ある日のひとこと

 

 

=そのときどきの、思いついたこと、感じたことを書き留めてます=

 


 

ようやく個展のファイルも完成。カードとHPとファイルがなんとか8月中に仕上りほっとしてる。このみっつの仕事が終ると本当に個展が完了した気分になる。これで心置きなく次の制作モードに入れるのが嬉しい。考えてみればすべてパソコンのおかげでできるわけで僕にとっては絶対必需品。06-8-31

 

親が子を殺したり子が親を殺したりする事件が頻発していて異常なことに慣らされるのが怖い。それにしても今回の事件はなおいっそう理解に苦しむ。高校生が親の殺人をお金で依頼してそれを受けて実行したのも高校生とは・・・。人の命は金に換算できないがそれにしても50万で引き受ける心も信じ難い。その金額でどれほど満たされると思ったのだろうか。思考を停止してるとしか思えない。06-8-30

 

さらに続く。トップを争う有名選手はたとえつらそうでもあっという間に遠ざかるから『すごいな〜』で終るけど一般 参加ランナーは一歩づつ進んでようやくここまでたどり着いたがんばりの積み重ねがよくわかって感動的。苦しそうな人を見るとほんとうに『無理しないでがんばって〜』という気持になる。いろんな人のいろんながんばり方が間近に見られて思ってた以上にマラソンを楽しめた。06-8-29

 

昨日の続き。僕のすぐ前で縁石に座って観戦してるおばさん達のかけ声や会話もおもしろい。「がんばって〜」「無理しないで〜」「体に気を付けて〜」そこで「これならこまるよね」のひとことに「無理しないでがんばって〜」そして女性ランナーにはゼッケンナンバーで呼び掛ける「142番さんがんばって〜」「142番でいいんでないの」「やっぱり『さん』つけないと」とにかく楽しそう。06-8-28

 

家の近くの大きな通りがマラソンコースになっていて初めてマラソンの沿道観戦をした。そこは折り返し点の手前にあって23Hと33Hにあたる場所。つまり行きと帰りを見れる最高の地点。トップを争う選手が走り去ったあとしばらくぱらぱらだったが2、30分後に 市民ランナーが来始めるとその列は途切れることなく延々と続いた。走り抜ける有名選手より懸命さがひしひしと伝わってくる。06-8-27

 

ホームページに個展の報告を作ろうとしたとき、その手順がすぐに浮かばなくてちょっとあせってしまった。この作業は1年振りだけどたしか去年も思い出すまで時間がかかった気がする。たとえ1年振りだとしてもそれまで何度も何度もやってたことを忘れかけてるのが情けない。わかってみると簡単なことでも浮かんでこなければどうしようもない。1年後が心配なのでしっかり記録しておこう。06-8-26

 

水金地火木土天海冥。ずっと慣れ親しんできた語呂合わせが水金地火木土天海に変わる。語呂としてはこっちのほうがすっきりしていい感じ。それに冥は字の意味としてもイメージしにくい。いっとき増やす流れもあったようだがまともなほうに落着いてほっとした。増やしてしまうとめんどうなことになる恐れがあった。科学が進歩すれば変わるのは当然でアメリカの意地にはつきあってられない。06-8-25

 

『好きなものばかり食べてはいけない』というのを聞くことがあるけどこれは変。好きなものばかり食べても問題ないどころかそれが一番いい。逆に嫌いなものばかり食べてればきっと具合が悪くなる。極端に偏食する人に対しての優しさから出た言葉だろうけど言ってる本人は無理して嫌いなものを食べてるわけだ。もし心配するなら『同じものばかり食べててはいけない』のほうがいいのでは。06-8-24

 

ひげを剃っていて素朴な疑問が湧いてきた。『どうして毎日毎日こんなに伸びてくるのだろう』と。頭の毛は年とともに減っていくけどひげはどうなんだろう。こっちこそ減ってくれたら助かるのにそんな感じはしない。進化の過程で何らかの役割があるから残ったはずだけどそれは何?男にだけあるということは男らしさのため?そうすると遺伝的にはひげも体毛も徐々に減ってるのかもしれない。06-8-23

 

魚の結論。小さいグループの中でも一番小さかった魚が死んでしまった。2週間くらい前から動きが鈍くなってきてたのはわかっていた。そして何より心配だったのは餌を食べようとしなくなったことだった。原因がわからずこまったがとりあえず水を3分の1ほど交換してみた。しかし、食欲は回復せずどんどんやせるばかり。小さいグループの選択はまちがってたのか。どうであれ悲しい結果 。06-8-22

 

苫駒は3:4で敗れ準優勝。投手の出来から考えると妥当な結果で見方によっては苫駒がよく3点も取れたなというほど早実の投手はすごかった。たしか4連投か5連投のはずなのに球速は衰えることなくコントロールも抜群だった。それにしても大きな期待と重圧を背負いながらの準優勝は素晴らしい。試合後の田中投手の笑みはすがすがしくやるだけはやったという満足感に見えた。お疲れさま。06-8-21

 

またまた球史に残る試合をやってくれた。夏の高校野球決勝は駒苫と早実。どちらもいい投手を擁しての戦いだがここまでを予想した人はいなかっただろう。とにかく手に汗握る熱戦とはこのことでお互い何度も勝ち越すチャンスがありながら延長15回まで1:1でついに再試合となった。どちらもすごいとしか言いようがない。明日は、できることなら一方的な試合にならず接戦になってほしい。06-8-20

 

朝のテレビで日勝峠が通行止めになってることを知った。原因は峠を下ったあとの沙流川流域にあるようだ。今まで1ヶ月以上雨がなかったというのに降ったら集中豪雨。3年前の大水害を思い出す。久々に走る迂回路は景色も新鮮でまったく苦にならなかった。狩勝峠はなだらかな昇り降りで日勝峠とは随分違う。途中で温泉に立ち寄って汗を流し、水彩 スケッチもして変化に富んだドライブに。06-8-19

 

ほぼ4ヶ月ぶりに日勝峠を超えて芽室に向う。用事といえばお墓の草取りくらいであとは元実家の隣の住人の農園と手作り別 荘を見せてもたうため。もうひとつあるとすれば草取りに明け暮れた庭の様子を隣から眺めること。当然だけど庭はすでに住んでる人のものになっていた。夕方から別 荘で焼肉と新鮮な野菜をごちそうになる。うちわであおぎ七輪に炭火を起こしたのが懐かしくて楽しかった。06-8-18

 

他にも書こうと思ってたネタがあったけどこれを書かないわけにはいかない。奇跡的というならこれこそ奇跡的。帝京と智弁和歌山の試合はまさにそれ。9回表に8点取り4点リードしたのにその裏に5点取られて逆転サヨナラ負け。まちがいなく球史に残る信じ難い展開。試合後の勝利監督の談話は「もう駄 目だと思った」と正直だった。あさって駒苫はこのチームと準決勝。奇跡かねばりか。06-8-17

 

相変わらず暑い日が続いてる。低いパーセントながら雨の予報が出てたのに1滴も降らずただ蒸し暑さが増しただけ。夜になっても生暖かい風のまま。こんなとき聞こえてきそうな花火や暴走族の音がまったく聞こえてこないのが不思議なくらい。もちろん静かでいいんだけど族は本当に少なくなった気がする。たまたまこの辺を走らないだけかもしれないがこのうえ騒音も加わったらたまらない。06-8-16

 

駒大苫小牧はやっぱりすごい。驚異的な力を持っている。ここまでくれば奇跡とかミラクルという言葉は使えない。あり得ないことが起こったら奇跡なわけで、もしかしたらと思わせてそれをやってしまうんだから立派な実力。正直いって1:7のときはこれまでかなと思った。しかし、後半に粘り強く追い上げ最後は劇的なサヨナラ勝ち。まるで感動を演出してるかのような結末に驚くばかり。06-8-15

 

何日か前のこと。昼時にテレビをつけチャンネルを回してると高校野球の9回裏の攻防が出てきた。2:1ですでに2アウト。ここでライト前ヒットが出てランナー1塁。次のバッターのピッチャーに代打を送った。カウント2・1のとき2塁に盗塁、悪送球で3塁まで進んだ。この場面 で代打に代打。1球目を打ちピッチャーゴロでゲームセット。勝負に出たというより恩情に見えたがその真意は?06-8-14

 

サッカー選手の寿命。プロスポーツ選手は体力勝負なので稼げる年数は短い。その中でもサッカーはとくに短いようだ。ワールドカップが終って日本代表も新体制に代わるとほとんどが新しい選手になった。すでに4年後を目指してるわけだから当然そうなる。すごい選手であっても本当に活躍できるのはせいぜい10年くらいしかない。世界への道を切り開いた中田でさえ20代で引退するとは。06-8-13

 

個展が終ってからもずーと暑い日が続いてうだうだだらだらしながら疲れを取ろうとしてたのにそうはいかなかった。横になってるのもつらい暑さだった。でも今朝、目を覚ますとさわやかな風が体の上を通 り抜けていた。ずっと窓を開けたままなので外の気温がわかる。昨日とはあきらかに違う。今日こそはと昼まで布団の上でごろごろ。おかげで気分もすっきり。夕方、盆踊りの唄が聞こえた。06-8-12

 

住宅街を散歩しててときどき見かけるのが玄関先にスナックの看板がかかってる家。どう見ても普通 の家っぽいけど暗くなればそれらしい雰囲気を漂わせるのだろうか。まったく余計なことだけどこんな場所でやっていけるのかと心配になる。ただ、そういうのは道路に面 していきなりドアのある家ばかりで門があり玄関まで距離のある家は見たことない。そんな店はちょっと不思議で気になるかも。06-8-11

 

近所の商店街をゆったり歩いてると合い鍵屋の前でこんな看板を見つけた。=どんな鍵でもたいてい作れます=とても正直というべきか頼りないというべきか。今度は住宅街を歩いてると「すいません」と斜め後ろから声をかけられた。振り向くとおばあちゃんが玄関横で涼んでいる。「これ、開けてもらえますか」と伸ばした手には栄養ドリンク。通 る人を待ってたという。これものんびりのせい。06-8-10

 

暑すぎて今日もぼーっとが続く。個展も終え緊張感が途切れたせいもあるのか暑さに立ち向かう気力が湧いてこない。とても自宅にはいられないので昨日買った文庫本を手に喫茶店に逃げ込む。アイスコーヒーをちびりちびり飲みながら田口ランディの『根をもつこと、翼をもつこと』を読む。「うん、うん」「あ、そっか」「うーん」と心でうなずきながら無理なく自然に読み進められるのがいい。06-8-9

 

今日も30℃を超える真夏日。どうしてここまで続くかと不思議になるほど暑い日が続く。ビアガーデンは喜んでるが雨がないため深刻な作物もあるようだ。一度大地を冷やすためにも雨がほしい。自宅にいても暑さでぼーっとするだけなので買物ついでにスーパーに避難した。一旦心地よい場所に身を置くとなかなか戻る気になれず文庫本とペットボトルのお茶も買ってベンチで長い読書タイム。06-8-8

 

個展が終った。7日間同じ場所に通い続けるのは個展以外の普段の生活ではないわけで慣れてない分だけ疲れも大きい。考えてみれば3月からずっと走り続けてきたゴールでもあり解放感も味わえるはずだがまだその実感はない。明日の朝、出かけなくてもいいとわかったときにそれを感じるだろう。06-8-7

 

連日暑い日が続いてる。個展が始まってからもずっと晴天ばかり。幸いギャラリーは風通 しのいい場所で避暑地のように涼しくて気持いいと言ってくれるのでほっとする。暑い中ギャラリーにようやくたどり着いてさらに暑かったら申し訳ない。作品も一服の清涼剤になってくれたらと願ってる。そんな個展もあと1日。いつもと同じで展示が終る寂しさもあるけどのんびりしたい気持があるのも事実。06-8-6

 

昨日の続き。気になるのは印刷忘れの案内状を何枚そして誰に送ってしまったのかということ。来てくれた人には謝れるけどそうでない人にはわざとそうしたと誤解されるかもしれない。最近の作品は白と黒の世界なので真っ白の案内状もありと思われてしまう。まだまだそんなつもりはないのに。06-8-5

 

ふたつの失敗。これは初日に一番最初に来てくれた人に教えられた。案内状に書いたバスの系統番号がまちがっていた。それでも少し救われたのはまちがった番号の路線がなかったこと。もうひとつのまちがいはもっとひどかった。「こんなのが届いてその意味を考えてしまった」と言って渡された案内状は宛名書きの面 は印刷されてるのに裏の写真は全く印刷されてないのだ。つまり真っ白のまま。06-8-4

 

制作からは解放されたけど今度はギャラリーに通ってずっと同じ場所にい続けることに疲れがでてきた。明日が中日なので一番大変なとき。それでもたくさんの人が観に来てくれるからそのときは疲れも癒される。明日を過ぎると個展の日数も少なくなりたまった疲れも名残惜しさが飛ばしてくれる。06-8-3

 

人の流れには波があって観に来てもらえるときには続くか重なることが多い。逆に来ないとなると1時間以上誰も顔を出さないこともある。そんなときは作品を眺めるだけでなくホコリを拭き取る作業をして過ごす。とくにアクリル板の上に黒い塩化ビニールを貼ってる部分はホコリが目立つのでときどき拭くようにしてる。奥行きのある空間としての黒にしておくためには表面 を感じさせては駄目。06-8-2

 

個展の初日。自分で飾り付けしたものでも翌日ギャラリーに入ったときの第一印象は気になる。そのときは多少なりとも観に来てくれる人の目線に近付くことができる。当然、期待と不安が入り交じる。幸いいい印象を受けたのでほっとする。今朝、作ったばかりの作品を展示に加えてようやくイメージした世界が完成した。これでやっと作品作りから解放された。今晩と明日の朝は久々ののんびりだ。08-8-1

 



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NAKAHASHI OSAMU

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