ある日のひとこと

 

 

=そのときどきの、思いついたこと、感じたことを書き留めてます=

 


 

これまで作品の素材としてアクリル板を中心にして塩ビ板を補助的に使っていた。でも、今制作しているものは塩ビ板をメインにしている。最初のうちは加工や接着に戸惑う部分もあったが、もうすっかり慣れてきた。慣れるまで多少時間がかかったとしても素材の変化によって新たな世界が切り開かれることがあり、今回もそうなってくれたのが嬉しい。作ることでさらにイメージが湧いてくる。09-2-28

 

2月もあと1日、やっぱり早い。3日の違いは大きいけれど、それにしても早く感じる。お正月があるかないかだけではない気もする。ではなぜだろう。それはそておき、3月の7日にはずっと楽しみにしてきた中学時代の担任の先生を招いての初めてのクラス会が待っている。先生には一昨年会ってるとはいえ、クラスの仲間達と共にの再会は45年振りになるわけですでにワクワクドキドキ気分。09-2-27

 

もしかしたら忘れるのではと思ったらやっぱり忘れた携帯電話。朝、出かける10分程前に携帯の電池の残りわずかなことに気づいて少しでもいいから充電しようとセットした。そのとき頭によぎったのが『こんなときこんなことをすると忘れる可能性が高いんだよな』ということ。以前にもこのパターンで忘れていたので今回は『忘れないぞ』と自分に強く言い聞かせたつもりだったのに・・・。09-2-26

 

『おくりびと』がアカデミー賞で外国語映画賞をとった。これで、日本の映画が広く世界に観てもらえるので嬉しい。納棺師の仕事を軸に、生と死を見つめる作品だという。現実的には二度納棺師に会っている。そう、父と母が亡くなったとき間近でその仕事を見させてもらったが、いい意味で淡々と粛々と進める姿が印象に残った。短編アニメの『つみきのいえ』もまだ観てないので両方楽しみだ。09-2-25

 

思わぬところで。3日ほど前、一番細いドリルを探したが見つからない。どうしても必要なので買わねばならないと思っていた。ところが今日、作業する部屋で掃除機をかけていたとき金属的な細くて短い棒状のものが吸い込まれていくのが一瞬目に入った。掃除機の袋の中にはなかったがホースを振るとそれが落ちてきた。しかし、その先端は折れている。そこでようやく壊したことを思い出す。09-2-24

 

季節はずれのお年玉。たった1枚だけ当った切手シートを受取った。これもタイミングに関係してる話になるけど、すでに2月の下旬になってしまってからもらうお年玉 は変な気分。たしか交換は7月までできるはずでそこまでいくと夏になってるわけだ。お正月じゃないときにこんなにめでたい図柄の切手を使うのは『おめでたい人』になりそうでなんとなく照れがある。いつもの切手でいいのに。09-2-23

 

何事にもタイミングというのがある。今回は悪い方に出てしまった。おととい大雪が降って家の周りも再び雪に覆われた。本来の姿に戻ったといえばそれまでだけど、3日前には例年よりずっと少ない雪を掻き集めるようにしてダンプの排雪作業が行われたばかりだったのに・・・。もしも排雪が2日後だったとしらこの雪もきれいになくなっていたはず。今年は少ない雪に慣らされ過ぎてしまった。09-2-22

 

突然の大雪で新千歳空港ではたくさんの欠航便が出た。そこで足止めされた乗客のコメントが、?。「雪国なのに飛行機が飛ばないのか。安心して北海道に来られない」(会社員・71)とのこと。でも雪国だから飛行機が飛べなくなるのでは。「南国なのに台風で飛行機が飛ばないのか。安心して沖縄に来られない」と言ってるのと同じ。雪にしても台風にしても対応できる限度があるのは当り前。09-2-21

 

昨日は2ヶ月に一度の散髪へ。いつもなら2ヶ月分のカットをお願いしてるのに寒い日だったので思わず「1ヶ月ちょっとのカットにしてください」なんて弱気で中途半端な注文をしてしまった。すると、すかさず「それじゃ、これからは1ヶ月ごとですね」と突っ込まれた。ここに初めて顔を出したのが去年の3月でまもなく1年になろうとしている。おかげで顔も覚えられついに常連の仲間入り。09-2-20

 

往復葉書の返信用の受取り人の後ろに付ける小さな『行』について。今回、クラス会への出席の有無を問う往復葉書を出す側に立ったので『行』を付けずに送った。添えることが慣習であることは充分知っている。でも、返信を送るときにその『行』を線で消してから『様』を書くのがどうにもいやだった。わざわざ葉書を汚す気がしてならないのだ。そのおかげでスッキリした返信が返ってきた。09-2-19

 

中川財務省の場合。まさに恥の上塗りとしか言いようがない。重要な国際舞台で大失態を演じたのに責任を感じて辞任することなく居座った。そして、その後は二転三転した末の辞任。往生際の悪さも恥に加わった。その夜、テレビで極度の緊張感のなか瞬時の判断で適格な指示を出す航空管制官にプロの本当の姿を見せてもらった。そこまでは無理にしても常識的な責任感さえないことが情けない。09-2-18

 

村上春樹の選択。イスラエルの文学賞『エルサレム賞』の授賞式に出席するか否かで随分迷ったらしい、そして「欠席して何も言わないより話すことを選んだ」という。その賞は『社会における個人の自由』に貢献した文学者に贈られるわけで、贈る側に大きな矛盾がある。僕は辞退して欲しいと思ったに違いない。しかし、村上春樹の講演を見て『伝える』という意味で正しかったのかとも感じた。09-2-17

 

『今は百年に一度の非常時(危機)だ』とは何事か。無責任極まりない政治家やとりまきが他人事のように使うのはしかたがないとしてマスコミまでもが使うのはおかしい。何の反省も検証も責任追求もないまま、ただ『大変だ大変だ』と火事場から逃げることを煽っているようなもの。百年といえば明治まで遡りふたつの大戦も含まるのだが。『今の危機』を脱する方策を緊急に考え取り組まねば。09-2-16

 

1ヶ月遅れで年賀状のお年玉チェック。いつものように下一桁の1から0までに分類して、まったくかぶってない数字を省いていく。ここで1、3、5が早々と消え去る。その束の厚みが空しい。いよいよ当選番号の確認に入るが、いくらかでも当る可能性のある下二桁の4等から始める。該当する24枚を調べると当りはたったの1枚。総数110枚のうちの1枚という確率は低いのか高いのか。09-2-15

 

まだ2月の中旬だというのに3月末のような暖かさで家の前の道路の雪はぐちゃぐちゃになって水たまりもできてしまった。そこで、その水を流す道を作るため雪割りをした。いつもならこの作業は3月に入ってからやるはずなのにこれでは季節感も狂ってしまう。2月がもっとも寒さの厳しい時期だという認識は過去にものになるのだろうか。じっと耐えたあとに迎える春の喜びが小さくなりそうだ。09-2-14

 

歯の治療がようやく終了。10月末の耳鼻科に始まり総合病院、整形外科、泌尿器科、そして歯科と病院通 いが続いていた。こんなことは初めての経験。おかげでいろいろな症状と不安を解消できた。望んでたわけではないが、すっかり病院に慣れて抵抗が小さくなったのは確か。これからは年齢を考えて早め早めに対処する努力をしていかなければ。さっそく7月のカレンダーに『歯科』と書き込む。09-2-13

 

日常の食べ物がおいしく食べられたらこんなに幸せなことはないと思っている。たまーに何年かに一度でもめずらしいものにありつけたらそれはそれで嬉しいけど、それがなくても構わない。残念ながら(実はほとんど残念がってない)いわゆるグルメで高価な食べ物を食べる機会がなく、そのおいしさを知らないから食べたいという欲求さえ湧いてこない。日本人が大好きだというトロもそのひとつ。09-2-12

 

水曜日に祝日が入ると1週間があっという間に過ぎていく感じがする。明日はもう木曜日だなんて。ちょうど真ん中に休みが入るとすごく楽になるけど曜日の感覚も狂ってしまう。ほとんどの人がそうだと思うが日にちより曜日で生活しているから、今日は何曜日、明日は何曜日と何度も確認する。今朝も『今日は祝日で休みだから大丈夫なんだよな』と自分を安心させるために心のなかで呟いた。09-2-11

 

いつもは「こんなに雪が積もってるなか、なんで自転車に乗るんだろう」と好意的でなく思っているのに、なぜか今日のはほほえましく見えた。雪道をかなり頑張ってこぐ自転車がこっちに向ってくる。その若い男の横から脚が覗く。横座りの女性を載せて頑張っていたのだ。そして、一所懸命になりながらも楽しそうに会話する声を残してゆっくりと横切っていった。頑張りが好感に繋がったのか?09-2-10

 

生活のリズムで大事なのは食事と睡眠。これをできるだけ守ろうとしてから何年経ったのだろうか。5年以上経ってる気がするけど。とにかく今ではかなり定着していて、朝食は7時(夏どきは6時)、昼食は12時、夕食は6時頃になっている。そして、就寝は12時で起床は7時というのが基本パターン。考えてみるとほぼ6時間周期になってるわけだ。もし、睡眠が6時間になったら完璧になる。09-2-9

 

おいしいものを食べたいというよりおいしく食べられたら幸せ。毎日食べられることにふたつの感謝がある。ひとつは食べられる食料があること、もうひとつは食べたいと欲する体に対して。食べることへの欲求は生きる意欲にも関係している。だから『食』を大切にしたい。日常的な食べ物のすべてが、御飯もパンも味噌汁も納豆も秋刀魚もラーメンもサラダも豆大福もリンゴもおいしいから大満足。09-2-8

 

「食べ物にガツガツした人は嫌い」とある飲み会で言われてしまった。僕が「極端に言えば食べるために生きている」と言ったらそんな言葉が返ってきた。あまりにも極端な言い方だったし、説明不足のせいで誤解されてしまった。言いたかったのは『生きる基本は食べること』そして『食べることに真剣でいたい』だったのだが。だからグルメにはまったく興味がないし大食いなんてもってのほか。09-2-7

 

嬉しい誤算。45年振りとなるクラス会への出欠を問う返信葉書の期限を2月3日にしていたのでその集計がまとまった。当初から最低でも10人、できれば15人くらい出席してもらえたら嬉しいんだけどなと思っていた。最初は返信が少なくて心配してたのに結局21人にもなった。それに先生が加わわるから総勢22人。すでに予約してある宴会場も満杯になって熱く賑やかな会になりそうだ。09-2-6

 

昨日の続き。札幌駅14:05発のトワイライトエクスプレスに乗って南へ向ったのは4年前の秋のこと。念願の寝台列車から見る風景は新鮮な輝きに満ちていた。大阪まで行けるのに8:45に金沢で下車してトワイライトを見送ったときの寂しさは今でも覚えてる。もっと乗っていたかった。DVDに刻まれたその寝台列車と車窓の風景を食い入るように眺めた。ガタン、ゴトンの響きが懐かしい。09-2-5

 

ぶらっと入った近所の本屋でぶらぶらと雑誌を眺め、新刊コーナーをのぞき、文庫本の棚を見て回ったけど特に興味を惹くものもなく、出ようとする前にちょっと旅コーナーに寄ってみると、気になるタイトルが目に入った。手に取った『おとなののんびり寝台列車の旅』に目を釘付けにする文字を発見。スペシャル付録『トワイライトエクスプレス絶景車窓DVD-35分』。これが見たくて即購入。09-2-4

 

今日は節分。子供の頃、画用紙にクレパスで色を塗って作った鬼の面をかぶって家のなかを逃げ回ったり、今度は大豆をまきながら鬼を追い掛けたりとはしゃいで楽しんだ記憶がある。最近は大豆の代わりに落花生をまくようになっているらしい。昨日のテレビでそれは『何故か』について放送すると予告されていたのに見過ごした。ただ単純に集めやすいし食べやすいからだと思うけど、他にも何か?09-2-3

 

『コロン』が我家に来て今日で1周年。今も元気に泳いでくれてるのが嬉しい。正式名称はコロンビアレッドフィッシュという。安易な愛称だがかわいいし言いやすいので来た日に決まった。現在、体長は3Bくらいで、もう何ヶ月も伸びてないのでこれが大人のサイズなんだろう。この辺で止まってくれると水槽を動き回るにも余裕のある感じがする。ところで、魚にとって、時間はあるのだろうか。09-2-2

 

1月が終り2月に入った。先日、会話のなかで「もう、そろそろ1月も過ぎちゃうね」と言ったら「でも、1月って長く感じるよ」と返され「そう言われれば確かにそうかも」「なんでだろう」ということになった。そこで出てきたのは「やっぱり、お正月があるからだろうね」「普段の休みと違って大きな節目だからかな」「1年の始まりのせいもあるよ」などなど。2月は逃げるというからこまる。09-2-1

 



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NAKAHASHI OSAMU

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