ある日のひとこと

 

 

=そのときどきの、思いついたこと、感じたことを書き留めてます=

 


 

レンタルDVDでようやくマイケル・ジャクソンの『THIS IS IT』観ることができた。感動が大きかったのは歌よりダンス。50歳だというのにそのしなやかでリズミカルでパワフルな身のこなしは信じ難いほどの美しさだった。そして、マイケルと一緒になって踊るダンサー達も素晴らしい。洗練され鍛えられた一流の技を見る心地よさがあった。完璧を求めるマイケルの姿勢がそこにも表れていた。10-9-30

 

検察でとんでもない改ざん事件が起きている。「故意でない」というがそんなことは関係ない。故意であろうがなかろうが手を付けるだけで重大な犯罪だ。それが、「故意でないから公表する必要ない」という見識が恐ろしい。順法精神どころか人間としての基本的な道徳感や正義感にも欠けているようだ。これは明らかに個人の問題でなく組織の体質と断言してもまちがいない。弁解の余地はない。10-9-29

 

ずーっと楽しみにしている1ヶ月後の旅の切符を買うために張り切ってJRへ。特急列車の座席指定をできるのが1ヶ月前なので今日を待っていた。宿の予約はすでに済んでいるのでこれですべてが揃うと思っていたがそうではなかった。ちょっと考えればわかることなのに帰りの座席指定も取れるような錯覚をしていたのだ。それだけ心待ちにしていたということ。座席の予約も完了したので一安心。10-9-28

 

幸運に出くわす。ホームセンターに行きストーブ選びをしてからもうひとつの目的だった透明の塩ビ板探しと価格の確認に向った。いつものコーナーには900@×1,800@で1,800円と書いてある。 この程度の値段はしかたないなと納得したあと、ちょっと目を移すと何とそこには《開店○周年記念特別 価格880円》で同サイズのものがあるではないか。安価と数量限定につられて即購入。10-9-27

 

野点(のだて)を体験。朝から雨が降っていたので中止になるのでと心配していたら12時頃には急に晴れ間が広がり、急いで出掛けた。木々に囲まれた緑地に敷かれた赤い布が目に入りほっとする。さっそくそこに座り、いただいた抹茶はきれいに泡立てられていてとても味わい深かった。水にもこだわり羊蹄山の麓から汲んできたという。いい雰囲気でおいしくいただき、いいもんだなと思った。10-9-26

 

これほど急に寒くなるなんて考えていなかったので焦っていることがある。今年の春に故障したストーブを買い替えるのはまだまだ先と思っていたのに、すでにそのときが来てしまったようだ。今朝だって、ストーブの暖かさがほしいくらいだった。洗濯機や冷蔵庫は20年以上と随分長持ちしてくれたけどストーブははずれが多くてせいぜい5、6年持っていいところ。次はいいのに当ってほしい。10-9-25

 

異常な暑さに惑わされているうちにいつの間にか9月の下旬に入っている。体で感じる季節感がずれているのでその実感が薄い。でもまちがいなく9月の末だ。秋分の日も過ぎてこれからはどんどん陽が短くなっていく。それに合わせて散歩に出掛ける時間も早まり、その分午後の時間も減るからこまる。夜に頑張ればいいのだが散歩と夕食の後は集中力も減退して日中のようにははかどらなくなる。10-9-24

 

あまりにも激しい気温の変化。昨日長袖を着たばかりなのに、もう長袖だけでは耐えられない寒さになってしまった。このままいったら3日後には雪が降ってもおかしくないほど極端だ。それはないにしても中間がなさ過ぎる。『暑さ寒さも彼岸まで』と言うがこれは本州の話で北海道には関係のないことだったのに秋分の日が境目になるなんて明らかに変。かつての暑さはせいぜいお盆までだった。10-9-23

 

ようやくというかとうとう本格的な秋がやってきた。半袖は昨日で終り、今日から長袖に。涼しい風が寒い風に移り変わりそう。開けていた家の窓も閉めていく。今晩は中秋の名月だというので夜に再び散歩に出掛ける。紺色の夜空には金色の満月が美しくも神々しく輝き、その周りには縞模様のイワシ雲が漂っていた。サバのほうが近いと思ったらイワシの意味は形でなく取れる時季からだという。10-9-22

 

70×90=6,300。塩ビ板へのドリルの穴開け作業は2点目に入っていてその穴の数は6,300個。やり始めは気の遠くなるような数字だったけど、ようやく半分に到達して一息ついている。マラソンでいえば折り返し地点を過ぎたようなもので、これからはあと何個と残りを数えながらゴールを目指す。出来上がりを見てみたいという強い欲求がこの単純作業を支えている。あと3,150だ。10-9-21

 

月に向って歩く。夕方の散歩はいつもとちょっと違う東方向に向ったら、雲間に白っぽい月が見えた。何だか得した気分になって月を仰ぎ見ながら歩いた。自然と姿勢も良くなる。しばらくすると月がより大きく見えてきて月に近づいたような気がしてきた。そんなはずはないと思ってもどうしてもそう感じる。『そうだ、雲に近づいたからだ』と納得。帰りにはもっと高い空にひっそり輝いていた。10-9-20

 

秋がなかなかやって来ない。吹く風は多少涼しくなったとはいえ、日差しはまるで真夏のように強くて厳しい。未だに半袖のままでいられるのもおかしなこと。もしかして、夕方から寒くなるのではと用心のためリュックに入れた上着は未だに着ていない。今は夜の11時だというのに部屋の温度計は22℃になっている。この暑さはいつまで続くのだろうか。いきなり寒くならないでほしいのだが。10-9-19

 

「その包みは何ですか」。昨日の歯科で診療椅子に座ったときリュックと細長い包みを荷物入れに置いといた。すると、歯科衛生士(?)が「何ですか」と聞いてきた。「方眼紙です」と応えたがピンとこないようだったので「グラフなど書くときに使ったやつです」と言うとわかってくれた。その後、歯医者もまったく同じ質問をしてきた。ふたりが同じ物に関心を持ったところがおもしろかった。10-9-18

 

昨年の歯の手術以来、定期的に歯科に通うようにしている。それは、これから年令を重ねていく現実も考慮してのこと。今回は2ヶ月振りの検診だったがとくに問題はなく、歯の洗浄のみで済んで一安心。40分近くを掛けた洗浄のおかげで歯が滑らかになり舌触りも気持いい。安心と清潔で2,500円なら納得できる支払い。それにしても2ヶ月はあっという間なので次は3ヶ月後にしてもらった。10-9-17

 

最近のはやり?。信号待ちのとき、行き交う乗用車を見ていてあることに気づいた。新車と思われる車の窓がやけに小さい。極端なのは半分くらいの気がする。見晴しが悪いような気がするけど、それは求められていないのだろうか?。窓を小さくしたのはボデーを強くするためだろうか?。見晴らしよりも身の安全を重視したということ?。それとも他の理由があるのかな。ふと思った単純な疑問。10-9-16

 

湿布が欠かせなくなりそう。残念ながら嫌な予感が当たりそうだ。まだ制作作業が始まったばかりだというのにわずかとはいえ腕が疼き始めた。これから先どんどん過酷な作業に追い込まれることを考えると痛みは進むに違いない。それならば、いずれは来る痛みを少しでも軽減するために今からこまめに湿布を貼っておこう。貼るとひんやりスースーして気持いい。何とかお願いしますという気持。10-9-15

 

今回の民主党代表選挙でいろいろ見えてきたが、そのひとつは日本がまだまだ村社会だということ。ある集会で象徴的な発言が出ていた。管氏を支持する議員に対して「誰のおかげで当選したと思っているんだ」と小沢氏を応援する人が強い口調で批判していた。その議員は何の躊躇もなく「有権者のおかげです」と応えればいいのにそうではなかった。未だに親分子分の関係が根深く残っている。10-9-14

 

すでに、届いた塩ビ板を使っての制作に入っている。方眼紙に印した穴の位 置を塩ビ板に写し取り、電動ドリルで穴を開けていく。これからはこの作業の繰返しになる。今回はこのスタイルのものを5点作る予定。この穴の数が膨大なものになるのでドリルを持つ右手が無事でいてくれるか今から心配になってしまう。腱鞘炎の症状が現れる以前はまったく気にする必要のないことだったのに・・・。10-9-13

 

夢のように何の前触れもなく過去のある出来事が頭に浮かぶときがある。いろいろあるなかで一番多いのが旅先で歩いているときのこと。何故なのか理由はわからないけどよく登場する。そして、そのときの風景や状況が鮮明に思い出され息遣いさえも聞こえてくるような気がする。とくに、すでに7年前になる波照間島で歩いた道のりは昨日のことのように蘇る。きっと満たされたときなんだろう。10-9-12

 

教室展の搬入飾り付けのあと、皆と一緒にビールを飲んでの帰り。地下鉄を降り、多少遅くなってるし帰ってから『ひとこと』を書くことを考えてバス停に向ったがそこには誰もいなかった。行ったばかりかと思ったが、時刻表を見るとちょうど真ん中辺りで次のバスには15分も待たねばならない。それならと歩き始めた。歩きながら『ひとこと』のネタを考えてたが浮かばず、結局こんな内容に。10-9-11

 

続き。無事に塩ビ板を受取ることができてよかったのはこちらも一緒。随分大きな梱包だったので夜に確認するまで不安もあったが、何の問題もなかった。今回、素材の新たな購入先を開拓したおかげで以前の半額程度で手に入れることができた。本当に何が幸いするかわからない。もしも、あそこで買うとしたらかなり高い支払いになっていたはずだ。とにかく、素材を手に入れてすごく落ち着く。10-9-10

 

間一髪。東京に発注していた塩ビ板が今日辺り届くばずだがと思いながらも出掛ける時間になったので家を出たら、貨物トラックから降りてきた人と鉢合わせになった。1分どことか30秒の差でもすれ違いになるところ。慌ただしく荷物を受け取り、すでに用意していたお金で支払いを済ます。中味の確認する暇はなく、運送屋の「よかったです」のひとことを聞いて、急ぎ足で地下鉄駅に向った。10-9-9

 

民主党の代表選挙にうんざり。新たなというよりまともな政治をしてくれるかと期待していただけにがっかり度も大きい。選挙になったのはいい、そして立候補するのも自由だからいい、でも、とても気分が悪いのはその候補者を推す同じ地位 であるはずの議員達がこぞって『・・先生』と呼ぶことである。これでは親分と子分の関係に等しい。本人の信念が見えない。過去に後戻りしないで欲しい。10-9-8

 

夕方には明らかに今までとは違う風を感じた。生温い空気を回しているだけでなく、そこには違うところからやって来た冷たい空気が含んでいた。お湯のシャワーにいきなり冷たい水が入り込んで混ざり切れなかったようなもの。ちょっとした変化にも体は敏感に反応するもので、午前中にはまったくなかった感覚。ぶり返していた夏の暑さもようやくピリオドを打つときが来たようだ。秋を呼ぶ風。10-9-7

 

子供の頃から汗っかき。それは今でも変わらない。散歩をしていてもすぐに汗ばんでくるし、御飯を食べたあとなどはすぐに体が火照ってくる。今年の夏はそれで散々苦労した。拭いても拭いても汗が吹き出てきてハンカチがびしょびしょになったことも何度かあった。こんなときは冷房の効いた場所に入ってもすぐには止まらない。もしかしたらどこか具合が悪いのではと心配になるほどの夏だった。10-9-6

 

それなりなりに。それなりのレベルを説明するのは困難だけど、それなりに知られているらしい。自分ではそんな意識は持ってないが、ここ何度か「中橋です」と言うと「中橋修さんですか」と返された。そして、「以前から作品を観てます」とも言われた。作品で名前を覚えてもらえているのは嬉しいけれど、自分が知らなくても自分を知っている人もいるわけでそれなりにしてなくてはと思った。10-9-5

 

続き。電話帳で調べてみたが加工、施工はあっても販売というのが見当たらない。随分以前にも感じたことだが調べるときにどんな項目にしたらいいのか迷うものだ。塩ビ板では載ってないし、建具とも違う気がするし、こんなときは本当にこまる。最初からそうすればいいのに、ここでやっとネット探索を思い付く。そうするといとも簡単に出てきた。本州の業者だけど頼んでみるつもり。一安心。10-9-4

 

10月末に発表予定の作品の素材を確認するためホームセンターへ。入手したいサイズ(今まで使ったことのない大きさ)の塩ビ板が見当たらないので店員に「これより大きいサイズはないんですか」と聞くと「ないですよ」とあっさり返答されてしまった。次の言葉を出す気力も失せるほどの即答だった。できれば、手に入れる手掛かりでも知りたかったのだが・・・。もう少し捜索してみよう。10-9-3

 

買ってきたMOを機器に差し込んでも何の反応もない。どうして?と思いながら何度かやり直すもやっぱり同じ。そうしているうちにようやくその大きな容量 は受け付けない機器だったと思い出した。わかっていたことなのに店頭で『これならたくさん入るからかさ張らない済む』と単純に喜んで買ってしまった。封を解いたから返品は不可能で、無駄 な出費とすぐに仕事に入れない2重のショック。 10-9-2

 

昨夜の寝床。2階の寝室はサウナ状態だったので1階に蒲団を敷いて寝た。寝室部屋には南西に窓があり日没まで陽が入り込む。恩恵を受ける方が多いので有難いと思っているが、この暑さには耐えられなかった。暑さで1階に避難したのはこの家に引越して6年目で初めてのこと。それは大正解で、寝床にするのは初めての場所だからすぐに寝つけるか心配だったのにあっという間に寝入ったようだ。10-9-1

 

 

 



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NAKAHASHI OSAMU

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