ある日のひとこと

 

 

=そのときどきの、思いついたこと、感じたことを書き留めてます=

 


 

昨夜は帰宅後1時間ほどで布団に入った。疲れがたまってたのと具合が悪かったせいで起きたのは昼の12時半。そのとき異常に気づいた。右の耳に何か詰まってる感じがする。目覚まし時計を耳にあててもまったく聞こえない。左の耳は大きく響く。これは尋常でないと思い、食事を済ませてから近くの耳鼻科へ急いだ。するとそこでは手に負えないから大きな病院を紹介するという。不安は募る。06-10-31

 

外国人の住んでいた館のある北野に向う。かなりの急坂に驚く。風見鶏館とイギリス館に入る。庭でスケッチ。循環バスに乗って元町へ。中華街で定食。うまい。バスで一周して三ノ宮駅へ。大阪の道頓堀でスケッチ。2時間前に関空へ。熱っぽいのであっさりしたものが食べたくてきつねうどんにしたが半分残した。飛行機は好きだけど帰りのは寂しさが伴う。20:40千歳着。1時間後我家。06-10-30

 

灘にある兵庫県立美術館へ。エコールドパリ展、見応えあったのは数点。常設展も感動する作品は少し。安藤忠雄設計の建物も期待はずれ。とくに外観がよくない。残念。大阪へ戻り昼食に焼そば。後にこれが大変な事態の引き金となる。大阪港海遊館は大混雑でがっかり。サントリーミュージアムで照明展と3Dシアター。3Dは大迫力。大賑わいの道頓堀でお好み焼きを食べる。満足。三ノ宮へ。06-10-29

 

愛知県美術館の開館までテレビ塔などスケッチ。所蔵作品も企画展(ペルシャ文明展)もいまいちで残念。松坂屋でデュフィ展、これはまぁまぁ。名古屋駅で海老フライ定食。おいしかった。名古屋1:59発新幹線のぞみで大阪へ。1時間弱のスピードと景色を楽しむ。タクシーで国立国際美術館へ。写 真展のオノデラユキと小川信治展に感動。いい作品に出会えて嬉しい。宿のある三ノ宮へ。06-10-28

 

昨日の続き。ひとりで祝杯。最後におにぎりと赤だし味噌汁。これで気分は名古屋。今日は豊田市美術館へ。収蔵作品より建物に感動。とにかくいい空間。名古屋に戻り名古屋城(大阪城に比べるとかなり小振り)名古屋港水族館(イルカの見応えあり)と回り最後は名古屋市美術館(期待はずれ=期待のし過ぎか)へ。夜は味噌カツ定食。おいしかった。赤だし味噌汁は濃すぎて好きになれない。06-10-27

 

定刻の5時30分離陸。すでに真っ暗。街の灯りはきれいだけど変化が少なくやっぱり明るいときに雲の上を飛ぶのがいい。飛行中、スケッチに着色してたらあっという間に名古屋に到着。特急で名古屋駅へ向う。駅近くのホテルの部屋でテレビをつけると5回で1:1。結局4:1で日ハム優勝。初めての名古屋で感激に浸る。食事に出て味噌おでんと串カツそしてめったに飲まないビールも注文。06-10-26

 

いよいよ明日は名古屋、大阪、神戸への旅に向う。いつものように忙しく動き回りたくさん見ておいしい名物も食べてくるつもり。明日の飛行機は夕方の5時半。今は5時にはもう暗くなるから気分は夜の出発。夜間飛行を楽しむつもり。ひとつ気がかりは優勝をかけた札幌ドームでの戦いをどのくらい見られるかということ。とにかく敵地名古屋で日ハムの応援をしなくては。勢いでは断然日ハム。06-10-25

 

その時点ですでに暗くなっていたのでバスを乗り継いで帰ろうと時刻表を見ると次のは30分後。待つには長過ぎるのでまた歩き始める。バス停ごとに時刻を確認しながら進んでるうち4つめ辺りで乗ろうとしてたバスの表示が突然消えていた。どこかで曲ってるのだ・・・。バスにはこれがある。気を取り直して乗り継ぎ地点まで歩き続けた。歩いた時間は8時間近くになりこれまでの最長記録に。06-10-24

 

今朝、2階の窓から手稲山を望むと快晴なのに少しもや−っとしていた。夕方のニュースで初冠雪を知った。頂上ではお茶とパンを食べ10分ほどで下山する。もう少しのんびりしたい気持もあったけど背中の汗が冷えきらないうちに下りたかった。登りほど体力は使わないけどずっと下りばかりというのも疲れるものだ。足よりも腰に負担がかかる。登りとほぼ同じ2時間半かかって山の麓に着く。06-10-23

 

もし登りがつらかったらオリンピアまでとも思ってたが足はまったく問題なし。それとここまで来てやめる気にはなれない。信号待ちはあったけどおにぎりとお茶の10分が初めての休憩。止まることでリズムが壊れるのが怖いから早めに歩き始める。頂上間近になると急斜面 になり息も絶え絶えになったがもう少しもう少しと言い聞かせて頂上にたどり着いた。1024mの見晴らしに大満足。06-10-22

 

朝10時、手稲山を目指して出発。恒例の年に一度の歩く旅。今回の目的地は2階の窓からも望める。目的地が見えるのはもちろん初めてでいやがうえにも意気は上がる。11:35山の登り口に着く。いよいよ登りの始まり。いつもは平坦な道ばかりだけど坂道も順調に進む。12:40オリンピアでおにぎり1個とお茶。10分後に出発。最後の登りはかなりきつかった。2:10山頂。続く。06-10-21

 

最近は平面作品の制作が続いてる。画材はパステル、アクリル、油彩とさまざま。8月の個展では立体ばかりの発表だったので平面 をやるのは半年ぶりのこと。立体と違って気分というかノリが直接作用するわけでエンジンがかかるまで少し時間が必要だった。一旦制作モードに入ってしまえば問題ないが入るまではそのきっかけをつかもうと必死になる。間を空け過ぎてはいけないということだ。06-10-20

 

名古屋への旅が1週間後に迫ってきた。美術館巡りがメインとはいえ飛行機に乗れるのも楽しみ。空港の雰囲気も大好き。遠くまで一気に飛んで行けるところだからわくわくするのだろう。それに年に1度のことだからなおさら新鮮な気分を味わえる。出発ぎりぎりに空港に行ってはもったいない。06-10-19

 

全国で小中学生の自殺者が年間何百人もいるというのにいじめによる自殺者はゼロという数字が7年も並ぶのは絶対おかしい。これは文部省(今は文部科学省)が発表する統計。学校や教育委員会の報告をうのみにしてるわけだ。おかしいと思わない体質が見事にできあがっている。上から下への管理が行き届くとすべてが保身に回り立場を危うくする出来事の揉み消しに走るのは当然の成り行き。06-10-18

 

学校でのいじめの張本人が先生でそれが学年主任だというから話しにならない。つまり学年の先生を監督し仕切る立場にある人間が率先して生徒にいじめをしてることになる。その主任が校長の信任のもとにあったのは明白なこと。教育委員会も彼等を推選したはず。そしてそれらを管理し統括してるのが文部省であり政府。根本的な原因はそこにあるのにいつも末端で終るから同じ過ちを繰り返す。06-10-17

 

ほんとうは胸の真ん中。それは心臓の位置。鼓動が左から聞こえるので左にあると思ってしまう。心臓の収縮の仕方がそう思わせる原因になってるようだ。もし左に寄ってたら肺とかぶさってしまう。臓器の場所ををわかりやすく教えてくれたのが小学校にあった無気味な人体標本。たしか取り外しもできたはず。たくさん見た記憶がないのは怖かったのかもしれない。今ならじっくり見てみたい。06-10-16

 

10月も中旬になり朝晩はストーブを焚くようになった。秋に初めて焚くときはちゃんと点火してくれるか心配でスイッチを押す指に力が入る。これから長く大事な付き合いになるわけで無事点火を確認して胸をなで下ろす。春の最後のストーブの日は定かでないけど、毎日でないにしても5月と10月にも焚くからまったく使わないのはたった4ヶ月しかないわけだ。改めて付き合いの長さに驚く。06-10-15

 

新幹線のほかには名古屋城、味噌カツ、海老フライも楽しみ。せっかくだから本場のきしめんも食べたい。去年は金沢城と大阪城に登ったし治部煮とお好み焼きも食べた。今年も城とセットで名物料理を食べなくては。ホテルは朝食なしなので喫茶店の噂のモーニングも食べてみたい。おまけは日本シリーズ、4連勝がなければ第5戦は名古屋で、第6、7戦は神戸でテレビ観戦することになる。06-10-14

 

今月末の名古屋・神戸の旅は美術館巡りがメインだけどほかにも楽しみはある。そのひとつは新幹線に乗ること。先日、名古屋から新大阪までの座席指定券を買った。嬉しくてそのことを話したらたまたま最近乗った人がいてその人からがっかりする感想を聞かされた。「防音壁が視界をさえぎってる」という。トンネルの多さは覚悟してたけど防音壁は考えてなかった。せっかくの窓側なのに・・。06-10-13

 

ついに日本ハムパ・リーグ制覇!高校野球だけでなくプロ野球の優勝旗までもが津軽海峡を超えて北海道に渡る。勢いや流れというのがあるにしても終盤から優勝までの試合ぶりは完璧で驚くばかり。優勝後の監督インタビューの第一声は「信じられない」だった。もちろん、優勝を目指していたのは当然にしても正直な感想だろう。このまま日本シリーズも勝ってしまうかも。楽しみはさらに続く。06-10-12

 

「いよいよだね!」「なんとか勝ってほしいもんだね!」朝の挨拶代わりは今夜の決戦の行方。パ・リーグの優勝をかけたプレーオフが札幌ドームで始まる。1勝のアドバンテージがあるから今日勝つと断然有利になる。それにしても、3年目にしてよくぞここまでというくらい日本ハムファンは着実に増えた。そして今夜、満員の熱い応援に後押しされて見事に先勝。この勢いで明日一気に優勝だ。06-10-11

 

NHKの強攻策にたいしていくつかの疑問がある。個人宅にテレビがあるかないかの証明はどうやってする?まさか捜査令状をたずさえて家宅捜索するわけでもないだろうし。たとえテレビがあってもNHKを見たという証拠はどこにある?テレビがあるというだけで徴集するつもりなんて何と自分勝手でごう慢な態度だろう。何様のつもりと聞きたくなる。テレビはNHKのためだけにあるわけじゃない。06-10-10

 

信頼関係よりおどしを選んだNHK。受信料未納者にたいして訴訟を起こして財産の差押えをする方針を決めたらしい。それも全員にやるのでなく無作為にやるという。いわゆる見せしめ的なやり方。一方的に業界誌を送りつけて代金を請求する右翼や、その地域で営業してるというだけで見かじめ料を要求する暴力団や、勝手に商品や請求書を送って金をまきあげる悪徳業者の仲間入りをするわけだ。06-10-9

 

随分久し振りに生の演劇を観た。前に観たのは大学時代で40年近く昔のこと。久し振りという言葉が当てはまらないほど遠い過去。今回のは40人ほどで満席になる小さな会場で、舞台との距離は5、6mしかなく目の前で演じていた。最後まで馴染めなかったのは絶叫調の語り方。狭い空間なんだからそれを活かして普段と変わらない声量 でやってほしかった。それならもっと入り込めたと思う。06-10-8

 

納得できないことはほかにもある。ロシアに拿捕された船長が裁判で侵犯を認めて釈放され日本に帰ってきた。しかし、帰国後の会見では侵犯を否定した。裁判で認めなければ帰国が5ヶ月ほど先になりそうだからやむを得ずそうしたという。たった5ヶ月のために罪を認め嘘をついたわけだ。それについて批判どころか触れようともしない。安易に嘘をつく日本人のイメージを植え付けてしまった。06-10-7

 

『手の裏を返す』=露骨に態度を変える様子。これで例文を作ると『お上のひとことに手の裏を返す教育委員会』となるがテストなら正解にはしてくれないだろう。校長は今も『いじめ』と認めてないようだが、あの遺書を読んでそう受け止める心が怖い。教育者でなくまさに管理者。子供を愛する心を求めるほうがまちがっていた。さらに、長年のお上の管理のもと教師も管理者に近づいている。06-10-6

 

去年の9月、滝川市の小学生がいじめを苦に自殺した。遺書を読めばそれは明らかなこと。それなのに市教委も校長も「原因を特定できない」といじめを認めていなかった。そう、去年から昨日までは。ところがである。昨日の夜、関係大臣がそれを批判するような発言をしたとたんの今日、市長自ら小学生の自宅を訪れいじめを認めて親に謝罪した。情けない。この、変わり身がたまらなくイヤ。06-10-5

 

残念ながら駒大苫小牧は決勝で早実に負けてしまった。それにしても見事というより他ない。最近、テレビで見る田中投手の顔が急に大人っぽくそして優しくなった気がする。自信につながる大きくて貴重な体験がそうさせたのだろうか。できれば地元の日本ハムに来てほしかったけどドラフト前の「どのチームでもプロに入りたい」という強い決意にも感心させられた。これからの活躍が楽しみ。06-10-4

 

すっかり高校野球の本場になった。駒大苫小牧高校が全国制覇をする3年前以前はまったく想像できなかったこと。冬の間はグランド練習ができないからず〜っと北国のハンディと言われてきたしそうだと受け止めていた。だからたまに少し勝ち進むだけでも『よくやった』と満足してた部分がある。しかし今は違う。決勝戦まで進むことを期待してしまう。そして当然のように応えるからすごい。06-10-3

 

圧倒される作品に触れたい。言葉を失う感動を味わいたい。中途半端じゃない世界に浸ってみたい。そんな欲求はときどき湧いてくる。制作の真最中はただただ専念するのでそんな気持になる余裕も暇もない。しかし、一区切りがつき次の制作に向うときにはとくに強くなる。2年前は直島の地中美術館で昨年は偶然観れた『もの派展』が僕の欲求を充分満たしてくれた。今年も出合いを期待してる。06-10-2

 

随分涼しくなったと思ってたらそれもそのはずでもう10月。今年の残りもあと3ヶ月になってしまった。雪の季節に近づくのはイヤだけど月末に予定してる名古屋、大阪、神戸の旅が楽しみ。年に一度の旅をするようになって今年で4年目になる。個展のように恒例になってきた。まだまだ行ってみたいところはたくさんあるからできるだけ続けたい。今回は4日で6つの美術館巡りをするつもり。06-10-1

 



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NAKAHASHI OSAMU

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