ある日のひとこと

 

 

=そのときどきの、思いついたこと、感じたことを書き留めてます=

 


 

 

早めの対処とそのタイミング。家の北側にある台所と風呂では窓の高さにまで落雪が迫っていた。まだもう少し大丈夫のような気もしたが穏やかな天気だし明日明後日が大雪の予報になっているのでその部分の除雪をした。もうひとつやる気を起こさせたのが、屋根の雪がまったくなかったから。氷の塊がいつ落ちてくるかわからない軒下での作業は危険が伴うので、やるなら『今でしょ』と思った。15-1-31

 

1月も残すところあと1日になった。比較的暖かい日が多く、冬の厳しさをあまり感じないままきた感じがする。これからどうなるかわからないが2月に入ればあと1ヶ月の辛抱だ。そんな折、町内会の排雪の案内のチラシが配られてきた。その予定では2月10日〜17日に掛けて行われるという。ということは2月の中旬には春を迎える準備に入るわけだ。早すぎる気もするが冬はさらに縮まる。15-1-30

 

ときどき見る夢。自分の家のはずなのにまだ知らない部屋がたくさんあって驚くと同時に嬉しくなる。でも、ところどころの壁が壊れていて外が見えている。早めに修理をしなくてはと焦るが、そのままにして違う部屋に入ると見知らぬ 家族が平然と生活している。どうしてそこに住んでいるのか理解できない。それで嫌な気分になる。これが今朝の夢。毎回状況は違うが大筋は一緒。これは何なの。15-1-29

 

世の中ではときに理解困難な信じ難い事件が起きる。これもその内のひとつだが、ちょっと違うのはどう受け止めるべきなのか迷うところ。95才の夫が88才の妻の浮気を疑い杖で殴打し殺してしまったというのだ。そこまで駆り立ててしまった思いとは何だったのだろうか。愛とは違う独占欲だったのだろうが、それにしても・・。その年齢になってもまだ強く残る欲の深さをどう捉えるべきか。15-1-28

 

真冬の雨。この季節はずれの天気はいろいろな厄介を引き起こす。圧雪でそれなりに固まり平らで安定した状態になっていた道路がグチャグチャになり、それが凍ってガタガタになるのがこまる。せっかく冬の雪景色を求めてやって来た観光客はがっかりするはず。そして、札幌の冬の一大イベントである雪まつりの雪象制作にも大な影響が出る。寒いのも辛いが暖かいと喜んでばかりもいられない。15-1-27

 

これが食事となるとかなり迷ってしまう。子供の頃ならすぐにカレーライスと応えられただろうけど今は何なんだろう。以前テレビで最期の食卓というのがあったが、最期に食べたい料理もすぐには浮かばない。どうしてもがないとすれば日常的に食べているものが一番いいのかもしれない。御飯(五穀米)と海苔とホウレン草の味噌汁と焼いた鯖と大根おろしに納豆、これくらいあればいいのかな。15-1-26

 

もう少しこの話を続けてみたい。ケーキがいいか饅頭がいいかとなったら断然饅頭。クッキーか煎餅を選ぶとしたら迷わず煎餅。これだけでも好みは洋より和にあるのは明らか。ちょっと疲れているときの饅頭のあんこはたまらなくうまい。ケーキでは何だか物足りない。クッキーは甘いものがほとんどだけど煎餅は塩味や醤油味もあって味の幅が広い。そして、歯ごたえのあるあの固さも捨て難い。15-1-25

 

やっぱり本物の味は違う。戴いた千葉の干し芋がすごくおいしかった。食べ物は好きなものばかりというより嫌いなものがほとんどないから大好物を決めるのはむずかしい。でも、果 物では柿がすぐに思い浮かぶわけだから、おやつ系は何なのかを知りたくなった。そこでこの干し芋がその候補に名乗りを上げた気がする。何も足していないのにこの旨味がたまらない。まずは暫定一位 にしておこう。 15-1-24

 

カフェ(コーヒー店)に忘れ物をしたのに気付いたのは20分ほど歩いた後だった。慌ててUターンすると、間もなくチェーン店があったのですぐに取りに行くこととその物が何であるかを伝えてもらう。それはレジ袋に入れてあり、その物の上にはさらにレジ袋がかぶせてあって、何なのかはすぐにはわからない。不審物と思われてもこまるので連絡してもらったが気にしていない様子に安堵する。15-1-23

 

以前にも書いた気がするが、数年前から納豆は御飯にかけずに食べている。そうしているのはその方が納豆そのもののうま味を堪能できるとわかったから。理由は違うがこれを最初にやったのは遠い昔の大学の寮に入って間もない頃のことで、同部屋の先輩から「寮の飯だけだと栄養失調になるからたまには納豆を食べた方がいい」と言われ、ときどき袋の納豆を食べていた。納豆は元気の源だった。15-1-22

 

大雪が続き人も車も雪山の間を縫うように歩き走っている。例年より多い積雪になってしまったからしかたがない。つい最近、新聞に道内の市町の年間降雪量 の平均値の比較が出ていて興味深く見た。最も多いのが倶知安の10mで、札幌は6m、そして浦河は最も少ない方の1,5mになっていた。そんな浦河でも、近く坂や山裾のスロープでソリやスキーを楽しんだ子供時代の思い出がたくさんある。15-1-21

 

今度は84分の1。これは我家に届いたお年玉付き年賀はがきの数と3等の切手シートの当選枚数。100枚の内2枚当れば平均的確率だからこんなものだろう。0でなかったことを良しとしよう。しかし、この程度の枚数では確率があてにならないと教えられたのは、末尾の数字のそれぞれの枚数にすごい偏りがあった点。最も多かった3は16枚もあったのに8はたったの4枚だった。これも運。15-1-20

 

『ひとこと』の2012年から2014年の3年分をプリントしてまとめる。その前の10年分はすでにファイルしてあるのでこれで13年分が揃った。パソコンのなかでは繋がっていてもそのすべてを一度に目にすることはできない。でも、ファイルするとひと塊として見ることができる。その厚みと重さが13年の長さも伝えてくれる。デジタルだけでは味わえない確かな達成感と満足感がある。15-1-19

 

続き。雪山を除雪する時間はないので歩いて体育館へ向うことにした。強風のなかを歩いてみて、いかにすごい風だったかを実感させられた。膝を超える吹きだまりが至る所にあるのだ。そして、雪に埋もれて動けなくなった車も数台あった。ようやく着いた体育館には二人いたが「今日は止めよう」ということになりまた雪をかき分け家へと戻る。往復40分の雪道の歩きが卓球の代わりの運動に。15-1-18

 

まさかの二度目の吹きだまりにびっくり。朝から強い風は吹いていたけれど部屋の窓から見える車の屋根の雪は5Bほどだったのでのんびり構えていた。それでも、夕方の卓球に行くために除雪をしておこうと外に出て驚いた。車の前方には吹きだまりの山ができていたのだ。強風の中きれいに除雪をしてこれで安心と思っていたのに、2時間後に出掛けようとしたら雪山が復活していて茫然とする。15-1-17

 

日本とドイツの原発に対する選択の違い。日本政府は停止している原発の再稼動に躍起になっていて、廃止の考えはまったくないようだ。それに対してドイツは福島の原発事故の数カ月後には2030年までの全廃を目指すと宣言した。まるで、事故のあった国が逆であるかのような展開になっている。現在の利益ばかりを追い求めようとする生き方と将来を考えての生き方の違いに思えてならない。14-1-16

 

嬉しい情報。札幌の会社が2016年度中に家庭向けの電力小売り事業に参入し、再生エネルギーを中心に道内から電力を調達し、原発に頼らない社会を目指すという。ずっと昔からそうなってくれることを望んでいたから本当なのかと疑ってしまうほどだ。電力料金を北海道電力より安くするにこしたことはないが、たとえ多少高くてもそちらを選びたい人は大勢いるはず。自分もその内のひとり。15-1-15

 

最高気温がプラスの5度を超えて3月下旬並の暖かさだったという。おかげで積もった雪のかさも随分減った。今年に入ってからは暖かい日が多く、たとえ降雪があっても雪山がみるみる高くなる心配はなかった。去年だったか一昨年だったかもう忘れてしまったが、降雪は平年並みなのに寒い日が続いたおかげで巨大な雪山が出現していた。これだけ暖かいと来月は3月かと勘違いしてしまいそう。15-1-14

 

68の36。これは会場を借りる予約順を決める抽選総数と引いた番号。何度やっても引くときにはドキドキするものだ。気持としては弱気の方にあり、大きい数字を引きませんようにと願いながら箱の中に手を入れた。今回も今までのように最初に触れた札を引き抜いたら36だった。中間辺りだから運としてはまぁまぁだ。それでも部屋は無事確保できて、これから半年はドキドキしないで済む。15-1-13

 

テレビニュースでは華やかな晴れ着姿の若い女性がたくさん映っていた。成人式はまるで女性のためのひな祭りのよう。とにかくこれからも夢と希望を持って自分らしく精一杯生きてほしい。自分の成人式はと言えば、まったく関心もなく格式張ったところが苦手なせいもあって迷わず欠席した。大人の仲間入りと言われても誕生日と違って明確な区切りになるわけでもないから醒めていた気がする。15-1-12

 

昨晩は新年会で遅くになって帰宅したので『ひとこと』は書かずにそのまま布団に入った。そして今朝、それを書こうとしてパソコンに向ったがモニターが作動してくれない。一瞬焦ったが以前にもあったことなので落ち着くよう自分に言い聞かせ、5分ほど待ってから再び試みるが 起動せず、次には電源を抜き20分後に戻してやってみると無事起動。『ひとこと』を続けるにはこっちの方が心配。15-1-11

 

変化に気付かずにいることがある。地下鉄の暖房が省エネのため1ヶ月前から停止されているという。新聞でそれを知るまでまったく気付かずにいた。それなりに防寒着は身に付けているし、歩いて辿り着いた直後なので体も暖まっているから気にならなかったのだろう。これはこれでいいと思うが重大なのにこのように気付かずに止められていたり進行していくものが増えていく恐れを感じている。15-1-10

 

暴風雪の影響で飛行機や列車に運休が相次いだ。新千歳空港では1,500人もの人達が施設内での宿泊を余儀なくされた。天候のせいなのでやむを得ないとはいえ予定の狂いと疲れで心身ともにまいっただろう。そんななか札幌と大阪を結ぶ寝台列車のトワイライトエクスプレスも1泊のはずが2泊になったが表立った苦情はでなかったという。もともとのんびり旅の寝台付きなんだからそれは頷ける。15-1-9

 

札幌駅と大通りを結ぶ地下通路ができてから地上を歩く人がめっきり減った。それが冬になるとまるでゴーストタウンかのように人の姿は消えてしまう。地下の存在を知らない観光客が人のいないビル街を見たら驚くにちがいない。こんなにビルが立ち並んでいるのにどうして人がいないのかと。駅前はその街の顔なので住んでいる者としてももう少し賑わってほしいと思いながらも下を歩いてしまう。15-1-8

 

急変する天気。朝、心配していたツルツル道路は夜中の積雪のおかげで圧雪状態になっていて滑らずに済んだ。そして、午前中は風もなく穏やかだったのに1時あたりから急に風雪が強くなり始め、夕方には猛吹雪になっていた。歩いて帰るつもりがたまたま同方向に帰る生徒の車に乗せてもらうほどの荒れ模様。夜になってからも暴風は止まらず続いている。明日の朝、カーテンを開けるときが怖い。15-1-7

 

1月だというのに雨とは・・・。大雪もこまるけど真冬の雨もこまりもの。3月の雨ならまだしも、この時季のはすぐ後の寒さで道路も歩道もスケートリンク状態になってしまうのが心配になる。いくら北国の人間で毎年のこととはいえ氷の上を歩くのは怖いし危険。もしも転んで手足を骨折などしたら大変だ。年寄りは転ぶな転ぶなとさかんに声を掛けられるが自分もその仲間の自覚を持たなくては。15-1-6

 

お正月気分もようやく薄れたところで、今日は今年初めての卓球。お正月の間にはユーチューブの卓球をたくさん見ていた。とくに今年の目標にしていてるバックハンドを中心に。だから、早くやってみたくてウズウズしていたので大満足。徐々に慣れてきているのがわかったのも収穫。ユーチューブでは試合を見られるだけでなく細かい指導まであるからとにかく助かる。これからも頼りになりそう。15-1-5

 

『日々の積み重ね』の具体的なものと言えばこの『ひとこと』。02年1月1日から1日も欠かさず書いてきて14年目に入った。それを日数に直すと4,745日になる。やっぱりこれも日数にしてみると我ながら感心する。最初は何とか10年は続けてみたいとの願いを持って書いていた。それが10年を超え15年が近づいてくると20年を目指したくなる。これは日々の自分を紡いでくれている。15-1-4

 

よく言われる言葉に『すべては日々の積み重ね』というのがあるが、たしかにそうだ。今年もすでに3日が積み重なった。そこには、中味はどうであれその日を生きた自分が必ずいる。日々と同時に生きざまも積み重なる。こうして1週間が過ぎ、1ヶ月が過ぎ、半年が過ぎ、1年が過ぎてきた。これを66年やってきたんだと考えると24,090日だから、ものすごく長いたくさんの日々に思える。15-1-3

 

パソコンに向うと、その前の壁に貼ってある一年のカレンダーが目に入る。すでに5月と9月と10月にはマーカーで予定が記されている。それを見ていると始まったばかりの一年なのに短いような気になってしまう。月カレンダーは月毎でその先は見えないから次の月は遠く思える。ということは、子供の頃以来目にしていない日めくりの場合は日毎だから一年が随分長く感じられるのかもしれない。15-1-2

 

また新しい年が始まった。今年も元気に楽しく張り切ってやっていきたい。すでにいくつかの目標が待っている。穏やかな元旦にホッとしているところに早々と年賀状が届く。やっぱりお正月気分にこれは欠かせない。短いひとことにその人の気持が込められている。まったく無しのは寂しいものだ。朝の8時半という早い到着のおかげで行き違いの分を10時には投函できた。さぁ、今年も頑張るぞ。15-1-1

 

 

 

 

 



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NAKAHASHI OSAMU

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