ある日のひとこと

 

 

=そのときどきの、思いついたこと、感じたことを書き留めてます=

 


 

ガソリンを給油するとき、ほとんどセルフのスタンドを使うようになった。価格の安さだけでなく、セルフの方が多くなったせいもある。慣れてしまうと何の苦労もない。最近は燃費を考えて千円分を入れるだけなので簡単に済んでしまう。セルフでなければ窓を拭いてもらえて嬉しいが、何しろそんなスタンドは少数派になったのでわざわざ行くか探さねばならない。窓くらいは自分で拭けばいい。15-5-31

 

昨夕、今年度開かれる『ハルカヤマ』の運営委員会があり、その後は居酒屋で飲み会。このパターンはほぼ恒例になっている。これから会期の終る9月末まで続く。メンバーのほとんどが底なしの飲んべえなので当然のように飲み放題コースになる。ビール、酒、焼酎と十分その元を取る飲みっぷりだ。僕はといえば、多少飲めるようになったとはいえ、ビールとサワーでとんとんといったところか。15-5-30

 

昨日のジーンズのもうひとつの話。ジーンズのタグを見てみると中国製ではなくバングラデシュ製になっていた。いつからそうなったのかはわからないが、中国の人件費が高くなったせいだろう。かつては日本が次には韓国が、そして中国へと世界を席巻する生産国が移り変わってきた。その国の経済発展に伴う賃金の高騰がそうさせる。その意味ではユニクロに限らず中国離れの流れは変わらない。15-5-29

 

レギュラーが高くてスリムが安い。レギュラーとは『標準的な』という意味のはずなのに値段が高い上に品数も圧倒的に少ない。ユニクロでジーンズを買おうとして値段に引かれて手に取ったものはどれもスリム。試しに履いたがピチピチですぐに断念。レギュラーは倍近い値で一角にあるのみだった。しかななくそこから選び試着してみると、やっぱりこっちが落ち着く。今の標準はスリムようだ。15-5-28

 

家ではまったく酒を飲まない、というより飲みたいとも思わないのでアルコール類は一切ない。両親も飲まなかったので家に酒がないのはごく当たり前のこととして育った。アルコールに弱い体質は遺伝的なものだろうが、こうなったのはその生活環境も影響したに違いない。それなのに、誰かと一緒の外では、歳を重ねるごとにそれなりにおいしく楽しく飲めるような体になってくれたのは嬉しい。15-5-27

 

114―59。また、すぐには信じられないような低い数字が出た。再度計ってもほぼ同じ。久し振りのお酒を飲んで、家へ帰ってから計った血圧の値が最初の数字。こんなに低いのは初めて見たような気もする。アルコールが入ると血圧が下がるのは知っていたがこれほどとは。酒好きの友人は言い訳として「だから、毎日酒を飲んだほうがいいんだよ」と言っていたが当ってる部分もありそうだ。15-5-26

 

月曜日の北区体育館での卓球は休館日のため休み。予定の時間がすっぽり空いた気がしたので、ハルカヤマへ向う。今年開催の作品制作は7月からだけれど、その前に地中階段を復活させる作業をしたいと考えていた。幸い、崩れる土は年々減ってきているが、それでも真ん中の深いところは完全に埋まった状態なので2、3日は掛かりそう。赤い作品と共にできるだけ長く維持したいと思っている。15-5-25

 

核のゴミの矛盾。核のゴミ捨て場つまり集積かつ気の遠くなるような長期保管する場所を自治体の誘致でなく国主導で決める方針を打ち出すと、その候補に上がった地域は反対の声を上げ始めた。自分の町や村がゴミ捨て場にされるのは嫌だというのはわかる。しかし、そのゴミを出す原発を認めている人が反対するのには無理がある。恩恵は受けるけど後始末は嫌ではあまりにも我がままで無責任。15-5-24

 

『高齢者であることを自覚せよ』との警告が丸太を渡るとき以外にも続けてあった。久し振りにチェンソーを使っているとき、考えられないようなミスを犯した。大事には至らなかったが、繋がれているコードをチェンソーで傷付けてしまったのだ。小さな火花で気付いたが、これは初めての体験で、それだけ注意力が散漫になっている証拠だろう。今までよりさらに慎重になれと言われた気がする。15-5-23

 

高齢化率とは総人口に占める65歳以上の人の割合。昨年10月の時点で26%だという。かなり大きいことは知っていても、こうして具体的な割合を見ると改めてその深刻さを認識せざるを得ない。4人に1人が65歳以上だと考えると信じ難い気にもなる。2035年には33%となり、3人に1人が高齢者の時代になるらしい。団塊の世代なので人口問題の中心としてずっと生きていくわけだ。15-5-22

 

『え、嘘でしょ』。普段よりかなり低い124という血圧計の数字に驚く。問題の無い人であれば正常な値なんだろうが、平均すると140から150の間の身としてはあまりの低さに異常を感じてしまうのだ。気になって計り直してみると144と出て安心した。安心したというのは半分冗談で、もちろん下がってくれるのは嬉しい。124が嘘でなく、驚きもしない日がやってくればいいのだが。15-5-21

 

100円ライターの移り変わり。ずっと昔で正確な時期は思い出せないが、100円ライターが登場したのは40年くらい前だっただろうか。その当時、ライターは結構高価なもので多くの喫煙家は喫茶店のマッチを使っていた。そこに100円ライターが発売され、またたく間に広まったのを覚えている。つい最近、蚊取り線香用に100円ショップでそれを買ったら何と4個入り。1個25円だ。15-5-20

 

これも警告のひとつ。水の流れの上に掛かる2m程の長さで幅は20B程で水からの高さは1m程の丸太の上を渡ろうとしたとき、少し躊躇する気持があった。以前なら何の戸惑いもなく渡ったはずなのに『滑って落ちたらどうしよう』という怖さを感じたのだ。平気だったものでも『調子に乗らず気をつけろよ』と言われているよう気がした。その後、何度も往復できたのは最初の心構えのおかげ。15-5-19

 

竹輪のからくり。袋の大きさは同じ、本数も5本で変わらない、しかし5本共長さが短い。それも明らかにわかる1B近くもだ。材料費の高騰などに対処する方法として、同じ容量 を保って値上げをするか量を減らして値段を据え置くかの2種類がある。会社としてどっちを選択するかは客の心理を読まねばならないので悩むところだろう。消費者としても難しいが、値上げの方が正直な感じはする。15-5-18

 

「テープを貼ってもいいですか?」。この問い掛けの疑問が半分だけ解けた。スーパーで飲み物などを単品で買うときレジで言われるのがこの台詞。何も聞かずにテープを貼ればいいのにと思っているので「テープを貼るのを嫌がる人っているんですか?」と聞くと「ええ、いるんです」との返事。それなら問い掛けもありかと思ったが、今度はテープを貼るのを嫌がる人の気持と理由がわからない。15-5-17

 

あるコラムに書かれていた『星の王子さま』のサンテグジュペリの言葉が印象に残った。「完璧が達せられるのは、付け加えるものが何もなくなったときではなく、削るものが何もなくなったときである」というもの。これは制作にも当てはまり、膨らんだイメージを凝縮しエキスを絞り出す作業が大切になる。この『ひとこと』も同じで、字数がオーバーした場合に、どこを省き削るかで苦慮する。15-5-16

 

年に一度の兄弟姉妹の集う食事会。上は71歳から下は61歳までの5人。皆が元気なうちにそれぞれの近況や父母のこと昔話などを語り合う場を持ちたいと2年前から始めた。兄は帯広、姉は苫小牧、僕と妹二人は札幌に住んでいる。兄と姉は多少離れているが、そんなに苦労なく集まれるのが嬉しい。昨日も話題に尽きることなく、予定の3時間はあっという間に過ぎた。来年までの無事を願う。15-5-15

 

この前の『歩く旅』のときに宿泊したホテルの評価を投稿。それは口コミという欄で部屋、食事、風呂、フロント、清潔度などの5段階評価とコメントを添える。もしも、すべてが標準だったらあえてしなかったかもしれない。しかし、フロントの愛想のなさと対応の悪さ、そしてお湯の溜りの少ないバスタブのことを伝えておきたかった。それに対する支配人の真摯な返答に投稿した甲斐を感じた。15-5-14

 

ローカル線イコール客が少なく閑散とした車内という勝手なイメージは見事に覆された。営業的には素晴らしいが、こんなことを言えば地元の人に怒られそうだが満席の列車では望んでいた地方ののんびりした雰囲気は味わえない。しかし、あとで気付いたがひとつ前の駅の余市で多くの観光客が乗り込んだに違いないと。余市では今も『マッサン』の好影響が続いていると思うと嬉しくなってきた。15-5-13

 

塩谷駅は無人駅で列車を待つ人もいなかった。これは好都合で、そこで着替えをして窓越しの西日を浴びながら今日の行程を振返りゆったりした気分で小樽行きの列車を待っていた。1時間に一本の列車まで40分の余裕を持って着けたのも幸いした。小さな駅で穏やかなときを過ごしたあと、定刻に到着したワンマン列車に乗り込んだ。そこでもしみじみのはずがほぼ満席状態は想定外でがっかり。15-5-12

 

嫌な予感。大したことではないとはいえ迷いがあっただけにショックも大きい。実は、昨日の『歩く旅』の出発地近くのバス内で、もうひとつ先の停留所に行くと料金メーターが上がるような予感がした。でも大丈夫のような気もした。そっちを信じて表示されている380円を用意して握りしめていた。それなのに、悲しいかな420円に上がったのだ。僅かな距離で、予感に従っていればと後悔。15-5-11

 

天気予報を見て行くのは今日だと決意。晴れだが最高気温が15℃になっているのだ。そう、歩くには絶好の気温。宗谷岬は秋の予定で、あまりにも先過ぎるので新たに見つけた目標が神威岬。とりあえず小樽を目指して、そこまではすでに歩いているハルカヤマの麓から13時に歩き始めた。快調に16H歩いて15時47分小樽駅着。まだいける気がして9H先の塩谷まで足を延ばして引き返す。15-5-10

 

今年初めての草取りをした。家の裏と横をやり1時間半ほどで済んだ。これまでの頑張りのおかげで草の量 は随分減ってかなり楽になった。今回もそうだが草を引っこ抜いて根についてくる土はそのまま袋に入れて捨てる。だから、草と土が同じような割合になっている。そうするのは元を断つためで、土がなくなれば草も生えてこない。これまでの頑張りとはそういうこと。もう少しで砂利の世界に。15-5-9

 

薄桃色の桜が散ったあとには新緑の世界に一気に変身。いつの間にここまで育っていたのか不思議なほどに青々とした葉が木々を覆っていて驚いた。3月から4月への春はゆっくりゆっくりの変化だったけど、ここに来てそのスピードを増している。安春川沿いの緑に黄色いタンポポが我がもの顔で加わるのももうすぐだろう。すでに庭々のチューリップは見事に咲いている。新鮮な彩 りは春の喜び。15-5-8

 

新聞休刊日の朝の過ごし方。新聞のない日はテレビを付けるところだが、見たいと思うような内容はなさそうなのでクラシックを聴きながらの朝食に。視覚でなく聴覚の世界に包まれていつもよりのんびりした気分に浸れた。目の方がより多くの神経を使うからだだろう。もちろん、物足りなさと寂しさはあるがたまにはこんなふわーっとした軽い朝もいいものだ。休刊日は年に何回あるんだったっけ?15-5-7

 

長かったゴールデンウィークもいよいよ終了。ほとんど好天に恵まれ至る所で多くの人で賑わったに違いない。一昨日、買物に行ったホームセンターも例外ではなかった。広い駐車場は満杯で第二駐車場に回された。しかし、買おうとしたニスがなく、ここができるまでは頼りにしていたところに向う。そこの駐車場には余裕があってほっとする。そして、求めていたものも手に入り昔の縁に救われた。15-5-6

 

少し残念だったのは歩き終えたときに左足裏に小さな水ぶくれができていたこと。新しい靴にいきなり完璧を求めるのは欲張りだけど異常なしにしてほしかった。でも、まちがいなく以前の靴より歩きやすい。これから履き慣れていくのを期待しよう。今回の『歩く旅』の行程をマーカーで地図に書き加えると、さらにヤル気が湧いてきてまだ到達してない稚内後の目標が見えてきた。それは、岬巡り。15-5-5

 

旅先でも朝の牛乳はできるだけ欠かさないようにしている。前夜にホテル近くのスーパーに行くと、欲しい500Nのパックが売り切れている。それより小さいのも無い。でも牛乳は欲しい。あるのは日常いつも買っている1,000Nだけ。飲み切れるか不安もあったがこれを買う。夜のうちから水とお茶代わり飲む。そして、朝にも嫌というほどたっぷり飲んだ。満足はしたけれどさすがに多過ぎた。15-5-4

 

『歩く旅』の2日目の朝、当初の予定より1時間早めて6時に出発したのは暑さ対策だったが、もうひとつのおまけが付いてきた。美深から名寄に戻るときの手段として特急しかなかったのに路線バスに余裕で間に合ったのだ。わかってみればすごく簡単なことなのに計画を立てた段階でどうして気付かなかったのだろう。朝7時の出発にこだわっていたせいか。とにかく、もっと柔軟な考えが大切だ。15-5-3

 

自分の足で辿り着いた場所の気温が気になって見てみると、旭川と名寄が明日も道内では一番高くなっている。ちなみに25℃。まるで、暑い場所を目指して行ったみたい。かなり北に位 置しているのに暑くなるのは盆地だからだろう。稚内になると気温はぐんと下がって16℃。頭の中では旭川と名寄は暑い街として焼き付いてしまった。その街のイメージはそのときの天候に大きく左右されるもの。15-5-2

 

今回の『歩く旅』の一番の印象は『暑さ』。旭川の出発から美深に到着するまでず〜っと暑かった。北に向うにつれて気温が次第に下がるのを期待していたが見事に裏切られた。かえって2日目の方が暑くてきつかった。1日目は23℃くらいで2日目は25℃近かったようだ。士別 のホテルでは部屋が暑過ぎて窓を開けたまま寝たのに朝になってもまだ温もっていた。歩くには寒いくらいの方がいい。15-5-1

 

 

 

 

 



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NAKAHASHI OSAMU

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