ある日のひとこと

 

 

 

=そのときどきの、思いついたこと、感じたことを書き留めてます=

 


 

大晦日だというのに小雨で道路がぐちゃぐちゃに。家の前の雪掻きをしたけど重たくてかなわない。もちろんゴム長靴をはいてたが靴下が滲みている。どこかに穴が空いてるようだ。靴を取り替えぐちゃぐちゃ道を散歩に出かける。ついでに靴屋をのぞいてみる。適当なのがあったけど明日も開いているというのでどうせなら元旦の初売りのときに買うことにした。今年も無事365日が繋がった。08-12-31

 

昨日の続き。瀕尿は薬だけの治療で大丈夫なことに一安心。もしも手術なんてことになったらどうしようと心配していた。でも、整形外科で骨に問題はないと言われた肋骨の痛みは泌尿器科的にも問題はないという。思いがけず随分たくさんの検査に戸惑いもあったけど、内臓に異常はなく関係ないとわかっただけでも受けたかいはあった。突発性難聴からすっかり病院が近い存在になってしまった。08-12-30

 

年内にはっきりさせたいことがまだあった。正直言って昨日の夜は『もしかして・・・』なんて思いもよぎっていた。25日に瀕尿の治療のため初めて泌尿器科に行くと、様々な検査に加えてCTまで撮られるはめに。そこで尿と血液に問題ないことはわかったが次回さらに詳しく調べると言われてたのが今日。尿の勢いから腎臓、前立腺までしっかり検査を受けた結果 、 『とくに異常なし』。安堵。08-12-29

 

年内になんとか作っておきたいと思ってた7月の個展のファイルがようやく完成。9月の「はしご展」があり、屋久島があり、「北区のアーティスト展」もあったとはいえ要はやる気の問題。作り始めてから2日でできたわけだから決して時間がなかったわけではない。ほっとしていたら嬉しいことに「はしご展」の立派なカタログも同じ日に届いた。もうひとつアーティスト展のカードも作りたい。08-12-28

 

朝、台所のカーテンを開けると窓ガラス一面に白い氷の花が綺麗に咲いていた。この冬一番の寒さのようだ。水道の水が体に沁み入る。アトリエ兼居間の寒暖計は1℃。ストーブのタイマーは使わず起きて下りてきてからスイッチを入れるので部屋は冷えきっている。だから、起きてすぐするのはたくさん着込むこと。最後に首にマフラーを巻いて出来上がり。ストーブはあせったように燃え盛る。08-12-27

 

冬に逆戻り?これから本格的な冬になるというのに春先の雪解けのような暖かい日々があったりしたのでそんな勘違いをしてしまいそう。三寒四温ならぬ 四寒三温でも、その三温がかなり暖かくて積もった雪を解かしてきた。そして、 雪解けも一気なら雪景色もツルツル道路も一晩でできあがる。今年の冬はとくにこの気温の変化が著しい。いよいよ今度は根雪になるのだろうか、それとも・・・。08-12-26

 

普段出掛けるときはほとんどリュックを背負っているので、たまにリュックなしで歩いてみると背中の寒さがよくわかる。荷物を入れるだけでなく保温の役目も果 たしてくれてたわけだ。反対に夏の暑いときは背中に汗をかいてしまうからいつもいいわけでもない。リュックを背負う理由には買物袋の代わりに使うためもある。重いリュックを背負って歩くとそのうちまるで懐炉のような働きをする。08-12-25

 

1日で終るはずの年賀状の宛名書きが2日掛かりに。ひとことふたこと書き添えてるうちにほとんどすべての人に書くようになってしまった。それぞれの年賀状を見比べられることはないのに同じ文章ではまずい気がして違った文を考えたりもする。そのうち、その長さも気になってひとことでは済まなくなってしまってしまう。年に一度の便りになる人もいるわけでこんな時間も大切と思うことに。08-12-24

 

しっかり南瓜も食べた冬至からたった2日が過ぎただけなのに日が長くなったと感じるのは気分のせいだろう。もうこれ以上陽が短くなることはないとわかると急に気も楽になり先も見えてくるものだ。もしも、いつ明けるともわからない暗闇に置き去りにされ自らの力でそこから出ることもできないとしたら絶望的な気持になるに違いない。区切りのないところで頑張るには無理があり限界がある。08-12-23

 

今日、自宅で有線テレビの取材を受けた。「北区のアーティスト展」のとき、画家や美術作家のアトリエを訪問して話を聞きたいという依頼を受諾していた。せいぜいふたりで来るものと思ってたらディレクター、カメラマン、音声、インタビュアーの4人掛かりにびっくり。本格的な雰囲気に多少緊張しながらもいろいろな質問に応えて1時間ほどで終了。自分のテレビでは見られないのが残念。08-12-22

 

自分の努力次第で改善できる範囲内の検査結果に安堵したその足で違う病院へ向う。個展前の6月中旬から肋骨の一部がときどき痛むのを気になりながらもそのままにしてたので原因をはっきりさせるために。レントゲンを撮り触診もしたがそのどちらにも異常はないと言われて嬉しいというよりこまってしまった。何とか対処方法を知りたかったのにどうしようもないという。じゃ、痛むのは何故?08-12-21

 

気になる検査結果は血圧が高めなのと悪玉コレステロールがちょっと多いという以外は問題なしと聞いて一安心。血圧の高さは遺伝的なものもあり、病院で計ったせいか普段より高くなっていたのでさほど心配はない。それよりコレステロールの方にびっくり。油ものの摂取はかなり少なめで粗食のつもりだったのにさらに油と塩分も減らさねば。散歩の目標がまた生まれたのでこっちも張り切ろう。08-12-20

 

1週間前に受けた特定検診の結果を聞くために病院へ。今まで何10年もずーーっと受けてこなかった検診を受けようと思ったのにはまちがいなく年令が影響している。どこかにほころびが出てきてもおかしくない歳だし、万一のとき復活するための体力も落ちてるわけで病気が進んでからでは肉体だけでなく経済的にも大変なことになるとようやく自覚したわけ。受診したのは血液と尿検査。続く。08-12-19

 

無駄といえば給付金なるものも大いなる無駄使い。そもそも給付金という言い方からして問題。与えてやるという感覚が許せない。それは大事な税金でありもともと皆のお金だ。社会で有効に有意義に使ってくれることを願って出したものを原物のまま返すなんて政治能力がゼロであることを自ら証明してるようなもの。不思議でならないのはそんな馬鹿げた考えを止める人間もいないということ。08-12-18

 

北海道新幹線の無駄。確かに便利になるだろうし観光客も増えるかもしれない。しかし、そこで落されるとお金とそこに至るまでに使われるお金を考えたらとても有意義な使い方とは思えない。今、経済的に余裕があってこれからも成長が望めるならまだしも現状は違う。何10年か後に東京まで4時間で行けたとしても病院や買物に行く列車やバスを必要とする人達のほうがずっと多くなるはず。08-12-17

 

世界遺産ほどでないにしてもジオパーク認定が影響を与えるのは確かだろうけど、もしかしたらすぐに大きな変化はないかもしれない。「ジオパーク」という呼び名の「ジオ」には何となく専門的なイメージがありその意味も伝わりにくい。それとは逆に「パーク」には軽い感じが付きまとう。だからといって「地質遺産」というのも地味な感じだし。まだ聞き慣れてないからだと言えばそうだけど。08-12-16

 

日本ジオパークの認定は世界ジオパークへの認定申請の条件になっていて世界ジオパークは2004年に認定を開始してすでに世界18ヶ国に57地域あるというが日本にはまだないとのこと。年内には「洞爺湖有珠山」「糸魚川」「島原半島」の3地域を認定申請するという。親しみを持ってるものが有名になり認められる嬉しさの裏には穴場的な場所が公のもとにさらされるような寂しさもある。08-12-15

 

ジオパークというのを最近知ることができた。ジオパークとは貴重な地形や地層等を含む地域のことだという。それを知るきっかけになったのは新聞の見出しの『アポイ岳』の文字。関係があったり関心のある文字は目に入るもの。アポイ岳は浦河の隣町の様似にあって5回くらいは登っている懐かしい山。そのアポイが日本ジオパークの7地域のうちのひとつとして認定されたけど少し複雑な気持。08-12-14

 

屋久島へ旅立つ前日の10月25日から飲み始めた耳と鼻のための薬はおとといで終了。すっかり食後の習慣になってたので嬉しいことなのに何かを忘れた気分になる。再びCT写 真を撮り耳の検査をした結果とりあえず治療はここまでということに。最初のCTと比べると患部の違いは明らかで画像にくもりはなくなりすっきりしている。CTを見ながらの説明だと非常にわかりやすくて納得できる。08-12-13

 

ほとんどが42年振りの顔合わせ。ずっと欠席していた高校時代のクラス会にようやく出席した。せっかく声をかけてくれているのに断り続けるのも申し訳ないし、そのうち忘れ去られそうな気もして。とにかく会って話をするうちにそれぞれの懐かしい昔の面 影が徐々に蘇り42年の垣根を埋めていく。ついこの前は中学のクラス会の打ち合わせをしたばかりで昔日を懐かしむ世代に入ったわけだ。08-12-12

 

新雪に残る靴跡。3日前に降った雪も暖かい日が続いてすっかり姿を消したのに、今日粉雪が舞い降りて道路はまた真っ白に。まだ道路に温かみが残ってるせいか靴跡がくっきり出ている。大きな靴跡、歩幅の狭い少し内股の靴跡、引きずって歩いてる靴跡、シャキシャキした靴跡などなど違いがあっておもしろい。もうひとつの特徴は歩幅。歩き方にも随分個性のあることが雪道だとよくわかる。08-12-11

 

『ひ、れ、ゆ、ゆ、ゆ、し、や、そ、ゆ、そ』『あ、ゆ、ひ、り、ゆ、ゆ、み、さ、み、な』これは男の子と女の子の名前の頭にくる字、最後は『と、ん、と、と、と、た、と、た、ま、ら』『い、い、な、ん、あ、な、う、ら、ゆ、み』になっている。そして真ん中は『ろ、う、う、う、う、ま、う、う、ら』『お、い、な』で女の子は二字の名前が多いがそれより流行りの音の極端な偏りに驚く。08-12-10

 

新聞を見ていてふと目にとまったのが『2008年赤ちゃんの名前ランキング』。名前はその時代を表わすというけどまさにそう。そのときの流行りの人が必ず出てくるから時代を映す鏡とも言える。女の子の一番人気は『葵』で宮崎あおいの影響なのはわかる。でも、男の一番の『大翔(ひろと)』が誰なのかわからない。ちょっと前の『拓也』はわかったのにそれはすでに10位 から消えている。08-12-9

 

年に一度の英語で手紙を書くとき。毎年ドイツの友達にクリスマスプレゼントを贈り、それに必ず手紙も添えてきた。ずーっと続けてきたことだけど年とともに英語の手紙が大変になっている。なんせ年に一回というわけで決まり文句さえも忘れてしまう。それでも辞書とにらめっこしながら書いてるうちにその友達との記憶が蘇ってくるのが嬉しい。頑張ってでもこの繋がりを大切にしていきたい。08-12-8

 

もしかしたらしんしんとの予想は当っていた。朝、カーテンを開けると辺り一面 真っ白い粉雪に覆われていた。だいたい10Bくらいだろうか。それは窓から見える自分の車の屋根に積もった雪の高さでわかる。これならまだ安心できる量 。たとえ雪掻きをするにしても5分もあれば終ってしまいそうだから出かけるときにすればいい。これが20Bや30Bになったらそれなりの覚悟をしなくては。08-12-7

 

しんしんと降る雪。辺りは粉雪に覆われて静まりかえる。雪の降るときは静かなイメージだけど、それは気分だけでなく実際に音を吸収してくれるという。音の振動が内部に空間を持つふわふわの雪にぶつかるとその音を消してしまうらしい。雨と違って音無しで降り積もるから朝カーテンを開けたとき驚かされることがある。いつもより外の車の音が小さく感じるから、もしかしたらしんしんと。08-12-6

 

また無駄な時間を使ってしまった。というよりまだ継続中でこまっている。たいして重要な物ではないとはいえそれが見つからないのが口惜しい。探しているのはメモをした紙。上着のポケットから取り出したところまでは覚えているのにそこら中を探しても出てこない。そのうち『なーんだ、こんなところに』ってなることを期待してたのに。こうなるとメモの内容より見失ったことが気になる。08-12-5

 

以前からどうしてこんなに軽いんだろうと思っていたことがある。それは酒酔いやひき逃げに対する処分。殺人になりうる危険な行動をするわけだからそれなりの刑罰があってもいい。今度免許取り消し処分が強化されて酒酔いで2年が3年に事故は2年伸びて3〜7年に、ひき逃げは2〜3年だったのが最長10年になるという。そもそもひき逃げした2年後には免許を取れるなんておかしかった。08-12-4

 

年を取るとはやりの若い歌手や芸能人を覚えられなくなるとよく言われるけど、すでにその域に入っている。今、どんな歌がはやっているのかまったくわからないし、俳優では誰が売れているのかもわからない。テレビの歌番組やドラマはまったく見てないからわからなくて当然とはいえ漏れ出てくるものもない。テレビが進化して選択肢が増えると社会認識はさらに世代間で細分化していくと思う。08-12-3

 

『アラフォー』って何?今年の流行語大賞を新聞で見るまでそんなはやり言葉あったなんて知らなかった。新聞は毎日読んでるし、テレビもときどき見てるのに出会わなかったのが不思議なくらい。世の中のはやりと離れていたということ?もうひとつ始めて聞いたのが『上野の413球』。もちろん上野はわかるけどそんなのがあったとは。ほかの8つからあえて選ぶとしたら『後期高齢者』かな。08-12-2

 

来年7月の個展のためのマケット作りを始めてる。アイデアスケッチはすでにたくさんあるので、そのなかから今度のテーマに合いそうなものを選んで作品模型を作り、出来上がりの確認をしたりさらにイメージを高めたりする。作ることで新たな発想が浮かんでくることも結構あって、制作へのアプローチとしてまずは手を動かすのが大事。マケット作りは気楽な紙工作だから無理なく集中できる。08-12-1

 



ウィンドウズで御覧の方は文字の表示を最小にしていただくと私のレイアウトに近づきます。

 

NAKAHASHI OSAMU

作品の著作権を侵害することのないようお願いします