ある日のひとこと

 

 

=そのときどきの、思いついたこと、感じたことを書き留めてます=

 


 

 

ベビーカーが邪魔と腹を立て、あろうことかそこに乗っていた赤ちゃんを殴ったとして63歳の男が逮捕されるという事件があった。悪いことをする人間は信じ難い行動をするものだがこれもそれに入る。その怒りを大人である親にぶつけないで赤ちゃんに向けるのが理解できない。そんな生き方をしていたら、そうしていた本人が若者に邪魔にされ、殴られる側に立つ日がやってくるかもしれない。15-9-30

 

『歩く旅』のほかにもうひとつの楽しみが待っていた、はずだったのに・・。それは、たまにはできていた卓球。26日に久し振りに土曜夜の小学校に顔を出し気持のいい汗をかいたのだが、そのとき聞かされた予定では、学校行事の関係で10月は1回のみで11月は0回になるという。そして、月曜昼の体育館は10月19日の1回のみ。合わせて10月は2回、11月は3回だけなんて寂しい。15-9-29

 

『ハルカヤマ』の入口にあるゲートを閉じて、そこを離れ、いつもと同じ自宅に向う道を車で走っていると、フロントウィンドーの右上に真ん丸の大きな月が光り輝いていた。まるで、『お疲れさま』と優しくねぎらってくれてるかのようだった。しばらく眺めていなかった月にこんなときにこんなところで出会えるなんて幸運そのもの。そして、今宵はスーパームーンなのに残念ながら雲の向こう。15-9-28

 

『ハルカヤマ』の最終日を迎える。午前中は晴れと曇りだったのに昼頃から雨が降り始め、雷の音とともに豪雨になってしまった。そんな雨の中、テントの下で焼肉をして窯でピザを焼き、来場者に振る舞い、参加作家やスタッフ達も無事ここまで辿り着けた喜びと終ってしまう寂しさを胸に秘めながらもおいしく食べた。同じ場で共に食すと連帯感が生まれるもので次に繋がるエネルギーにもなる。15-9-27

 

『ハルカヤマ』がまだ終ったわけではないのに、終りが近づいたというだけで長い間眠っていた『歩く旅』の熱が沸き上がってきた。実行するのは1ヶ月後になりそうなのに、詳細な道路地図を何度も眺めては具体的な計画を練り直す。そうしているだけでもわくわく感は高まるばかり。まずは美国から神威岬を目指し、ひとつ目の岬を制覇するつもり。その次は北でなく、苫小牧から南に進みたい。15-9-26

 

4回目の当番日なのでハルカヤマへ向う。8月29日から始まった『ハルカヤマ芸術要塞』も、早いものであと2日を残すのみとなった。足を運んだ延べ日数は10日だから3日に一度は行ってたわけだ。その間に教室展はあったものの9月はハルカヤマに埋め尽くされた感がある。そのせいもあってかあっという間の1ヶ月のような気もする。制作の開始から数えると3ヶ月の集中の終りが近づく。15-9-25

 

点差は広がるばかりなのに解説者は「これから、これから」を連発。ラグビーのワールドカップで南アに勝利して大いに湧いていたので、次のスコットランド戦をテレビ観戦したときのこと。そして「相手は疲れているはずだから」と言うが、より疲れていたのは日本の方だった。結局10−45の大敗。解説者が自国をひいきするのもわかるが、度を過ぎると客観性を失い観戦の妨げにもなりうる。15-9-24

 

国の憂いを書いていたらまだ続きそうなので一旦止めておくが、教育と同等なのが農業、つまり食料問題。これはいずれ触れたい。国の先行きを心配しているうちに秋分の日がやってきた。幸いとてもいい天気で太陽の恩恵を存分に受けられたが、やはり日暮れは早くなっている。6時にはすっかり夜のよう。これからは夕方がどんどん早まり一日が短くなっていく。まだまだ先の冬至までの辛抱だ。15-9-23

 

日本の将来に対する憂いはたくさんあるが、教育予算の削減も大きいもののひとつ。戦後日本の発展は優れた開発と全体の底上げに繋がった教育のおかげとも言える。それなのに、現在の教育予算は先進30ヶ国で最低レベルだという。この状態を続ければ大事な知的財産である頭脳の流出と衰退が進むだろう。自由を基本とする教育こそ自らの国を守る強固な壁となり、世界に貢献できる力となる。15-9-22

 

しばらく同じ話題が続くがこの憂いをしっかり記しておきたい。人間の体も内側の異変や異常は目に見えずわかりにくいから怖い。知らず知らずに悪化し、気付いたときには手後れの場合もある。だから、意識的に定期的に調べる必要がある。万一のときも早期発見して早期治療すれば治りも早まる。しかし、外にばかり目を奪われているとすべてに遅れをとり、内部崩壊へと突き進む。現在進行中。15-9-21

 

この安保法案を賛成する人達は好戦的な人が多いのでなく不安や恐怖心を持つ人が多いのだと思う。外からの脅威を何度も聞かせされているうちに心配になってくるのもわからないではない。でも、内側にある深刻な問題にも不安を感じてほしい。1千兆円にも膨れ上がった借金、確実にやってくる超高齢化社会、地方の過疎化、原発の廃棄物処理、削減される教育予算等々のお金の問題はどうする。15-9-20

 

日本の進路を決定的に変える安保法案が可決され成立してしまった。この法案により、後方支援であれ仮想であれ敵国を作ることにつながり、それに対する備えつまり軍備のお金が雪だるま式にどんどん増えていくのは当然の成り行き。予算は限られているのだから、医療や福祉など生活の様々な部分でさらに厳しくなっていくのは火を見るより明らか。『本当に覚悟はできているの?』と問いたい。15-9-19

 

無様、醜態、あるいは何と表わしたらいいのか。とにかく情けない。国会での安保法案の強硬採決をテレビで見て怒りより虚しさを感じた。あんなふざけた茶番で非常に重要な国の進路が決められるなんて信じられないが、あれが自分の国の姿と認めるしかない。反対する側も一緒になって茶番を演じずに強硬採決による全責任を与党に追わせるべきだった。あれだとどっちもどっちに見えてしまう。15-9-18

 

奥歯の連結した冠、いわゆるブリッジがようやく入る。試しにはめてみて「高さはどうですか」と聞かれ若干高く感じたけれど「ちょうどいいです」と応えた。実は、この前冠を入れたとき「高い感じがする」と応えて低くしてもらったのだが、慣れるに従い噛む力が弱くなっていく気がしたのだ。つまり、少しの間でも歯のない状態でいた場合、新たに入ったときには高く感じてしまうということ。15-9-17

 

急に涼しくなるのかと思っていたら昼間の太陽は暑くて、歩いているうちに汗ばむほどだった。夕方以降の涼しさを用心して、ここ数日、羽織るものをリュックに入れて出掛けたが使わずに済んだ。このあたりも昔の北海道とは大違い。昔は昼がいくら暑くても夕方になり夜になったら急激に寒くなっていたけど、夜の10時なっても居間の気温は22℃もある。温暖化はまちがいなく進行している。15-9-16

 

続き。その時計台ギャラリーでは30代半ばから40代の終りまでに計13回の個展をしたので思い出深い会場でもある。恒例のようにほぼ毎年開催していたのですっかり常連のひとりになっていた。しかし、後半には絵画に立体作品も混じるようになり、立体中心になった頃から違う会場で発表するようになっていった。とにかく、個展と教室展で長年に渡って使ってきただけに寂しさもひとしお。15-9-15

 

どんなことでもいつまでも同じ状態が続くわけでないのはわかっているつもりでも、いざ変化のときを迎えると動揺してしまうもの。さらに、今回の変化の予告はそれをまったく想像していなかっただけにショックも大きい。でも、年月の経過による時代の変化は自分ではどうしようもない。今日から始まった教室展の会場になっているギャラリーが来年を最後になくなってしまうと告げられたのだ。15-9-14

 

9月のカレンダーを見ると20日から23日まで赤が続いてる。祝日と祝日の間の一日を休日にする法案が去年決まったらしいが気付かずにいた。そして、5月のゴールデンウィークにちなんでシルバーウィークと呼ぶというのもつい最近知った。19日の土曜も含めると5日になるからそう呼ばれるのもわからないでもない。でも、最近は高齢者を指してシルバーとも言うから勘違いもされるかも。15-9-13

 

国を治めるとは遠い昔から自然の災害から田畑や人々の暮らしを守ることだった。現在、日本の至る所に氾濫の危険のある河川があるらしい。今回も、ひとたび堤防が決壊すれば甚大な被害を及すという教訓を得たわけだが、その危険に対する補強などの工事は予算不足でほとんどなされていないのが現状だ。まずは中から強くしていこうとしないで、外にばかり目を向けさせる精神が理解できない。15-9-12

 

今回の豪雨について『50年に一度の・・・』という表現をしていたが、非常にあいまいで客観性に欠ける言い方だと思う。50歳に満たない人はそう言われてもピンとこないし、たとえ50歳を超えた人だとしても経験した豪雨の規模は人それぞれ。それに、50年毎と勘違いされる恐れもある。あくまでも確率の問題なので今年また来る可能性だってある。もっと正しく伝わる表現をするべきだ。15-9-11

 

豪雨による堤防決壊で甚大な被害が出た。水害から守ってくれるはずの堤防から濁流が押し寄せるのだから信じ難い光景になっている。これまで台風や洪水、土砂崩れなどのニュースは頻繁に流されていたが、今回また新たな問題が浮上してきた。国を守るとはまずは内側から備えるべきなのに、生活の基本の部分が極めて危うい。不確かな外からの脅威より、必ずやってくる猛威の方がずっと怖い。15-9-10

 

長年、慣れ親しんできたスーパーのダイエ−が9月1日を境にイオンになった。2度の引越しはあったが地下鉄駅は変わらなかったので、ダイエ−との客としてのつきあいは30年近くになっていた。日本中を席巻してたダイエーの絶頂期も知っているだけに時の流れを感じる。すでに、昔の範疇に入ってしまいそうだが西武もそうだ。西武コミュニティカレッジでのパステル画教室の時代が懐かしい。15-9-9

 

作品の手入れと修復のため『ハルカヤマ』へ向う。作品には平らな部分があるので落ち葉や種のようなものがたまってしまう。それを払い落し、白さを復活させるため汚れを拭き取る。さらに、クモの巣を取り払い、豪雨の跳ね返りの泥を水で流し落し、最初に設置した作品の汚れの目立つ所をペイントし直す。限られた日だけなので気休め的な手入れだが、光を浴びる作品として観てもらいたいから。15-9-8

 

続く。実は、説明を聞いている間にすでに心は決まっていた気がする。しかし、すぐに結論を出すのをためらったのはどっちにするかではなく、そっちでいいのだと納得する時間を持ちたかった。治療費はかさむけど1万円の違いは大きな要因ではない。それよりも気にしたのは自分の年齢。つまり、その歯をあと何年使うつもりなのかは重要な判断材料になった。それらを考慮して、やっぱり連結に。15-9-7

 

続き。その提案の中味はこうだ。その一番奥の歯に緊急の問題はないのだけれど、支えの部分が安定していないのでいずれ問題が起きる可能性がある。この時点で補強しておくとより安心できる。しかし、今すぐやらねばならないというものでもない。つまり「どっちでもいいですよ」といった感じで決断を迫られたのだ。大丈夫かもしれないものにここで手を打つか、生じたときに対処するかの選択。15-9-6

 

一昨日、ガムを噛んでいたら奥歯の冠が取れてしまった。ないままだと落ち着かないのではめ直し、反対側の奥歯を使うようにしていた。そして今日、昨日は当番のため行けなかった歯科へ行く。医者はその辺りのレントゲン写 真を見て「この際、冠をさらに奥の歯の冠と連結させてより強くする方法もありますけど、どうしますか」と言う。簡単に済むと構えていたのに、今回も選択を迫られて悩む。15-9-5

 

雨、雨、雨、そして雨。雨が止み、これで終りかと思ったらまた降り出す。昼前から夕方までこれの繰り返し。それも、静かな雨だけでなく豪雨も度々やってくる。晴れ間も見えてようやくおしまいかと期待してもすぐに打ち砕かれてしまう。今日は当番日で朝から『ハルカヤマ』にいたのだがずっと雨に悩まされた。当然のことながら鑑賞者も少なく全部で5人。その5人がありがたく救われた思い。15-9-4

 

2ヶ月ごとの床屋に行く。前回は忙しさもあって、それまでの月末から翌月の初めにずれ込んでしまっていた。そして今回も同様になった。店に顔を出すと「今日は荷物はないの?」と聞かれた。いつも行ってた月末は教室のモチーフを持ち帰っていたので、荷物があるのが当り前になっていた。さらに、仕事後の木曜日の3時と決まっている。顔だけなく荷物を含めてすでに常連客になっている証し。15-9-3

 

五輪マークもごたごたの末に白紙撤回。最初に見たときの『まずいかな』という予感が当ってしまった。どうせなら、もっと早い段階で決断すべきだったのに新国立競技場と同じく責任のあいまいさがこうさせた。どちらも多大な損失を出しているにもかかわらず、今も責任のなすりあいとたらい回しをしている。一番の問題はこの体質にあるような気がする。悲しくなるが無責任な素人集団のようだ。15-9-2

 

昨日もそうだったが今日も夏が戻ったような暑い一日だった。今は夜の10時近いというのに窓を開けたままでもまだ部屋の中はムッとしている。昔は、と書いてみたもののどの辺りの昔までなのかはっきりしないが子供の頃はお盆が過ぎたら急に涼しくなった。これは50年以上前のことだから明らかに昔に入る。こんな温暖な気候が当り前のようになって20年は経つのだろうか。もう昔とは違う。15-9-1

 

 

 


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NAKAHASHI OSAMU

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