ある日のひとこと

 

 

=そのときどきの、思いついたこと、感じたことを書き留めてます=

 


 

昨日、自分の年令に23を足したら85だと書いたが正しくは86だった。可能性はさらに遠ざかる。それよりも、ふっと思い浮かんだ年令がまちがっていたとは。60も超えると1才の差がそれほど大きなものでなくなっていくのだろう。これが次第に2才になり3才になっていくのかもしれない。それぞれが分母と分子だと思えば頷ける。10分の1や20分の1と比べたら60分の1は大違い。12-6-30

 

夕刊に白抜きの大見出しがあって、いったい何事かと思ったら『道新幹線札幌延伸認可』というものだった。次の見出しが『35年度開業予定』となっている。気になるのはこっちの方。35年というのは平成ではなく西暦なので23年後になってしまう。この話題になったとき、それぞれがどうしても自分の年令に23を足してそのときの歳を数える。僕は85だから乗られる可能性は極めて低い。12-6-29

 

ときどき昼食を食べている定食屋での驚き。その日はメインのおかずとして焼き魚か自分の食べたい分だけ盛ってもいい鶏肉料理とサラダのセットのどちらかを選べるようになっていた。たまたまそのカウンターが見える場所で食べていると、60代後半か70代前半と思われる小柄な女性が鶏肉とサラダを皿から溢れんばかりにてんこ盛りしているのが目に入った。もし食いだめにしてもすごい量 。12-6-28

 

長靴の200円の差。ハルカヤマの作業で履いていた長靴の底がはがれたので新しいのを買うことにした。最初に手にとったのが980円のもの。履いてみるとちょうどいい感じだ。少し横には780円のもあったのでそれも試してみる。スルッと入るのはいいのだが脱ぐときもスルッと抜ける。だから履いてるときの足が安定しない。この差は結構大きいと思った。違いに納得して980円を買う。12-6-27

 

久し振りに爽やかな青空が広がり気分もいいのでスケッチと写真撮影をしようとハルカヤマに向う。車の窓を開け初夏の風を浴びながら走る。数日前のあの寒さが嘘のよう。緑に囲まれた赤い作品をスケッチしてカメラにも収めたあと、地中階段を覗き込んでがっかり。側の土がまたもや崩壊して階段の底のほうが埋もれているのだ。気を取り直して予定外の作業を始める。これも受け入れなくては。12-6-26

 

自作の額の材料はアクリル板と塩ビ板。透明のアクリル板は在庫では足りず買い足したが塩ビ板は切れ端で充分間に合う。こんなとき、まめに取っておいた小さな切れ端も役立つ。『いつか、きっと』が報われるときは嬉しいものだ。そうならないものもたくさんあるのだろうが『そのうち、きっと』の思いはなかなか消せない。それでも、素材や画材以外は随分手放してかなり身軽になってきてる。12-6-25

 

個展に向けての準備のため最近はスケッチを入れるための額作りに専念している。スケッチのサイズに合わせた額にしたかったのでもう自分で作るしかないと思った。最初はどんなふうに仕上げるかの試行錯誤もあったけどスタイルと手順が決まってからは順調に進んでいる。出来上がった額にスケッチを入れて眺めるときが一番嬉しい。大小合わせて40点ほど作るつもりなのでもう少し続きそう。12-6-24

 

自転車の取り締まりを厳しくするらしいがこれには大賛成。あまりにもわがままで危険な乗り方をしている人が多過ぎる。日頃から感じていることだが交通 ルールを守らねばならない立場なのにそれを意識していないと思われる人のなんと多いことか。ベルを鳴らして歩行者どかせようとするのも歩道を猛スピードで走るのも明らかな違反。『自転車も乗れば車の仲間入り』をもっと周知徹底すべき。12-6-23

 

今日は一日中曇りか雨でどんよりしてただけでなく6月末とは思えない寒さだった。もちろん長袖だがそれだけではひんやりするほどの気温。陽の長さだけでなく暖かさも受けられなかった。一昨日も曇りと雨だったから1年でもっとも日照時間の長い3日間のはずが暗くて寒い3日間になってしまうとはなんとももったいない。これから夏に向うというのにどんどん陽が短くなっていくのが寂しい。12-6-22

 

太陽の恩恵を受けぬまま夏至は寂しく去ってしまった。朝から曇り空でついに一度も顔を出さないまま沈んでしまうとは・・・。今年も残念ながら長い夕方を感じさせてもらえなかった。気になって夏至の日の『ひとこと』を遡ってみると去年も一昨年もそして3年前も4年前も曇りか雨。ようやく晴れだったのが07年で5年前のこと。一年の大事な節目の日なのにどうにもついてない日のようだ。12-6-21

 

偶然が重なる。ギャラリーで公募展を観ているとき二人連れで来ていた知り合いに偶然出会った。実はその二人とは1週間前に1年振りくらい久し振りに会い食事をしたばかりだったから驚いた。そして、その後画材店で紙を探していると「また、いた!」と声を掛けられた。これほど重なることにびっくり。次に会ったら「まだ、いた!」って言われそうだったがさすがにそれはなし。でも不思議。12-6-20

 

ちょっと前に『どうしてトマトは安くならないんだろう』と書いたけど、最近ようやく安いのが並び始めた。それには北海道産と表示してあったから「ハウスで作るのは無理で自然栽培しかないんだろうか」と口にしたら「ハウスのトマトは東京に行くからだよ」と話す人がいた。その真偽は定かでないが、産地や水揚げの地では口に入らないものもあるという話は耳にする。それにしてもなぜ熊本?12-6-19

 

情けないとにかく情けない原発の再稼動。原発なしでも節電して頑張ろうとする意欲に水を差し、新たな世界を切り開く絶好の機会をも放棄させるような愚行。この一連の流れを見ていると自立を放棄して生活保護から抜けだせない体質と同じものを感じる。それは原発を立地している市町村にもあてはまる。多額の交付金をもらい続けていればそうなってしまうだろう。今、明るくしても先は暗い。12-6-18

 

卓球サークルが10月まで休会になってしまう理由は学校解放で借りている体育館の耐震工事が始まるため。やむを得ない理由ではあるが、ようやく慣れてきてさらに楽しくなってきたところだけに残念でならない。技術だけでなくサークル会員との交流にも慣れてきたというのに・・・。そこで取急ぎ問題なのがその間の場所探し。とりあえず、最初に顔を出した地区センターに行くことにしよう。12-6-17

 

午前中はHPの『ハルカヤマ』のページの更新をして、午後はそのハルカヤマへ。水彩 スケッチと写真撮影をする。作品の周りは草木がさらに生い茂り新緑のカーテンに包まれていた。今頃が一番きれいなときかもしれない。その美しさをうまく残せたらいいのだが。夜は恒例の卓球。2時間ほとんど動きっぱなしでおもいっきり汗をかく。充実の一日。そのサークルが10月まで休会になる。続く。12-6-16

 

何とか難問を乗り越えて個展の案内状を依頼するところまでこぎつけた。どっと疲れたけれどこれでひと安心。問題がなければ(それを願う)1週間ほどで送られてくるはずだ。いつものことだが案内状を手にするといよいよ近づいたと実感する。自分の展覧会なのに外から改めて知らされるような感じ。会期まであと1ヶ月余りに迫り、さらにピッチを上げるためにもいい刺激になってくれそうだ。12-6-16

 

7月の個展の案内状作りに入っているがかなり苦戦している。昨年までにはなかった地図を入れたり、初めての作業があったりしてかなり昔に買ったマスター本を取り出して基本的なところから学び直す必要があった。残念ながら一回でうまくいくことはまずなくて同じような作業を何度も繰り返しやらねばならない。『なぜ?』『どうして?』の連続で疲れてしまうけど少しずつ乗り越えていこう。12-6-15

 

青い線のバッグも災難。地下鉄サリン事件に関わった容疑者が逃走用に買ったと思われるバッグと同じものを持っている人は容疑者が捕まるまでは怖くて使えないと思う。余計な疑いを掛けられたくないのは当然だし通 報されたりしたらたまったものじゃない。製造した会社もいいことで有名になれば売り上げに繋がるのに今回はその逆だからショックに違いない。買ったのはマスコミ関係者だけかな。12-6-14

 

天気予報をそのまま信じなくて大正解。新聞の予報欄には朝から夜まで曇りのマークがずっと並んでいたのでほとんど諦めかけたが、もしかしたら予報がはずれて晴れるときもあるかもしれないとわずかな期待を抱いてカメラを持参した。すると、曇りどころか晴れ間ばかりの一日に。おかげで個展の案内状に使う会場となる建物を撮影することができた。信じて救われるときもあればその逆もある。12-6-12

 

ミニトマトと胡瓜とレタス。朝食のパンととともに必ず食べるのがこの3つの野菜。このうちのトマトには納得できないことがある。冬場に多少値が張るのはわからないでもないがその後胡瓜とレタスは安くなったのにトマトは今も高いままなのだ。家庭でも作れるものがどうして高値なのだろう。そして、スーパーでのパックが熊本県産だったりするのも理解できない。北海道ではできないものなの。12-6-11

 

アクリル板をカットして7月の個展のための額作りをしている。それらのカット作業は2年振り。昨年は作品が大きいせいもあり業者に依頼したが、それまでは毎年腱鞘炎になってしまうほど カットに明け暮れていた。今回は腱鞘炎になる心配のない量だからいいがその年令だからできる仕事というのがある。今は2年前までのカット作業をやるのは到底無理。その代わり今だからできることもある。12-6-10

 

原発の問題は日本全体で考えるべきであって立地している町や県の意向だけで判断するものではないと思う。首相はそれらの町や県の意向を汲んだ発言をして再稼動の同意を得ようとする魂胆が見え見えだ。国の進むべき方向を明らかにせず、大事な問題を先送りにするという旧態依然の手法が繰り返されるのが何とも情けない。勇気と信念を持って前に進むどころか今までの悪い形に逆戻りしている。12-6-9

 

野田首相が原発の再稼動を容認すると表明した。その理由が国民の生活を守るためだと言うが福島の人々の生活を壊滅させた原発の事故収束どころか原因さえはっきりしていない時点でのこの脅しのような言い方は東電の幹部と同類だ。傲慢さにあきれるし、長期的展望を一切示さずその場しのぎに走る無責任さにもほどがある。今夏の原発に頼らない生活に向けての国民の決意と努力にも水をさした。12-6-8

 

草取りというより土の除去。月に一度の枝・葉・草のゴミの日が迫ってきたので家の裏と横の草取りをする。草を切るのでなく根の部分をドライバーでほじってから引き抜くので土も一緒に付いてくる。とにかく草が生えてこないようにしたいからそのまま袋に集める。草によってはかなりの土が付いてくるので袋はどんどん重くなる。土がなければ草も生えないわけで元から断つにはこれが一番いい。12-6-7

 

車の保険。15年以上同じ保険会社の保険を掛けていたが、会社を変更することにした。それまでは金額や内容でも他社との大差はないものと勝手に判断していたので何となく継続していた。しかし、昨年の更新のとき何の連絡もなく値上げしていることを告げられ、そのやり方に疑問を持ったのがキッカケ。調べてもらうと同条件でもっと安いところもあった。ときには惰性の継続の見直しも必要だ。12-6-6

 

2、3才の女の子が何かを見つけて急に立ち止まりその何かをじっと見つめ始めた。そのためちょっと離れてしまった母親が「アイス溶けてしまうよ」と声を掛けると、何かをじっと見つめていたのに「はぁーい」と元気な大きな声で返事をして母親の方へ駆け出した。女の子にとっての何かよりアイスの方が興味の対象としてずっと強かったわけだ。ささいなものだろうがその子の何かが気になった。12-6-5

 

久し振りに満月に出会う。夜に歩く機会が少ないし、たとえそうであってもいつも空を見上げるわけでもない。それなのに、たまたま仰ぎ見たら満月だった。太陽とは違ってゆっくり眺められるのがいい。その優しい輝きは安心感を与えてくれる。先日の金冠日食の陰に隠れるように控えめな報道になっているが今晩は部分月食になるという。こちらは地味でおとなしくひっそりと行われる天文ショー。12-6-4

 

公園横の坂道を歩いているとき、向側からかなりふらふらしながら上ってくるおじさんがいた。その人は阪神タイガースの帽子をかぶりメガフォンを手にしている。それで野球観戦の帰りだとピンときた。そして、これはやけ酒なのか勝利の美酒なのかが気になった。疲れた顔つきと寂しそうな雰囲気からしてやけ酒と判断。自宅に帰ってテレビのデータで確認してみると予想は当って日ハムの勝ち。12-6-3

 

天気予報はピタリと当り快晴になる。運動会も大いに盛り上がったに違いない。その晴天の下、『ハルカヤマ』開きという名目で集まり焼肉をする。参加したのは7名で、ひとつ輪になり会話も弾むなか野外での焼肉を大いに楽しむ。新緑のなか空気も気分も爽やかでいつもよりたくさん食べられる。終了後、存分に蓄えられた余りある活力源を使おうとひとり残って地中階段の泥の掻き出しに励んだ。12-6-2

 

運動会の季節。ときには寒い日もあるがこの時季は一番過ごしやすいとき。天気予報では明日は晴れで23℃になっているから絶好の運動会日和になりそうだ。あの賑やかな音楽の下でグランドを駆け回る子供達の姿が目に浮かぶ。とにかく運動会大好き少年だったから前日は眠れぬ ほど興奮したのを覚えている。明日は運動会の影響で学校解放の卓球はできないのでこちらの運動は残念ながらお休み。12-6-1

 

 

 



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NAKAHASHI OSAMU

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