ある日のひとこと

 

 

=そのときどきの、思いついたこと、感じたことを書き留めてます=

 


 

朝起きて冷蔵庫を開けようとしたとき、水で濡れている床が目に入った。『あれ、どうして』と不思議に思いよく見ると冷蔵庫から垂れてきている。もしやと冷凍庫を開けると凍ってカチカチになってるはずのものがフニャフニャになっていた。冷蔵室も冷えてない。冷蔵庫の音もいつもよりずっと静かだ。すでに頑張る元気も気力もなくしたようなか弱い音しか聞こえてこない。もやはこれまでか。09-9-30

 

9月も残すところあと1日となった、というよりもなってしまったという気持のほうが強い。それは11月2日に搬入のグループ展に出品する作品が最初の制作進行予定より遅れ気味のため。それなりに努力して制作する時間を取ってきたがまだ足りないようだ。でも、救いなのはそれぞれの作業行程がはっきりしたことと慣れてきたので今までよりは時間短縮が可能なこと。電動鋸の力も大きい。09-9-29

 

不慣れ、失敗、工夫、改良。手の負担をできるだけ軽くするためにアクリル板を電動鋸でカットすることにした。この鋸は木工用に使ってたものなのでアクリル用の刃に交換してやってみたが切り口がきれいになってくれない。要領が飲み込めない。一定の寸法にカットするための添え木の安定に問題があった。そこで、クランプで固定を強化してみるとカットもきれいになった。試行錯誤のおかげ。09-9-28

 

床屋ではいつもカットだけしてもらう。だからシャンプーも顔剃りもない。ほとんど終り頃に突然「眉毛はわざと伸ばしてるんですか」と聞かれた。もちろんそんな気はまったくないと告げると「それじゃ、サービスで切ってあげるね」と言ってくれた。多分垂れるほどに伸びていて見るに見かねたに違いない。普段、鏡は軽く見る程度なので眉毛の長さまでチェックしてなかった。眉毛もさっぱり。09-9-27

 

2ヶ月半ぶりの散髪ですっきり。1年前は3ヶ月に一度だった散髪を今年から2ヶ月ごとにした。そのペースを考えると少し遅めなのでスッキリ度も高い。行くまではまだ大丈夫かなと思っていてもいざ切ってみるとやっぱり行ってよかったと思う。頭も軽くなるし、シャンプーするときは簡単に洗えるし、ちょっとのドライヤーですぐ乾くしといいことずくめ。いずれは1ヶ月ごとになるのかも。09-9-26

 

米券で米を買う。いただいた米券がたくさんあるのでこの買い方が続いてる。主食の米がこうして買えるのは有難い。できるだけおいしく食べたいのでほとんど2Lの袋にしている。そして、米とセットで買うことが多いのが米と一緒に入れて炊く雑穀。メーカーの異なる15穀、16穀などあるけど買うときには違いを忘れていていつも迷ってしまう。味に大差なくどっちもおいしいというわけか。09-9-25

 

一昨日、苫小牧から札幌へ帰る途中、田園地帯を走ると黄金のじゅうたんに囲まれ幸せな気分になった。稲穂はたわわに実り、頭をしっかり垂れていた。所々にはすでに刈り取られている裸の乾いた田んぼが顔を出していた。春に水が引かれるまでのお休みだ。とにかくお疲れさま。来年もよろしく。道端にはピンクのコスモスが揺れていて、青い空には赤トンボがたくさん舞っていた。秋を実感。09-9-24

 

昨晩、友人と飲みに出掛けた。ビールとおいしい料理をたっぷりいただきいろいろな話題に花が咲く。違う場所でワインを飲みながらさらに語り合い楽しい時間を過ごす。適度な飲み具合になって同じタクシーで僕はビジネスホテルで降り彼は自宅に帰る。お酒を飲んだあとホテルに泊るのは3月のクラス会以来二度目。いつもなら地下鉄に乗り20分歩いてようやく布団に辿り着けるのに楽チンだ。09-9-23

 

あまりの偶然に驚く。信号待ちのとき、何となく後ろの車を確認すると苫小牧の友人に似ている人が乗っている。次の信号待ちで車を降りて確かめるとやっぱりそうだった。札幌から2時間半ほどかかる場所で会う約束していた苫小牧の友人と苫小牧郊外で車が前後に繋がったのだ。目的地での合流時刻を決めていたとはいえ途中で一緒になってびっくりした。車の数が少なくなる前だからなおさら。09-9-22

 

誰が決めたのかは知らないけれど9月の連休をシルバーウィークと呼ぶらしい。この連休は5月のゴールデンウィークよりは短いからシルバーというわけか。ふと気になったのはゴールデンに対してシルバーでいいんだろうかということ。辞書を開いてみると、シルバーには形容詞もあってゴールドにもあった。そうだ、オリンピックのときはゴールドメダルだ。ゴールデンはさらに華やかな雰囲気。09-9-21

 

朝晩はすっかり涼しくなって半袖ではいられなくなった。季節の変わり目は着る服の替わるときにもなる。ときには行ったり来たりもあるけどこの時季になったらもう半袖に戻ることはないだろう。そんな思いを持った夕方、飲み物を買おうとコンビニに行くとホットな飲み物コーナーが設置されていて、冷たいものを飲もうとしてたのに思わずそっちに足が向いてしまった。服も飲み物も秋モード。09-9-20

 

大きなホームセンターで店員に「フィルムはどこにありますか?」と聞くと「何のフィルムですか?」と聞き返された。自分としてはカメラのフィルムしか頭になかったので「何のって、写 真のですけど」と当然のつもりでちょっと強く言うと「窓のフィルムなどもありますから」と言われた。考えてみればもっともな話ですでにデジカメ時代だから「何のですか」と返されてもしかたがないわけだ。09-9-19

 

拍手なし。新政権の厚生労働大臣が始めて省庁に入ったとき、出迎えた大勢の職員達は拍手をしなかった。正直といえば極めて正直だけど彼等の観点を如実に表わした態度。大多数の国民の代表である大臣を無視し、堂々と叛旗を翻しているわけだから国民の側に立ってないのは火を見るより明らか。あれを見て徹底的に再教育してほしいと思った。そして、誰ひとり拍手をしなかったのは無気味。09-9-18

 

11月のグループ展に向けての制作は懸命に進めている。全体像が決まっているから出来上がった部分が何%に当るかがはっきりわかり努力目標も見えてくる。現在、ようやく20%を越えたあたりなのでかなり頑張る必要がありそうだ。幸い手の痛みはほとんど消えてきたのが嬉しい。だからといって無理は禁物なのでカットと組立てを交互にやりながら腱鞘炎が再発しないよう気を付けなくては。09-9-17

 

1ヶ月振りの歯科でがっかり。2時間を越える手術のような治療を終えたとき「1ヶ月ほど待って落着いてから次ぎの治療をしましょう」と言われていた。次ぎの段階に入るものと思って張り切って行ったというのに「まだ口腔外科の治療が必要なようです」と言われてしまった。すでに根絶したはずだったのに・・・。泣き言を言ってもしょうがないので治療をお願いした。それにしてもなぁ・・。09-9-16

 

セルフのガソリンスタンドが随分増えた。あえて選んでる訳ではないけれど最近ではセルフでの給油のほうが多くなった。給油の要領がわかるまではちょっと億劫だったのも今はもう気にならない。いろいろ点検してもらったり窓ガラスを拭いてもらえない代わりにオイル交換や商品の勧誘を断る心配もないから気楽だ。かつてはサービスを受けるために決めてたスタンドもセルフの場合はフリーに。09-9-15

 

昨日、電話で予約をしていた航空チケットを手に入れる。少しでも安くしようと出発予定の2ヶ月前の購入。電話に出た係に希望を話すと、さらに安いのがあると教えられ再度かけ直す。計算してたより1,000も安くなり喜んでいた。そして今日、航空会社のカウンターに行き予約を入力してもらうと同じ便でもっと安いチケットがあるという。そこでさらに3,000円も安くなる。嬉しい誤算。09-9-14

 

あるとき「左手に箸を持つようになって何かいいことあった?」と聞かれても思い浮かぶものはなかった。「いくら右脳が刺激されるといっても確かめようがないし・・・」と言うのが精一杯。でも、そのひとつが今日わかった。食事中にあるアイデアが湧いてきたとき、箸を置かずにペンを手にして書けることに気づいた。食事を続けながらでも右手が自由に使えるのは何かと便利になりそうだ。09-9-13

 

教室展の搬入飾り付け。小部屋だけど4部屋あるのであっちに行ったりこっちに行ったりで大忙しになる。作品の配置は事前に決めてあっても実際にはうまくいかない場合もあり、そんなときはなおさら忙しくなる。今回も2ケ所移動した。全部で80点あまりの作品の位 置と間隔を決め、高さを揃え、タイトルと名前のカードを張り、最後に傾きを修正して出来上がり。ゆっくり観るのが楽しみ。09-9-12

 

まともに論理的に政策を語れる政治家がテレビにたくさん出るようになったのが嬉しい。これも大きく変わったうちのひとつ。どんな質問にも動じることなく瞬時に、冷静かつ的確に応答できる能力を持った人を待っていたし求めていた。今までは中途半端でいい加減な発言にイライラさせられることが多かった。知識と洞察と展望をさらに深め、なるほどと思わせる説得力に磨きをかけてほしい。09-9-11

 

今度はマニュアルに忠実な店員の話。ハンズで3@×3@×900@の木の角棒を買った。そのまま持ち帰るには長過ぎるのでカッターで半分に切ってもらえないかと聞くとカットコーナーへ行ってほしいと言われた。そこの店員に棒を見せると「ワンンカット30円です」と機械的に返事をされた。まともなカットをお願いしたわけではないんだけど・・・。21円の棒に30円は掛けられない。09-9-10

 

スーパーで買った品物を袋に詰めていると、レジの人が寄って来て「これが残ってました」と言い小さな菓子袋を目の前に見せた。ちょうど、何かが足りないと感じてたときだった。しかし、その言い方にカチンときて「それが勝手に残ってたんですか」と聞き返すと、そこでようやく「私が打ち忘れました。申し訳ありません」となった。最初に「すみません」と言ってくれれば何のことはないのに。09-9-9

 

自分が変わると見えてくるものがあったりする。左手の箸のぎこちなさは消えて随分慣れたので外の食事のときもそうするようになった。隣で食事中の人が左手に箸を持っているのが目に入り、たまたま左が並んだと不思議がっていたのに、ふと前を見ると斜め前の人も左だ。『え〜、こんなに左の箸の人っていたのか』と驚く。いくら偶然の重なりとしても今までどうして気づかなかったのだろう。09-9-8

 

冷蔵庫が食材でいっぱい。ある夫婦との会話のなかで旦那さんが「家の冷蔵庫はいつもいっぱいいっぱいになってる」と話すと、奥さんは「いろいろ入ってないと落着かなくて」と言う。この奥さんは料理が大好きで、たくさん揃っていると幸せな気分になるのでついつい多めに買い足すらしい。制作の素材に置き換えるとこの気持はとてもよくわかる。蓄えがたっぷりあると安心して打ち込めるから。09-9-7

 

今回の選挙で落選した議員が勝った新人議員に対して「何かひとこと」と記者に求められたとき、「期待してないから何もない」と応えた。自分より多くの人達に支持され選ばれたたことをまったく理解してない。娘というより孫のような若い女性に負けた口惜しさから出た言葉にしても、器の小ささと往生際の悪さを強調したひとこと。こんな後ろ向きの年寄り議員が落選してくれて本当によかった。09-9-6

 

自分にとって一番大事な節目はやっぱり作品発表になる。そのときに向けて、綿密な計画を立てて制作に全力を注ぐ。とくに大きな立体作品の場合は単純なカットや組み立て作業でもかなりの時間を使うので完成までの予定表は欠かせない。プランが決定して一旦ゴーサインが出たらあとは黙々と作り続けるのみ。もう迷ってる余裕も暇もないから楽と言えば楽とも言える。決定するまでは悩み迷う。09-9-5

 

指導している教室展の季節がやってくると「1年経つのって早いよね〜」との声があちこちから聞こえてくる。昨年の発表がついこの前のような気になるのは出品する人達にとってこの展覧会が大きな節目になっている証し。1年の積み重ねのなかからお気に入りを選んで額装し展示するのはいろいろな人に観てもらいたい気持と楽しみながら頑張ってきた自分を振返り見つめ直したいとの思いも含む。09-9-4

 

イルカ漁をしている日本のある町が戦闘的なシーシェパードの標的にされている。そもそも彼等は言うこととやることが矛盾している。イルカや鯨は高等動物だから殺してはいけないと言うが人間を攻撃するには何の抵抗もないようだ。下等な人間は構わないということか。本部はアメリカにあり、今回の件はイギリス人が中心でオーストラリア、オランダが応援している。イラク攻撃のメンバーだ。09-9-3

 

今回の選挙でも地元への利益誘導をうたい文句に存在意義を主張している候補者がたくさんいた。さらに、自分の選挙区だけの党名を恥ずかしげもなく掲げるものまでいた。その神経を疑う。それほど真剣に地元の心配をしてるなら、町長か市長あるいは町議か市議に立候補するべきで、国政を担う責任意識も能力もないことを自から表明しているに過ぎない。そんな人がまた議員に復活してしまった。09-9-2

 

道新に『雪に恋して-マイケル・ケンナが撮る北海道』が載っていた。その世界は研ぎ澄まされた緊張感が漂いながらも時の瞬間というより永続的な時の流れを感じさせる。そして、語られている「余分な部分をそぎ落し、神髄だけ残す写 真を目指したい」「要素が少ないほどより大きなものを想起させる力を持つ」との言葉にも共感。是非観たいけれどこの個展は釧路なのでちょっと難しそう。残念。09-9-1

 



ウィンドウズで御覧の方は文字の表示を最小にしていただくと私のレイアウトに近づきます。

 

NAKAHASHI OSAMU

作品の著作権を侵害することのないようお願いします