ある日のひとこと

 

 

=そのときどきの、思いついたこと、感じたことを書き留めてます=

 

 


 

その当時の走ることでの自慢の話し。僕は中学1年の7月に開催された町内陸上競技大会のクラス代表に選ばれた。その後、大会までの夜は一人で近くの小学校グランドでスタートの練習に励んだ。田舎の小学校から来てたのでまったくノーマークだったと思う。結果 は14秒00で全体の一位。その学年の町内一になれてとにかく嬉しかった。数少ない自慢だからこれ以前にも書いたかもしれない。03-7-31

 

たとえ20年振りいや30年振りでも若いとき真剣に打ち込んだスポーツは体が覚えているからすぐに感覚が戻ってくれる。先日久し振りにしたキャッチボールでそれを体感した。中学の3年間は野球部に入っていてほとんど毎日白球を追いかけて走りまわってた。とにかくスポーツが大好きだったから楽しい思い出のひとつ。感覚が覚えてるとはいえ疲れ知らずのあの40年前はやはり遠い昔。03-7-30

 

友人からお土産に『駄菓子』をもらった。箱にはいろんな種類が入ってて昔食べた記憶がある懐かしい形と味もあればまったく始めて見るものもある。ちょっとのつもりがこれはたしかこんな味のはず、これはどんな味だったかなとついついたくさん食べてしまった。どれも今風に作られていておいしい。以前本当に昔のままの『駄 菓子』を食べてその味にがっかりしたことがある。故郷と同じこと。03-7-29

 

起きる、コーヒーを飲む、新聞を読む、ここまでは昨日と同じだったけどその後、寝る、目覚める、寝る、目覚める、寝ると続いた。この間およそ5時間。疲れがたまってたのか体調がよくないのかその5時間はあっという間に過ぎた感じ。最初ほんの少し(せいぜい15分)横になったつもりが2時間も経ってたのには驚いた。これはどうゆうことなんだろう。そこで完全に開き直ってまた寝た。03-7-28

 

コーヒーを飲む、新聞を読む、トイレに行く、洗濯、60年代のR&Bを聴く、アクリルを切る、はがきを投函、車を運転、アクリルを買う、フリーマーケットをのぞく、食料を買う、生卵御飯ともやしの味噌汁と餃子を食べる、アクリルを組み立てる、テレビで住宅改造を見る、風呂に入る、メールを確認、「ひとこと」を書く、燃やせるゴミを集積場に持って行く、読書、寝る。今日のできる喜び。03-7-27

 

この国は明らかに危険な方向に舵を向けてる。得意なあいまいなうちは戻ることもできるがもうできない。すべてがレールに乗った流れで大多数の国民がこれを望んでたわけだし、国民の選択した結果 だからしかたないと言えばそれまでだが自分の中ではどうしてもわりきれない。悲惨な国内状況なのに大金を使い憲法を台無しにしてまで他国に軍隊を派遣したがる人の多さに驚くばかり。暗い気持。03-7-26

 

最近のもいろいろあるけど言いふるされた言葉遣いのなかで嫌いなのがある。『・・がないと言えば嘘になる』。なんでわざわざ『嘘』を出してまで回りくどく言うのだろう。自分のプライドが許さないのか見栄っ張りなのかそれとも素直でなく照れてるのか。たくさんはないけど少しあるならちょっとあると正直に言えばいいのに。あいまいにするのが好きな国民性はわかるだけど『嘘』が寂しい。03-7-25

 

近所で新築中の住宅の入口にかかってた看板を見て何か違うなと感じた。『大切なお客さまの家ですから・・・』と書いてある。そうだ、『お客さまの大切な家ですから・・・』と書くべきなんだ。似てるようでまったく異なる意味になる。『大切なお客さまの・・・』はあくまでもメーカーの側から見てるわけで客の側に立っててることにはならない。依頼主が読んで気持良くなる方がいいと思う。03-7-24

 

たしか長期予報では暑い夏になるはずだったのに一向に暑くならない。涼しいというより寒いという言葉が交されるほどの異常な夏。海水浴場も大通 り公園のビアガーデンもいまいち盛り上がらないだろう。冷やしラーメンもスイカも扇風機も縁がない。熱いラーメンを食べても汗をかかないとは。03-7-23

 

峠をまもなく下りきろうとする所で突然前の大型トラックが停車。信号のある町まではまだかなりあるというのに渋滞ができてる。まさか町までつながってるとは思えない。でもどこまで続いてるのかもわからない。のろのろ前進は30分以上続いた。原因は交通 事故だった。翌朝の新聞よるとそれは通過する4時間も前の事故で出発が中途半端に早ければもっと長い時間渋滞に捕まってたわけだ。03-7-22

 

夕方に出発するつもりが実家を出たのが7時。もう少し、もう少しと思うからついつい時間がオーバーしてしまう。何かのキリが欲しくて途中でやめたくない。だから休憩タイムも疲れたから何時になったからよりあそこまでいったらここが終ったらになる。休みたい気持は充分あってもすっきりさせたい気持が勝ってしまう。出発から点灯しての帰路になったがこの遅れは結果 的にいい方に表れた。03-7-21

 

実家の道路沿いの草取りをしてたら「こちらのお宅の御主人ですか」と声をかけられた。すぐに何かのセールスマンだとわかったし『御主人』という言い方がピンとこないのであいまいに返事をした。朝からずーっと草取りをしてるから「御主人でなく庭師です」と答えたいところだけど話しが面 倒になるからやめといた。御主人になれなくてもいいから半分の時間がのんびりできたら幸せだろうな。03-7-20

 

新聞の中からのネタをもうひとつ。『名文句』というコーナーに出てたひとこま漫画に思わず笑ってしまった。「そいつの前では女の子なのに、なぜボクの前では納豆なんだ!!」と納豆に向かって真剣に問い詰める男が描いてあるんだけど、その男の気持になってなぜだろう、どうしてだろうって思ってしまう。納豆は理由を説明できなくてこまってるようだ。納豆から女の子への変身が気になる。03-7-19

 

これは不思議というより信じがたい出来事。自殺した遺体を両親が自分達の息子と確認して葬式をあげたら1ヶ月後に本当の息子らしい人間が目撃されて遺体が別 人と判明。まちがった両親は立場がないしまちがわれた息子もつらいがそれより突然事実を知らされる本当の両親はむなしいだろうな。03-7-18

 

できるだけ昼型人間に変えていこうとしているがもともと夜型だったせいもあってか遅い方には簡単に延びてしまう。人間の体内時計は25時間周期らしくて遅くするほうが楽なのはそのせいかもしれない。それでも何とか努力して2時あたりを限度にしてる。ずっと昔、若い頃は朝刊を読んでから寝ることも度々あった。朝日とともに起きて朝刊を読む朝型になるのはもっともっと先になりそうだ。03-7-17

 

町を歩いてる人達のほとんどがシャツをズボンやスカートの上に出してることに気づいた。いつ頃からこんな風になったんだろう。とくに夏は上に出した方が風通 しもよくて軽快でおしゃれだし、体型の気になるオバサンにとっても楽なうえにカバーにもなるからいいのかも。しかし、スーツ姿は除いたとしてもオジサン達の多くは例外でベルトをしっかり見せている。僕もそのオジサンのひとり。03-7-16

 

アマとプロ。いくつかの定義があるけれどそのうちのひとつ。アマは最高のところで評価してもらえるがプロは最低のところで評価される。いいところだけ取り上げてほめてもれえる側か駄 目な部分で判断される側かの違い。自分の一部を見せるかすべてをさらけ出すかの差がある。もちろんプロには一切の言い訳は許されない。のはずだが、口には出さないけど心の中ではしょっちゅう反省してる。03-7-15

 

芸術の世界でのアマチュアとプロフェッショナルの違いにはむずかしいものがある。はっきりとした境界線があるわけでないからあくまでも本人の意識がもっとも大事になる。その世界に賭ける決意を持ち全精力を傾けて自分の評価をそこに求める立場にいるかどうか。自分のこだわりを前面 に出すわけだから売れるかどうかだけでは判断できない。でも陶芸の場合は微妙なところにいる感じがする。03-7-14

 

家に帰ってから『やきもの市』のリーフレットをもう一度見てみると会場案内図ではアマチュアゾーンとプロゾーンに分かれてる。そうだったのか。じっくりとは言えないけど一通 り見て回ったのにそれにはまったく気づかなかった。3分の1弱がアマで残りはプロということだがその違いはわからなかった。プロよりいいものを作るアマがいても不思議でないしプロの世界の幅も広いからかな。03-7-13

 

友人も出店してるというので『やきもの市』を見に行って驚いた。とにかく店の数がすごい。勝手に想像したのが少なかっただけと言えばそれまでだが考えてた5倍はあった。店の数は402。店に番号がついてなければ発見するのが困難になりそうな人だかり。この町にこれだけ人が集まるのはこのときが最高でないだろうかとまた勝手に思ってしまった。後でわかった『わからない』話しは明日。03-7-12

 

またまたおかしな国会議員の本性があらわになって情けない気持はつのるばかり。『市中引き回し』だの『打ち首』だのこんな時代錯誤の人間がいることに驚きはしない。どうしても不思議で信じられなくて信じたくないのはこの人も大多数の人達から選ばてきた人間であり国の将来を左右する立場に立っている事実。選んだ人達がいるんだからかなりの割合いで同じような考えの人がいるのか・・。03-7-11

 

話しをしりとりのように続けるのはちょっと置いといて、昨日残念に思ったこと。大型ホームセンターの機械でカットしてもらった作品制作の材料を家で点検したら3ミリも違うものが見つかった。新たにやり直してもらおうとカットした本人にそれを見せたら「すいません」はなく「多少の狂いは出る」と言い訳した。「それをちゃんとやるのが仕事だろ、意地はないのか」と言ってやりたかった。03-7-10

 

今度は泳ぎの思い出話し。大学1年の夏、同期で岬にキャンプに行って泳いでたとき、ひとりが大声で助けを求めた。必死に手をばたつかせてる。緊急事態を察知して浮き輪を投げたり励ましたりした。その彼はおしゃれでいつも髪型も服も靴も持ち物も完璧で言葉遣いも動作もキザをものともせず決めていた。キザは本物だと認めさせ後々語り種になる溺れそうなときに叫んだ彼の言葉は“HELP”。03-7-9

 

ウニといえば思い出す話しがある。もう25年ほど前だからまだ若かった頃のこと。友達と岩場で泳いでいたとき小型漁船が近づいて来て漁師がこう叫んだ「ウニを採ったら駄 目だよ〜」。そのとき立ち泳ぎをしてた友達がすかさず答えた「え〜!ここにウニがいるんですか?」。それを聞いた漁師はまずいこと言ったなてな感じですぐに立ち去った。友達の見えない両手にはウニがつかまれていた。03-7-8

 

テレビで観光客がたっぷりウニの入った丼をおいしそうに食べている。店の人は「うちはボリュームでは負けない」と自慢げに言ってる。たしかにすごい量 だから御飯は見えない。当然それに負けじとすごい値段。たとえ観光客になったとしても僕には到底無理。どうせなら同じものをたくさん食べるよりいろんなものを少しずつ食べるのが好き。だから鉄火丼より生チラシ、寿しも1個ずつがいい。03-7-7

 

模型作りからいよいよ作品制作を始める準備に入った。最初にすることは制作するための場所作り。これは仕事をスムーズに進めるための大事な要素になる。半日がかりでようやく態勢を整えることができた。明日は材料を仕入れに行く。イメージを具体化する段階に入ると創作意欲はさらに高まる。03-7-6

 

3ヶ月ぶりに列車に乗った。隣の町に行くのに車にするか列車にするか迷ったけど15分で到着する列車を選んだのは大正解だった。とにかく出発時刻と所用時間がはっきりしてるおかげでふたつの約束の時間にぴったり到着。最初のところで有効に時間を使えたし次の場所への移動もまったくあせらずに済んだ。それも列車だからできたこと。車だとおおよその計算はできるけど確実とは言えない。03-7-5

 

『肩の荷が降りる』まさにそんな心境。母のことで兄や姉、妹から任されていたいろいろな要件をいくつかこなしてきたが今日またそのひとつが終ってほっとしてる。ようやく一区切りついた。自分だけのことでなかったから気持は随分軽くなった。その分だけ母は遠ざかって行くがしかたがない。03-7-4

 

「撤回」するということはなかったことにするようなもの。どうしてそんなに擁護する側に立つのだろうか。それならまるで言葉に重みも真実みもない無責任な人間を育ててるみたい。言い訳だっておかしい。「あれは自分の本心ではない、そういう考えもあると言っただけだ」。自分の考えを正しくまともに伝えられないような人間が国を代表をしてることに今さら驚きはしないが情けなさはつのる。03-7-3

 

いつも思うことだが国会議員の問題になった発言に対して撤回と謝罪を求める人達がいるがどうしてそうするのか理解できない。国を代表する責任ある立場にいるなら発言は当然自分の信念に基づいてる。そこらのおじさんおばさんの失言とは訳が違う。それを撤回せよとは失礼だ。せっかく本音で語ってるのにそれを逃す手はない。「絶対、発言を撤回しないでくださいね」とお願いするならわかる。03-7-2

 

昨日の続き。草取りをするのは外回り全部なので庭は一番多いけどそれだけでは終らない。一番簡単だという助言を入れて枝豆を植えた小さな畑もある。そこを草地にはしたくなかった。始めて自分で植えた種(豆)だから収穫が楽しみだけど草も負けずに成長する。家の裏ではフキも勝手に育ってる。これではきりがない。頑張った成果 を楽しめる時間を持つためにも何かいい方法を考えなくては。03-7-1

 



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NAKAHASHI OSAMU

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