ある日のひとこと

 

 

=そのときどきの、思いついたこと、感じたことを書き留めてます=

 


 

記録的な寒さだった1月も終ろうとしている。本当に厳しい寒さはあと1ヶ月だから、冬ももう少しの辛抱だ。灯油タンクが残り4分の1ほどになり、どう考えても春まで持ちそうもないので満タンにしてもらったがその納品書を見てあらためて灯油の値上がりのすごさに驚いた。去年の3月には1P約70円だったのが今はな、なんと93円。今回入れた300Pだと6,900円もの負担増に・・。08-1-31

 

最近、目がしょぼしょぼしてまぶたも腫れぼったい感じがするので眼科に行った。簡単な検査と診断の結果 は異常なしでほっとする。それを聞いて安心したせいか帰り道は目も多少スッキリ。帰宅後、様子を見るため処方された目薬を差すとスッキリ感はさらに増した。気分も影響してると思うけど治ってくれればそれでいい。診察費と目薬代の2,400円の中には気持のスッキリ代も入っている。08-1-30

 

昨日、19日間続いた真冬日からついに脱出。札幌では20年振りの長い連続真冬日だったという。喉元過ぎればじゃないけどそんなにすごかったという実感がもう湧いてこない。厳しく感じたのは慣れるまでの始まりの4、5日だった気がする。雪と違って形に残らないから『そうだったね』の一言で終ってしまう。その点、雪はしっかり積もって山になって残るから軽い言葉では済まされない。08-1-29

 

98分の2。お年玉年賀はがきの残念な結果。2はもちろん切手シート。当る年だと5、6枚なのに今年はついてない。最悪の0枚を免れただけでもよかったとしよう。上の賞はかすりもせずなんの興奮もなく確認作業はあっという間に終了。例年ならかすかに正月気分の残る15日前後だったのにこの時期だとお正月ははるか彼方の感じがする。これでようやく年賀状をしまい込めるときが来た。08-1-28

 

法令順守の意識は薄く、倫理観も乏しく、平気で嘘をつく大人達で溢れかえっている。それも企業のトップとなれば優に50を超えた大人で年寄り達。決して『若者』ではない。こんなひどいことを平気でやっている経営者達もきっと普段は「今の若者は・・・」なんて言ってるんだろうな。それを言うなら「今どきの年寄りは・・・」と言ってほしい。影響力と責任の大きさは若者の比ではない。08-1-27

 

再生紙偽装問題で感じたこと。日本製紙連合会の会長が記者会見で「業界ぐるみの偽装でない」と強調したというが、もしもそうであったなら(そんなはずはないけど)問題はもっと根深いものになる。結託してやったのなら多少の温度差があるはずでなかには嫌だけど仕方なくもあるだろう。しかし、ぐるでないなら17社(38社のうち)のそれぞれが積極的にやったことになる。由々しき問題。08-1-26

 

地下鉄駅をひとつ乗り過ごす。居眠りをしてたわけではなく、漢字ノートに夢中になってたわけでもない。向側に座った親子連れの幼児のしぐさと言葉がかわいくてついつい見とれているうちに降りる駅は過ぎていた。最近、同級生の友達と飲んだとき、満面 の笑みを浮かべながら携帯に入ってる孫の写真を見せてくれた。他人の子供でもかわいいんだから孫がめんこくてしょうないのはよくわかる。08-1-25

 

雪だるまがいっぱい並んでいる。朝刊の全道の今日一日の天気予報の欄は雪だるまで埋まっていた。テレビでも昨日から大雪大荒れの予報を流していた。それがしっかり適中。踏み固まる暇もなく降り続いて自宅近くも中心街も深い雪に埋もれて道路も歩道もでこぼこでぐしゃぐしゃに。人も車も列車も大変な目にあっていた。明日は雪かきに追われる除雪車とスノーダンプで溢れかえるに違いない。08-1-24

 

『慣れ』。2週間以上も真冬日が続くと気持も体もそれが当たり前のように反応してすっかり普通 のことになってしまった。そして、朝起きたときの暖房もそう。未だにストーブのタイマーは使ってない。これもさほど苦痛でなくなった。0℃に近いと寒く感じるけど5℃もあればほっとするほど。もちろん、すぐにストーブのスイッチを入れたあと素早く重ね着をする。このまま春までいきそうだ。08-1-23

 

舞台のDVDに入り込めたのは何故だろう?食わず嫌いだった理由のなかには、大袈裟なしぐさと声を張り上げる発声のわざとらしさとそれを身近で観る照れくささがあった。でも、演技中の喜怒哀楽の感情を観客に分かりやすく伝えるために強調しているんだと受け止めるとそれも納得。観る度により自然により深く入り込んでいた。画家の友情と苦悩というテーマだったのも感動に大きく影響した。08-1-22

 

三谷幸喜の舞台のDVD『コンフィダント・絆』を観た。舞台とかミュージカルとかは何となく遠ざけていたけれどある人から勧められ、それならばと観てみると舞台に対する気持に大きな変化が出るほど見応えのあるものだった。そのDVDは舞台に観客を入れずに撮影したものでそれまでの舞台中継とは違う世界が出来上がっていた。とにかく強く引き込まれ2回目、3回目も見飽きないおもしろさ。08-1-21

 

謝罪会見などに出てくる言葉のなかで違和感を感じるのが『国民の皆様に・・・』の一節。皆から選ばれた国会議員が言うのならまだわからないでもない。一応、公認の国の代表者なんだからそれはいいと思う。それが企業の経営者やましてや一個人が 『国民の皆様』などと軽く使うのはおかしい。これはきっと上目線の意識や考えから出る言葉。じゃ、あなたは『何様なの』と聞いてみたくもなる。 08-1-20

 

今年も新年から偽装や法令違反の謝罪会見を見せつけられている。ふてくされている態度も嫌だけどあまりにもきっちりしたおじぎにも違和感を感じる。いかにもマニュアルといった様子で心が伝わってこない。その点、嫌いだけどふてくされているほうが正直だと言える。謝罪会見の指導をする会社まであるというから情けない。謝ることもできない指導者が大勢いる現実。今年も『偽』は続く。08-1-19

 

ついにドカ雪がやってきた。夕方出掛けるときにはキュッキュッっと固い雪を踏み締めて歩いた道も深夜の帰りにはフワフワの新雪が降り積もっていた。歩く人も少なくなった時間なので深い雪をラッセルして歩かねばならない。一度覚悟を決めると子供のときを思い出して楽しい気分になる。明日の雪かきは大変だけど街灯に照らされて輝く新雪が美しい。これから降雪の帳尻合わせをするのかな。08-1-18

 

札幌の今朝の最低気温はマイナス12℃で最高気温でさえ−7℃。まさにしばれる一日。冷え込みは今季一番で道内の最低は−33℃だった。これこそ晴天による放射冷却現象の影響によるもの。ここまでの寒さは体験してないので想像がつかない。この寒気はまだ続く予報なので水道凍結の心配が出てきた。万一凍結させてしまったら大変なことになるので面 倒でもちゃんと対応しておかなくては。08-1-17

 

コーヒーが安くて店内の雰囲気も気に入って最近入ってる店がある。ただ、そこの難点は寒いこと。もしかしたら夏の強すぎる冷房と同じように回転率を上げるための意図的な設定かもしれない。営業的にはわからないでもない。しかし、その帰りに寄った区の図書館でもぎりぎりの暖房だったのには驚いた。そこには本を読んでる人もいれば勉強してる若者もいる。図書館までもが寒いとは・・・。08-1-16

 

昨日、雪かきをしたおかげでもうひとつのおまけがついた。それは近所の人達との顔合わせ。昼時だったせいもあってか40分程の間に合計9人もの人と「こんにちは」の挨拶を交わした。そのうち4人は「今年もよろしくお願いします」も加わる。普段の生活ではほとんど接する機会がないのに雪かきとなると急に会うことになる。今年は雪が少なかったせいで中旬になってようやく新年の御挨拶。08-1-15

 

今年初めての本格的な雪かき、とはいってもせいぜい20B弱の積雪だから運動不足の解消にちょうどいい程度。流雪溝への往復も10回くらいで済んだ。おかげで心地よい汗をかく。楽ができるからいいとはいえ今季の雪は異常に少ない。いつかはたくさん降るはずと覚悟はしていても、もしかしたらこのままいってしまうのではとも思ってしまう。それなりに降ってくれるのが一番いいんだけど。08-1-14

 

テレビの全国の天気予報でのこと。曇ってる街と晴れてる街の写真を並べて「どっちが寒いでしょう」との問いに「曇ってるほうでしょう」とお約束どおりの応答。これは南に住んでる人の考えつく設問。晴れ=太陽=暖かいの連想は南の人達にしてみればすごく自然は発想だと思う。春夏秋はそうでも北国の冬がそうでないことは生活してる人は皆知っている。そして晴れてる夜はしばれる寒さに。08-1-13

 

原油高のため水産試験場の調査船の観測ポイントを大幅に減らすという。そのデータは漁業者の魚群の予測にとって大事なもので精度低下の影響を心配している。魚は我々にはなくてはならない大切な食料なのに国はそれを放置するどころか、アメリカの戦争のために再び石油を供給することを決めた。国内でこまってる人達で溢れているのになおかつアメリカのために石油を使う理由は利権だろう。07-1-12

 

ダイエットとは逆にテレビのなかでは食べることに関する番組の多さに驚く。やらせであることはわかっていても、普段食べることにこまってもいない芸能人が食べ物に極端な執着と喜びかたをするのが気になる。ましてや大食いなんかは制作者が『食』を軽く考えてる証しでもっと嫌。見なければ済むという単純な問題ではない。そう遠くはない先に『食』における深刻な事態が確実にやってくる。08-1-11

 

ダイエットの矛盾。『マジンドール(薬名)を内服すると「食べたい」という欲求が不思議となくなります。そして、少し食べただけで、「ああ、満腹だ」という気持が起こります。だからダイエットの苦しみはありません。満足した生活でハッピーな気分のまま、ダイエットができるのです。』。新聞によるとこれが医師法違反で摘発された会社の説明。『食べること=生きること』のはずなのに。08-1-10

 

漢字を真剣に覚えようとした動機のなかには外で文章を書くときなど(たとえば感想など)に気軽に応えられるようにしたいというところもあった。漢字がスムーズに出てこないと自分の思いや考えをうまく表現できない場合があるし、そのためにためらう気持が生まれてしまうこともある。そんな気持をなくしたかった。やり始めてみると、次第に覚えること自体がおもしろくなってきたのも事実。08-1-9

 

カードを落した原因と思われる漢字ノートというのは新聞、雑誌、漢字ドリルなどで曖昧だったり書けなかった漢字をまとめたノートのこと。正確には覚えてないけど多分3年程前に、あまりにも漢字を知らないことが情けなくて時間を見つけては書き取りをするようになった。そこで、地下鉄に乗るときはいつもそのノートを見ている。かなりたくさん覚えたはずなのにいつまでもきりのない世界だ。08-1-8

 

昨日の続き。初乗り料金の200円は覚悟してたけど自分の乗った駅からの正規の280円とは・・。券がなければ入れないわけだし、「カードは600円近く残ってたんですけどね・・・」とぼやくと「カードだったのでしたら料金はよろしいです」との返事。それを聞いて乗った駅を正直に言ってよかったと思った。臨機応変に対処してくれたのもその辺が伝わったからかもしれない。嬉しい結末。08-1-7

 

『あれ、どうして?どうしてないんだろう?』。地下鉄の改札口を出る前にポケットに手を入れてカードを探ったが手に当らない。もしかしてと違うところを全部探してもやっぱり見つからない。考えられるのは乗る前のホームでポケットから漢字ノートを出したときだ。インターホンで事情を説明して改札を通 してもらい事務所で再度話すと「正規の料金を払ってもらいます」と言う。『え〜』。08-1-6

 

地球環境に関する現状報道を見るにつけその被害の広がりの早さに驚かされる。優秀な学者たちの予測をことごとく覆す加速度的な進行のようだ。ということは今後にたいする現在の予測もはずれてさらに早まる可能性は充分ある。これほど環境変化の兆候が明らかになっても国際的な対策の合意が生まれることもなく、自分の国の目の前のことで精一杯なのが悲しい。でも、その間にも土台が・・。08-1-5

 

ひとつずつ少しずつであっても自分の持ってる内面をより確かなものとして育てていきたい。そして、その自分をより確かに力強く表現していきたい。これは今年のというよりこれからの目標になる。そこで大事なことは伝えたい気持を作品にしっかり注ぎ込むこと。それが作品の思いと意図を外に向って発信するエネルギー源となる。作品は自分の分身というより自分と鑑賞者とを繋ぐ媒体にしたい。08-1-4

 

「いつから今の暦になったのだろう?」という疑問が湧いたので、インターネットで調べてみると見事に答えてくれた。まず、明治五年十二月二日の次の日を明治6年1月1日とすると決めたのが始まり。それでお正月は1ヶ月早まった。そして、明治31年(1898年)太陽暦のグレゴリオ暦に変更して現在の暦になる。まだ110年しか経ってないわけだ。ほかにもいろいろわかってすっきり。08-1-3

 

15B位の雪が積もったので雪かきをしたけれど今季は少なくて随分助かる。おかげでお正月を家でのんびり過ごせる。先月、ジョンとヨーコの映画を観た影響もあって『ヨーコ・オノ 人と作品』(飯村隆彦)を読み返す。いくつか刺激を受けた言葉のひとつに「切実なコミュニケーションの願望だけがイマジネーションを生む」というのがあった。これからは自分をより確かにして伝えていきたい。08-1-2

 

分厚い新聞を読んでるうちに年賀状が届いて驚いた。いつもなら昼頃だったのに9時半に到着。早くなったのは郵政に変わったせいもあるのだろうか。さっそくたくさんの人達の年賀状を確認してお正月気分にひたる。やっぱり嬉しいものだ。届いたのに出してなかった人への年賀状を書き、昼までには投函できた。これはどうしても毎年10通 くらいはある。その反対もあるわけだからしかたがない。08-1-1

 



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NAKAHASHI OSAMU

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