ある日のひとこと

 

 

 

=そのときどきの、思いついたこと、感じたことを書き留めてます=

 


 

韓国の犬肉食に抗議する記事を見ての素朴な疑問。動物愛護団体の人達は皆、菜食主義者なんだろうか。それなら半分納得するけど、もっともっとたくさん殺され食べられてる鶏や豚や牛を食べるのは残酷で許せないという抗議行動が起こらないのは何故。これも食文化の違いを認めない鯨の件と同じだ。動物愛護運動家のエネルギー源の一部が牛肉だったりして。まさか、そんなはずはないよね。02-5-31

 

思ってたより傾斜がきつい、どれほど滑るのかわからない。予測できない状況が恐怖心をあおる。びくびくしながら、慎重に片足をかけた。この一歩目が大事だ。ここで滑ったりしたら恐怖心は増々つのって上に登れなくなってしまう。一歩目を無事クリアして不安は半減した。30分も仕事をしてるうちに状況が読めて恐怖心は消えていた。ペンキ塗のため屋根に登ったときに感じたこと。 02-5-30

 

1時間ちょっと車を走らせて知り合いの作品を見に行ってきた。高さ約40m、横約100m、幅約30m。自分の知り合いの作品のなかではもっとも大きい。なんと、その作品の中にはエレベーターもついている。そう、その作品とは9階建マンションのこと。9階からの眺めは最高だった。02-5-29

 

太陽にまつわる話しをふたつ。若いときに比べて体力が落ちたのはあきらかだけど、最近、太陽の強い日射しが気になるようになってきた。これも残念ながら若者から遠ざかった証拠。まっ、しかたがないか。日没時の夕方、西に向かって車を走らせてたとき、びっくりするほど巨大な太陽が目の前に迫ってきた。あの大きさはなんと表現したらいいんだろう。直径が1m以上?あった感じがした。02-5-28

 

実家の隣の人と一緒に砂利を買うことにして、手配してもらったら朝7時ころ持って来ると言ったらしい。いくらなんでも、7時に来ることはないだろうと思って7時15分に目覚ましをセットして寝た。翌朝、「ダンプカーが来たよ!」と起こされた。7時ちょうどだ。着替えてる間にダンプからずり落ちる砂利の激しい音が聞こえてきた。彼等にとってはとくに早い時間ではないようだ。02-5-27

 

近くで運動会をしてるらしく、応援する歓声が聞こえてくる。子供達だけでなく、親にとっても大事な行事なので朝から、いや、前の晩からあわただしい二日間になるようだ。お母さんはお弁当の準備と作りに、お父さんは場所とりと写 真、ビデオ、デジカメ撮りに張り切っちゃう。幸い、昼時は済んでるけど、降ったり止んだりの雨が気にかかる。せっかくの盛り上がりに水を差さないでほしい。02-5-26

 

ノート型パソコンでないので、家を空けてる間は『ひとこと』を書き込むことができず、毎日、更新するという目標を守れないのが残念。それでも、『その日』のひとことをメモして、なんとか途切れないよう努力してる。ここまできたんだから、365日の目標はどうにか達成したいと思う。02-5-25

 

さっきから、久し振りに雷が鳴っている。空も暗くなってきたので、雨が降り出すなと思ってたら、案の定、強い雨が降り始めた。昨日も降ったから二日連続だ。あれほど、雨が降ればいいと思ってたはずなのに、今度はずっと降り続くのではないかと心配になる。 02-5-24

 

この時期、暖かいどころか暑いくらいの日があったかと思えば急に寒い日になったりもする。だから、出かけるときの服装にたまには迷うときもある。今朝は出かける間際になって、やっぱり違うかなと少し暖かいほうの服に着替えた。今日は正解だった。 02-5-23

 

捕鯨に反対する人達の理由にあげる「鯨は利口な動物で、それを食べるなんて残酷だ」という主張がどうしても納得できない。本気でそんなこと思ってるのが不思議だ。それを、置き換えれば「牛や豚は馬鹿だから、食べても平気だ」となる。減少か増加かの科学的根拠は関係ないらしい。あふれるほど増え続けてもやはり守るのか。小魚はどうする。どんな生き物も増え過ぎると生態系を狂わす。02-5-22

 

100円ショップのCDがきっかけで、このごろレンタルでもジャズを聴くようになった。そして、なんとなく自分の好みがわかってきた。あんまり賑やかでなく、パートがはっきりわかって、ちょっとのんびり系がいいみたいだ。それが長く続いてくれるともっといい。 02-5-21

 

客のいないはずのテレビのコントなどでわざと笑い声を入れてるのがあるけど、わざとらしさが伝わってきてイヤだし、おかしくもなんともないところで笑われると不愉快にさえなる。笑いのポイントにも個人差があって当然なのに、強要するのは何故なんだろう。そんなのが増えてるということは、それを受け入れ、喜ぶ人が多いということか。そこのところがどうにもわからない。 02-5-20

 

63才、堀江謙一、40年前を再現してヨットでの大平洋単独横断に出航。63才、女性として最高齢記録でエベレスト(チョモランマ)に登頂成功。65才、男性、最高齢記録でやはりエベレストの登頂に成功。ともに日本人。最近この年代の快挙が続いてる。堀江謙一は出航したばかりだがそれをやること自体がすでにすごい。まだまだ挑戦できるんだということを教えられて嬉しくなった。 02-5-19

 

車で田園地帯を走ってると、大好きな光景が広がっていた。田んぼに水が張ってあり、そこには小さな苗が風に揺れている。それなのに、掘り起こされた畑からは土ぼこりが舞っている。こちらは悲しい光景。ところが、帰りには小降りだけど雨模様になった。あの畑の喜んでる姿が目に浮かぶ。02-5-18

 

『消える色覚検査』という見出しを新聞に見つけて何のことかと思ったら、色盲検査のことだった。盲の字はいわゆる差別 用語になってるとして、使われなくなったんだろうけど、これはいつからなんだろう。全然知らなかった。すっかり縁遠くなってるけど『恋は盲目』も消えてしまったのかな。02-5-17

 

しばらく本格的な雨が降ってない。大地に含まれた雪解けの水も底をつくのでないだろうか。ある人が「だから、若葉が上を向いてない」と言うので、じっくり見てみると、たしかにそんな感じがした。二日前には成長する若葉に喜んでたけど、本当の張りとつやと輝きのある若葉を見たい。 02-5-16

 

『コロンブスの卵』というほど大袈裟ではないけど、「な〜んだこれでいいんだ」という話し。ベニヤで直径130Bの円を作るため、半円2枚をどう組み合わすか考えた。収納と持ち運びのため、折りたためるのが条件。まず、蝶番が浮かんだ。出っ張り、木ネジに問題あり。留め金具、これでは折りたためない。最後にようやく浮かんだのが一番簡単なガムテープ。30分悩んだ末、3分で完成。02-5-15

 

先週はすき間があって空が見えてたはずなのに、もうワサワサでいっぱいいっぱいに重なり合ってる。この時期の木の若葉の成長は本当にめまぐるしい。街路にも一気に緑のベルトができそうだ。ビチビチにひしめき合い、ひと固まりになって揺らいでる姿はラッシュ時の通 勤電車並だ。 02-5-14

 

ほんの少し、救われる気持ちになったのは、イスラエルで「占領地からの撤退」を掲げてデモが行われたことだ。良心は生きている。意思表示の大切さを痛感した。そんな他人事でなく、今また、自分の国でも今後の国の方向が大きく変わる危険な事態に直面 している。ときとして沈黙は誤解を生む。なすすべもなくただ立ち尽くしていた領事館員と同じように、傍観者のままではいたくない。 02-5-13

 

今日はまったく外出なし。一日中、作品の模型(マケット)作りをしていた。厚紙を使って本番の20分の1のサイズで作ってるが、たくさんできてくるとままごと気分になってきて、これはこれで楽しい作業だ。本番ではこの数10倍の労力と時間がかかるから楽しんでばかりもいられないかな。02-5-12

 

コーヒーの香りのなかで、ファゴットとピアノの演奏を聴いた。30人ほどで満席になる喫茶店でのミニコンサート。おかげで生の演奏を間近で堪能できた。ファゴットはこれで3回目になる。去年の9月までまったく知らない楽器だったというのに、こんなに聴く機会があるとはおかしなものだ。02-5-11

 

以前、この「ひとこと」に書いたことのある川沿いの通りの柳の木にも若草色の葉がつき、相変わらずしなやかに、春の風に身をまかせて静かに揺らめいていた。あのとき、しだれ柳のようにしなやかにと決意したはずの僕はどれほど柳に近づけたのだろうか。僕にとっての大事な師匠が蘇った。02-5-10

 

ある人とある人の会話。「・・さんてどんな人?」「そんなに背は高くなくて、60くらい って感じかな」「太ってる?」「いや、どっちかといえばやせてるかな」「う〜ん」「それと、おかっぱみたいな髪してる」「そっか、じゃ違う人か」。誰かを説明するとき、その人が思い描いてるイメージが 順番に出てくる。ここまで聞いて、自分ならなんて言われるんだろうかとちょっと気になった。 02-5-9

 

車に乗って交差点で信号待ちをしていたら、右折しようとする貨物トラックが目の前で止まった。その貨物箱には『ゴーカ・ンレュシ』と大きく書いてある。ゴーカまで読んでそのあとこまった。「えっ」いったいなんと読めばいいんだ。コマーシャルでも『ま゛』っていうのがあったけど、これはもっとむずかしい。すぐに、意味がわかって少しがっかりした。『シュレン・カーゴ』か。02-5-8

 

玄関にあるはずの新聞がない。「そうだ、今日は休刊日だ」。情報を得るだけでなく、目覚めの道具としてなくてはならないものなのに・・・。新聞とコーヒーとパンはセットになってる。寂しい気持ちでこの朝をどうしようと思ったが、とりあえず静かな音楽をかけることにした。ゆっくりコーヒーを飲んでるうちに、いつもとは違う、なんとなくのんびとした優雅な朝のひとときになった。 02-5-7

 

3.7牛乳、ほとんどの牛乳のパッケージにこの3.7が大きな字で書いてある。ふと気になったので内容記載欄を見てわかったが、乳脂肪分3.7%以上ということらしい。これだけ前面 に出すのは、それなりの効果があるということか。多分、濃い牛乳をうたってるんだろうけど、原材料名は生乳100%になっている。同じ3.7でもメーカーによって味は微妙に違い、好き、嫌いも微妙に別 れる。02-5-6

 

地下鉄の座席に座って、なにげなく車内を見て、ずいぶんすっきりしてることに気づいた。車内広告がびっくりするほど少ない。少ないときでも、隙間が多いなあという程度だったのに、今は所々に広告がある状態だから、世の中のかなり厳しい経済状況が伝わってくる。それにしても長過ぎる。 02-5-5

 

戸を開けて中に入ると、そこには板張りの廊下があり、右側はずっと窓ガラス、そして左側には小さな教室が3つか4つあるようだ。まぎれもなく昔の小学校の臭いがする。床板はそれぞれが長い年月を経た美しい色合いのモザイク模様。教室の中に入るときは、わくわくした。気持ちはすでに探究心旺盛な子供時代に戻っている。机と椅子のないがらんとした教室では大理石の彫刻が迎えてくれた。02-5-4

 

最近、もうひとつのノルマが増えた。こっちは毎日とはいかないが、それなりに続けてる。それは、家の中で走る真似事をすること。もし、これがジョギングだったら続いてなかったような気がする。天気に関係ないし、人目を気にする必要もない。思い立ったら、すぐ始められるところがいい。 02-5-3

 

ユニクロの売り上げが7ヶ月連続で落ちていて、4月は去年より40%も少ないらしい。すごい勢いで売り上げを伸ばし、たしかロンドンにも出店したのはついこの前のような気がするのに、盛衰があまりにも早い。先を読むのはむずかしいようだ。この現象はどういうことなんだろう。 02-5-2

 

今日は5月1日、今年の119日、4ヶ月、3分の1が済んだことになる。ぜんぶ同じなんだけど119日はいまいちピンとこない、4ヶ月はそうなんだという感じ、3分の1が量 と早さの印象ではもっとも強烈。そうすると、残りは246日、8ヶ月、3分の2ということか、こうしてみると、今年はまだたくさんあるように感じる。いや、秋を思えばもうこれしかないないと考えるべきか。 02-5-1

 



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NAKAHASHI OSAMU

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