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=そのときどきの、思いついたこと、感じたことを書き留めてます=
土を掘る。今度のグループ展の発表と制作の場は山の中。木々に囲まれた大地を掘り起こし、一度地中に降り再び地上に戻る階段を作ろうとしている。最深部を170Bほどにしたいので最初に重機(ユンボ)の力を借りてV字型にしてもらう。自分の力やろうとしたら10日はかかりそうな大穴が1時間ほどでできた。それからスコップでの土との格闘が始まった。大汗をかきながらも楽しい作業。11-7-31
原発に関する電力会社や保安院の『やらせ』にはまったく驚かない。もしも、『やらせ』がなかったとしたら驚く。国や地方や企業の行うシンポジウムだの公聴会に動員があるのは当り前のようなもので、そう考えてたほうが正しい。シンポジウムや公聴会の後に方針が大幅に変更されることはまずないわけで、『一応意見は聞きましたよ』という自己弁護のセレモニーに過ぎない。何を今さらの感。11-7-30
ようやく夏の陽が来た。これまではまったく必要と思わなかった扇風機を押し入れから出してくる。その風を浴びると爽やかで気持いい。出番があってくれて本当によかった。『暑い』『暑い』という夏もないと冬ばかりが目立ってしまう。それぞれの季節をしっかり感じられる1年が一番幸せ。春も夏もなければあまりにも寂しい。冷やしラーメンは食べたが西瓜はまだ。冷麦も素麺も待っている。11-7-29
体の不思議。胃もたれしてげっぷも出て、みぞおち辺りの軽い痛みがしばらく続き、それが原因で夜中に目覚めたりしたので、気は重かったが病院に行く決心をして電話で予約。すると、その直後からそれまでの異常が嘘のように消えていった。嬉しいはずの好転なのに複雑な心境に。ちょっとした体調の変化にも以前より敏感になっているのは事実。そんな精神的な部分が影響しているのだろうか。11-7-28
3,360円。これはアナログテレビを引き取ってもらったときに支払った金額。新しいテレビを買ったうえにさらなる出費は気分的にこたえる。そのせいもあってか不法投棄が横行しているらしい。そうなることはわかっていたのだから購入時に徴集すべきだ。新しいものを手に入れるときは喜びも高揚感もあるから多少の増額はしかたないと受け入れるはず。環境保護のためにもそうした方がいい。11-7-27
中国の事故処理の続き。想定外であったり、意外だったり、あり得ないと思うから驚くわけで事故車両をいきなり埋めてしまうことがそれに当てはまらないとするならば、こらからの隠蔽工作も驚く必要はないようだ。工作と呼ぶには相応しくないほどの単純な発想と釈明にもあきれる。でも、これも日常的で真剣だとすればあきれてはいけない。今まで知らなかっただけで認識を新たにしておこう。11-7-26
中国の新幹線事故はひどいがその処理はさらに驚かされた。つい最近のテレビで幹部が新幹線はすべて中国独自の技術で完成させたと豪語していたことを後悔しているに違いない。そうでなければ日本かドイツのせいにしただろう。外国からの技術の継承は一切なかったかのように強気で公言したからにはすべての責任を背負い深く反省するのかと思いきや事故車両を埋めるとは。驚きを超えている 。11-7-25
本展は9月末から始まる野外でのグループ展会場の自分の場所を見に行く。場所決めをした4月30日の時点とは大違いで草は茂り木々は葉っぱで覆われ枝の間から望めた海はまったく見えなかった。山側と海側に向って立体を置きその間の大地に階段を作る予定でいたのでがっかり。しかし、自然はしっかり生きているわけで姿を変えるのは当然だ。そこも活かして最大限共存させた作品にしたい。11-7-24
ワイルドワンズやスパイダーズなどグループサウンズから吉田拓郎のフォークやベンチャーズそして初期のビートルズなどなどなど懐かしい曲のオンパレードを楽しんだ。中学時代からの友が2年前に結成した3人組のおやじバンドが行きつけの居酒屋でついにデビュー。1mも離れていないかぶりつきで聴かせてもらい、今は遠い青春時代に酔いしれた。20歳前後の曲は心に染み付いているもの。11-7-23
『奇跡』『お家をさがそう』『ジュリエットからの手紙』と続いた映画。偶然そこには共通 点があった。『奇跡』は兄弟の願いを叶えるための新幹線が登場、『お家をさがそう』はもうじき子供が生まれる夫婦が新たな生活の場を求めて車で国中を移動 、そして『ジュリエットからの手紙』では仲介の女性と祖母と孫の3人が祖母の50年前の恋人探しに車で走り回る。幸せで爽やかな結末も皆同じ。11-7-22
タオルケットにするべきか毛布にするべきか。窓を開けておくべきか閉めておくべきか。夜、寝るときに迷うのがこの選択。今年は春からなので今に始まったことではないが天候が極めて不順だ。暑くなるのかと思えば急に寒くなったりと変化が激しい。暑くて寝苦しいのもいやだが寒くて目覚めるのはもっとイヤ。タオルケットのときは明け方の涼しさへの用心にもう1枚を手許に用意しておく。11-7-21
今風『なでしこ』。『なでしこ』の快挙に水を差す気は毛頭ないが優勝後や凱旋後の写 真を見て、少し寂しい思いをしたのも偽らざる気持。そこには黒髪は見つからず、ただひとり監督のみだった。時代の流れを考えれば自然な成り行きかもしれないが、ひとりでもいいから美しい黒髪をなびかせて走り回る『なでしこ』がいて欲しかった。これが現代の『大和なでしこ』の姿だと言えばそうだけど。11-7-20
女子サッカーが快挙。いきなり世界一になるなんてまったく想像もしていなかった。ファンには怒られてしまいそうだが決勝トーナメントに出ただけでもすごいと思っていた。もともと野球派だしサッカーといえば男子ばかりが報道されていたから女子サッカーの強さは知らなかった。そんなこともあり、喜びというより驚きの方が大きい。信じられない気持はさておき『なでしこ』達はすご過ぎる。11-7-19
朝からパソコンの前に座りHPの個展報告を作成。昨日のだらだら効果のせいでしっかりヤル気が湧いてきた。他の仕事もそうだがやり始めるときの気力がかなり大事になる。いざ始めてみるとさほど苦労しないことが多いが後回しになるのはその内容の問題ではない。年に一度の確定申告も同じ。今回は送信トラブルもなく順調に進み夕方には無事終了。とにかく、ヤル気が出て来てくれてよかった。11-7-18
個展が終ってから何かかにかで出掛ける日がずーっと続いていたが、今日ようやくそれが途切れてのんびりした1日を過ごす。HPでの個展の報告など早く済ませたい気持もあったがだらだら休息を優先させて、僕にとっては大きな新調したテレビ(19型)で録画してあったDVDの映画や旅番組を見たり、日ハムの斉藤を応援して過ごし、夕方にはいつものコースを散歩する。まだまだ足りない気分。11-7-17
昨日、お墓の草取りをしているときにふと『きっと、このお墓に入ることになるんだろうな』と思ってしまった。墓石の裏には父母の名前が刻まれているだけでまだたっぷり余裕がある。まだまだ先になってほしいがそんなことが脳裏をよぎるような年代になってしまったわけだ。父母の横に名前を刻まれて自分の最後の行き場になるかもしれない場所だと思うとなおさらきれいにしておかなくては。11-7-16
お墓の草取り。朝9時に車で家を出る。高速道の無料化が終ったのでいつもの国道を走って芽室に向う。日勝峠の手前の日高町で恒例の山菜蕎麦を食べる。やっぱりうまい。午後1時過ぎに両親の眠るお墓に到着。最初の印象では2時間かなと思った草取りがいざやってみるとそれでは済まず終ったのは4時半。小さな草も摘み取ると小石にも陽が当り風が吹き抜ける。心も爽やかになり帰路に着く。11-7-15
緊急用として買ったはずの眼鏡がすっかり馴染んで日常用になっている。眼鏡の修理がこれほど長引くとは思ってもいなかったのに、ちょっと高めの気に入ったフレームを選んで本当によかった。遠近両用でないので中間を大事にしてレンズを選んだがこれも正解だった。日常の生活にとくに支障はないし、車の運転も不自由なくできるし、映画の字幕もすっきり読めたし、長い付き合いになりそう。11-7-14
床屋でスッキリ。今年に入ってから2ヶ月に1度にしているため、そのときが近づくと髪の長さが気になり始めるようになった。それまでは2ヶ月半か3ヶ月間隔だったのに習慣というのは身に付くものだ。さらに気になるのはくせ毛のせいで湿気の多いときにできる前髪のカール。長いと押さえるのに苦労する。どうして髪の毛はそんなに敏感に反応するのだろう。でも、これでしばらくは安心だ。11-7-13
修理を頼んでいた眼鏡の見積りの電話が入ったが、とても迷う金額だった。直す方法はひとつしかなく、それには7,000円も掛かるという。この前新調した緊急用の眼鏡の値段と大差ない。そのうえ、完全に直るのではなく弾力性は戻らないともいう。最初から気になっていた購入した眼鏡店(系列店)とは思えない冷めた対応が修理せずに返却してもらう決意を促した。他にあたることにしよう。11-7-12
87人中の65番目。今年2度目の運試しはまたしてもはずれ。絵画教室として借りているホールの予約受付けの順番を決める抽選があり、そのとき引いた番号が65。前回は67人中のの58番目だったので今回はいい目がでるような気がしていたというのに・・・。それでも70、80番台でなかったことを良しとしよう。3時過ぎまで待たされたがほとんどの希望が適い運の悪さを忘れ去る。11-7-11
今日は友人の演劇鑑賞。アマチュアだが年に3回程の公演をしている。忙しい合間を縫っての稽古だろうから感心する。会場は20人くらいで満員になりそうな狭い場所で最前列と舞台との距離は1mもあるかないかになっている。まだそこに座ったことはないが間近での演技にもすっかり慣れて落ち着いて観られるようになった。それには演技者の上達も大きく影響していると思う。充分楽しめた。11-7-10
久し振りの列車で隣町でのやきもの市へ。知り合いの陶芸家を訪ねるのが目的だけれど、列車に乗るのも楽しみのうち。地下鉄に乗り馴れていると窓の外に広がる風景が新鮮に映る。30分ほどで到着。駅前の会場は大勢の人達で賑わっていた。配置図で300近い出店者の内の6ケ所を確認してから出発。それぞれの所で話しているうちに予定の1時間半はあっという間に過ぎてまた列車に飛び乗る。11-7-9
ようやくテレビを買う。この辺りで買っておいてよかったようで店頭の台数はかなり減っていたしなかには入荷待ちの札もあり、買いたい商品が期限までに手に入らない可能性もあった。ギリギリセーフといったところか。買ったのは19型だけれどそれでも今までの14型に比べると随分大きい。これもすぐに慣れて当り前になっていくのだろう。鮮明さにはさほど感激しなかったのが意外だった。11-7-8
個展会場で初対面の人に作品の説明をしたとき、立ち止まることなく聞き流す人がいれば感動して喜んでくれる人もいる。たとえ5人に無視され寂しい気持になってもひとりの人が美術に深く触れる機会になり喜んでくれるなら説明することをためらってはいけないと思った。作品がすべてを伝えてくれればそんな必要もないがそこまで達していないのも知っている。伝える努力を惜しまずに続けたい。11-7-7
個展をしていて気付いた点がいくつかある。展示作品が目の前にあるにもかかわらず会場に入っていきなり作品ファイルに向う人。このパターンは結構若い人に多かった。順序の違いが理解できないし、どうしてそうなるのだろう。初めて僕の作品に接する人に意図を説明した場合、その反応はそれを嫌がり聞きたがらない人と喜んで聞いてくれる人のふたつに分れる。半々というより前者が多かった。11-7-6
「最近、歳を感じるようになった」と言うと「まだまだ若いのに」と即座に返されるときがある。このときの話相手はまちがいなく年上の人。その人はあくまでも自分との比較で考え話をしている。確かにその人よりは若くても充分歳を重ねているのは紛れも無い事実。不思議なもので同年令だと頷き合う場合が多い。病気と似ていて自分より軽い人に「大変だ」と言われたくないのと同じだろうか。11-7-5
更に続く。少し高めを選んだ決断は正しかった。4,000円のフレームよりかなり軽いしなによりも掛けた瞬間のフイット感がまったく違った。それに心が傾いて本当によかった。次の日には買った店(4月に閉店)の系列店で破損の修理を依頼。その経過の報告があり、しばらく時間が掛かるという。もしも中途半端な眼鏡を買っていたらしばらくの間は違和感の中にいたはず。こちらの勘もヒット。11-7-4
勘が適中。昔からある眼鏡店は知っていても安売店はわからない。とにかく少し歩いて探してみる。探そうとするとなかなか見つからないもの。そんなとき、ちょっとはずれにあるデパートが頭に浮かんだ。行ってみると何と希望に適う店があり4,000円からの品揃え。急場しのぎのはずがどうせ買うならと気に入った8,000円のを選ぶ。不測の出費だったが30分後には無事鮮明な世界に戻る。11-7-3
映画館を出てふと眼鏡の蔓(つる)をつまむと片方が手に取れてびっくり。ヒビが入り危なくなっていたのは知っていたが突然壊れるとは。とても掛けられる状態でないので眼鏡をバッグにしまい、水中のようにぼーっとした景色の街を歩く。こんな体験は眼鏡を掛けるようになって始めてのこと。緊急対策として瞬間接着剤を買い求めたが無理だという。しかたなく安い眼鏡を探すことにする。続く。11-7-2
個展が終了し、解放感を味わおうと映画を観る。とくに観たかったものがあるわけでもなかったので最近顔を出すことの多い映画館へ向う。今日は割引きデーで大人は1,000円になっていてシニア料金と一緒。嬉しいような残念なような。爽やかな笑いと心地よい涙というキャッチコピーの『奇跡』を観る。子供の夢が中心になる内容でキャッチコピー通 りの爽やかさが残った。ゆったり気分を満喫。11-7-1
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ウィンドウズで御覧の方は文字の表示を最小にしていただくと私のレイアウトに近づきます。
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