ある日のひとこと

 

 

=そのときどきの、思いついたこと、感じたことを書き留めてます=

 


 

朝5時50分にチェックアウト。那覇空港で帰りの搭乗手続きを済ませ高速バスで名護へ。名護からタクシーで美ら海水族館。目的はここの世界一の大水槽。今日1日をこのためにあてたが充分満足した。綱渡りの移動もすべて予定通 り運んで無事東京行きの飛行機に間に合った。羽田で乗り換え千歳へ。機内放送で札幌は6℃と伝えてる。Tシャツで過ごした旅からまたいつもの世界に戻るんだ。03-10-31

 

残念だが波照島を離れる日。やはり高速船で石垣へ。初めて鍾乳洞に入ったが神秘的でおもしろかった。不快なのはそこに流れる案内テープ。『・・・・滴る水の音をお楽しみください・・・・』と続くのでうるさくて水の音も聞こえない。どうして静寂を保とうとしないのだろうか。神秘も半減。夕方飛行機で那覇へ。居酒屋でオリオンビールと沖縄料理。いよいよ最後の夜だと思うと寂しい。03-10-30

 

昨日は西今日は南端へ向かって歩く。すでに足は真っ赤っか。飲み物は常に持ち歩き早めの水分補給を心掛けた。南端は断崖絶壁で荒々しくも美しい波がぶつかりあう光景に圧倒された。ここで嬉しかったのは落ちたら絶対命のない断崖に柵もなければ注意を促す看板もなかったこと。危険なのは誰の目にも明らか。足を目一杯踏ん張りながら撮影した。今日も夕日を撮りに西浜へ。日没はほぼ6時。03-10-29

 

快晴。日射しの強さが南の島を実感させる。それでも日陰に入ると風が涼しくていい気持。帽子をかぶりTシャツと半ズボン姿でカメラとビデオと小さなスケッチ道具を持って行動開始。ビーチの美しさに大感激。水は温い。絵にも描けない美しさを頑張って絵にする。海に沈む夕日を撮るため再び海へ。おいしい夕食後は天文台へ。天の川、スバルを天体望遠鏡でのぞき火星も確認。これまた感動。03-10-28

 

最上階の7階の部屋のテラスから美しいエメラルドの海が一望できる。こんな贅沢で素晴らしい高級ホテルの部屋は初めて。めったにできない貴重な体験。気持のいいもので金持ちが高い所に住むのはもっともだ。名残り惜しいがホテルを出て石垣港へ。高速船に乗り、ついに待望の日本最南端の波照間島へ上陸。暑い。予約してた民宿に愕然。まるで仮設の飯場。トイレは掘建て小屋。言葉を失う。03-10-27

 

朝6時起床、まだ暗い。1時間は違うみたい。平均的なホテルの朝食後ユイレールで首里へ。ここで当たり前のことに感激。ユイレールのアナウンスが英語の場合も正しく『しゅり』と発音してる。自分達を保ってるようで嬉しかった。札幌は恥ずかしくて情けない。首里城は正殿より石造りの塀や道が気に入った。昼の便で石垣に移動。気温はほぼ27℃。川平湾のグラスボートで見た珊瑚に感激。03-10-26

 

天気は上々。リュックを背負って歩き始めるとすぐに旅モードに入り高揚感が湧いて来た。飛行機に乗るのは大好きで当然窓側を希望。眼下に見る雲はきれいで最高の気分。羽田で乗り換え沖縄へ飛ぶ。6時那覇着、夕方のせいか思ったより暑くない。ホテルのチェックイン後すぐに国際通 リへ。ほとんどがお土産屋でたまに飲食店。さっそく沖縄そばとゴーヤチャンプルーを食べた。うまかった。03-10-25

 

いよいよ明日出発。すでに準備は済んでるのに久し振りの旅のせいかまだ実感が湧いてこない。空港に向かうバスの中でじわじわ来るんだろうな。そして南へ飛ぶ飛行機のなかでようやくうきうきするに違いない。家を留守にするということは「ひとこと」もしばらく休み。この次は南の風が吹く。03-10-24

 

今まで一年を通して新聞小説を読んだことはなかった。細切れがいやだったのと、たとえ読んでてもたまたま何日か空けてしまうと戻るのがめんどうで止めてしまったものだ。たいして興味がなかったからだと言われればそれまでだけど・・・。今年の残りもあと二ケ月余りになり初めて読み続けるのはまちがいなさそう。今度の旅で一週間分たまったとしてもそれは帰宅後の楽しみになってくれる。03-10-23

 

「感心したのは刑務官さんたちが日の当たらぬ場所で一生懸命働く姿です。私も負けぬ よう頑張ろうと思いました」これは拘置所に入ってた前議員が語った言葉。こんな臭い言葉を平気で語れるのも彼の特徴と持ち味。単純な質問『日の当たる場所で仕事をしてるのはどんな職業?』。まさか炎天下で働く土木作業員さんとは答えないだろう。彼の頭では政治家は日の当たる場所。何と高慢な考え。03-10-22

 

20年以上日本で生活していながら日本語がうまくならないタレントの謎が解けた。答えはあまりに簡単=いい友達がいなかった。そして今も。=。長い年月あれほどおかしな日本語を頑固に守り続けられるのはそれしか考えられない。その人を思って真剣に教えてくれる人がいなかったわけだ。その前に素直に聞く耳もなかったのだろう。それにしても自分自身でまちがいに気づかないのが不思議。03-10-21

 

1ケ月振りに帰った実家の庭の木々は見事に紅葉してた。ななかまど、もみじ、イチョウ、ツツジなどが目一杯色付いてる。夏までは元気過ぎてこまってたイボタはほとんど伸びることもなく目立たない存在になった。草達の成長もかなり鈍ってる。このくらいだと楽なんだけどな。しばらく休戦。03-10-20

 

『フリマ』と『ゴーマ』。ふたつともすぐわかる人はその筋の通。フリマがフリーマーケットの略だと知ったのは3年位 前 だろうか。フリーマーケットに興味を持ち始めた知り合いから教えられた。そして今度は『ゴーマ』。これはゴールデンマーケットの意味だそうだがもちろん知らなかった。知り合いも出店するというので行ってみてその店とお客の多さに驚いた。まるで縁日の参道の賑わい。03-10-19

 

僕はまさに戦後のベビーブームの真只中で生まれ人口が多い分これまでも何かと話題や問題を提供した世代。昭和22、23、24年生まれが後に団塊の世代とも言われるようになった。そしてこれからもまちがいなく社会問題を提供する。あまりにも深刻だから話題より問題が大きくなりそう。03-10-18

 

これからはどんどん高齢者が増えていくから必然的に女性が多くなる。まちがいなく女性の方が長生きするから昨日の光景が全員お婆ちゃんというのも近い将来あり得るだろう。全員お婆ちゃんは簡単にイメージできるのに全員お爺ちゃんは思い浮かばないのは何故。多分、数の差だけでなく張切り度というか行動力の差だと思う。婆ちゃん達に囲まれても気後れしない爺ちゃんになっていたいもの。03-10-17

 

年令はまちまちだが前の座席には女性ばかり9人が座ってる。団体や仲間でなく友達同士でもない。これだけきれいに女性ばかり座ってると専用車両(札幌にはない)に乗ったような気分。思わず男の乗客を探してしまった。地下鉄は乗る時間帯によってまったく違う乗客の顔を持つ。まばらな早朝、地獄の通 勤時、のんびりな昼、お疲れさんの帰宅時、ほろ酔いの深夜。これは朝9時半頃のこと。03-10-16

 

ちょっと気になったこと。新聞の小さな枠の車の広告でシートのイラストが3つありその間にかけ算の×が2つ入ってて=(イコール)3列となってるけどこれっていいんだろうか。つまり1×1×1=3になってしまう。それとも数式とは違ってこれでいいというのか。なぜ+でないのかな。03-10-15

 

隣町の中学3年生一名が我が家を訪問。総合学習の一環で「自分の進んでいく未来」をテーマに将来の生き方について考える授業として。いくつかの疑問や質問に答え体験としてパソコンで作品を作ってもらってたら予定の1時間半はあっという間に過ぎた。もっとたくさん伝えたい気持で一杯だったが生徒は喜んでくれほっとした。抽象的なイメージが具体的に見えるからすごくいい授業だと思う。03-10-14

 

さらに続く。『頑張ってるな〜、頑張ったんだな〜』住宅街を歩きながらそんなことを考えてた。自分の城になる家を手に入れるまでの苦労は大変だろうがこの人達はそれを乗り越えたわけだ。素直にすごいなって思った。全行程の4分3は国道沿いで残りは日陰を求めてあえて住宅街を横断。おかげで頑張る場面 は違うが元気をもらった。それぞれの家にはそれぞれの表情があっておもしろい。03-10-13

 

昨日の続き。歩き始めて1時間位経った頃、前から知り合いに似た人が歩いて来る。でもこんな場所にいるはずないから違う人かな。そこは国道だから車はたくさん行き交うが歩道の人通 りはまばらな所。すれ違うときちらっと顔をうかがうとやっぱり似てる。思いきって背中に声をかけてみた。その呼び掛けに立ち止まり振り返った。それぞれが初めての場所なのに偶然のはち合わせに驚いた。03-1012

 

年に一度の徒歩の旅を今日決行。そんな大それたものじゃないけど車での移動の多い僕にとっては『歩け歩け』の日。4年前は北へ、その後南、西、そして今日東へ。意識したわけでないのに東西南北の逆回りになっていた。それはどうでもいいが4方を踏破したのが嬉しい。目標が近過ぎたのか今までの最短の4時間で到達。緑の丘の上に立つ百年記念塔にタッチしてきた。足は痛いけどいい気分。03-10-11

 

3ケ月に一度の床屋に行って気分もさっぱり。「いつものように3ケ月分お願いします」これが決まり文句。一言、二言交した後は目を閉じて眠りの態勢に入る。意思表示してるはずなのに話してくるときは生返事か返事をしない。サービスのつもりだろうが迷惑な人もいることをわかってほしい。世間話をしたくて行ってるわけではないしあの椅子でぼーっとするのもそれなりにいいもんだから。03-10-10

 

=「選手には『今日は怒らないから思う存分やりやさい』と言ってね。伸び伸びしたいい試合でした」と口も滑らかだった。=これは新聞記事のなかで高校野球の監督が試合後に語ってたもの。以前にも書いたが高校野球を見なくなった理由はここにある。まるで監督のために野球をやってるみたいだ。負けたら選手のせいで、勝ったら監督のおかげ。何でそんなに偉そうにしてるのか理解できない。03-10-9

 

おおまかな旅の計画を立てホテルや飛行機の手配をした後に是非行ってみたい場所を発見。そこに行くために帰りの飛行機の時刻を変更。1時間でも貴重なので楽な直行便をめんどうな乗り換え便に。せっかくの旅だからもっと事前に調べておけばあせらずに済んだのにと後悔。それでも目的の場所に何とか2時間半は滞在できそうだ。そこは『沖縄美ら海水族館』。すでに頭上にマンタが泳いでる。03-10-8

 

たとえ何をやっても開き直ってしまえばこっちのもの。どうせ時間が経てばなかったことになる。そして力(暴力、武力)に逆らえるはずがない。倫理なんてクソ食らえと甘く見られてるがその通 りなるところがもっと情けない。だから、突然他国を爆撃しても平気でいられる。文句があるなら親分に言ってくれってなもんだ。その親分が率先してやってることだから御墨付きをもらったも同然。03-10-7

 

最高気温が15℃だから秋の気配でなく秋そのものを体感。風がなくても空気はひんやり。外ではしゃきっとするからいいけど部屋では肌寒いのでたまに火を着けるとぼーっとしてしまう中途半端な季節。初雪情報が流れ始めてるからのんきに秋と付き合えるのも今のうち。空気も充分味わいたい。03-10-6

 

オーケストラの後は美術館で立体作品を鑑賞。迫力のある作品が多数あり非常に刺激になった。大きな作品は意欲とエネルギーと時間の集大成でもあるわけで存在それ自体が訴えかけてくる。それプラス作家の意図する世界とセンスが感じ取れたら魅力は増大する。そうした作品は数点あった。大作には意欲の証明になる大金もかかってる。もうひとつ忘れてならない大事なことは保管場所の確保。03-10-5

 

予定通りオーケストラの練習を見学した。念願は叶ったが欲を言えば初期段階のものを見たかった。今日の練習はほとんど出来上がってて最終確認の感じ。明日が本番演奏だから当然か。それでも何度か指揮者の思いを演奏者に伝える場面 がありおもしろかった。「優しく包み込むように」など抽象的で感覚的な言葉なのにそれを自然に受け止め正しく応えるのはさすがプロ同志なんだと感心した。03-10-4

 

明日「芸術の森」へ行く。午前中、西本智実指揮による札響の練習を見学する。これはオーケストラの練習風景を見てみたいという長年の夢がようやく叶う。その後、同じ敷地内の美術館に寄るつもり。そしていつもならもうひとつ、余韻にひたりながらコーヒーを飲める素敵な場所に寄れるはずだったのに今はもうできなくなってしまった。そこにいるはずの素敵な人がいない現実を知らされる日。03-10-3

 

そんなにあったかくないと思ってたけどそうでもないのかな。窓を開けて走ってるのに一向に涼しくならない。それにしても何かむっとする。そこらあたりでようやく気づく。車の暖房が入ってるのだ。この時期は昼と夜の気温がかなり違ってくるのでときどきやってしまう。たわいない失敗。03-10-2

 

旅行会社のカウンターで隣にいた25前後の男女の会話。係の人「新婚旅行ですか」女「いいえ、違います」男「婚前旅行です」女「そんなこと言わなくていいでしょ」男「・・・」係の人「・・・」。思わず吹き出しそうになった。男は嬉しくてしょうがないんだろうかなり浮ついてる。女はけっこう冷静な対応。係は多分新人。余計なことは聞かない方がいいし、余計なことも言わない方がいい。03-10-1

 



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NAKAHASHI OSAMU

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