ある日のひとこと

 

 

=そのときどきの、思いついたこと、感じたことを書き留めてます=

 


 

 

政党の急激な離合集散を見ていると理念よりも権力指向ばかりが見えてくる。自分を貫く信念や自信はないのかと疑ってしまう。とりあえず力の強そうなところになびこうとしているのが情けない。すぐに仲間はずれにされるのはわかっている人までが媚びを売ってどうする。本来異なる主義主張だからこそ、政党の存在意義があるはずなのにそれも関係ないようだ。あまりの軽さにあきれるばかり。17-9-30

 

五稜郭から札幌への高速バスのチケットを26日に購入。予約は1ヵ月前からと思っていたら2ヶ月前からとわかって急きょ電話で予約をしておいた。多分、これだけ前なんだから予約をせずに買いに行ってもよかったのだろうけど早くに決めておきたい気持が勝っていた。これで、宿と帰りのバスも確保したわけであとは出発地までのJRのみ。このバスに乗るのは10月30日16時26分のこと。17-9-29

 

急に秋の気配が忍び寄る。一昨日までは外出するとき、シャツ1枚でも大丈夫だったのに羽織るものがほしい寒さになった。それもそのはずで中心街で見た寒暖計は15℃になっていた。週間天気予報を見ても20℃を切る日が増えてきている。室内も18℃を下回ると寒さを感じるものでいよいよ微妙な季節に入ったみたい。つまり、ストーブの暖かみが必要になるのはそう遠い日ではないようだ。17-9-28

 

ついに初めてのゴールドを手に入れる。運転免許証を持ってから40年も掛かってしまうとは本当に情けない。その間にはスピード違反や駐車違反をちょこちょこやってしまっていたのだ。それはさておきゴールドの輝きが眩しい。5年間を台無しにしないようここ1ヵ月はそれまで以上に慎重に運転していたし駐車違反にも気を付けていた。これで気を抜くわけではないがホッとしているのは確か。17-9-27

 

これまでも言いたい放題やりたい放題で無責任な阿倍首相だったが、今度は個人的理由で国会を解散してしまった。その理由はまちがいなく森友と加計にある。国会の私物化でつまりは国の私物化にもなっている。臭いものに蓋、隠蔽、言い逃れの何ものでもない。こんなに不誠実で良心のかけらもないような首相でも40%の支持率があるというのだから、日本はどこへ向おうとしているのだろう。17-9-26

 

残された札幌国際芸術祭のメイン会場の芸術の森へ行く。しかし、わずかに望んでいた期待はここでも見事に裏切られた。今まで書いてきた感想と大差がなかったのだ。とにかく圧倒的な迫力や衝撃的な出会いがなさ過ぎる。多少心惹かれた作品はあったとしても求めているレベルにはほど遠かった。今、現在の最先端の意識や感覚で『音』を表現しているとは到底思えない。音はもっと雄弁なはず。17-9-25

 

二転三転ならぬ四転五転。いろいろもめたすえに現駅案か東側案に絞られたはずなのに、ここで新たに地下案が出てきた。これは新幹線の札幌駅のフォームをどこにするかの問題。こうなると、延々と次の案を追い続けるのではと思ってしまう。それはないにしても、地下案になれば札幌市内では一度も地上に出ることなく札幌駅に着くことになる。これでは列車の旅の情緒は失われてしまいそうだ。17-9-24

 

札幌国際芸術祭のメイン会場のひとつであるモエレ沼公園へ行く。前のものよりはいいのだが、納得できるレベルではなかった。会場をうまく活かしているとも言えるが、会場に助けられている部分もあるのだ。そして、モエレをテーマにした作品のコンセプトはおもしろいのに表現がいまいちだったのはとても残念だった。期待し過ぎてもいいはずなのそれに応えてくれない。残すは芸術の森のみ。17-9-23

 

久し振りに車で走った田園地帯はすっかり秋の色。刈り取りを待つたわわに実った稲穂は黄金色の絨毯のように敷き詰められていた。春先の爽やかな風に揺らぐ田んぼに植えられたばかりの若草色の稲も見ているので、その変わり様にも感激する。すでに収穫されたところは土色に戻って賑やかさはなく寂しさが漂う。辺りには赤とんぼがたくさん飛んでいる。これも秋を告げる欠かせぬ 色のひとつ。17-9-22

 

札幌国際芸術祭の会場を回ったのだが、残念ながらとても『国際』の冠が相応しいものではなかった。回った会場がメインのものでないとはいえ、乏しい内容に唖然とするほどだった。意外性や衝撃や驚きや感嘆や不思議さや共感などなど心に響く作品に出会えないのだ。興味をそそられた部屋はあったが、それは昭和新山の記録や昭和のコレクションなどだった。まだ観てないメインに期待しよう。17-9-21

 

運転免許証更新連絡書が届いた。5年間待ったこのときがやっとやってきた。忘れもしない黄色から赤に変わったところで進入してしまった信号無視で待機していたパトカーに捕まったのが免許更新を控えた1年前のことだった。そして、そのせいでブルーの免許証を手にしてから5年が経とうとしている。誕生日を挟んだ2ヵ月間に更新できるので、安心するためにもできるだけ早くにやるつもり。17-9-20

 

昨日は体が重い感じがしていた。頭ももやもやして、当然やる気も湧いてこなかった。ぼーっとしているのも疲れるので、昼寝をするため横になる。1時間後に目覚めたときには疲れは少し解消されていたがスッキリというわけでもなかった。しっかり寝た今朝もまだ復調していなかったのに、夕方6時から8時半まで卓球をしてきた今はすごくすっきりしている。睡眠より運動のほうが効くみたい。17-9-19

 

『人間だから』という言い方はおかしい。だいたいは弁護したり言い訳するときに使うのだが、人間が人間に対して言ってみても意味がない。すべての行動や考えがそれに当たるので、それなら残虐な部分も『人間だから』と言わねばならない。子供が大人に『大人だから』とか、大人が子供に『子供だから』と言うのはいい。もしも、犬や猫や馬が『人間だからしかたがないよ』と嘆くならわかる。17-9-18

 

台風がやって来ている。今は四国から関西にかけて猛威を振るっていて、明日の朝には北海道に接近するらしい。テレビで見るとかなり激しい風雨になっているから、もしも、そのまま来るようなら大変なことになりそうだ。明日は外仕事の予定が入っていたのに、延期せざるをえないかもしれない。外は静かで風もないし雨もまったく降ってないというのに、朝には暴風雨になっているのだろうか。17-9-17

 

作品のタイトルについて。個展のときはもちろんだが、教室の生徒達にもタイトルに静物、人物、風景などは付けないようにお願いしている。タイトルを考えるのは自分の描きたかった世界は何だったのかを見つめ直すいい機会にもなるし、鑑賞者の導入にも役立ってくれる。つまり、静物、人物、風景、だけでは制作者の気持や意図が伝わりづらい。歌や小説にタイトルがあるように絵にもほしい。17-9-16

 

教室展の開催中は毎日会場に顔を出している。個展のときのようにずっといるわけでなく、せいぜい2時間程度なのでそれほど疲れはしないが、毎日出掛けるのが大変になる。搬入飾り付けの日も入れると今日で5日目で残すところあと2日となった。昨年までのギャラリーは月曜から土曜までだったので、明日が最終日のような気がしてしまう。休みを挟まないせいか、1日違いなのに長く感じる。17-9-15

 

またしても日本の教育に関する悲しい調査結果が公表された。小学校から大学までに相当する教育機関への公的支出の割合が比較可能な34ヶ国中の最下位 だというのだ。東大が世界の大学ランクで36位から49位に落ちたのも必然的な成り行きに見えてくる。何度も書いているが、こんなことをしていて政権担当者達がどうして明るい未来を描けるのか理解できない。教育は人と国を育てる基本。17-9-14

 

天気は気まぐれ。昨日までは雨予報だった今日はポツポツ降った程度で寒くもなく穏やかな一日だった。昨日の『ひとこと』でどんどん寒くなっていくのかもと書いたけれど、春の三寒四温のように秋の寒暖も行ったり来たりするものだった。そういえば機嫌がころころ変わるのをお天気屋さんと呼んでいるではないか。これからもそれを何度か繰り返しながら秋は深まり、もう戻れない冬へと向う。17-9-13

 

雨とともに本格的な秋がやってきそうだ。最高気温も20℃を下回るようになり、半袖では寒く感じるようになった。昨日まで半袖だったのに今日は長袖で出掛けたが、これからはもう半袖に戻る日はないのかもしれない。20℃は過ごしやすい気温でも18℃を切るようになると涼しいから寒いに移り始める。明日も明後日も雨の予報なので、ここで長袖だけでは寒いところまで一気にいくのかも。17-9-12

 

初めてのギャラリーでの教室展の搬入、飾り付けを何とか終えた。壁だけのギャラリーに入って最初に感じたのは『思っていたより小さい』だった。これまでの展示してある状態とはまったく違った広さに見えたのだ。ゆったりと余裕で飾れると考えていたのが、どうにか飾れたという冷や汗の状態だった。『初めて』の試練を与えられたようだ。3週間後の次の教室展では点数を絞らねばならない。17-9-11

 

続き。宿探しをするときネットを使うのが当たり前のようになったが、ネット以前は旅行会社に頼むか旅雑誌で探して電話で予約していた。たまに東京へ行くときには飛行機と宿がセットになっている格安の券を旅行会社で買っていたので選択は非常に限られていて迷うこともなかった。そして、ネットを始めた頃は宿の人と直接話してない不安から、ネット予約の後にわざわざ電話で確認していた。17-9-10

 

10月末の『歩く旅』の宿の予約を完了。今回の旅で宿泊するのは長万部と八雲と森の3ヵ所になる。ネットで検索しながら探すのだが、すでに何度もやっているので随分慣れてきた。でも、最後に少し迷うのが似た条件の宿が何軒かあるとき。そんなときは建物の外観や部屋の雰囲気などで決める。一旦決めてしまえばすっきりしてしまう。これで、秋の『歩く旅』がいよいよ具体的になったわけだ。17-9-9

 

なぜか固定電話機の機能が回復。様々な情報を表示するパネルが正常に作動しなくなり、留守番電話に設定したり解除するボタンがうまく働かないなどいくつかの問題が出てきたので、そろそろ買い替えねばならないのかと覚悟していた。しかし、どうして回復したのかはまったく理解できないが表示もボタン操作も正常に戻ったのだ。20年近く前の電話器だが、マニュアルっぽさに親しみを感じた。17-9-8

 

かげり、うつ、したたか。教室展に出品する生徒の作品のタイトルを一緒に考えていたときに出てきたこれらの言葉の漢字をすべて思い出せたのが嬉しかった。これもコツコツやってる漢字の書き取りのおかげ。今は携帯やスマホで検索すればむずかしい漢字もすぐにわかるのだが、頭の中に入れておくにこしたことはない。これからもそれを減らさぬ よう続けたい。ちなみに、翳り、鬱、強かと書く。17-9-7

 

『東大過去最低の46位』という見出しが目に飛び込んできた。これは今年の「世界大学ランキング」で昨年の39位 から46位に順位を下げている。日本の大学で最も上にある東大がこの状態なのだ。多分、具体的な根拠もなく日本の素晴らしさばかりを強調している人達は偽りの事実だと叫ぶのだろう。そんな主観的で冷静な判断力を失った主張がはびこる限り順位 はさらに下降するに違いない。17-9-6

 

秋の気配。昼の気温が高い日でも朝晩はすっかり涼しくなり、夜は窓を閉めるようになってきた。居間にあった扇風機も押入れの奥へとしまい込み、外では安春川の並木に黄色く色付く木を見つけて夏の終りを実感する。寒暖の差が大きくなるこんな時季は服選びに迷うもので、朝刊の気温予想をしっかりチェックしてから出掛ける。両方に対応するためには、半袖に羽織るものを一枚備えるのがいい。17-9-5

 

今、連載中の新聞小説はすでに35回を迎えているがますますおもしろくなってきている。この小説は一言で言えば遡る小説のようだ。つまり、現在の状況や状態がどういう理由と経過をたどってきたのかを追っていくというわけ。最初からすんなり入れたが、この手法のおかげで気になる点が増えてすっかり入り込んでしまった。どの段階で現在に戻り、その後につながるのかも楽しみになっている。17-9-4

 

卓球とテニスの違いのひとつは選手自ら球を拾いに行くか行かないかだと思っていたら、公式戦ではなさそうだが観客に見せるショー的な試合では球拾い専門の若者がいて、球はそのつど審判が選手に渡していた。球拾いがない分試合は早く進むが、選手としてはどうなんだろう。あのわずかな間が作戦を練ったり、気分転換をする貴重な時間の気もする。でも、卓球もスピード化の流れに乗るのかも。17-9-3

 

続き。北朝鮮に限らず多くの国の武力も威嚇や脅しを目的にしているわけで、必要以上に不安を煽ったり恐れるのは相手の思うつぼになる。もしも、ミサイルが国内に落されるなら戦争状態になるわけで、それは北朝鮮も望んでないはず。そこで心配なのが何かのトラブルで想定外の場所にミサイルが落ちる場合だ。それは、絶対ないとは言えないから怖い。北海道では泊がもっとも危険な地点となる。17-9-2

 

北朝鮮のミサイルに対する避難訓練をニュースで見たが疑問だらけだった。避難場所に集まるらしいが、落ちる場所が特定できないのにあえて集団になるのは危険が増す心配があるし、どう考えても5分以内に行ける人はすごく限られているはずで、移動の間は外にいる確率が高いうえ、そもそも迅速にかつ正確に知らせること自体難しいなどなど上げたらきりがない。むやみに動くべきでないと思う。17-9-1

 

 

 

 



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NAKAHASHI OSAMU

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