマイナス4965人になっている。今後もこの傾向は続くと予想。市内10区の人口を見ると中央区が23年続けて増え、南など郊外の区で減少傾向。つまり、北海道では札幌に札幌では中央区と一極集中が進む。18-1-19

 

続き。決してそれを願っているわけではないが、もし風雪で破損したならば諦めもつき潔く撤去できるのだが・・・。しっかり立っている作品を分解、つまり解体するのはもったいないというよりかわいそうな気がするのだ。自分の作品ではあるけれど、これだけ年月が経つとすでに自分の手を離れた独立した存在に思えてしまうからだろう。でも、残念だけど今年いっぱいの命にするつもりでいる。18-1-18

 

2011年の第1回『ハルカヤマ芸術要塞』のときに設置した180×40×40センチの立体作品はまだ山に立っている。すでに6年以上経ち多少の汚れはあるが赤と黒の輝きは失われていない。しかし、昨年『ハルカヤマ芸術要塞』は4回で終了し人目に触れる機会はなくなる。それでも設置の継続には年1万2千円を山の大家に支払う必要がある。悩んだ末に継続を選んだ。分解するのは辛い。18-1-17

 

年末にさかんに入っていた詐欺と思われる悪質なメールが年を明けてからは一切入らなくなった。ひとつは『楽天のカードの申込みありがとうございます』というもので、もうひとつはアップルを名乗る『パスワードの変更のお願い』といったようなものだった。楽天に関しては完全に無視をして、アップルの方はネットで調べると偽りメールだと判明。当然こちらも無視。危うきに近寄らずか一番。18-1-16

 

ついこの前の運試しは97分の15で今度は84分の1。前のは数が小さい方がいいけど、今回は大きい方がいいのに1だった。たとえ大きくても3か4だから、0でなかったことを喜ぶべきかもしれない。そう、これはお年玉 年賀状の当選の話。1等2等はかすりもせず、当然3等で切手シートが1枚というわけ。単純な確率だと100枚で2枚だから1枚なのは良くもなく悪くもなくと言えそう。18-1-15

 

ほぼ1週間振りの雪捨て。今年に入ってから雪は降るもののずっと小雪が続いていて、昨日降った20センチほどが今年初めてのまとまった雪といった感じで、これぐらいなら大して辛くもない。午前中に雪かきをして山にしておき、午後になってからその山とそれまでにたまっていた雪をママさんダンプで排雪溝まで運ぶ。2時間で30数回の往復のおかげで雪山はなくなり見晴らしもよくなった。18-1-14

 

昭和の30年代だろうか、家庭での三種の神器というのがあって白黒テレビと洗濯機と冷蔵庫だった。子供の頃、我家にあったのは白黒テレビのみで洗濯機も冷蔵庫もない生活をしていた。テレビはとくに子供が喜び、洗濯機と冷蔵庫は母が喜ぶものだった気がする。そして、次の三種の神器はカラーテレビとクーラーとカーつまり自家用車。でも、北海道でクーラーは必要なかった。今の三種は何?18-1-13

 

本当はお正月休みの間にやろうとしていた2017年の『ある日のひとこと』のプリントと整理を終らせた。5月から12月までのプリントしたものをファイルにまとめ、パソコン内の『ひとこと』を月毎のファイルにしてから、それをリンクできるように整理した。あえてこの作業を新年まで待ったのはまとめて続けてプリントしたいため。おかげで随分長く連なっていた『ひとこと』もスッキリ。18-1-12

 

ふた冬もの間無人だった新築の家にようやく灯が点る。誰かがこの家を気に入り入居してくれたわけだ。建物も住人を得てホッとしているかのように見える。ここは食料を買いに行くスーパーへの道の途中にありしょっちゅう目にしていて、せっかくの新しい建物がもったいないといつも気になっていた。これでやっと落ち着いた気分になれる。家を設計建築した人達も安心し喜んでいることだろう。18-1-11

 

今年の最初の運試しは吉と出た。半年ごとにやっている市民ホールの予約順を決める抽選で97枚の内の15番札を引いたのだ。前回は80番代だったので運は大きく揺れている。できれば40番代辺りで落ち着いてくれると心も揺れないのだがそうはいかない。いつもと同じように最初に触れた札を抽選箱から引き抜いた。余計な迷いや後悔を残さないためにもこれを守るつもり。とにかく一安心。18-1-10

 

美術書をひもといたおかげで今の自分を鼓舞する言葉に出会う。それはダリの『わたしは存在するために、そして自我の全エネルギーを統合するために、絵を描くのだ』というもの。とくに惹かれたのが『全エネルギーの統合』の部分。持ってる全ての力、つまり直感も想像も洞察も思考も感情もセンスも技術も知力も集中も持続も体力もその他もまとめて創作する重要性を改めて教えられた気がする。18-1-9

 

風邪のせいもあり制作の意欲が湧いてこないので美術書や画集を読んだり観たりしていた。そのとき、ふと感じたのは『現在の美術の最先端はどこにあるのだろうか』ということだった。少なくとも50代までは認識していたはずなのに今はそれがわからない。多分それは情報を得る機会の減少だろう。最近では美術誌を店頭で立ち読みする程度だし、札幌国際美術展も観たがその動向は見えなかった。18-1-8

 

不安を抱えたままなのは嫌なので、昨日の午前中にホームセンターでバッテリーを買い車検を取っている工場で装着してもらった。交換に要した時間はわずか5分ほどで、余計な動きや間のない流れるような作業に思わず見とれてしまった。難しい作業内容でも工程でもないが、いかにもプロの仕事といった感じ。工賃は1.000円だったがその値は十分あった。これで極寒の日も心配しないで済む。18-1-7

 

昨年の根雪の早さには驚かされたがその後の積雪は少なくてとても助かっている。お正月の間も穏やかな天気が続き、わずかに降っただけで済んでくれた。もしも、たくさん降って雪かきに追われていたらこの風邪はもっと悪化していたかもしれない。ずっとおとなしくしていた今でもまだ完治していないのだから本当に救われた思いでいっぱいだ。このまま小雪ならありがたいのだがこの反動が怖い。18-1-6

 

一難の風邪が完全に去る前にまた一難。今度は車のバッテリーの不具合。特に用事があったわけはないがたまにはエンジンを掛けておかねばとキーを回すが反応なし。5分ほど間を置いて掛け直すと何とか掛かってくれた。少し前にもこんなことがあったのでスタンドまで走り調べてもらうと交換が必要とのこと。一難ではあるけれどここで確認して気付いて本当によかった。郊外ならさらなる一難に。18-1-5

 

4日ともなるとお正月気分も抜けてくる頃だが、まだ年賀状は届く。この辺りからは元旦以降に投函したはずで、受け取ってから出したものと思われる。今日届いた8枚の内の7枚がそれ。自分もそうして元旦に出したのが12枚もあったから、それぞれがそれぞれに迷い悩んでいるに違いない。その12枚は昨年の元旦に届かなかった人ので、あえて出さなかったのに今度は元旦に着くという難しさ。18-1-4

 

風邪はやはりと言うべきかそう簡単には治ってはくれなかった。早く治ってほしいという希望的観測ばかりだったようだ。すっかり忘れていたが一昨年の暮にもかなり重症の風邪で寝込んだことをこの『ひとこと』を読み返して思い出した。そのときも完治まで1週間以上かかっていたから、そんなに早く治らないのはわかっているはずなのに、どうしても、まだ若いときの自分に置き換えようとする。18-1-3

 

1年のと月毎のカレンダーを壁に張ると急に新年っぽい雰囲気になり、まだ真っ白なカレンダーが輝いて見える。さっそく年のにすでに決まっている個展や教室展の会期に印を付けると、たっぷりあったはずの1年が短く見えてくるから不思議。これに春と秋の『歩く旅』やその他が加わるともっとそう感じてしまうだろう。先を意識し過ぎると早くなりそうだから月ので日々を大切に重ねていきたい。18-1-2

 

残念ながら風邪は年を越してしまったが、どっちみちのんびりするときだったと考えればこのときでよかったのかもしれない。幸いおとなしくしていたせいか、もう一息のところまできている。この日数で終ってくれれば御の字なのだが。昼には年賀状が届き、毎年必ずある行き違いのものの宛名書きをして、すぐに郵便局まで行く。歩いて10分ほどなので病み上がりには適度な散歩になってくれた。18-1-1

 

 

 

 



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NAKAHASHI OSAMU

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