ある日のひとこと

 

 

=そのときどきの、思いついたこと、感じたことを書き留めてます=

 


 

 

早いもので、すでに5月を終えようとしている。明日からは春から夏へと移り変わる季節に入っていく。これまでも夏を思わせる暑い日もあったが、その反動のように寒い日もあった。でも、これからは寒いと感じる日はほとんどなくなるのだろう。冬の寒さも辛いが歳を重ねるごとに夏の暑さもしんどくなってきている。だから、6月は本格的な夏に備えて、暑さに慣らす調整期間とも言えそうだ。17-5-31

 

昨日は納沙布岬への『歩く旅』にとって大事な宿の確保に黄色信号が点って一瞬あせってしまったが、もうひとつの重要な予約を済ますことができた。それは札幌/釧路の都市間バスの往復チケット。これで両方そろったので、あとはそのときを待つばかり。体調を万全にしておくのはもちろん重要だが、同じように大事で鍛えておきたいのが足の裏。『歩く旅』には宿と移動手段と足が欠かせない。17-5-30

 

予期せぬ電話に驚く。それは根室の宿からのもので、予約を入れた7月1日には団体が入ることになっていてこちらのミスで申し訳ないが部屋はないというのだ。5月8日に予約しているのに、それはおかしいと強く抗議した。多分、団体の予約はつい最近入ったのだろう。納得できないが、宿を探してもらい差額分は負担してもらう条件で応じるより他なかった。無事見つかったものの驚きの電話。17-5-29

 

続き。朝6時半に運動会の開催を知らせる花火が鳴った。曇り空ではあるけれどすぐに雨が降るような空模様ではない。かなり悩んだ末に、何とか持ちこたえてくれる方に願いを込めて上げたのだろう。さらに延期するのは多くの影響を考えるともっと厳しい選択にもなる。そんな苦渋もあってか花火の音も心無しか湿って聞こえてた。残念ながら10時過ぎから小雨になったが、しかたのない選択。17-5-28

 

朝からの雨には逆らえず、小学校の運動会は中止に追い込まれたようだ。もし晴れか曇りなら早朝に盛大な花火の音が聞こえてきたはずなのに聞こえてきたのは屋根にあたる雨音。今日だけでなく明日も雨の予報なので関係者はやきもきしてるだろう。せめて明日に順延できたらよかったのに、それも難しそう。月曜は晴れの予報なのでついてないときはこうなるものだ。明朝も花火は鳴らないのか。17-5-27

 

個展の案内状の宛名書きを始める。どのくらい前に出すべきかは少し悩むところだが、だいたい2週間前を目処にしている。あんまり早いと忘れられてしまいそうだし、間際だと予定に入れてもらえないかもしれない。ただ、最近の傾向としてはどんどん早まっているようだ。1週間以上前に届いた案内状の会期は6月22日から7月16日。こうなると何度も確認しなくてはならないので大変かも。17-5-26

 

看板つながりの話をもうひとつ。比較的家の近くにあるかなり広い敷地の境界に立っている看板には『この敷地での・・・・を禁じます』と書かれているのだが、肝心の真ん中が長年の太陽のおかげで完全に消えてしまっている。多分、そこは目立つように赤で書かれていたのだろう。しかし、赤は太陽に弱い。抜けているその部分の言葉が気になる。遊び、運動、野球、サッカーそれとも・・・・。17-5-25

 

先日ここに書いた工事中のマンションに掲げられていた看板の標語を少しまちがえて覚えていた。正しくは『無事故達成は1%の知識と99%の意識』で『無事故達成は1%の知識より99%の意識』ではなかった。たしかに知識を否定する必要はなく、99%より100%のほうがより完璧になる。でも、伝えたい意味はこの前のでまちがっていないと思う。慣れの怖さは日常生活のなかにもある。17-5-24

 

最近は『全粒粉入』食パンにはまっている。スーパーで初めて目にしたとき、店員に「ぜんつぶってなんですか」と恥ずかしい質問をしてしまった。しかし、若い店員はさらっと「ぜんりゅうふんですね」と応え、手持ちのスマホで調べて教えてくれた。説明を聞きながらこの機敏で親切な対応に感心した。そのせいもあってそれを手に取りカゴの中へ。これが独特の香ばしさがあっておいしいのだ。17-5-23

 

『世界一過酷な400メートル走』ともいわれるらしい日本では初開催のレースが大倉山ジャンプ場で開催。あの超急なスロープを駆け上がる競争だが、いろいろな競技を考えるものだ。全国から450名が参加して、優勝したのは男子が19歳で女子は21歳。この優勝者の年齢にすごく納得。勝つにはある程度の体力と素早い回復力が不可欠になる。自分も20前後がもっとも疲れ知らずだった。17-5-22

 

年に一度の兄弟姉妹が集まっての食事会。これで6年目になり、毎年全員集合になっているのが嬉しい。6回目になっても近況報告というよりは昔の思い出話のほうが圧倒的に多くなる。今になって初めて知る家族の出来事やその当時の心境なども相まって話は尽きなかった。同じ家に育った子供同士だからこそ語り合える話題なわけで、もっとも幼いときに戻れる貴重な時間。来年の再会も楽しみ。17-5-21

 

気になる記事がまた新聞に載っていた。15歳〜39歳の死因の1位が『自殺』だという。表で出されると、その異常さがはっきり見えてくる。5歳刻みの表によると10〜14が2位 、40〜49までも2位、50〜54では3位になっているのだ。総数では前年を下回っているというが深刻な状況に変わりはない。さすがに40〜64では『がん』が1位 を占めているが自殺の多さに改めて驚く。17-5-20

 

続く。その工事中のマンションには大きな看板が掲げられていて、大きな字で『無事故達成は1%の知識より99%の意識』と書かれている。『これまでの体験や机上で学んだものよりも、その時々の集中力を大事にせよ』という意味だと思う。何事も慣れてくるとついつい経験に頼り、無意識に行動してしまう恐れがあるのでそれを戒めているのだろう。失敗はほとんどが気を抜いたときに起こる。17-5-19

 

地下鉄までの道の途中に、まるでクリスト(世界的に有名な美術家)の作品のように黒い布で覆われている建物がある。これはかなり大きなマンションで工事のための足場の外側のすべてが布で覆われているので異様な感じがする。その中で、今までと変わらない生活が続けられているとは思えないのだ。外観を覆い隠すとそれまでの固定観念から切り離されてひとつの塊となる。そこがおもしろい。17-5-18

 

ほぼ毎年この頃に灯油タンクを満タンにしてもらっている。もう1回は12月中旬なので冬期間に使った灯油の量 がはっきりわかる。今年も昨年同様暖冬だったので昨年と大して変わらない金額だろうと予想していた。ところが4.000円近くも高くて驚かされた。レシートを調べてみると使用量 は似たようなものなのに単価が違ったのだ。いくら節約を心掛けてもこればかりはどうしようもない。17-5-17

 

胡瓜が急に安くなったうえに大きくなったから有り難いし嬉しい。それまでの細身のものと比べると太くて艶もいい。その新鮮さもあって見た目では倍の大きさになったような気さえする。これからまだ安くなり大きくなってもらいたいものだ。次に期待しているのが朝食のもうひとつの定番のミニトマト。これは今でも高値のままだがもう少しで下がってくれるだろう。それで朝の野菜も増えそう。17-5-16

 

4月の日ハムは散々だったけど、5月に入ってからは息を吹き返し借金を順調に返し始めている。特に目を引くのが近藤とレアードの活躍。そんななか、蚊帳の外にいるのが中田。もともと一発屋で安定性に欠けるのであまり期待はしてないのだが、不満なのは第一ストライクを好打したのを見たためしがない。それに、ガムを噛みながらの凡打や三振もいだだけない。4番がガムに頼るなんて最悪。17-5-15

 

続く。漢字の読み仮名の問題では『柊』『金木犀』『木通』『椋木』『馬酔木』『木瓜』『合歓木』『木天蓼』などが出ていたがはたしてどれほどの人が全部読めるのだろうか。ちなみに、かなり長い間漢字の書き取りを趣味にしてきた自分も『椋木』は初めて見る字でまったく読めなかった。この問題を考えた人は高齢者に何を求めようとしているのか理解に苦しむ。眠れない夜にさせてどうする。17-5-14

 

自分より高齢の卓球仲間から高齢者のための脳トレの様々な問題やクイズの答の確認とできなかった個所の解答を求められるのだが、どうしてここまで難しくするのかと疑問に感じるものが多々ある。今回は慣用句やことわざの空欄を埋める問題で『天□の□□り』と『忠□□に□らう』がわからずネットで調べざるえなかった。脳を活性化させ自信を取り戻してもらうはずなのにこれでは逆になりかねない。17-5-13

 

『ハルカヤマ』に出品する平面作品を制作。今回は立体でなく絵画を出品する。偶然同じ会期になった個展の関係もあり搬入展示の簡単な方を選んだ。参加作家の希望でどちらかを選ぶようにしたら、いい具合にほぼ半々になったという。絵画は昨年建てられたギャラリーが展示場所で50センチ以内の制限があり2段掛けすればうまく収まりそうだ。大体完成したのでこれからは個展に集中できる。17-5-12

 

来年の教室展のギャラリー予約を済ませた。これまで長年開催してきたギャラリーが昨年閉鎖になり、今年の秋のために新たな会場を確保してあるのだが、そこでの開催の前に来年の分を決めるのも変な感じがする。ギャラリー自体は何度も見ていても実際自分達で使ってみないとわからないこともあるはずだけど、そこまでは待ってはいられない。とにかく、これでひとつの心配事が消えてくれた。17-5-11

 

続き。根室の宿ではしっかり比較してから決めるべきだと反省し学んだ。駅近くのビジネスホテルをネットで調べると食事なしで6.500円と5.980円のがあったのでとりあえず安い方を予約した。しかし、食事代を考えると7.000円を越えそうなので、もしかしたらの思いで民宿を探すと駅の側にあり、何と2食付きで6.300円だったのだ。それで、前のを即刻キャンセルしてこちらを予約。17-5-10

 

初日の目的地の厚岸の宿は国道から離れているか料金などの条件が折り合わず、往復の列車代を払っても釧路のホテルに戻った方が安かったため連泊で予約。そして、次の日の厚岸からの40H先近辺にはまったく宿が見つからず、この区間は列車に頼らざるを得なくなってしまった。空白地を作りたくなかったがしかたがない。限られた日程のせいもあり、行きつ戻りつをさらに繰り返す余裕もない。17-5-9

 

一昨日釧路のホテルをそして今日根室の宿を予約した。『歩く旅』はまだ1ヵ月半以上前だがその日程以外は考えられないので早めに確保しておきたかった。どんな旅でも同じで、宿が決まるといよいよ具体的なものとなる。しかし、今回は宿探しに苦労してこれまでにはなかった変則的な予定にならざるえなかった。夕方バスで釧路に行きホテルに泊り、翌朝からのスタートは昨年と同じだが。続く。17-5-8

 

焚き火の匂いには郷愁を感じる。子供の頃住んでいた場所が山に囲まれた田舎だったせいで、農家の焚き火はしょっちゅう目にしていた。今では禁じられているが我家の家庭のゴミも日常的に燃やしていたし、暖房は薪ストーブで風呂を沸かすのも当然薪だった。つまり、火は生活のなかにすっかり溶け込んでいて体には煙が染み込んでいるようなもの。郊外での焚き火の煙は懐かしい気持に誘われる。17-5-7

 

今年初めてのハルカヤマへ。これまで3回開催してきた『ハルカヤマ芸術要塞』は大幅に縮小して今回で最後にすることになった。会期は偶然にも個展とまったく重なってしまい、当番はできないが搬入は可能なので作品だけでもと参加を決めた。今日はその準備も兼ねて6人が集まり会場となる小屋などの冬囲いを解き中の整理などをした。昼にはバーベキューで焼肉を食べ、ハルカヤマの春を堪能。17-5-6

 

夕刊の届かない3日間。こうなってみると夕刊も生活のリズムにしっかり組み込まれているのがよくわかる。『よし、夕刊が来るまで頑張ろう』とそのときを目標にしたりしていたので、仕事の区切りがあいまいになってしまう。おかげで集中力を欠いてしまったりもした。夕刊が届くのはだいたい3時40分頃なので午後からの切りとしてもちょうどいいのだ。夕刊はリラックスの助けになっている。17-5-5

 

北朝鮮のミサイルの恐怖を語った首相本人はゴルフをしてその後は別荘でリフレッシュだという。多くの大臣達は外遊ラッシュらしい。内への不満を解消させるには外に目を向けさせ外からの恐怖を煽るのは政治の常套手段だが見事にそれを使っているとしか思えない。これほど見え見えなやり方でもそれをおかしいと受け止めない人が増えたのは、この手法にすっかり慣らされてしまったせいなのか。17-5-4

 

個展が近づいてきているということは、その後に予定している釧路から納沙布岬への『歩く旅』も迫ってきているわけで、最近少しずつ歩く距離を増やしている。足を長距離に慣らしていくためににはそれなりに時間も必要だ。今は週に2〜3回10H程歩いていて、これを続けてから徐々に距離を延ばしていくつもり。個展後の最後の調整期間は10日間しかないのでその前に足裏を鍛えたおきたい。17-5-3

 

「好きにさせてくれ」と言われたらその通りだが、ちょっと気になったのが左手に蓮華を持ってかけ蕎麦を食べていた40代と思われる男性。蓮華をどう使うのかとときどき目をやると、箸で蕎麦をつかみ一旦蓮華の上に乗せるのだが箸で挟んだまま口に運んだ。蓮華の役割はいったい何なんだろう。その後も蓮華を手放すことなく食べ続けていた。汁を飲むときにも使っていたが理解できない食べ方。17-5-2

 

5月に入った途端に安春川にも春がやって来た。四日振りにいつもの安春川沿の道を歩いたら、桜の花に迎えられて感激。五日前には咲いていなかったのでこの間に開花したわけだ。もうひとつの春は川の流れが戻ったこと。桜の花と安春川の水の流れは春そのもの。まだ咲き始めなのでこれからは日毎に木々を染めていき、やがてピンクの絨毯になり、川面 を埋めて流されるまで楽しませてもらえる。17-5-1

 

 

 

 



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NAKAHASHI OSAMU

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