ある日のひとこと

 

 

=そのときどきの、思いついたこと、感じたことを書き留めてます=

 


 

いよいよ1年の終りの日がやってきた。今年の印象深い出来事をあげるとすれば、6月の『歩く旅』の宗谷岬到達と8月の水彩 画個展だろうか。まだ旅の途中ではあるけれど、とりあえず一番遠い北の端を制覇して気分的には随分楽になった。そして、絵画による個展は10年振りくらいで懐かしさだけでなく新鮮味さえも感じられた。北の大地の岬を巡る旅と絵画による制作と発表は来年へと続く。16-12-31

 

普段は曜日で生活していても、せめてこの時期は日にちで生活していきたい。そう、今日は金曜日でなく30日、明日は土曜日でなく大晦日。そして明後日は日曜日でなく元旦。もしも、元旦が日曜日になってしまったらあまりにも寂しい。今までになく、それを意識するのは4日から絵画教室の仕事が始まるせいがある。曜日の感覚だと日常と同じリズムになってあっという間に過ぎてしまいそう。16-12-30

 

雪捨てを終えて自宅に戻り、夕刊を読もうとしたら郵便受けに入っていない。荒天でもないので朝刊を調べると4日まで休刊と書いてある。たとえ寂しくてもこれはいいと思う。関係者もこれで年末年始はゆっくり休めるだろう。郵便局も来年2日の年賀状配達は休むらしい。デパートやスーパーもかつてのように元旦は休業にすべき。多少の不便はあったとしても、ゆっくりのんびりの時間は必要。16-12-29

 

遅くなっていた残りの年賀状を投函し終えてやっと解放された。普段なら道外、道内、市内の順に投函し、第2弾か3弾で済むところが5弾にもなってしまった。気力も集中力も低下していて一気にはできなかったのだ。何とか元旦に配達してもらいたいものだがどうなるのだろう。風邪?も落ち着いたので一安心とはいえ、やるべきことはたくさん待っている。まずは、軒下の雪捨てから始めねば。16-12-28

 

ようやく回復の兆し。どうやら今回のは単なる風邪ではないような気がする。今回の症状は今までの風邪とはいくつかの違いがあるのだ。痰から始まるケースはあってもすぐに熱が出てくることはなかったし、その高い熱が4日も続いたのも初めて。次に咳が出てきて次第に肺に響くような深いものになった。痰は止まらず唾のようのものから固まりに。これはインフルエンザだったのかも知れない。16-12-27

 

まだ終らない。短期間にこんなに長時間布団に寝ていたのは入院のとき以来かもしれない。そのときよりも多いかも。苦しくて辛いからというより早く治さねばの一心だった。たとえ自覚が薄くても夜の7時や8時に横になってもすぐに寝入るのは体が消耗している証拠。途中のトイレは別 にしてその後12時間近く寝続けてもまだ寝ていたいのだからすごい。とにかく今は頑張ってでも寝るの一番。16-12-26

 

さらに続く。昨晩から今朝の9時半まで横になったのにまだ寝ていたい気分だったが、朝食を食べ薬を飲むために頑張って起きる。多少よくなった気もするが、相変わらず咳と痰は出る。薬を飲んだ後、すぐに布団へ。2時に起きて、途中になっている雪かきを1時間ほどした。本当は年賀状の宛名書きをしようとしていたのに、余裕のはずが・・・。とにかく早く治すのが第一なのでやむをえない。16-12-25

 

続き。雪かきを半分で終了したのにはわけがある。実は昨日の昼からその兆候が現れていて、喉が渇き喉飴がほしくなっていた。そして、夜には痰が出始め止まらなくなってしまったのだ。明らかに風邪の前兆なので9時には布団に入り寝入ったというのに、治るどころか熱も咳も出てきた。このままではいけないと風邪薬を買い夕方から飲み始める。熱も咳も治まらず体はだるく、7時半には就寝。16-12-24

 

雪が降り続き、ついに札幌の積雪が90センチを越えて12月としては50年振りだという。その上やっかいなのが湿った雪で除雪にはいつも以上の力が必要になる。せめて玄関の前だけでもと始めたが、スノーシャベルで雪を持ち上げようとした瞬間『バキッ』と小さい音がした。嫌な予感は当たっていてシャベルに亀裂が入っている。これでヤル気も失せて、玄関前の半分で終了。残りは明日だ。16-12-23

 

故郷のJR日高線の存続が極めて厳しい段階に入ってしまった。平取町で生まれ、浦河町で成長したわけだから100%日高出身と言える。たとえ、乗る機会がなくなったとはいえ育った地から鉄路が消えるというのは寂しい限りだ。小学校や中学校がなくなるようなもので、自分の懐かしい思い出に戻ることはできなくなってしまう。感傷だけでは解決できないが、収益だけの問題ではない気がする。16-12-22

 

同じ話題が続いてしまうが、12時半から2時半まで今日もまた忘年会。絵画教室終了後の忘年会で今年最後のもの。ビールやワインを飲みながらの食事会だけれど、昨日とは一転して12人中アルコールを飲まないのが3人。同席者は男は自分ひとりであとは全員女性。どうしてここまで極端に違うのか不思議な気がする。とにかく、おかげでほとんどの人達と同じペースで食べ飲むことができた。16-12-21

 

今日の忘年会も前回と同じ4時始まりでも、この前とちょっと違うのは飲み会ではなく食事会といった感じ。14名の出席者の内ビールを飲んだのは3名だけで他は全員ジュース。飲む人と飲まない人がいるのは何の問題もないのだが、飲みながら食べる人と食べるのに専念する人ではペースがまったく違う。つまり、飲みながらの自分は少し急ぎながらの食事で一番最後になる。でも満腹で大満足。16-12-20

 

今一度基本に戻る大切さを卓球をしている自分のビデオで見て思い知らされたが、絵画でもそれを感じている。これは基本というより知識や技法の基礎というべきか、近年また絵画を中心に制作してみて、わかったつもりで長年やっていたこともまだまだ浅く幅狭いんだとしっかり気付かされた。これまで真剣に取り組んでいなかったといえばそれまでだが、そこを深く自覚できたのは大きな収穫だ。16-12-19

 

続き。ガソリンスタンドでタイヤを見てもらうと、思っていたように空気もれの原因はやっぱりバルブだった。一度目は給油に入ったスタンドで指摘されて修理してもらい、2度目は駐車場を出るときにわかり近くのスタンドに直行して直し、そして今回は自宅での発見とどれもが郊外でなかったことに胸をなで下ろす。残りのタイヤのバルブも限界と知り、それも取り替えてもらう。これで一安心。16-12-18

 

思いがけぬタイヤ交換。1時間半ほどやった排雪作業も終りに差し掛かり、車の下回りをきれいにしていると、後輪のタイヤがへこんでいるのを発見。最近、他のタイヤもパンクでなくバルブの劣化での空気漏れが続いていたので多分これもそうだと思う。とにかく、出掛ける間際の発見でなくてよかった。すぐにタイヤ交換に入ったが、夏用タイヤとしてスタッドレスを残しておいたのが幸いした。16-12-17

 

悪い癖はすぐには直せないもの。今月初旬に卓球の2度目のビデオ撮影をしてみて、強く感じたのがこれ。最初のビデオを見た後、これはすぐに直さねばと思い、その後は素振りや打ち合いのときに意識してやっていたはずなのにほとんど矯正されてなかったのだ。これにはがっかり。長い時間を掛けてついてしまった癖はそう簡単には消せないみたい。でも、ここで頑張って正しい基礎に戻らねば。16-12-16

 

ホテルや公共施設のトイレに手拭き用のペーパータオルが設置されてるところがある。ここで信じ難い人をときどき見かける。一度に3枚も4枚も引き抜いてしまうのだ。こんな人にかぎって丁寧な拭き方はしない。どういうつもりで何枚も取ってしまうのか、どうしても理解に苦しむ。自然に使うなら、たとえ1枚でも十分過ぎるくらいの役目を果 たしてくれるというのに、何とももったいない。16-12-15

 

今日の忘年会は4時始まり。この前は12時と5時からだったけど、今度は4時からでまた新たな領域を開拓した。かつては12時からはもちろん4時からでさえ考えられなかったのに、もう自然に受け入れられるようになっている。7時半まで居酒屋での一次会で、二次会は喫茶店でコーヒーとケーキで9時まで。そこから自宅に戻ってもまだ10時前。これからは次第に早いパターンになりそう。16-12-14

 

すっかり雪に覆われ、白い世界になると12月を実感する。地下鉄までのいつもの道は白一色になり冬そのもの。大通 り公園のホワイトイルミネーションも雪に反射して輝きを増している。でも、冬を覚悟してしまうと不思議と落ち着いた気持にもなってくる。きっと諦めがそうするのだろう。早く慣れなければもっと辛くなるから防衛本能の一種かも。『冬来たりなば、春遠からじ』というわけだ。16-12-13

 

今季初めての排雪。一昨日降った大雪は除雪をして一ヶ所に集めただけで山のようになっていた。一昨日は出掛ける用事があってできず、昨日は手紙の清書に専念したためそのままに。そして今日、ようやく高い雪山を崩し始めた。この排雪作業には必ずのようにセットになっているものがある。それは、近所の人達との御挨拶。普段は滅多に顔を合わせない人とも出会い、1時間半で8人と交した。16-12-12

 

ようやくドイツの友人への手紙を書き終えた。やっぱりそう簡単には終ってくれないので、もっと早くから書き始めるべきだったと反省する。しかし、今回は新たな書き方を試みたことが収穫にもなり有意義に。これまではずっといきなり英語で書いていたのを、先に日本語で書いてから英訳してみたのだ。すると、こっちの方がスムーズに書き進められる。今までどうして気付かなかったのだろう。16-12-11

 

29年振りという大雪に見舞われ、昨晩までの道路の見えていた風景とは一変していきなり真冬の雪国になってしまった。それにしても、一晩で60センチもの積雪とは驚きとしか言いようがない。玄関前も車もすっかり雪に覆われ、本格的な雪かきに追われた。降るにしても、こんなドカ雪でなく徐々に積もってくれるなら雪かきの体慣らしもできたのに、まるで最初に最強最悪が来たようなもの。16-12-10

 

ふたつの忘年会が重なったけど、無理なく両方こなせたのにはわけがある。ひとつが昼の12時からでもうひとつが夕方の5時からだったのだ。いつもは夜にやっていたのに、友が昼にしようと言ってきたので快諾。3時半まで飲んで食べてたっぷり話して満足し、その後は歩いて酔い覚ましをして消化を促し、次は5時から7時半まで飲んで食べて終了。もう、年寄りの行動時間帯に入ったみたい。16-12-9

 

昨日は急激な冷気で2月の極寒日のようなツルツル路面に。歩くときは転ばぬ よう慎重に足場を確認して歩を進めた。うっかりで転んで骨折なんてのは絶対避けたい。夜にした車の運転も緊張感は最高に達していて大した距離ではないのに無事の帰還を安堵したほどのテカテカ。今日も寒かったとはいえ昨日とは比べものにもならず楽に感じた。早い段階で極端を体験するとその後が楽になるのかも。16-12-8

 

国民の多くの反対があるにも関わらず、カジノ法案がまったく議論もされないまま強硬採決されてしまった。原発の輸出もそうだが、日本の生き方が明らかに変化している。こつこつ積み上げる勤勉より、利益を得るためには手段を選ばずといった感じだ。こんな生き方が長期に渡ってうまくいくはずはないのに、それを強引に押し進めようとしている政治家達の頭の構造はどうしても理解できない。16-12-7

 

朝の灯り。7時頃に起きて1階に降りると、これまではまっさきにカーテンを開けていたのだが、カーテン越しの光が余りにも弱いのでカーテンはそのままにして灯りを着けた。新聞を読まないのならまだしも、そうするには暗過ぎるのだ。でも、蛍光灯の着いた部屋では夜と変わらず、朝の実感が乏しい。朝刊は朝日のもとで読みたいが、これからさらに暗くなっていくのでしばらくは灯りが頼り。16-12-6

 

昨日、ドイツの友人への手紙のことを書いたら、今日その友人からクリスマスプレゼントと手紙が届いた。すでに40年近い付き合いだから本場のクリスマスの習慣は十分知っているはずなのに、また遅れをとってしまった。クリスマスプレゼントはクリスマスに渡すのでなく、事前に渡すものなのだ。それなのに、毎年ぎりぎりになって申し訳ないと思っている。まずはすぐに手紙を書き始めよう。16-12-5

 

12月に入ってすでに4日が過ぎ、年末までにやらねばならないいろいろな恒例の用事が迫ってきている。早めに手掛ければ焦らずに済むのに、どうしても毎年同じような頃になってしまう。一番難儀なドイツの友人へのクリスマスの手紙は早く書き始めようと思っているのだが、どうなることやら・・。書きたいこと、伝えたいことはたくさんあるのに英語の能力がどんどん衰えているのが悲しい。16-12-4

 

来年6月の個展会場を予約した途端にやる気が甦ってきた。これまでも制作はしていたが、集中力に欠けて、いまいち乗り切れずにいたのだ。しかし、はっきりとした目標を設定するとここまで変わるのかと驚いている。本当なら個展に関係なく日常的に制作せねばならないのだが、気の抜ける部分が出て来てしまう。『歩く旅』もそうだが計画を立て目標に向って行くのがやっぱり性にあっている。16-12-3

 

続き。車のマフラーのときもそうだが、中古品であったりメーカーを離れた新品などを探すときには非常に役立つシステムだと認識した。もちろん、なかには不正をする者もいるようなので心配もしたが今回は杞憂で済んだ。さっそくバッテリーの性能を確認すると正常に働いてくれた。終ってみれば何ら難しくもないことでも初めてのときは戸惑う。とにかくこれでネットオークションの経験者に。16-12-2

 

初めてのヤフオク。ヤフオクとはヤフーオークションの略でネットによる売買のこと。ビデオカメラのバッテリーの入手がもうメーカーからはできないとわかった後にこれを思い付いた。何せ初めてだから多少の躊躇もあったが思いきって注文してみた。品代が1、380円というのも踏み切る後押しをしてくれた。さほど苦労もなく落札できて、その品物が無事今日届いたのだ。これは便利と納得。16-12-1

 

 



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NAKAHASHI OSAMU

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