ある日のひとこと

 

 

=そのときどきの、思いついたこと、感じたことを書き留めてます=

 


 

 

今日も晴れて暑くなる予報なので宿を6時に出発。歩き始めてみると5時でもよかったかなと思うほどだった。10時名寄駅着。パンと牛乳の早めの昼食。30分後に美深に向う。暑さが増してきて、道路の照り返しもつらい。顔は火照り汗が止まらない。まめに水分補給をする。14時45分美深駅着。着替えをして路線バスで名寄に戻る。17時30分発の高速バスに乗車、20時50分札幌著。15-4-30

 

札幌駅6:51発旭川駅着8:16。8:25駅前を出発。すでに暑いくらいだ。先が思いやられる。暑くなる季節の前にと計画したのに・・。比布のコンビニで昼食。飲食コーナーが有難い。塩狩峠は難無く超える。頂上で靴下交換。国道はバイパスなので剣淵の街中の絵本の館からはずれているが懐かしさが湧いてくる。19:00士別 の宿に到着。足は大丈夫だが、とにかく暑さにはまいった。15-4-29

 

明日は『歩く旅』の第二段として旭川から士別へ行きそこで宿泊して、翌日は名寄を超えて美深まで歩きそこから列車で名寄に戻り、高速バスで札幌に帰るという計画。これが決まるまでにはいくつかの案があってそれなりに考え抜いた。こうした過程も旅の楽しい部分。最終の第三段は美深から稚内まで3泊4日で行くことにして、この決行はいつもの10月末にする。半年後が今から待ち遠しい。15-4-28

 

滝川の約10H先にあった道の駅にちょっと寄ってから再び歩き始める。その後も国道を北へと歩を進めるのだが次の深川の道の駅までの12Hの間にコンビニが一軒もなかった。車はかなり行き交っているのに不思議な気がした。それ以上に気になったのはこの田園地帯に住んでいる人達の買物の不便さ。この国道はバイパス的なものかもしれないが、ここでは車なしの生活は考えられないようだ。15-4-27

 

いいことばかりではなくて、旭川市街地に入る道を誤り5、6H余りも遠回りをしてしまった。トンネルを抜けるとぐっと市街地に近づくと思っていたのにちっとも山裾を離れていない。そこで何か変だなと感じたが戻る気にもなれず、そのまま進んだ。旭川駅まで5Hだったはずなのに6Hになって愕然とする。直線で行けたのにコの字型に歩いてしまったのだ。最後のプラス1時間はきつかった。15-4-26

 

心配していた靴は大正解。歩き切った後にも左足の踵の部分に問題にならない程度の水ぶくれができただけで他には何の異常もなかった。そして、激しい雨の中を2時間近くも歩いたのに靴下は濡れずに済んだ。これまでの靴ならぐちゃぐちゃになっていたはず。こうなるととても不快で歩きにも影響する。それがなかったのも嬉しい。買うときにはサイズでも迷ったがこれも当りと出て最高に幸せ。15-4-25

 

札幌駅6:51分発の特急で滝川に。7:50駅前を旭川に向って出発。曇り空で涼しく歩くにはちょうどいい。途中から強風が吹くが幸い追い風。11:48に23H先の深川の道の駅に着きそこで昼食。靴下を履き替え12:30再び歩き始める。間もなく強い風と雨に遭う。神居古潭の辺りでようやく止む。旭川の市街地は長く感じたが6:55旭川駅着。52H。食事後、高速バスで札幌へ。15-4-24

 

いよいよ明日、今年の目標である稚内への『歩く旅』の第一段が始まる。稚内はこれまでの浦河や帯広よりずっと長い距離なので第4段にまで分けて到達する計画にしている。とりあえず明日はすでに歩いている滝川まで列車で行きそこから旭川に向けて出発する。今年の最初の約52Hという長距離なので様子をみるためにも到着後一旦札幌に戻る。新調した靴がどんな具合か楽しみと不安が半々。15-4-23

 

道路の白線がまぶしい。春になって新しく引かれた中央線や車線そして横断歩道の白線がくっきりと浮かび上がり輝いている。歩いていても運転していてもその白さが気分をしゃきっとさせてくれる。ここでも新たな季節の始まりを告げられている気がする。とくに雪国にとっては一月よりも四月の方が始まりのときに相応しい。そんな四月もすでに下旬に入り、まぶしさをいつまで保てるか心配だ。15-4-22

 

真っ白でさわやかでお気に入りのパッケージ。それは何かというと白一色のティッシュ箱。今までもできるだけ目立たない落ち着いた色合いや模様のものを買っていたけれど、どこかに『ちょっと違うんだよな』との思いがあった。しかし、いつも行っているスーパーでこれを見つけたときは探していた宝物に出会えたような気分だった。模様もなければ商品名もない。これこそシンプルでおしゃれ。15-4-21

 

先週、目覚めがしだいに早くなると書いたばかりなのに朝方の目覚めが遅くなってしまった。6時どころか7時になってもまだ眠い。これは春眠暁を覚えずというやつだろうか。いや、そうではない。それなら先週だって春眠だったわけだからそれは違う。今の季節に限らず、朝の目覚めのスッキリ爽やか度はそのときの気持や体調に影響されているはず。『歩く旅』が迫っているから気を付けねば。15-4-20

 

ハルカヤマの小屋の冬囲いをはずすためにメンバー7名が集合。毎回、雨天決行を決意しているが幸い雨に降られたことはない。覚悟していると避けてくれるのかもしれない。そんなわけで今日も曇り後晴れ。作業は1時間半ほどで終り、焼肉バーベキューの準備に入る。こっちも大事な恒例行事なので晴天が嬉しい。桜にはまだ早いけれど、春の陽光のもとで食べる焼肉は最高においしくて大満足。15-4-19

 

選択の余地がないという意味では沖縄の基地問題も深刻。沖縄県知事と首相の会談で首相は現在の方針を「唯一の解決策」と述べた。これでは結論先にありきで話し合う意味さえ失われてしまう。異なる考えを聞こうとする姿勢がまったく感じられない。選択どころか議論の余地さえ奪おうとするのは悲しいというより恐ろしくなる。このまま「この道しかない」と走られたら沖縄の人の心が心配だ。15-4-18

 

地方選挙の後半戦となる道内の27首長選挙で立候補者がひとりのため無投票になるらしい。これは首長のみならず市町村議員選挙でも同数程度あるようだ。選択の余地がないというのは悲しいもので、信任か不信任かの意思表示の機会と場も失われてしまう。変化と活性化が見込めないと若者は増々そこを離れていく。人口が減少すれば当然人手不足に陥るから、この現象はさらに進むことになる。15-4-17

 

『四千万歩の男』もついに五巻目に。以前にも書いたように伊能忠敬の小説なのだが読む前に期待していた内容とは随分違っていた。歩くことと観測と地図の作成が話が本筋かと思いきや、行く先々で関わる様々な人間模様が中心になっている。自分の『歩く旅』の刺激と発奮に繋がればとの思いは残念ながら見事にはずされた。それでも、ここまでやって来たのはそれらの人間に引き込まれたから。15-4-16

 

安春川沿いの遊歩道を歩いているとき『何かいつもの春とちがうな』と感じた。すっかり春の風景なのに春を強く感じられない。どうにも生温くインパクトに欠けるのだ。間延びしているというかだらーっとしている。それは今年の春の早さにあるのだろう。例年になく雪解けが早くいつの間にか春になっていたせいだろう。いつもなら雪から土の世界へと劇的に変化するのにそれがなかったためだ。15-4-15

 

靴を慣らすために地下通路を歩き回る。買ってから3週間近く経とうとしているがまだ自分の靴になりきっていない感じがする。でも、もう少しで大丈夫な気もする。とにかく、安心して『歩く旅』に挑戦するにはできる限り違和感をなくしておきたい。地下を歩く利点は信号待ちがないので続けて歩けるのと天候に左右されないというのがある。今日は晴天の太陽を避けたかったので有り難かった。15-4-14

 

目覚めがしだいに早くなる。冬の間は7時前後だったのが6時半になり最近は6時近くになってきた。多分これは朝の明るさのせいだろう。寝ている部屋のカーテンをしっかり閉めてあっても太陽は目覚めを促してくれる。気持よく清々しく起きるためには朝の太陽はとっても大事。こまるのは曇りや雨の朝の目覚めで、時計を見るまでは早いのか遅いのかさえもはっきりせず不安になったりもする。15-4-13

 

まずは『四千万歩の男』の3巻目を返却しに図書館に寄り、さらに5分ほど歩いたところにある投票所になっている中学校へ向う。この前は去年の12月の寒い日だったことを思いだす。今回は四つの選挙が一緒なので書きがいがあって嬉しい。投票後には、その中学校に面 している安春川沿いを久し振りに散歩した。夜は『四千万歩の男』の4巻目を読み、8時過ぎからは気になる選挙速報を見た。 15-4-12

 

アトリエでは薪ストーブを焚いている。昨日も寒かったので火を着けたが煙が逆流して一向に燃えてくれないどころか部屋中が煙に包まれ玄関や窓を開けねばならなかった。風が強かったのでそれが主たる原因と思われるが、煙突にも問題があるのではといろいろ試しても逆流は止まらない。そして今日もあきらめきれずに試したがやっぱり同じになる。残念な結論、風のある日は使えないストーブ。15-4-11

 

車検と数カ所の修理を終えて今週の月曜日に戻ってきた車のタイヤ交換。これをやるとまた冬との明確な区切りになる。それなのにスパイクタイヤを持ち上げたとき、悲しいかなようやく春を迎えたのにふと次ぎの区切りが頭によぎってしまった。すぐにそれを吹き払い、春を実感するドライブも兼ねて隣町のアトリエへ向う。窓を空けて風を浴びたいところだったが寒の戻りで暖房を入れるはめに。15-4-10

 

身だしなみ。無頓着と言ってもいいくらい大雑把だった若い頃(中年も含めて)に比べると次第に気を使うようになってきている。そうなるのは若さというパワーでカバーできる部分が少なくなるからだろう。そうは言ってもお洒落とは縁遠いし目指すつもりもないがせめてこざっぱりは心掛けたいと思う。その気持は服装よりも体に対しての方がより強い。服は何とかできても体はもっと正直だから。15-4-9

 

今月末には稚内行きの『歩く旅』の第一段として滝川から旭川まで歩く予定でいる。そのためにも新調した靴を足に慣らす必要があるので今日は2万5千歩余りで15H強歩いた。まだ完全に馴染んでいないせいでわずかだが違和感を感じている。そこをなくすためさらに歩き込んで(走り込んではあるけどこっちもあるかどうかはわからない)本番に備えたい。まだ先と思っていた挑戦ももうすぐだ。15-4-8

 

いきなり冬に逆戻りのような寒さに震える。朝方は風は冷たいけれど薄日も射していたので昼頃には暖かくなるんだろうと思っていた。ところが、午後2時辺りから雪が散らつき始め1時間後には吹雪になった。心構えの違いで体感温度は随分違うもので、薄着のせいだとしても0度前後の気温が冬のマイナス10度よりも寒く感じてしまう。弱気の虫と万一の予防のためいつもの歩きを諦めバス停へ。15-4-7

 

おじさんとおじいさんの分かれ目はどこ?これは知り合いや身内の間という意味でなく、まったく関係のない人から見ての話。つい最近歩いているとき、祖母が孫に向って「そのおじいちゃんの前に行くんじゃないよ」と叫んだように聞こえて周りを見渡したが他には誰もいなかった。ということは自分はおじいちゃんとして見られたわけだ。そう言われてもしかたのない歳とはいえ何だか気になった。15-4-6

 

あるプロ野球解説者が日本ハムの大谷について「まだふんぎりがついてないようだ」と語っていたが、自分勝手な解釈でしかない。本人がそうしたいと固い決意で臨んでいるのに体験もしていない人間が先輩風を吹かして上目線で言うべきでない。大谷が挑戦を始めた時点ですでにその解説者の才能の枠を超えているのを理解すべき。だから、ふんぎりがついていないのはその解説者自身に他ならない。15-4-5

 

『4千万歩の男』は5巻まであり、貸し出し期間の2週間に何冊借りるか少し迷った。その文体と内容と惹きつかれ度によって読むペースはまったく違ってくる。焦って読むのも嫌だし、読み終えてしまって続きがないのも嫌なのでとりあえず2巻借りた。すると、3日目の今日には2巻の半分近くまで読み進んだ。期待はずれな部分もあるがそれだけ入り込んだ証拠。明日は3、4巻を借りるつもり。15-4-4

 

近くの図書館で借りた井上ひさしの『4千万歩の男』を読み始める。実は、この本を手にするまでどんな内容の本かわからずにいた。作者とタイトルを書いたメモを見つけたが中味は思い出せなかった。でも、『4千万歩』に惹かれて借りてみたのだ。わくわくしながら表紙をめくると蝦夷地を含め日本の地図を作った伊能忠敬の歴史長編小説だった。伊能忠敬はとても関心のある人物なので大大満足。15-4-3

 

0,03%と0,035%。ゆうちょから定期貯金を勧めるチラシが届いたので、この際と思い何も知らずにいた定期の仕組みや利点を聞いてみようと足を運んでみた。しかし、その金利にびっくり。ほぼ0金利だというのは耳にしていたが本当だとは・・。最初の数字は通 常と定期の金利でその差は0,005%しかない。例えば100万円でも1年で300円か350円の違いだけ。結局そのままに。15-4-2

 

決勝戦では惜しくも敗れ準優勝となったが十分過ぎるほどの大活躍をしてくれた。正直言ってここまで勝ち進むとは思っていなかったので感動もその分大きくなった。どっちが勝っても初優勝だったが、その両者が北海道と北陸だというのも画期的と言える。いわゆる雪国同士での決勝戦は今までになかったのではないだろうか。地域による実力差がなくなればさらにおもしろくなっていくに違いない。15-4-1

 

 

 

 



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NAKAHASHI OSAMU

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