ある日のひとこと

 

 

=そのときどきの、思いついたこと、感じたことを書き留めてます=

 


 

 

オリンピック関連施設の予算の膨らみを見ていると、日本人の金銭感覚はゼロどころかマイナスになっているようだ。最初の予算が2倍になろうが5倍になろうがまったく意に介さない。これが個人的なことならまだしも公の組織がやるのだから救いようがない。この根底にあるのは無責任体質でオリンピックのみならず国の借金から原発までお金のやりくりが無茶苦茶。その付けは必ずやってくる。16-9-30

 

日ハム優勝で北海道が湧いている。大谷が圧巻の投球でパリーグ制覇をもたらしてくれた。1:0の僅差なのでかなり緊張するはずなのにそれを感じさせないほどの迫力だった。ソフトバンクに2連勝して一気にマジックを減らした後でさえ本当に優勝できるのだろうかとの不安を拭えずにいたのに見事に一蹴。もしも最終戦まで持ち越されていたらわからなかった気がする。とにかく大谷はすごい。16-9-29

 

春はひと雨ごとに暖かくなり、秋はひと雨ごとに涼しくなっていくはずなのに今日の雨は妙に蒸し暑い。朝出掛けるとき半袖か7分袖かで迷った末に7分を選んだが半袖でも大丈夫なくらいの暖かさだった。万一のためにリュックに忍ばせていた上着はずっとそのままに。でも、この暖かさがくせ者で次には急に寒くなったりするから気を抜くわけにはいかない。風邪をぶり返さないよう注意せねば。16-9-28

 

ほぼ1週間風邪に悩まされた。鼻水に始まり鼻水に終ったというほど鼻水が止まらなかった。最初は朝の起床後に集中していたので風邪とは思わずにいた。それが寝ているときにも止まらず咳も出始め熱っぽくなってようや風邪と認識して薬の助けを借りる。そのおかげか鼻水も咳も止まり熱も治まってくれた。それにしても簡単に引いてしまうしすぐには治らなくなってしまったのが何とも悲しい。16-9-27

 

探し物に2時間も費やす。水彩画展の前に描き上げていたパステル画を探したのだがどうしても見つからない。作品を収納している4つの箱を何度となく確認しても出てこない。同じ所ばかり探しても駄 目とわかっていてもそうしてしまう。その他の場所が思い浮かばないのだ。それでも諦めるわけにはいかないので探し続けていると突然そこが閃いた。すぐに閃かないのは悲しいがとにかく一安心。16-9-26

 

車のマフラー交換を決意。1年ほど前から異常な音が出始めていたが走りそのものには問題ないのでそのままにしていた。しかし、先日知人から「暴走族みたいだ」と言われて限界を感じた。きっと車内で聞いているよりもっとうるさいのだろう。どうせ来年春の車検で直すなら早いほうがいいとも思った。工場で中古のものを調べてもらうと福島にあるという。全国に渡るその探索システムに感動。16-9-25

 

10月24日の釧路からの帰りの高速バスチケットを手に入れた。朝7時半から発売するバスセンターへ車で向い、近くのコインパーキングに駐車。バスセンターには7時20分に到着すると一番乗りだった。先客が何人かはいると想像していたので意外な感じ。難無くチケットを購入。これで帯広から釧路への『歩く旅』の必要条件がすべて整った。あとは万全の体調を保ちそのときを待つのみだ。16-9-24

 

まだ明るさの残る雨上がりの夕方、近くのスーパーまで買物に行くので念のため傘を持って出掛けた。小雨は降っていたがポツポツの小降りなので傘をささずに歩く。家が途切れる小道に出たとき、ふと東の空を見ると大きな弧 を描く鮮明な虹が目に飛び込んできた。久し振りに街で出会ったきれいな虹をしばし見上げる。西の空に目を移すと太陽は見えないが明るく輝いている。帰りは夕焼け空に。16-9-23

 

今日からは日に日に昼の時間が少なくなり本格的な秋に移行する節目となる秋分の日。このときを迎えると秋の先にある冬の到来を意識してしまうのは長年北国に住み続けたものの習性だろう。本来なら夏の厳しい暑さのあとに過ごしやすい秋の日々が待っているはずだけど、それは瞬く間に過ぎ去ってしまうのを体がしっかり覚えている。冬至までの3ヵ月は短くなる陽の光と上手に付き合いたい。16-9-22

 

まさかというべきか、それともやっぱりというべきかの混み具合。昼の12時半に中央バスターミナルへ行き、10月21日14時30分札幌駅前発帯広行の高速バスのチケットを購入後座席希望を伝えると窓側は後ろから2番目しか空いていないのでそこを予約。JRが運行していないのでそれなりに混んでいるのは予測していたが1ヶ月後がこれほどまでとは思わなかった。とにかく帯広行は確保。16-9-21

 

相変わらず『運転マナー』というあいまいな言葉を使い続ける新聞やテレビの姿勢がおかしい。とても本気で交通 事故の悲劇を減らしたいと願っているとは思えない。マナーとは『礼儀作法にかなっているかどうかという観点から見た態度』と辞書に書いてある。つまり品の問題であってできなかったりしても罰則があるわけではない。これが甘やかす原因になっている。マナーでなくルールなのだ。16-9-20

 

秋の到来を感じさせるものには紅葉があり空気の冷たさもあるけれど夕暮れの早さもそのひとつ。その日の天気にも影響されるが5時半には薄暗くなり6時には家の灯りなしにはいられない。当然のことながら夕食も灯りのもとになる。そうなると夕食というより夜の食事のような気分になってしまう。これからますます早まると思うと憂鬱になる。でも、嬉しい秋もあって安いリンゴが並び始めた。16-9-19

 

疲れがたまっていたのは確かなようだった。昨晩は11時前に布団に入りすぐに眠りについたというのに、今朝目覚めたのは何と10時。つまり11時間眠り続けたことになる。その間にトイレタイムもなければ意識に残る浅い眠りもなかったのだ。これほど長時間眠り続けたのは久し振りの気がする。まだ眠れそうな気もしたけれど空腹感と喉の渇きで起き上がった。これでかなり回復した気分に。16-9-18

 

教室展の搬出終了。月曜から今日土曜日まで開催していた教室展が終った。ここには毎日3、4時間は顔を出していたので、ようやく解放された気分になっている。8月28日から9月4日まで個展があり、その後の1週間はなにかと忙しく、そしてこの教室展と続いたため長い間緊張感のなかにいた気がする。もうひとつの教室展は10月1日の搬入だからそれまでの間は多少のんびりできそうだ。16-9-17

 

東京都の市場移転に関する問題に対する石原元都知事の弁明にあきれる。まるで他人事のように建設計画変更を「知らなかった」のひとことで済まそうとした。重要な案件の成り行きを把握するのも知事の大事な仕事の内なのに「知らなかった」とは無責任も甚だしい。しかし、この対応は今の政治の象徴的な現象なのかもしれない。将来に渡っても責任ある態度を保とうとする政治家が少なすぎる。16-9-16

 

パソコンのカーソルが突然動かなくなった。パソコンのトラブルかと一瞬焦ったが、すぐに冷静になりマウスの裏側を見ると乾電池が入っていると思しき蓋がある。原因はここだと直感してホッとする。蓋を開けると案の定乾電池があった。それを新しいのと交換するとカーソルは復活して元気に動き始めた。マウスはパソコンと同時に購入したのですでに6年が経ったわけでよくぞここまでと思う。16-9-15

 

秋を感じさせるといえば、いつも歩いている安春川沿の並木に黄色い葉がちらほら見つけられるようになった。春の木の緑が瞬く間に増えていくように紅葉も出始めると早いもの。9月に入っても暑い日が続いたせいで夏の終りもはっきりしないままきていたが、暦のうえの季節はすでに秋に入っている。これから1ヶ月の間にすっかり紅葉して落ち葉になってしまうかと思うと時の経つ早さに驚く。16-9-14

 

朝の涼しさで秋の到来を実感。昼や夜にはまだ感じられない冷たい空気が漂い始めた。飲み物にも変化が出て、今までは冷たいお茶ばかりだったのに熱いお茶を飲むようになった。まだ半袖でいられるがリュックには上着が入れてある。そして、布団も夏用の薄いものから秋用に。これからどんどん寒さが押し寄せてくるのだろうが冬の前の穏やかな秋の日々ができるだけ長く続くのを願うよりない。16-9-13

 

新聞休刊日のためいつもと違う朝になる。いつもの朝食を食べながら新聞の代わりにパソコンのネットの記事を読む。やっぱり自由に選べて移動のできる慣れ親しんだ新聞がいい。パソコンだとそうはいかなくていちいちマウスで操作しなければならない。それでも、新聞に従事する人達の大事な休息日と考えれば受け入れる必要がある。寂しくはあるがその分新聞の有り難みを感じ取る日としよう。16-9-12

 

個展の後もいろいろ用事のある日が続き、1週間後の今日ようやく完全にフリーの日がやってきた。久々にのんびりしていると10月末の『歩く旅』が頭によぎり浦幌と白糠の宿の予約の電話をすることに。無事予約も完了してこれで一安心。まだ1ヶ月半も先だけど旅が具体的になる。高速バスの予約は1ヶ月前からというのでもうしばらく待たねばならない。カレンダーのその日には大きな丸印。16-9-11

 

教室展の搬入飾り付け。ふたつの教室の同時開催なので慌ただしくその作業に追われる。まず、計画した配置にそれぞれの作品を並べて全体の間隔とバランスを確かめる。次に作品の順序を修正してから壁に吊るしていく。高さを調整し間隔を再確認してから最後にタイトルを付ける。これらをたくさんの部屋を行き来しながら決めるのでいっときも休んでいる暇はない。でも、充足感で満たされる。16-9-10

 

野菜のいただきものが続く。まずトマトとミニトマトと胡瓜から始まった。次には種類も豊富で南瓜、玉 葱、茄子、トマト、ミニトマト、ししとう、ささげ、ゴーヤと枝豆。最初の人から再びミニトマト。そして、今日は胡瓜ととうきびと枝豆。当然のことながらしっかり熟れたトマトや新鮮な野菜たちはたまらなくおいしい。有り難くて嬉しいのだが、これだけ重なると食卓は野菜のオンパレードに。16-9-9

 

久し振りのリンゴがうまい。ようやく手頃な価格の一個120円のものが目に入り買ってみた。それまでは大きめで一個198円というのばかりで手を出せないでいた。リンゴは比較的安いという感覚があるので198円はあまりにも高過ぎる。最近は小さめのリンゴはほとんど見かけない。その大きさは丸ごと食べるのにちょうどよかったのに店頭から消えてしまったのだ。でも、リンゴが続きそう。16-9-8

 

10月には帯広から釧路への『歩く旅』を計画していて、21日の帯広の宿はすでに予約済。帯広からの歩きを検討した末に、午後の高速バスで行って泊り翌日の朝早くに出発するのが最善と判断した。これは初めての方法だが、今となってはこうせざるを得ない状況になってしまった。台風の影響で帯広までのJRは不通 になり復旧の目処も立たなくなっているのだ。次にはバスの予約もしなくては。16-9-7

 

水彩画教室の生徒から自らが出演する演劇の券を戴いたので観てきた。その生徒の演技は上手ですっかりその役になりきっていて普段の教室での姿との違いに驚き感心した。しかし、本当に演技がうまいのは幽霊を演じた2名他数名だけで肝心の主役(多分)が大根だったのでどうにも入れ切れなかった。オーバーな動きと棒読みの台詞は素人とわかっていてもいただけない。これは演出家の責任かも。16-9-6

 

昨日、個展が終了。7日間ギャラリーに通い続け10時から6時までそこに拘束されるのはそれなりに疲れるので解放された安堵感はあるがそれと同時に作品がひな壇から降ろされる寂しさもある。2時間掛けた搬入飾り付けも搬出作業は20分で終った。何も掛かっていない白い壁に戻ってしまうと気持はすでに解放感に浸っていた。会期中は喜びと緊張感が同居していてその緊張感からも解かれる。16-9-5

 

続き。その当時その専門学校では時間講師だったので週一度の授業のときだけが生徒との時間だった。それなのに名前を覚えていてくれたのが不思議な気さえする。授業が1年間だったか2年間だったかは覚えていないがどっちにしてもである。自分に置き換えてみてもそういった人はすぐには思い浮かばない。講師ではあったが教え子から声を掛けてもらえるのは教師名利に尽きるといったところだ。16-9-4

 

今日の個展会場で一瞬涙がこぼれそうになるくらい嬉しい出来事があった。他の人と話している間ある女性が出入り口で立ち止まって待っていてくれる様子だったので声を掛けると「30年以上前に専門学校で習ったものです」と言ってくれたのだ。たまたま会場前の名前を目にして思い出したという。とにかく、覚えていてなおかつ会おうとしてくれたことがたまらなく嬉しく幸せのひとときだった。16-9-3

 

個展の5日目も過ぎあと2日になった。朝10時から夕方6時までずっと会場に詰めているのは動けない分なおさら疲れが溜まってしまう。多くの人が訪れてくれる会場では嬉しさと緊張感で疲れを感じないが自宅に戻るとじわじわと出てくる。そこで、10時半には横になるのだが朝7時近くまで眠りは続く。昨日、今日辺りが疲れのピークで明日からは終る寂しさが加わりそれさえも弱めてくれる。16-9-2

 

北海道を直撃した台風の被害が甚大。一度や二度ならずさらに続けて襲われたからたまったものではない。今までは台風の大きな被害といえば沖縄、九州、四国そして本州のものと受け止めていたのに考え直す必要がありそうだ。JRも国道も至る所で寸断されていて完全復旧までにはかなりの日数が掛かるのはまちがいない。様々な分野に影響を及すが道東からの食料供給には多大な影響が出るだろう。16-9-1

 

 

 



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NAKAHASHI OSAMU

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