ある日のひとこと

 

 

=そのときどきの、思いついたこと、感じたことを書き留めてます=

 


 

情けなく悲しい事実を新聞で知った。ある機構に加盟する国内生産に占める2010年の教育機関への支出が30カ国中最下位 で4年連続だという。これからの日本をあらゆる分野で支える人材を育てる観点でも底辺を押し上げる意味でも教育は大事な役割を担う。そして、教育の成果 が具体的に表れるまでには長い年月を要する。これこそ孫の代まで責任を負うべきなのに、この現状は悲し過ぎる。13-6-30

 

充実した一日。朝はいつもより朝食と新聞の時間をゆっくり取り、9時に家を出てハルカヤマへ。炎天下、すでに掘った溝に仲間達と共に管を埋める作業をする。終了後、今年の発表の場の笹刈り。2時に帰宅してシャワーを浴びてからライトボックスの制作。6時夕食。6時半から9時まで土曜の夜恒例の小学校体育館での卓球で汗を流す。おまけは日ハムが9:1で完勝してついに借金0になる。13-6-29

 

ライトボックスの制作開始。設計図を見直し具体的に見えてきたので材料にするシナベニヤを買うためホームセンターへ。久し振りに買うベニヤに懐かしさを感じた。アクリル板を素材にする前は木かベニヤが主だったのでその頃は随分買ったものだ。さっそくカットして組み立て始める。接着には木工用速乾ボンドを使う。この作業も過去を思い出す。でも、ライトは初挑戦なので不安も多少あり。13-6-28

 

すでに両親は他界しているが、父は脳溢血で倒れて亡くなるまでの何年もの間車椅子とベッドの生活になっていた。それ以前にも何度か入退院を繰り返しても生活態度は変えなかった。そして、薬漬けになっていたのを覚えている。それなのにリハビリを嫌がり付き添う母に随分辛い思いをさせていた。そんな父を見ているせいもあって、薬漬けやリハビリ状態にならないように頑張ろうと決意した。13-6-27

 

親友は僕の体を心配して度々「降圧剤を飲んだほうがいい」と言ってくれるけど、どうしてもその気になれないでいる。入院や検診のときにも医者から飲むべきだと言われてないせいもあるし、一旦飲み始めるとずっと続けることになるというのも引っ掛かる。もうひとつの大きな理由は薬を飲んで安心してしまうよりも生の自分をしっかり受け止めて血圧を下げる努力をしたいとの思いが強いため。13-6-26

 

血圧は高いほうなのでかなり気を使っている。それは遺伝的要因も大きいので若いときから意識していた。だから、塩分を控えめにするよう努めていたし、年齢を重ねると共にそれはさらに進んだ。最近ではだいたい130から150の間を行き来している。計る時間や同じ時間でも回数を重ねると数値にかなりの差が出てくるのでどれを信じていいのか迷う。でも、やっぱり低い方を信じたくなる。13-6-25

 

街角でほぼ5年振りに知人とばったり出会う。立ち話で近況を聞くと半年ほど前に脳溢血で倒れて半身不髄になってしまったという。5年前には透析をしなければならなくなったと聞いていたのに...。先方からの誘いに喜んで応じて喫茶店へ。それまでの週3日の透析の他にリハビリが入りさらに自分の時間が減ってしまったとのこと。どうしてこうまで同じ人に不幸が重なってしまうのだろう。13-6-24

 

窓ガラスを予定していた展示が無理だとわかりライトボックスを作ることにした。実は一番最初のプランではライトボックスを考えていた。しかし、設計図を書き具体的に進めていくうちにライトの設定が難しそうなため、窓ガラスに作品を張り付ける方法に変更していた。それが元に戻ったわけだ。こうなると迷いはなくなり俄然ヤル気が湧いてきた。一旦は落胆したが、結局はこれがいい方向に。13-6-23

 

2ヶ月後に迫った個展の打合わせと会場の再確認のために彫刻美術館へ向う。搬入口、掲示板、脚立の有無とその高さを確認して了解した後、壁面 展示に関わる懸念を問うとそこには問題が待っていた。ほとんどは床に設置する作品だが2点は壁とガラス面 を考えていた。しかし、壁は釘を打てずガラスは小さ過ぎた。展示場所の変更は余儀無くされそうだ。こんなこともあるから早めの確認が大事。13-6-22

 

いよいよ夏至がやってきてしまった。一年で最も昼の長い日なんだから喜んでいいようなものだけど、やっぱり寂しさのほうが強い。季節は夏に移ろうとするときなのにこれからは日々昼の時間が短くなっていく実感がわかない。そんな思いとは関係なく太陽の動きは正確に刻まれていく。そして、次の楽しみは半年後の冬至になる。夏至は終りの日で冬至は始まりの日のような気がするからだろう。13-6-21

 

つい最近、安春川の遊歩道脇の草刈りが業者によって行われていた。草が芽生え始めたのがちょっと前だったような気がしていたのにもうそんなに伸びていたのかと驚かされる。特殊な草刈り機で草を刈った後はまるで坊主頭のようになってスッキリさっぱりした風景に一変。それを見て伸びていた状態をようやく思い出す。ここでも実際のカレンダーと感覚的な月日との大きなずれを感じてしまう。13-6-20

 

晴れが続いたあとには曇りが続いている。本当に不思議なほど集中的に同じ天気がやってくる。今までは晴れと曇りだから次には雨なんだろうか。雨不足だからもう少し雨が欲しいとはいえそればかりが続いてしまうとそれもこまること。もう少し短いサイクルで回ってくれたらいいのだが、そううまくいってくれそうもない。極端な変化に惑わされているうちに明後日は夏至だなんて信じたくない。13-6-19

 

サッカーの日本代表がブラジルに0:3で負けたときに、アナウンサーが言った納得できないコメント。『実力を出し切れないまま終った』。選手達は冷静に判断して完敗を認め、ある選手は中学生とプロとの違いだとまで語っている。それなのにそう言うのは何もわかっていないかひいき目だけで観ているからだろう。もし、試合で実力を出し切れなかったとしたらそれは大事な実力のうちなのに。13-6-18

 

ウルシがまだ完治してない状態で『ハルカヤマ』へ行って作業をしていたら、今度は蚊(多分)に刺された。腕を刺されただけなら大したこともないがその場所が何と唇。次第に腫れてきて明らかに違和感が出てきた。一晩寝るとよくなるかと期待したのに朝にはもっと膨らんでいて病院もちらついたが治る方に賭けてみた。夜にはかなり縮んだからよかったもののそうでなかったら焦っただろうな。13-6-17

 

ショックは大きいなんて書いてしまったのにメモリーカードが自宅で見つかった。それは机の上の紙の下にあった。決して入り組んだ場所でもなく意外な所でもなかった。散々探したときには見つからず、諦めてしまった後に見つかるとは・・・。もちろんすごく嬉しいけれど、ちょっと複雑な気持も残った。そんなに難しくないわかりやすい場所なのにすぐに探り当てられなかったことが気になる。13-6-16

 

こまったことはさらに続く。デジカメのメモリーカードが見つからない。外出先で撮ろうとしたら『カードが入っていません』と警告が。帰宅後に懸命に探してみたが見つからない。あと考えられるのは昨日プリントした店に忘れたか、どこかで落したとしか思われない。そこで、店に尋ねたがなくその後買物をしたスーパーの落とし物にもなかった。もう、あきらめるしかないがショックは大きい。13-6-15

 

4日ほど前に両腕の裏側に擦り傷のような腫れが現れた。痒みもあるので薬を塗っておいた。そして次には手首に小さなプツプツが出始め、それがとびとびに広がった。ここまでくるともう疑いの余地はない。2年前の症状と一緒だ。そう、『ハルカヤマ』のウルシ。情けないしくやしいが抵抗力も免疫力もすっかり弱くなっているのを認めざるえない。これからが本番だというのにこまったものだ。13-6-14

 

あまりの暑さに初冷やしラーメン。今日も暑い日が続き25℃を超える。直射日光は夏そのものでジリジリしていた。夏とくれば冷麦か素麺と麦茶だが、そこまではいってないので冷やしラーメンにする。それにしてもこれほど早い時期に、つまり6月中旬に食すのは初めてのような気がする。卵焼きとハムと胡瓜の千切りとぶつ切りにしたトマトを載せると彩 りも美しく食欲もそそる。うまかった。13-6-13

 

卓球を始める前にウォーミングアップのつもりでランニングマシンを使って速歩を30分ほどする。速度は自由に設定できるので4Hくらいから始め、徐々に速めて5,5Hくらいまでにしたところで20分程歩き、最後は次第に遅くしていく。そうするとおもしろいのは最初の4Hと後からの4Hでは速度の感覚がまったく違っていて後からのはやけに遅く感じる。これが、ちょっと頑張る大事さだ。13-6-12

 

四季が二季になってしまいそう。一年の季節は春夏秋冬のはずなのに春と秋が抜けて夏冬になっている。6月に入ってからの道内は5月までの低温と天候不順が信じられないような晴天続きで日照時間の新記録を各地で更新。札幌は61年に次ぐ2番目の記録だという。どうしてここまで極端な変化になってしまうのだろうか。もっとも過ごしやすいはずの春がないままいきなり夏が来てしまうとは。13-6-11

 

忙しい日々が続くけれどこれからも何とかして月曜日の卓球は休まずに行きたいと思う。土曜日は発表関係の用事と重なって行けなくなる日が増えそうだからなおさら月曜は大事にしたい。そこでたっぷり汗をかき気分転換をすることは制作にもいい影響を与えているはずと受け止めている。それと、すでに生活の大事な一部になっているわけだから忙しくなったからといって削るわけにはいかない。13-6-10

 

6月に入ると次第に追われる気持が強くなってきた。今年は7月から10月にかけていろいろな発表が待っている。まず、7月には水彩 画の教室展がふたつあり、8月の末から個展が始まりその最終日は『ハルカヤマ』の初日と重なり、その会期中にはパステル画の教室展がふたつ入っている。個展とヤマの作品制作はもちろん案内状作成、それぞれの搬入搬出があるので慌ただしい日々が続きそうだ。13-6-9

 

もうひとつ日常生活で体に役立ってるなと思う姿勢がある。こちらは屈むのではなくめいっぱい背伸びをする。それはどんなときかというと、洗濯物を干すときでつま先立ちになりさらに背伸びをしないと届かない高さになっている。あえてその高さにしたわけでなくそこが一番相応しい場所だったのでそうなった。おかげで大変でも屈むと伸ばすの両方が生活のなかにうまく組み込まれたということ。13-6-8

 

毎日やらねばならないので面倒だけど、これもそれなりに役立っているのかなと思うこと。これもパソコンがらみで、ホームペ−ジの作成は古い方でないとできないのでその度にネットの回線を入れ替えている。そのとき、かなり低く屈む姿勢を取らねばならないので自然と屈伸運動をすることになる。伸ばすだけでなく屈むのは足だけでなく腰のためにもいいらしい。軽いスクワットをしているよう。13-6-7

 

今度はプリンタの限界に悩まされる。昨秋にパソコンと同時にプリンタを買うとき、店員にそれまでのプリンタの型式を伝え、以前より価格は安いがそれと同程度の性能であるかどうかを質問したところ「今のは随分性能が良くなっているので大丈夫ですよ」と返された。その言葉を信じて買ったのが大間違いだった。実際には大丈夫どころか比較にならないほど劣っていた。改めてそれを知らされる。13-6-6

 

8月末の個展の案内状を作るための準備を始める。早めに手掛けたのには訳がある。古いパソコンに入っているデザイン用のソフトは使えるのだが諸々の事情で以前と同じ作業はできなくなってしまった。もし、案内状を印刷屋にお願いするとすれば新たな方法を見つけなければならない。これは昨年のプリンタの故障以来の頭の痛い課題だった。先送りするともっと大変になりそうなので始めたわけ。13-6-5

 

世の中に信じ難い出来事っていろいろあるけれどこれもそのひとつ。最近の新聞見出しに『知床の道道に残飯』『食べかけの弁当など投棄』とありひどいなと思ったが、その弁当の数が16個だとわかって驚いた。許されないことだが1個や2個ならまだあり得るだろう、しかし、一人1個として16人もの人間がいてそれを咎める人が誰もいなかったというのが理解できない。残念ながらこれも現実。13-6-4

 

プロ野球交流戦の順位が非常にわかりやすい。何と1位から6位までがパ・リーグで7位 から12位までがセ・リーグなのだ。こんなにはっきり別れたことは今まであったのだろうか。かつて人気のセ実力のパと言われた時代があったが、それを証明する舞台は日本シリーズしかなかった。しかし、交流戦がスタートしてからはそこのところもはっきりわかる。そこでもパのどんじりが日ハムとは・・。13-6-3

 

兄、姉、妹二人が集まり5人で会食。昨年初めてやってみて好評だったので今年も年に一度の勢揃いを企画。上は68才で下は59才になった5人が元気に集合できるうちにやっておかなくてはとの思いもあった。幸い今年も無事を確認し合えてホッとする。お互いの近況を話したあとは昔話にとどまらずあらゆる話題に広がった。これからも毎年集まることを確認して散会。できるだけ続けたいもの。13-6-2

 

『ハルカヤマ』の地中階段に覆いかぶさった土を取り除く作業は本物はやったことはないが遺跡の発掘作業のような気分になる。最初はスコップでおおまかに土を取り除き次にシャベルですくい、そしてより小さな道具で階段の石の隙間もほじり出す。シャベルの作業をしていて嬉しいのは落ち葉の層が現れたとき。その下には必ず石の階段がある。そこで去年の秋に時間が遡り半年振りの再会となる。13-6-1

 

 

 



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NAKAHASHI OSAMU

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