ある日のひとこと

 

 

=そのときどきの、思いついたこと、感じたことを書き留めてます=

 


 

今回は出鼻からつまずく。札幌駅発8:55の列車に乗るはずが改札直前に苫小牧行きでないことがわかり急きょ高速バスに変更。確かめずに乗っていたらもっと焦ったはず。予定より少し遅れたが10:50苫小牧駅前を白老に向けて出発。薄曇りでちょうどいい。途中からは風が強く冷たくなり、手袋をはめる。15:00ポロト湖のアイヌ民俗博物館に着き見学。見応えあり。駅前の宿へ向う。15-10-31

 

テレビの直りが遅くなったので、いよいよ購入した家電店に持ち込む。5年間の長期保障に入ってないので修理代がどのくらいになるのか心配だ。まさか、こんなに早く故障するとは思っていなかった。見積もりを出すまでに1週間ほど掛かりそうなので、しばらくはテレビのない生活になる。それはそれで楽しみ。明日からまた『歩く旅』に出る。苫小牧から白老、室蘭、地球岬そして洞爺湖町へ。15-10-30

 

神威岬までの道の前半はずっと山間部だった。そのせいで積丹半島を歩いているような気がしなかった。その道でたくさん目にしたのが廃屋。廃屋ばかりと言ってもいいくらいの数に悲しい気持にさせられた。希望に燃え夢を追い掛けた時代は遠い昔のよう。ここにも、置き去りにされて疲弊した地方の姿がはっきりと現れていた。車で走っていると目に止まらない光景もしっかりと脳裏に刻まれる。15-10-29

 

今回、4時間20分掛けて26Hを続けて歩いたことでいくつかわかった点がある。一番わかりやすいのはこの時間と距離を休みなく歩けること。まだ余裕があったのでさらに自信に繋げられた。最初から最後までほぼ同じペースで歩いていること。これは自分でも見事だと思うほどで、9:15〜10:00=6072歩、10〜11=7868歩、11〜12=7784歩、12〜13=7819歩になっていた。上り下りがあったとしても、長距離を長時間歩くにはこの平均化がコツに違いない。15-10-28

 

続く。快調に歩けたのにはわけがある。歩き始めた美国のバス停から神威岬の先端までの間に信号がひとつもないのだ。おかげで一度も止まることなく(正確に言えば2度のトイレタイムはあるが)歩き続けられた。残り10H辺りで『もしかしたら早めのバスで帰れるかもしれない』と考えて昼食を食べずに歩いたせいもある。18時のバスの予定が15時19分に余裕で乗られたのは嬉しい誤算。15-10-27

 

ひとつ目の岬を制覇。朝6時に家を出て地下鉄で札幌駅へ。6:51発の列車で7:37小樽着。7:50発の美国行きのバスに乗る。美国着9:10。9:15には神威岬を目指して歩き始める。天気は薄日の差す絶好の日和。何の問題もなく26Hを快調に歩き続け、予定よりかなり早い13:35に岬の先端に到着。風は強かったが晴天で見晴らしも最高だった。思っていたよりいい岬に感激。15-10-26

 

一度は継続できないかもと覚悟していた『ひとこと』を続けられる喜びをかみしめながら書いている。ほぼ14年に渡って繋がっていて、毎日の習慣としてもすっかり染み付いている。これで一安心。当初は今日、『歩く旅』を実行するつもりでいたが天気予報で雨と雪マークだったので明日に順延していた。これは正解で雨と雪と風の荒れ狂う一日だった。心配も解消できて心置きなく歩けそうだ。15-10-25

 

終りのときが来たのかもしれない。ある字数以上進めないのだ。とにかく快復を祈るばかり。ここからは25日の書き込み。嬉しいことに復活してくれた。もしかしてと思い浮かんで対処したらそれが見事に当ったのだ。ある字数を超えると消えてしまうというのがひとつのヒントになった。1月から繋がっていた部分を整理したらすぐに解決。かなり悲観的に受け止めていたので、とにかく嬉しい。15-10-24

 

五分五分で待つ。これが大事。これは卓球で相手の球を受けるときの心構えのこと。フォアにくるかバックにくるかはわからないので常に両方に備えている必要がある。今までは7:3へたをすると8:2で待っていたような気がする。これじゃ突然のバックに対応できるはずもない。だからといってその逆もよくない。どちらにも素早く反応するには真ん中が一番いいわけだ。意識してそうしよう。15-10-23

 

朝食が新聞とセットになっているように、夕食はテレビのニュースとセットになっている。もう、長年の習慣になっているから欠けてしまうとこまるのだ。休刊日にはテレビを見ることもできたが、テレビの代わりに新聞というわけにはいかない。パンならできるけど御飯ではむずかしい。そして、朝刊はもちろん夕刊も読み終っている。ジャズを聴きながらもいいのだがやっぱりニュースを見たい。15-10-22

 

テレビがおかしい。画面にバーコードのようなものが出てきてしまうのだ。そうなると、一旦電源を入れ直さない限り快復しない。最初の頃は数回だったのが次第に回数が増えてきて10回以上でも快復しなくなってきた。明らかな故障なので購入した店に修理を頼むよりなさそうだ。それにしても、たった4年余りで故障するなんて早過ぎる。他の製品全般 に言えるが、寿命は短くなってきている。15-10-21

 

秋の深まりを実感させられるひとつの区切りを今朝迎えた。それは朝の照明。いつもと同じように7時少し前に居間に下りるとカーテン越しの光がやけに弱く感じられた。いつもならまっ先にカーテンを開けるはずなのに、そうはしないで照明を付ける。太陽の光で朝食を食べ新聞を読めないのは一日の始まりとして寂しい気持にさせられる。今朝は曇り空のせいもあったが間もなくこれが当り前に。15-10-20

 

久々の卓球でたっぷりと心地よい汗をかく。何度か書いているがとにかく半端じゃない量 の汗をかく。これがまた気持いいのだ。サウナから出たあとの爽快感に似ている。タオルは絞れば水が出るのではと思えるほどになってしまう。もちろん水分補給はするけどそれ以上が流れ出るから追い付かない。体の新陳代謝が進むのはいいことなのだが、夢中になり過ぎて脱水症状になるのを気を付けねば。15-10-19

 

ヤクルトが巨人に勝って夢をつないでくれた。両リーグの優勝チーム同士の日本シリーズになるわけで、シーズンの努力が報われる順当な対戦にほっとする部分もある。もしも、3位 同士だったら日本一を争うのとは違った戦いになってしまいそう。鷹とツバメの戦いだから鷹が勝つに決まっていると言う人もいるが、ツバメ返しもある。 とにかく、ヤクルトとソフトバンクの日本シリーズが楽しみ。15-10-18

 

昨日解体して車に積んであった作品をそのまま南幌のアトリエに運ぶ。泊り込みもして制作し、最後の作品が完成したのは8月25日だったのでそれ以来の訪問となった。そこで、作品を運び入れたあとすぐに木っ端などが片付けられていなかった部屋の掃除をすることに。やり始めるとそれだけでは終らずいろいろな所にも広がっていった。それも、ひと区切りがついて気持に余裕が生まれたせい。15-10-17

 

天気予報の晴れマークに誘われて2週間振りにハルカヤマへ向う。山の木々は黄色や赤に染まり、秋模様になっていた。誰もいないハルカヤマは静けさを取り戻していて、ゆったりとした時間と空気が漂っていた。そんななか、今年の作品5点のうちの3点を解体した。2ヶ月近い設置のため汚れも目立ったがしっかり立っていてくれて、お疲れさまという気持。あとふたつはさらに頑張ってほしい。15-10-16

 

子供達が置き去りにされるどころか、地方では出産できる病院の減少が加速度的に進んでいるらしい。道内の分娩を扱う施設の有無を表わす図に驚く。何と、道内179市町村のうち83%に当る149市町村には分娩できる医療施設がないのだ。そのため少子化や過疎に拍車を掛ける悪循環に陥っているという。『地方創成』などと言っておきながらこの始末。お金の使い方が絶対まちがっている。15-10-15

 

安春川の水の流れが止まってしまった。川沿いの木々は黄色や赤に染まり秋の深まりを感じさせていたが、川の流れがなくなると一段とその感を強くする。ついこの間までいた川遊びをする子供達ももういない。土手や流れの中で羽を休めていた鴨もどこかに飛んでいったようだ。まるでカーテンを引くかのようにこれからは落ち葉が川を覆い尽くしてしまう。半年後の川の流れが今から待ち遠しい。15-10-14

 

年齢別の体力測定によると高年齢の方が数値が高く、低年齢になるほど下がっている。高年齢ほど体力維持に努力しているようだ。しかし、気になるのは子供達の体力低下。外遊びの少ない生活環境からして、今後の快復も厳しそう。東京オリンピックもマイナスにしか働かないような気がする。懸命に育てるのはメダルを取らせるためのほんの一部だけで、大部分の子供は置き去りにされるだろう。15-10-13

 

体育の日だけど朝から鼻水が止まらなかったせいもあって、家でゆったりのんびりを決める。午前中は漢字の書き取りをしたりユーチューブの卓球を見て、午後にはクライマックスシリーズの日ハム対ロッテ戦をテレビで観ながらまた書き取りをして過ごす。書き取りは極めて単純な繰り返しなのに適度に頭を刺激するおもしろさがある。残念ながら日ハムは僅差で敗れ今シーズンが終ってしまった。15-10-12

 

「直せません」。今年の春に新調して滝川から美深へ、そして銭函から美国まで歩いた靴の踵の内側の部分が擦り剥けてしまったので靴屋で直してもらえるかどうかを聞いたときの返事。それは見事なほどの即答だった。予測もしていたのですんなり受け入れ、それなら自分で直そうと思い立つ。そこ以外はまったく問題ないのでまだまだ頑張ってほしいのだ。神威岬と洞爺湖町への道が待っている。15-10-11

 

三つ目の教室展の搬出を終え、その足で『ハルカヤマ芸術要塞』の総括をする居酒屋へ向う。これで、今年の大きな催しはほぼ終了したことになり、これからは心置きなく『歩く旅』への思いに浸れそうだ。すでに宿の予約は済んでいるし綿密な計画も立ててあるので新たにやることはないのだが、地図を眺めながらそれを再確認しては夢を膨らませている。新たな地に向って行くそれ自体が楽しみ。15-10-10

 

最も強烈な暴風雨の体験。それは2007年秋の夕方、横須賀美術館を出ようとすると台風の暴風雨が荒れ狂っていた。タクシーを手配したが30分以上待ってもやって来ず、閉館のためそこを出ざるを得なかった。傘は暴風ですぐに壊れて土砂降りの雨に打たれながら体を必死に保ち続けて一歩一歩前に進んで電話の掛けられる場所を探した。そこに辿り着くまでの時間は正に生き抜く闘いだった。15-10-9

 

久し振りに暴風雨に遭う。夕方の帰宅のとき、台風の影響で雨風が強いので普段は歩く道をバスで向った。それなのに、バスから下りた途端に暴風雨に襲われた。暴風で傘をさすのは無理なので大粒の雨にぶたれながら足に力を入れて歩く。たった5分ほどの距離なのに頭からずぶ濡れに。もしも、バスに乗らずに歩いていたらもっと悲惨な目に遭っていたわけで、これで済んでよかったと安堵する。15-10-8

 

食料を切り札に出されたら何も逆らえない、たとえ理不尽でも相手の要求を飲まざるえなくなる。何故こんな恐ろしい状況を長年に渡って放置しているのかどうしても理解できない。食料自給率はすでに危機的ではあるが、耕せる土地はあるのだからやる気(お金を回す気)さえあればまだ取り戻せる。安全で安心できる国にするためには何より農業の再建を最優先課題とするべき。後悔先に立たず。15-10-7

 

もしも、本気で中国脅威論を唱えるなら中国からの食料輸入を限り無く0に近付けねばならない。なぜなら食料はミサイルよりもずっと広範囲に渡る怖くて強力で有効な戦略的武器になる。そのカードを握らせたままでいくら強がりを言ったところで、もしも緊急事態になったら相手の言いなりにならざるえないだろう。中国のみならずアメリカだって同じ。食料確保は自立して生きるうえでの基本。15-10-6

 

続き。旅の計画はいつも綿密に立てる。当然ながら、列車やバスで移動するときの時刻や所用時間もしっかり調べる。それによって行動が左右されるので大事な作業なのだ。でも、それも楽しいうちだからちっとも疲れない。宿の予約もそうで、そんなときネットがとても役に立つ。JRや高速バスはもちろん地方の路線バスの時刻表も開けるから嬉しい。そうしていると旅のイメージはさらに膨らむ。15-10-5

 

『歩く旅』の宿の予約を済ます。日程を具体的に決め、それを確かにするために白老と室蘭に宿を探した。条件は国道近くで低価格。何とか見つけたが選択の余地はなく宿は限られているので早めの予約になった。天候は運に任せるしかない。苫小牧から白老までの24Hは1日分としては近すぎるが南の最終ゴールの白神岬からの逆算をしたらそうなった。余裕のあるゆっくりした日もあっていい。15-10-4

 

ヤクルト優勝!14年振りに優勝を決めてくれて最高に嬉しい。日ハムが北海道にくるまでは国鉄からのヤクルトファンだった。だからヤクルト時代の稲葉もよく知っている。でも、最近は日ハム中心になりヤクルトの影が薄くなりかけていた。そこでの優勝でファン魂を呼び起こしてくれた。そして、巨人に競り勝ってくれたのが嬉しさを倍増させている。アンチ巨人も子供のときからの筋金入り。15-10-3

 

続き。くじけそうになり、危険な目にも遭い、夢と希望ももらいながら山あり谷あり川あり砂漠ありの自然の道を3ヶ月掛けて踏破するのだが、その過酷な行程よりもそれを決意させた過去の出来事に多くの時間を割いていたのはちょっと期待はずれで残念だった。でも、ドキュメントじゃないんだからしかたがない。映画として十分おもしろく、ゴールしたときの清々しい表情に満足して席を立つ。15-10-2

 

随分しばらく観ていなかった映画を観たくなり、いつものミニシアターへ行く。ここには、小さいがふたつの上映館があり、次々違う映画を上映するのでそれなりに選択できる。その中から選んだのは『わたしに会うまでの1600キロ』。本来の自分を取り戻すため、女性ががひとりで1600キロに渡る自然歩道を歩き抜くという実話に基づいたもので、タイトルと内容に惹かれて迷わず決めた。15-10-1

 

 

 



ウィンドウズで御覧の方は文字の表示を最小にしていただくと私のレイアウトに近づきます。

 

NAKAHASHI OSAMU

作品の著作権を侵害することのないようお願いします