ある日のひとこと

 

 

=そのときどきの、思いついたこと、感じたことを書き留めてます=

 


 

マラソンの42.195Hが気になって地図の上にコンパスで線を引いてみた。以前にもやった気がするが改めてその距離を確かめてみたかった。札幌駅を起点にすると小樽駅、岩見沢駅と千歳駅の近く、支笏湖、中山峠などがほぼ線上にある。どこも車で走ったことがあるのでその距離を想像できる。これを一気に走り切るのだからやっぱりすごい。いつか、走るのは無理でも徒歩で体感してみたい。10-8-31

 

昨日よりさらに暑い日がやってきた。暑いだけでなく風がない。とにかく風がない。熱せられた空気が体にまとわりついたままなので不快は高まる。何日か前から、もう片付けなくてはと思っていた扇風機の出番が再びくるとはまったく予想外。涼しい風が吹き初めていたから夏ばてを癒せるはずだったのに・・・。夜には雨が降ったが焼け石に水といった感じで涼しさよりも蒸し暑さが増すばかり。10-8-30

 

涼しい風はどこへやらの蒸し暑いなか恒例の北海道マラソンが行われた。今回も近所の沿道までランナーの走りを見に行く。応援するというより一般 参加のランナーの懸命に走っている姿を見せてもらい、励みにしたいという気持が強い。長蛇の列には歩いてる人もいれば、歩いたり走ったりする人、ゆっくりペースを守って走る人と様々。すでに35Hを走って来た人達だと思うと皆輝いて見えた。10-8-29

 

千歳空港の国際線ターミナルに初めて行った。そこに設置されてるモニュメントを見るのが最初の目的だったけど空港の雰囲気を味わいたいという思いも次第に膨らんでいた。当然ながら国際線ロビーは国内線とは違った様子で韓国語や中国語が飛び交い、出発案内の行き先には韓国と中国の都市ばかりが並んでいる。それを見ただけでも旅心は刺激される。でも、パスポートの期限が切れて久しい。10-8-28

 

使い勝手がいいし嬉しい料金設定の駐車場。大型書店の隣のビルにあり、2階で繋がっている屋内駐車場に入った。たまたま書店との連絡口に近い所に駐車できたせいもあって、とても便利だと思った。急ぐわけでもなく用事を足して車に戻り、精算機に駐車券を入れると、料金は100円と出た。20分までは100円になっている。知らなかっただけに何だか得した気分になる。小刻みは有難い。10-8-27

 

完成後1年近くも売り物件ののぼりがはためいていた近所の建物にようやく灯が点った。他人事ながらずっと心配していたのでほっと一息。せっかくの新築がどんどん古くなっていくのがもったいない気がしていた。売れる直前には大幅値下げの文字が大きく書かれていたからその効果 があったに違いない。最初の皮算用ははずれたにしても、このまま売れなかったらもっと悲惨になるところだった。10-8-26

 

[棟梁―堂宮大工の世界]を見た。最後の宮大工とも呼ばれた奈良法隆寺の棟梁西岡常一の作成した図面 やノート、使い込まれた大工道具、型板や模型などの展示。とにかくすごいの一言に尽きる。どれを取っても見事な職人魂が息づいている。気の遠くなるような緻密なノートに驚き、研ぎ澄まされたカンナやノミの刃には身震いするほどの感動を覚えた。道具が思いを伝えるとの言葉が心に染みる。10-8-25

 

風がひんやりしてきたとはいえ、まだまだ暑い日が続いている。ちょっと前までは残暑というよりは夏本番のような暑さだった。ここまでしつこいと多方面 に悪影響を及しそうだ。すべての産業は季節の移り変わりで成り立っているわけだから夏ばかりではこまってしまう。暑過ぎると米作にもよくないと聞いたし、秋刀魚も不漁だという。そして、海水浴場は酷暑のせいか客が少なかったとのこと。10-8-24

 

名寄に泊って感じたこと。年に一度の道外への旅はまだしばらく続けたいと思っているが、道内での1泊の旅もいいもんだなと思った。1晩泊るだけで随分のんびりした気分になれるし、その町に親しみを持てるようにもなる。たとえ長時間過ごしても泊ったときの気分にはなれないものだ。それは、まだ移動中と考えるからだろう。その場所で1日の終りと新たな朝を迎えるかどうかで大きく違う。10-8-23

 

今回の北へのドライブは美術館巡りが目的で翌日には剣淵と旭川と深川に立ち寄った。剣淵の絵本館は随分立派に建て替えられていてびっくり。素敵な建物だ。旭川では旭川美術館と彫刻美術館で開催中の彫刻の企画展を観た。見応え充分で大満足。いろいろ刺激を受けたのがなにより嬉しい。河岸の公園にある彫刻も鑑賞してから深川へ。そこではアートホールと個人美術館を回る。それぞれの味。10-8-22

 

続き。音威子府の美術館を訪ねたあと、すでに夕方近くになっていたので1時間ほど走った名寄に宿を取る。夕食後、街の商店街を散歩してみると悲しいほど見事なシャッター通 りになっていた。アーケードはすごく明るいのに開いてる店は10軒に1軒程度。そのうえ、とにかく人通 りが少なくてずっと先まで見渡せるからなおさら寂しく見えた。ようやく人込みを目にしたのはツルハとコンビニ。10-8-21

 

あとわずかで最北の町、稚内に到達しそうな音威子府に向って車を走らせる。今までは剣淵までだったので今回はさらに北に足を踏み入れる。そこまで行ってみようと思ったのは高速道路の無料化の影響が大きい。実際、走ってみると時間は随分短縮されて楽になった。それなりに込み入ってるせいもあってか、かつての余裕の高速とは様子が違い、必死で追い抜き競争をしているような感じだった。10-8-20

 

明日は月に一度の[枝・葉・草]の収集日なので、陽の傾いた夕方に家の裏の草取りをした。この前やってから2ヶ月だけど辺り一面 草だらけ。あれほど綺麗に抜き取ったはずなのにがっかりするし、草の生命力にも驚かされる。1時間ほどで終るかなと予測したのに結局2時間も掛かった。だいたいいつもこうなる。取る時間と同じくらい袋に詰める時間も掛かるのにそこを計算にいれてないため。10-8-19

 

おととい、個展のファイルが完成して本当の区切りが付いた。そのせいか次の制作への意欲も湧いてきて仕事場の整理を始めた。新しい仕事に入る前には作業場を一度まっさらな状態にする必要がある。そうすると気持はすっきりして体も軽くなりすんなり入り込めるもの。さっそく、個展の前から構想していた作品のマケット作りを開始。動き出すとイメージはさらに膨らみヤル気も増していく。10-8-18

 

ファミリーレストランに入ったときのこと。店員に一人だとを告げると「番号札を取ってお待ちください」と言われた。他に待ってる人はいないので心配もせず素直に番号札を取って待つためのベンチに座った。すると、その直後から次々と客が現れ、あっという間に10人ほどの座席が一杯になり立つ人も出てきた。ほんの少しの差のタイミングの良さに嬉しくなる。こんなことでも気分は随分違う10-8-17

 

散歩をかねて歩く。2週間分の薬が切れたので耳鼻科に行くのに車にするか歩くかでちょっと迷ったけど、多分、戻ってからでは散歩に出る気になれないだろうと判断して歩く方を選んだ。夕方だというのに歩いているうちにかなり汗ばむ。お盆は過ぎたのにまだまだ暑い。40分歩いて病院に到着。また2週間同じ薬を飲んで様子をみることに。帰りは楽で散歩と病院をセットにして正解だった。10-8-16

 

“シャ〜ンコ シャンコ シャンコ シャシャン が シャン ”いつもの安春川を散歩していると夕焼け空にかわいらしい子供盆踊りの唄が響いていた。いくら暑い日が続くとはいえお盆が過ぎたということは秋に向い始めたわけだ。まだ色変わりはしてないけれど風に吹かれて舞い落ちる葉っぱを目にすると季節の移り変わりに敏感になってきている自分に気づく。先に進む期待と寂しさが同居。10-8-15

 

気になっていた個展のファイルの制作にようやく入る。20ページの中にどの写 真をどの順序でどの位置にどんな大きさで入れるかで全体の流れが決まる。だから最初にやる写 真の選択は重要な要素になる。紙面の基本枠とページ割りを大体決め、ページごとにスケッチをしていき、納得のいくまで何度もレイアウトの修正をしていく。この作業が大事。これが済むと完成したような気分になる。2010-8-14

 

DVDの返却と新たに借りるためにレンタルビデオ店に行く。すると、借りようとした『ポ二ョはこうして生まれた』の4巻目どころか1巻から5巻までのすべてが空。昨日借りた2巻と3巻を今日返却したので喜ぶ人がいるに違いない。全体的にレンタル中の空き箱が随分多くなっているのはお盆休みに入ったせいなのだろう。『ポ二ョ』の中には宮崎駿のなるほどと思わせる言葉がたくさん出てくる。10-813

 

腹括(くく)る。夕刊に『腹括る人って恰好いい』という見出しの文があり、おもしろかった。腹を決めると同じ意味だろうけどもう少し強い意思を感じる。そんなに大袈裟な話ではないけど、スーパーのレジの前に並ぶとき、どの列にするかで多少迷うのはしかたないにしても一旦並んでから『向こうの方がよかったかな』なんて頭をよぎると情けなくなるのですぐに振払う。腹を据えたいものだ。10-8-12

 

とにかく蒸し暑い日が続いている。ちょっと前までは、昼間がいくら暑くても陽が沈むと急に涼しくなり、夜に寝苦しいなんてことは滅多になかったのに最近は度々あるようになった。今も雨が降っているのに涼しくはならない。夜の10時半だというのに部屋の寒暖計は28℃を越えている。まちがいなく温暖化の流れのなかにあるようだ。朝方の冷気を心配しながらも、窓を開けて寝る夜は続く。10-8-11

 

秋の青森への旅の日程を決めたので宿の手配をした。まだ2ヶ月以上先のことだけど安心していたいから早めの予約の電話を入れる。そのうちの1日の宿にしようと国民宿舎に希望日を伝えると「その日はお1人の宿泊は受け付けられません」と言う。シングルルームはないだろうからひと部屋に少しでも大人数を泊めたい気持もわかるがスッキリしなかった。これで初めての国民宿舎もおあずけに。10-8-10

 

やっぱり“日高”は寂しくなっていた。高速道路の無料化に合わせて、初めて日高町を経由せずに日勝峠を越えたときに感じたことは当っていた。新聞に載っていたドライブインの駐車場は閑散として寂しいものだった。そこは山菜そばを食べるために停めていた場所。そして、そこから少し離れたところにあり、帰りには必ずといっていいほど寄っていたコンビニも客が激減したという。やっぱりか。10-8-9

 

昨晩の熱帯夜そのものより、それが25年振りだということが意外だった。その間にも暑くて眠れぬ 夜があった気がするがそうではなかったのか。記憶というのは曖昧なものだ。熱帯夜の体験が25年前と考えるより、36才のとき以来と考えたほうがその当時の生活状況が具体的に浮かんでくるのでさらに昔のことのように思えてくる。そういえば、つい最近壊れた洗濯機も25年前のものだった。10-8-8

 

続き。疲れ果てたので15分ほど走った食堂で焼き魚定食を食べようとしたとき、胸のポケットの薄さに気づいた。『あっ、携帯がない』。疲れが携帯電話を忘れさせたのだろう。逆戻りする15分は随分長く感じた。往復の30分で自宅はもうすぐのはずなのに。ようやく辿り着いた我家はサウナのようになっていた。そして、深い眠りに落ち入るはずが25年振りの熱帯夜になってゴロゴロの夜に。10-8-7

 

全国で猛暑日になった今日、朝8時からアトリエのペンキ塗りを始めた。天気予報で暑い一日はわかっていたので早くから動き始めた。それでも、すでに空気はムッとしていた。屋根からの反射も暑くてきつい。汗をたっぷりかき、スポーツドリンクや水を飲んでも飲んでも足りないほど渇きが勝る。そんななかでも頑張り抜いて夕方前には無事完了。下着も衣服もすべてを着替えてようやく落ち着く。10-8-6

 

蒸し暑い一日。風がまったくないから暑さが体にまとわりつき、少し歩いただけで汗が吹き出てくる。頭はぼ〜っとするし体もだるいので急遽予定を変更して映画館に避難することにした。内容はまったくわからないままタイトルの軽さで選んだのが『川の底からこんにちは』。案の定、ぼ〜っとしたまま観られる映画だった。ちょっとつらかったのは冷房が効き過ぎていたこと。外も中も両極端とは。10-8-5

 

地域の最高齢者が何十年も前に死んでいたというニュースには驚いた。生きてるはずの人がすでに死んでいたなんて役所の対応はあまりにも杜撰だ。ひとつ間違えば犯罪も眠らせることになりかねない。そして家族の関係の希薄さにも驚かされた。自分の親が生きてるのか死んでいるのかわからないとは・・・。もうひとつ気になったのは平均寿命にも影響あるはずで女性の世界一だって怪しくなる。10-8-4

 

異なる診断。1週間分の薬が切れたので耳鼻科へ行く。この病院は曜日や時間によって複数の違った医者が担当するシステムになっていて、今回は新たな医者に診察してもらった。すると、前回とは微妙に異なる診断をされてしまった。「半年前に手術をした歯が原因とは考えられない」と言う。それは自分でも疑問に思っていた。でも、どちらが本当に正しいのか判断できないからどうしようもない。10-8-3

 

地下足袋といえば思い出すことがある。それは小学校時代の運動会。自分は昭和23年生まれだが、この何年後か生まれにはわからないことに違いない。実は、運動会のときには布製の運動足袋というのを履いて走っていた。足裏も布一枚なので石ころなどを踏むと痛かったものだ。それでも運動会大好き人間だったので喜んで走り回っていたのを覚えている。確か普段はゴム製の短靴を履いていた。10-8-2

 

続き。最近続きが多いな。『もしも、滑ったら大変なことになる・・・』という一度芽生えた恐怖心はなかなか消せない。そこで、根本的に解決するために滑らないせめて滑りにくい靴を手に入れようとホームセンターへ車で走る。店員が勧めてくれたのが地下足袋。そう、鳶職や大工が履いてるあれで色は紫のみ。それを買い求め、鳶職か大工になった気分で履いて屋根に上ってみると効果 は抜群。10-8-1

 

 

 



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NAKAHASHI OSAMU

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