ある日のひとこと

 

 

=そのときどきの、思いついたこと、感じたことを書き留めてます=

 


 

ようやく回復。やっと普通の生活を取り戻す。まだほんの少しの不信感を残してるから完璧と言えないけれどほぼ回復。布団に横になってた時間のほとんどは眠ってたわけだけど眠れないときはいろいろな考えが浮かんでくる。これも大切な時間。元気に動いてるときは感じなかったり見えないものが現れて来たりもする。弱気でも強気でもなくちゃんと生きるためやりたいことはたくさんあるなと。05-2-28

 

寝ても寝ても治らないところをみるとこれはもう風邪でなくインフルエンザに違いない。今までの風邪ではこれほど同じような症状が続いたことはなかった。「もう少し寝ればきっと」との願いを込めてこの3日間時間の許す限り昼も夜も眠り続けた。そして今晩も「きっと明日は」と願って寝る。05-2-27

 

たっぷり寝てるのに治ってくれない。これは風邪ではなく今流行してるインフルエンザかもしれない。そう思うと多少熱があるし風邪のときの咳とは違う感じもする。深い咳と言ったらいいのだろうか。たまにしか出ないから寝れないことはないし苦しくないのが幸い。もうひとつ、これはいつものことだけど食欲はまったく衰えてない。自分の体とはいえ胃腸の強さにほめてあげたくなってしまう。05-2-26

 

謎は以外と簡単なところにあった。トラブルはフォルダ(整理箱)の名前が変わっていたのが原因。わかってしまえば単純な理由だけど、いきなり『警告』を出されると複雑な問題を抱え込んだのかと衝撃を受け戸惑ってしまう。勝手に名前が変わるはずはないので何かの拍子に誤った操作をしてしまいそれに気付かずにいたわけだ。パソコンは修正できるけど現実はそれができないから後悔も多い。05-2-25

 

昨日のひとことを送ろうとしたら『ローカルサイト(自分の側)が見つかりません』という『警告』が出てきた。『警告』にはいつもどきっとする。今回のは初めてのケースでわけがわからず「どのくらいの時間を取られてしまうのだろう」と不安になる。それでも気を取り直して「何故?」から始める。1時間ほど悪戦苦闘しあきらめかけたころで謎が解けた。解決済みで寝床につけてホッとした。05-2-24

 

大したことないと甘くみてた風邪がまだ居座ってる。とくに具合悪いわけでもないけど少しぼーっとするので制作する気分にもなれない。そこで3月15日までに提出しなければならない確定申告書を作成することにした。まず領収書やレシートの整理から始める。ホチキスの出番。そして店ごとに集計する。今度は計算機。するとその金額で1年の仕事の中味が見えてくる。ジョイフルがだんとつ。05-2-23

 

必死で逃げる警官をテレビで見た。警官は犯人を追うものとイメージされてたけどこの映像はまったく逆。その逃げ足の早さに驚いた。警備員だったのかと一瞬思ってしまうほど。普通 の人が恐怖から懸命に逃げてるのとまったく同じ様子。凶暴な犯人を捕まえるのが職務のはずなのに犯人に追い掛けられて逃げるとは情けない限り。普段の過酷な訓練は立ち向かうためのはずなのにそれはどこへ。05-2-22

 

2月もすでに下旬。いつもの月より少ないからあと1週間で終わってしまう。ここ4年ほど3月か4月に個展をしてたから例年だとその準備で大忙しの時期だ。しかし今年は予定がないので違った過ごし方をしてる。油彩 やアクリルの平面作品を描いたりかつて読んだ美術に関する本をもう一度ひも解いている。最初のときとは違ったことが見えたりわかったりするから初めてのような気分で読める。05-2-21

 

新聞を読むときできるだけ見出しをチェックするようにしてる。それは記事を読むか読まないかを判断するだけでなく漢字を正しく覚えるため。少なくとも新聞に出てくる漢字はちゅうちょなく書けるようになりたいという願望。そう意識してると地下鉄の中吊りを見るときも街中の看板や広告の文字にも目が行くようになった。ちゃんと書ければこんなことしないで済むんだけどそれなりに楽しい。05-2-20

 

部屋に黄緑のポトスがひと鉢ある。これを買ったのは15年以上前だから随分長いつきあいだ。でも決して大きくも長くもない。鉢を入れても20B四方に収まる程度。この大きさで止まってくれるのは本当に助かる。何度となく上手に生まれ変わってくれたおかげ。葉が全部落ちて表は土だけになってもう駄 目かと思ったこともあったが見事に再生して今に至ってる。どこまで付き合えるのだろう。05-2-19

 

今日も若者の話題。隣町の美術館に行った帰りの列車でのこと。横には座席を向かい合わせにして会話に盛り上がってる4人の女子高生がいた。あまりの賑やかさに辟易し座ってからそれに気付いたことを少し後悔した。しかしその直後、状況は変わる。そのうちの誰かが立ってた親子づれに声をかけ皆が席を譲ったのだ。まったく予想外の行動。立っても相変わらずはしゃいでる姿が違って見えた。05-2-18

 

自分が卒業した大学の卒業制作展を観た。全部で7つの科がありそれぞれ力作を出品していてほっとした気分。その中で群を抜いてレベルの高さを感じたのは映像作品。それまで観る機会がなくて学生のレベルを知らなかったとはいえ完成度の高さに驚いた。視点も構成もおもしろくセンスの良さを感じたしそれを表現した仕上げのち密さと美しさも見事。若者の素晴らしい才能を見せてもらった。05-2-17

 

地球温暖化の影響で海水面が上昇していずれ国土が水没してしまう国がありすでに外国への移住計画が始まってるという。これがその国だけの問題でないのは明らかでようやく京都議定書が発効して世界的な努力目標が決められた。家ですぐできそうなのはまめに電気を消すことと厚着をすることだろうか。厚着のほうは簡単だからさっそく実行することにしよう。その分灯油代も助かるわけだし。02-2-16

 

悲しくて情けない老人の主張。夕方のニュースに河川敷で他の人の迷惑も考えずゴルフの打ちっぱなしをする年寄りが出てた。もちろんそこは禁止されてる場所。「禁止されてるのはわかってる。でもいい年した分別 のある大人が気を付けて打ってるから大丈夫」「 怪我させたら300万でも500万でも払ってやる」と堂々と開き直る。本当にもう『今どきの年寄りは...』とあきれてしまう。05-2-15

 

最近描いてる絵には曲線が多くて直線は少ない。形にこだわらず気持ちを大事にして自然な手の動きに従ってるからだろう。直感的なひらめきに間断なく反応するには手の動きを制御してるひまはない。とにかく手に伝わってきた信号を疑わずにそのまま素直に従う。面 の場合は線の固まりでつぶす。素早く走らせる筆の勢いが心地よい。計画的で直線的な立体作品制作の生き抜きにもなっている。05-2-14

 

10号以内の小品がほとんどだが部屋の壁はかなり埋まってきた。完成した作品を掛けておく余裕はないので出来上がったものは棚におさめる。制作途中の作品は目に入るところで次の出番を待っている。椅子を作る木工家の講演でも似たようなことを聞いた。未完成の椅子は屋根裏部屋にいくつも置いておき眺めたり座ったりしてひらめきを待つという。突然やってくる直感的なひらめきは大切。05-2-13

 

アクリルや油絵の具を使って平面作品を描いてると自由に使える色彩が楽しい。気持ちで始まり気分で進められるところも立体作品と違うところ。もっと大きな違いは出来上がりのイメージが具体的かあいまいかにもある。もちろん絵のスタイルによっても異なるが今やってるのは気持ちと気分の制作。だから途中からまったく意図してなかった世界に入り込むときもある。それがまたおもしろい。05-2-12

 

昨日1日で20Bほどの雪が降る。高い雪山がなくなって喜んでいたのにあっという間に元の姿に戻ってしまった。これは家の前でなく車の駐車場のある道路のほう。排雪したのが1月末のはずだから2週間も経ってない。すっきりした道路に喜んでたことがまるで夢か幻のよう。今年は記録的な大雪で市の徐排雪費がパンクしたのもうなずける。これだと排雪にはもう来てもらえないかもしれない。05-2-11

 

中心街は雪まつり見物の人達であふれていた。地元の人と観光客の区別はわりと簡単にできる。モコモコのダウンジャケットを着てるかとにかくあったかそうで荷物を持ってなくのんびりしてる人達が観光客。それにしても見分けの難しいのが日本人と韓国人と中国人。会話が耳に入ればすぐわかるけど顔だけではまったくわからない。最近は西洋系より東洋系の人達のほうが多くなった感じがする。05-2-10

 

気になるついでにもうひとつ。往復はがきの返信先の宛名のあとに書いてある=行=。もちろんそれに斜線を引いて様か御中を書き加えて返信するができればこの=行=をなくしてほしい。そのほうが素直に様か御中を書けるしなによりも斜線で汚さなくて済む。謙虚なようでいて書き直しを求めてるわけでそのまま投函したら非常識にされてしまう。きれいな表で返信できるようになるといいのに。05-2-9

 

「釣った魚を殺したくないという願いが届かず残念」再放流をめぐっての裁判で訴えを退けられた原告(釣り人、新聞では釣り愛好家)の言葉。『何を言ってるか』と言いたくなる。これ、つまりキャッチ&リリースはそれを知ったときから納得できなかった。餌で散々だましたうえ傷つけておいて『僕は優しいからお魚さんを逃がしてあげるんだ』なんておかしい。食べてあげてこそ魚も浮かばれる。05-2-8

 

明日から雪まつりが始まる。昨日は随分暖かくて3月上旬並の気温だったから関係者は雪像を心配してただろう。大雪や極端に寒いのもこまるけど暖か過ぎるのもこまる。雪まつりとしては適当に寒くていい天気が一番。寒いさっぽろを体験したほうが観光客も喜ぶに違いない。せっかくのダウンジャケットを脱ぐようではかわいそう。中心街はしばらく防寒着の子供や大人や外国人で賑やかになる。05-2-7

 

昨日のライブ会場は『酒ミュージアム』というところ。そんなわけで入場料を払うとお酒の引き換え券を渡された。アルコールのなかでもお酒が一番酔いが回るので遠慮する。飲めない人はアイスクリームを用意してるというのでそっちをもらう。ほろ酔いで観て聴ける人がうらやましい。それでもお酒の匂いに囲まれてたせいかほんの少し飲んだような気分にさせられた。ライブは新鮮で楽しかった。05-2-6

 

『ぎりぎりだけど足りてるから、まいっか』多少不安な気持ちを抱きながら吹雪の道を歩いた。中心街からは離れていく。銀行の自動支払いを7時までと勘違いしたのでお金がぎりぎり。写 真とピアノのライブの入場料が2,000円帰りの地下鉄代が240円で所持金は2,260円。はずれなのに突然コンビニが目に入る。なんとそこにはATMがあるではないか。時間に関係ないから助かるものだ。05-2-5

 

歴史に関する本を読むとその時代の前後や人間のつながりにも興味が発展していく。ある人物が生まれ育つにはその時代背景があるわけでそこを知っていくとさらにおもしくなる。どうしてそうなったのかを知るには遡るよりないしその後どうなったかを知るには追うしかない。太古から今に繋がるおもしろさ。平成もすでに17年、自分の生まれ育った昭和も激動の歴史の世界に入ってしまった。05-2-4

 

最近の大きな本屋は座って読むための椅子が用意されていてまるで図書館のよう。もちろん静けさと落ち着き度は違ってもすごく助かる。買う気はないけど興味のある本や高くて手に入らない本をじっくり読みたいときに座る。最初ただでゆっくり読ませていいのだろうかと思ったがコンビニの本コーナーと同じで人のいるところに人が集まるという呼び込み効果 があるようだ。今日も賑わっていた。05-2-3

 

家の前の道路がきれいに排雪されて急にすっきり。高く盛られた雪山が姿を消してもとの道幅に戻っただけなのにすごく広く感じる。できるだけ長く保ってほしいもの。排雪といえば”排雪見学会”というのがあるらしい。北国の生活の裏を見せるおもしろい企画。どのくらいの人が集まるのかわからないけど何台もの排雪車とダンプカーが連なる排雪作業に興味を示すのは観光客だけではないだろう。05-2-2

 

いつの間にか1月も終わり2月に入った。これで今年の12分の1が済んだわけだ。年の初めに思い描いた今年の目標が具体的になってきた。制作はすでに始動してるけどそろそろローからセカンドへギアチェンジしなければならない。セカンドに入るとサード、トップへの変速は容易になる。そして1月は部屋の整理にかなり時間をさいたから動きやすい。でも、整理したものを探すときは情けない。05-2-1

 



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NAKAHASHI OSAMU

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