ある日のひとこと

 

 

=そのときどきの、思いついたこと、感じたことを書き留めてます=

 


 

それにしても・・・。中途半端にできるとか中途半端にしかできないというのはこまるもの。まったくできなければその覚悟もできるのにそこそこできたりするから厄介。どうしても『こんなはずない』が頭をよぎる。1ヶ月経ちすでに4回も参加したのにやり始めはへたくそになっている。今の卓球がその状態。意識とは裏腹にへたとそれなりを行ったり来たりの繰り返し。いつ抜けられるのやら。12-4-30

 

「趣味はなんですか」との質問にやっと答えられるものができた気がする。旅は大好きだけど年に一度では趣味とも言えないし、スケッチは仕事がらみの感じがするので「もともとスポーツが大好きなんですけど今は歩くだけで残念ながら何もやってないんです」と寂しい返答をしていた。でも、これからは「卓球です!」と言えそうだ。趣味があるっていうのは余裕がありそうな気になれて嬉しい。12-4-29

 

定年後 田舎に帰れば 青年部。これは新聞に載っていたサラリーマン川柳。高齢化と過疎化の時代の的を射ている。今は定年後でも若い内に入ってしまう。女子会と 聞いて覗けば 六十代。こちらはまだまだ若さを保っていて元気な女性を表わした一句。そして、4月から正式に加わった卓球サークルでの総会兼歓迎会でわかったのは20数名の会員の中で自分は断然若いほうに入るという事実。12-4-28

 

確かな春の訪れを確認してやるべきことは他にもいくつかある。そのひとつはタイヤ交換。家の奥に収納している夏タイヤを取り出して交換したあとスタッドレスタイヤをそこに収める。タイヤ交換は春を迎える喜びと冬を迎える覚悟の儀式のようなもの。交換といえば寝具もそう。毛布からタオルケットへ替わる。そして、雪に隠れていた軒下のゴミ拾いもある。春の準備とは身辺を軽くすること。12-4-27

 

ようやく春らしくなってきたので家の中の風通しもよくしたくなり素材やモチーフ置き場の片付けを始める。最近は使う機会の減ったベニヤや木の整理をしているうちに『そうだ、まず先にこれでモチーフ用の棚を作ろう』と思い立ち急遽棚作りに移る。自分で作る利点は場所に合わせられること。おかげで素材を有効利用できたうえにモチーフの整理にも大いに役立った。風の流れもよくなりそう。12-4-26

 

気温が急に上昇して20℃近くになる。それまで10℃前後だったから20℃がどんなものだったかイメージするのが難しい。だから服装にも迷う。寒いのはいやだが暑いのもつらい。実際には気持のいい暖かさで、服選びは正解だった。ようやく本格的な衣替えの季節に入ったようで、いくら何でももう冬物をクリーニングに出したりタンスにしまってもいいだろう。これからは身も心も軽くなる。12-4-25

 

地図を見るだけでもワクワクするのはそこに立つ自分を想像するからだろう。そして、そこに行くまでの道程と移動手段を考えるのも楽しい理由に入っている。だから、旅の場合は目的地に突然ワープしてはつまらない。移動している自分を実感できるそれなりの時間が必要なのだ。バスや列車や飛行機の時間でもすべてを眠ってしまってはもったいない。よほど疲れてない限り頑張って目を見開く。12-4-24

 

ある作家の言葉で「私にとって、旅はくつろぎや休息のためのものではない。旅とは行動し活動し移動するものだ」というのがあった。これを見つけたときは同調者を発見したようで嬉しかった。まさに僕の旅はこれに近い。もちろん、非日常の世界に入るから解放感に浸りのんびりした気持になるがくつろぎや休息とはどこか違う。自由に行動し移動できる喜びのほうがずっと大きいせいだと思う。12-4-23

 

『ハルカヤマ』の続き。ずっと雪に覆われて姿を隠していた地中階段がようやく顔を出したら横壁が崩れていて60B程だった幅が倍近くになっていた。その粘土は階段に覆いかぶさり石段は隠れている。雪が解けると次には粘土が待っていた。これは予想外のことだけど、これも自然のなりゆきと受け止めてせっせと掘り出すしかない。これからは時を遡る遺跡の発掘作業のつもりでやっていこう。12-4-22

 

ここ何日か暖かい日が続いたので雪解けが一気に進んだのではないかと心配になり先週に引き続きハルカヤマに向う。その心配は当っていた。30Bはあったはずの雪がほとんど消えていて山の斜面 と階段部分にわずかに残るのみだった。気になったときには行動すべきを守ってぎりぎりセーフで救われた。どうしても消える間際もスケッチしておきたかったのだ。しかし、階段の横壁の崩落を発見。12-4-21

 

ようやく春らしい陽気になり窓を開けて車を走らせる。車内に流れる爽やかな風が心地よい。借りている郊外のアトリエ兼作品置き場の片付けをしに行く。作品も随分たまってどこに何があるかを把握できなくなってきたのできちんと整理しなければと思っていた。梱包されていて中味がわからないものなどは開けてみなければならない。年代と作品ごとにまとめるにはまだまだ時間が掛かりそうだ。12-4-20

 

3ヶ月に1度の歯の検診とクリーニングへ。冬まっさかりの1月のときにはまだまだ先と感じていた4月の検診がもうきてしまった。幸い異常なしでスッキリ爽やかに。年に4回と考えるとそんなに多い気はしないのに3ヶ月毎となると結構しょっちゅうの気になるから不思議。たまたまだけどその時季がちょうど春夏秋冬になっていてわかりやすい。次のときには夏まっさかりになっているのかな。12-4-19

 

車でハルカヤマの作品に会いに行くとき、麓の入口にも駐車できるけどあえて手前のスーパーの駐車場に停めて20分ほど歩いて向う。最初は雪で駐車できないことを考えての歩きだったが、次からはその歩きも楽しみのうちに変わる。今回もそうしたおかげで美しい春の光景に出会う。雪解け水を集めた流れの底に揺らぐいくつもの小さなフキノトウを発見できたのだ。澄んだ水と若芽に心が和む。12-4-18

 

何かをやろうとしてうまくいかないとき「こんなはずない」と思ってしまうのは今の自分をしっかり受け止めてないから。過信もあるだろうができたときの過去の姿をそのまま引きずっていたりもする。それよりも、「今は、こんなもんだ」と素直に認めてしまったほうが気楽になって肩の力も抜けて蘇りも早まるに違いない。そう言ってはみても「こんなはずない」から抜け出すのも容易ではない。12-4-17

 

卓球をやり始めて感じることがいくつかある。すでに3回体験したというにその日のやり始めは信じられないほどへたくそになっている。40年振りとはいえサーブさえまともにできなくて情けなくなる。そんなときに相手をしてくれる人には感謝の気持が湧いてくる。「こんなはずない」と思うからなおさらいけないのだろうか。やるうちに徐々にまともになっていくのは救いだが、それにしても。12-4-16

 

旭川で開催している知り合いの写真展を観に行く前にJRとバスの料金を調べて驚いた。何と、JRの片道がバスの往復よりも高いのだ。最初はJRとバスで往復と考えていたがその計画は一気に吹っ飛んだ。もちろんバスの往復を選ぶ。写 真展を観たあと新装なった旭川駅を覗く。建物はとても立派で中も広々として素晴らしいのだが、人影はまばらで寂しさが漂い広い空間を活かしきれてない雰囲気。12-4-15

 

昼はハルカヤマで水彩スケッチ、夜は卓球。ようやく春の日差しになり、上着を脱いでも平気だった。積雪は平均で30B位 だろうか。所々に地面が顔を出していた。カンジキを着けずに長靴で登る。赤い作品はまるで小さな土俵の上に立っているよう。のんびりスケッチを楽しむ。夜は卓球サークルに。前回の後半には勘を取り戻したつもりだったのにやり始めは初心者に逆戻り。気長に構えよう。12-4-14

 

今度7月にやる個展のタイトルは『呼応する場』。昨年春に開催した個人住宅と夏から秋に掛けてのハルカヤマと新たな場でのそれぞれの作品が互いに呼応する。非常に洗練され研ぎ澄まされた現代空間と自然の木々に囲まれた大地と昭和レトロを感じさせる民家を改造したギャラリーが繋がる。それらは閉じられた場と解放された場とその中間にある場という関係。テーマは同じく『内包』が続く。12-4-13

 

ボーっとしてるのが苦手なので目標が定まらないと不安になる性格だ。そして、じっとしているよりも動いているほうが好き。何かの合間に生じたほんの少しの間でもすることを見つけようとしてしまう。お湯が沸くまでの3分間をその場で待てず鍋を焦がしたことは何度もある。そんなわけで、今までの人生で退屈というものを体験してないからその中味さえわからない。いつも何かが待っていた。12-4-12

 

ようやく落ち着いた気持になる。今年は新たな発表の場を開拓しようと昨年まで4年間続けていたギャラリーの予約をしなかった。きっといい場所があるはずと考えていたが積極的に動かなかったせいもあり見つけられないまま3月を過ぎるとやり残しがあるような焦りが生まれてきた。そこで、以前誘いのあった初めての場所を予約。27才から毎年やってきた個展は欠かせないものになっている。12-4-11

 

斉藤も持っているがダルビッシュもまちがいなく持っているのは強運。先発して2回までに5失点したのに味方が逆転してくれ初登板で見事に勝利投手になった。いくら力投しても 0:1での負けもあれば5点取られての勝ちもある。 これだから勝負はわからないしおもしろい。運は誰にでもあると思うが強運は限られた人にしかない。そして、スポーツでのそれは努力で手にした立派な実力のうち。12-4-10

 

「ゴルフは何が起きるかわからない」「野球は最後までわからない」という台詞がときどきゴルファーや選手や解説者の口から聞こえてきたりするけど先がわからないのはゴルフや野球だけではなく、すべてのスポーツのみならず碁や将棋の世界でもそう。わからないからおもしろいし熱中できるのであってわかっていたらつまらないし八百長になってしまう。勝負に限らずわからないから気持も入る。12-4-9

 

図書館で読書。先日、体育館デビューをした地区センターには図書館も併設されている。こちらは今の住いに引越して来た6年前から知っていて何度かそこで時間を過ごしたことはあったが、ここしばらく行ってなかった。久し振りに顔を出して、気に入った本を探し出し座って読んでいると妙に落ち着いた気持なれた。家で読むときよりも集中できる気がするのはそれしかできない場所のせいだろう。12-4-8

 

日本ハムは2連勝のあと3連覇したのでどうなることかと心配になったが、その後3連勝して元気を取り戻してくれた。スポーツには流れと勢いがつきのもだから是非とも好調の波に乗ったままでいてほしい。今、悪い方にはまっているのが巨人。投打とも開幕前の評価は高かったらしいが5連敗して最下位 に沈んでいる。アンチ巨人としてはこのままの流れで眠ったままいてくれると嬉しいのだが。12-4-7

 

雪の舞うなかでの散歩。4月もすでに1週間が経とうとしているのに春の訪れどころか天気は冬のよう。上着もフード付の冬物でなければつらいほど。この時季の雪は雨と一緒で着ている服が濡れてしまうことが多いのに、手で払うと何の跡も残さずきれいに落ちてくれる。中途半端にまとわり付く霙はいやなものだから、どうせ降るならちゃんとした雪のほうがいい。とは言っても雪はもういらない。12-4-6

 

プロ野球中継をテレビで見ているとき、解説者があまりにも喋りすぎてうるさいので音声を消してラジオを付けた。そうすると、画像のほうが1、2秒遅れてしまう。予告されたことを見るのは不思議な気がする。昨秋の『ハルカヤマ』の実況のときもそうだった。音より光のほうが早いという認識があるから映像が音声より後に出てくるのはどうにも納得できない。その理由は完全に忘れてしまった。12-4-5

 

幻の弐千円札。もう9年連続して製造0だという。最初から不人気の2000円札は00年の発行からわずか3年で製造中止になったわけだ。実際に使った(それを見た)回数は5回以下の気がする。たまたま手にしても早いうちに使っていた。持っていると本当に使えるのか不安になり、何だか落ち着かない気持になったりしたものだ。今後も製造の見込みはないようだからマニアには貴重なお宝に。12-4-4

 

タレントの猫ひろしがカンボジア代表としてロンドンオリンピックのマラソンに出場するらしい。それはそれで本人の決意と努力の賜物だからいい。しかし、知識がないからよくわからないが国籍というのはそんなに簡単に変えられるものなんだろうか。国体などでも出場のため急きょ住民票を移す場合はあってもそれは移動自由な国内でのこと。その後、また日本国籍に戻ることもできるのだろうか。12-4-3

 

最近はすっかりいろんなスポーツ中継に夢中になっていた。世界卓球に始まり世界フィギュアそしてプロ野球と続いた。今まではどちらかといえば女子の活躍のほうが目立っていた卓球もフィギュアも今回は男子の方がいい成績だった。そこには若手の台頭もあり今後も楽しみ。とは言っても熱心に見ていたのは女子のほうだけど。日ハムは好調なすべり出しで期待は高まりこれからも夢中になりそう。12-4-2

 

4月に入ったというのに冬に逆戻り。チラチラ降る雪でなく本格的な吹雪状態。夜に車を運転しているときには雪道の緊張感が蘇ってきたほどだった。暖かさもそうだが運転も一旦楽なほうに移ってしまうと戻されたときにはつらいもの。それにしてもこの寒さは半端じゃない。この寒さの前に4月下旬並の暖かさなんていうのがあったからなおさらきつい。三寒四温はしかたないにしても激しすぎる。12-4-1

 

 

 



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NAKAHASHI OSAMU

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