ある日のひとこと

 

 

=そのときどきの、思いついたこと、感じたことを書き留めてます=

 


 

そうだ、今年の目的地は手稲山にしよう。年に一度、東西南北どちらかの方向に自宅から歩き始めるようになって6年目、すでに5つの方角は歩いたわけだ。最初は当別 駅へ次に芸術の森、銭箱駅、野幌100年記念塔そして去年は石狩川河口だった。歩く時間はだいたい4、5時間といったところだからすごい距離ではない。何となく自分の街の大きさを足で感じてみたいと思ったのがきっかけ。06-5-31

 

ここ3日ほど雨が続いて手稲山は今日も雲のなか。手稲山の思い出をもうひとつ。もう随分昔の話しだが、知り合いの子供を抱いて手稲山を登っていたとき、下山してきた小学5、6年生の子供がすれ違いざま「危険ですよ」と言って下りて行った。「・・・・・」あっけにとられてすぐに声がでなかった。子供なりに心配になったのだろうがその言い方が大人びていてかわいげなく少し嫌な気分に。06-5-30

 

否定のしようがない事実。似てるとかのレベルでなくまるで間違い探し。新聞に載ってた酷似した作品を見て感じたこと。もっと言えば酷似とか盗用というより完全なコピーで模写 してるようなもの。学生がやるならまだしもその画家は今春国から表彰されてるというからあきれる。いくら本人が否定してもここまで同じものが生まれてくることは絶対あり得ない。これは絶対をつけてまちがいない。06-5-29

 

肌寒い雨の日曜日。昨日に続き今日も小学校の運動会が予定されてたようだけど雨のうえ風も強かったから延期の判断はしやすかったと思う。中途半端に降ったりやんだりされるとこまるはず。とにかく暖かい太陽のもとで元気よく走ってほしい。応援で熱くなる家族にとっても寒さで震えてはかわいそう。運動会はずーっと見てないけどやっぱり徒競走がメインなんだろうか。いろいろ懐かしい。06-5-28

 

できれば今年で引退すると宣言した新庄を生で見たかった。昨日は残念ながら出番なし。試合とは別 にドームの観客で気づいたのは年配の女性や夫婦が随分多いということ。もちろん年配の男性のほうが多いが若い男は本当に少ない。もしかしたら若い女のほうが多いかもしれない。僕は内野の自由席のはしに座ったがとなりは二人連れそして後ろはひとりの女性。たまたまとしてもかなり高い確率。06-5-27

 

チケットをいただき札幌ドームで日本ハム対ヤクルト戦を観てきた。パ・リーグでは北海道の球団ということで日ハムを応援してるがセ・リーグではヤクルトファンだからどっちが勝ってもいい。でもそれでは熱が入らないので長年のファンであるヤクルトを応援。できればどちらにもたくさん点の入る大接戦になってほしいと思ってた。大量 点ではないけど4:3でヤクルトの勝ち。充分楽しめた。06-5-26

 

手稲山にはいくつかの思い出がある。30代の前半、山頂の手稲ハイランドスキー場には随分行った。多いときは1シーズンで20回以上。まだスキー場が冬のレジャーとして賑わっていたころ。そのスキー場への足として活躍してくれたのが初めて自分の車として手に入れた中古のスズキの軽自動車。バイクのようなけたたましい音をたてながらスキー場への山道を必死に登ったことも懐かしい。06-5-25

 

2階の窓から手稲山が見える。札幌近郊で一番高い山。遊園地がありスキー場があり頂上にはテレビのアンテナがいくつも立っている。テレビ塔に代わってテレビ電波はすべてここから発信。4月からその恩恵を受けることになった。実家から持ってきたテレビはビデオ用のつもりだったが20年近く前に買ってあった室内アンテナをつけてみたらほぼ完璧に映るではないか。捨てないでよかった。06-5-24

 

今年の2月から我家の水槽に住み始めた魚達は今も元気に泳いでいる。すでに3ヶ月が過ぎ、当たり前の存在になった。最初から気になってたのについ最近ようやく買った店で寿命と成長したときの大きさを聞いてきた。だいたい3〜4年で4〜5Bになるという。寿命はそのつもりで見守ってあげたいがみんなが5Bになったら狭くなるのではと心配。今は1.5〜2B。魚の名前はモンクホーシャ。06-5-23

 

空き地の行方。昨年の秋にかなり大きな建物が解体され売地の看板が立っていた。大雪の間もそれは立ったままだったが4月に入ってその看板は取り払われた。それは売却先が決まったということでいったい何ができるのかと気になり始めた。マンションだろうか、店鋪だろうか、それとも病院だろうか。そのどれもがはずれで何の楽しみもない建物になることが告知板でわかった。それは斎場。06-5-22

 

久し振りに車で郊外を走ると田んぼには苗が風に揺らいでいた。大好きな春の光景のひとつ。田んぼにはった水に映る青い空もさわやか。窓から舞い込む風が心地よい。光をさえぎるものがないせいか街にいるときよりずっと陽が長く感じる。落着いた気持ちにさせてくれる満ち足りたひととき。06-5-21

 

以前、「食べることにこだわってる」と言ったら「くいしんぼうなんだ」と誤解されたことがある。これだと誤解されてもしかたがない。そこで「食事に真剣でいたい」にしようと思う。日本語としてちょっと変かもしれないけどこのほうが真意が伝わりそう。いわゆるグルメとか美食にはまったく関心がなく日々の食事を規則的においしく食べられたらそれで満足。嫌いなものがないのも有り難い。06-5-20

 

歩道に落ちていた桜の花びらも風に飛ばされてどこかに消えてしまった。なぜか今年はじっくり見る機会があってわかったことがある。小川を流れる花びらがずいぶん円いことに気づいた。今まではもう少し鋭角的な形をイメージしてた。色は淡いピンクというよりどっちかというと白に近い色。岩の縁に並んでふっついた花びらはまるで真珠のネックレスのように見えた。桜のおかげで春が残った。06-5-19

 

のどかでうららかな春がほとんどないまま急に夏のような暑さがやってきた。なかなかちょうどいい気温にはなってくれないものだ。桜が一気に咲いたと思ってたら瞬く間に散りそのあとこれも信じられないほどの早さで木々が緑に変わった。春が遅いというよりほとんどなかったせいかすべてがあせったように衣替えをする。もちろんこのまま暑くなるわけはないだろうから服装選びにも悩む時季。06-5-18

 

『椿三十郎』はDVDを手に入れるまであきらめることにして、ちょっと前の新聞に石狩灯台の話題として載っていた『喜びも悲しみも幾年月』を借りてきた。この映画は観てないが主題歌ははっきり覚えている。それと両親がこの映画を観て感動したというのを聞いた記憶もある。そんなこともあり以前から観てみたいとは思っていた。最後には泣かせるように出来ているし両親が感動したのも納得。06-5-17

 

高校時代に観た『椿三十郎』のあらすじを思い出そうとしてもどうしても断片的にしか思い出せなかった。はっきり覚えているのは小川いっぱいに流れる椿と最後の三船と仲代の決闘シーンだけ。すべてをつなげたくてビデオを借りに行く。しかし、黒澤明のコーナーにも『椿三十郎』は置いてない。店員に聞くと「DVDならあるんですけど」という。まだDVDレコーダーは持ってない。がっかり。06-5-16

 

桜の花びらが川面を静かに流れていく。穏やかで優雅な光景に思わず足をとめて見とれる。花びらの数は少なからず多からず見事な間を取りながらいつまでもその流れは続く。久々にゆったりしたときを味わう。夕方、家のすぐ近くにある安春川沿いの遊歩道を散歩してるときに出会った光景。その流れをみているうちにふと小川を流れる椿が思い浮かぶ。それは映画『椿三十郎』の一場面 。つづく。06-5-15

 

朝方目を覚ますが起きるにはまだ早い、トイレに行ってから寝直す。次に目覚めたときに時計を見てびっくり。せいぜい30分くらいのつもりだったのに2時間も経っている。たくさん寝てるのにあっという間に感じるのはなぜなんだろう。眠りが深いせいなのかそれとも少しと思って寝たからか。06-5-14

 

『自分が健康的だなって思うとき』昼の11時頃お腹が元気よく何度も鳴るとき。早いときには10時頃から鳴り始める。いくら鳴っても昼食までは何も食べない。でもずーっと鳴り続けるわけでなくそのうち止まってくれる。お腹がきれいに消化してるから次の食料を求めてるわけでうまく循環してくれてる証拠。お腹が張ったりもたれているときは気分も滅入る。今日も元気にお腹の虫が鳴く。06-5-13

 

そば、うどん、そば、ラーメン、そば、うどん、これは自宅で食べた最近の昼食の献立。昼食は麺類というのがすっかり定着した。外食のときは御飯物とそばが半々だが、とにかく麺類を食べる機会が随分多くなった。すべて自分の好みで食べてるわけだから食べ物の嗜好が変わったということになる。こんなにはっきりしたのは1年くらい前からだろうか。明日の昼食のそばも冷蔵庫に入っている。06-5-12

 

微妙な気温。最近ようやく春らしい陽気になってきたとはいえ朝晩はまだストーブがほしくなる。今朝、室内の寒暖計は17℃になっていた。だいたい20℃を切ると涼しく感じるようでさっそくストーブを微少で点火する。ほどなく適温になりそのうち24℃近くなる。そこまでいくと今度は暑く感じるので消化。とくに晩はしばらくするとまた涼しくなるので点火と消化を繰り返す。今夜もそう。06-5-11

 

アクリル板と塩ビ板に穴をあけるとき電動ドリルを使っている。今までもときどき力を入れ過ぎて失敗もしてたがそれが何度か続いてしまった。随分たくさん使ったからドリルの刃が切れなくなったのだと思い新しいのを買ってきた。さあ、これですっきり綺麗な穴があけられると張り切ってやり始めたのにたいして差がない。原因をつかんだと思ったのにまた『どうして?』に入り込んでしまった。06-5-10

 

いっせいに咲いた桜が気になったのでそのことを何人かに聞いてみたらやっぱり一気に咲いたという。まるで示し合わせたように同じときに咲くのが見事というかすごい。きっと、それぞれ準備を整えてある温度になるのをじーっと待っているのだろう。桜の散り際のいさぎよさはよく言われるが咲くときもこれほど劇的とは思わなかった。毎年見てたはずなのにそう感じるのは遅すぎた春のせいかな。06-5-9

 

昨日、今年初めての桜を見たと書いたら今日はいたるところに咲いてるのを見つけた。いっせいに咲いたのだろうかそれとも見過ごしてたのか。とにかく白も黄色も加わり一気に華やいだ。華やぐといえばこれからますます輝きを増すと思われる荒川静香。より多くの人達に見てもらう道を選んでのプロへの転向は賢明な選択だと思う。もっともいいときに過酷な練習に明け暮れるのはもったいない。06-5-8

 

『あっ、桜だ』ようやく春らしい陽気になった今日、今年初めての桜の花を見た。桜を見ると春を実感する。もう後戻りしないでどんどん暖かくなってくれるといいのだが。話は変わって、一昨日車で走ってると普段あまり目にしないナンバープレートを随分見かけた。函館、釧路、帯広、旭川そして青森もあった。昨日のうちに帰路についたのだろうか。それとも今日だろうか。とにかくお疲れさん。06-5-7

 

連休もあと1日。ずっと札幌で過ごす。ほとんど自宅で8月の個展のための作品制作。去年の連休は実家で片付けをしていた。その実家もすでに人手に渡りもう草取りの心配もする必要はなくなった。それでも近所の庭の草を見たりすると、ふと元実家の庭はどうなってるのだろうと思ったりもする。06-5-6

 

ついにマーガリンがなくなった。このマーガリンについて『ひとこと』で触れたのを思い出して調べてみたら3月29日になっている。37日目だ。160円で1ヶ月と7日もったことになる。今までどのくらいもってるかなんてわからなかったけど『ひとこと』のおかげで知ることになった。もしも130円の大きいほうを買ってたらまだあと10日分はあったわけだ。このへんがいいところだろう。06-5-5

 

何が怖いといってないものをあると言われるのが一番怖い。アメリカはそれでイラクに戦争をしかけ日本はそれに加担し、ないことを認めたのに反省も変化もなく現在も戦争は継続中だ。日本の裁判でも似たケースがあった。被告にされた本人が無実を証明しない限り有罪ににするという判決。こんなことではえん罪も増えるだろう。やってないことを証明するのはやったことの証明よりむずかしい。06-5-4

 

病院には思いきって行ったはずなのに肩透かしを食った感じ。行く前と後でなんの違いもないのが残念というか悲しい。医者のこんな話しを読んだことがある。「何かあるはずだと食い下がる患者になんでもないことを証明するのが一番むずかしい」と。あるものをあるというよりないものをないと証明するほうが確かにむずかしい。しかし、微妙に存在するものをわかってもらうのもまたむずかしい。06-5-3

 

やはり気になるから初めて耳鼻科に。1月の初めから鼻の横に何かがもやーっとつまってるような感じがしてた。ちょうどその頃、歯の具合も悪くなり歯科でレントゲンを撮ったので聞いてみたら「気になるようなら耳鼻科に行ったら」と言われてた。そして今日の診断は「特に異常は見つからないので様子を見ましょう」だった。大きな問題がないのはほったしたけど対処できないのもこまったもの。06-5-2

 

月は変わってしまったけど昨日のつづき。フリーマーケットのいいところ。値段がきわめて安いことが第一。手に入れたトランクはかなり古いもので、もし古物商の店なら4、5倍へたしたら10倍はすると思う。次に商売人でないから値段をふっかけない。最初から正直な値段が付いていて買ったときは素直に喜んでくれるのがいい。トランクも売れると思ってなかったようですごく感謝された。06-5-1

 



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NAKAHASHI OSAMU

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