ある日のひとこと

 

 

 

=そのときどきの、思いついたこと、感じたことを書き留めてます=

 


 

かつては威容を誇り札幌を代表するホテルがその回りに新しくできたホテルや高層マンションに取り囲まれて遠くからはすっかり目立たなくなっている。歴史や格は違うだろうけど高さでは見下ろされる存在になった。それにしてもこんなに大きなホテルがたくさんできて客の獲得は大丈夫なんだろうかと余計な心配をしてしまう。昼のバイキングでおばさんを集めたとしても器が大き過ぎる。02-10-31

 

すでに10年以上前になるが、自宅のストーブを消し忘れたような気がして心配になり始め、約250Hの夜道を7時間あまりかけて往復したことがある。途中、自宅に電話を入れて呼び出し音が鳴るかどうかを確かめた。そのときは大丈夫でもその後はわからない。あせる気持は増すばかりだ。ようやく辿り着いた自宅のストーブはちゃんと消してあった。疲れたけど心配も解消されほっとした。02-10-30

 

たとえ読みづらくなっても365日分を積み重ねようとたくらんでいたけどパソコンに拒絶されてしまった。帯の長さには限界があるようだ。改行したとたんに下の行すべてが一瞬にして消えてしまう。3度挑戦したが同じ結果 なのであきらめて1月分をまとめることにした。ちょっと残念。02-10-29

 

すでに準備されてるはずのものがまだできてない。他にも中途半端なものがある。追い掛けられる気持になりあせってしまう。そんな夢を見てしまった。夢だとわかった後もかすかな不安が残るのはこの前の発表が完全に終わったという認識が未だにあいまいなせいだろう。 02-10-28

 

峠の頂上近くのトンネルに入る手前の道路沿いはうっすらと雪化粧していた。住まいのある平地ではまだ雪に触れてないので冬を迎える心の準備はできてない。この時期はなかなかふんぎりがつかなくてこまる。来ることはわかってる。でもいつ来るかわからない。だから何となく落ち着かない。02-10-27

 

近くにいた人ににらまれた。「あっ、間違いました」と謝ったが自分のかごはない。これは明らかに不審者の行動だ。慌てるのも変だけどのんびりもおかしい。とにかく店を出た。わけのわからない状態は家に帰る車のなかでも続いていた。部屋でいつも置くはずの場所にもない。前にはいてたズボンにもジャンバーにもない。めんどうな手続きが真っ白な頭によぎる。結局あったけど、もう嫌。02-10-26

 

今度は、先日忘れ物のせいで動転して恥をかい体験。スーパーで買い物中ふとポケットに手をやると財布がない。まただ。血の気が引く。気を取り直して逆回りで買い物かごから棚に品物を返した。一旦車に戻るがない。もうあせってもしかたがないから小銭でパンを買うことにした。スーパーの一角にあるパン屋から出ようとしたとき、無意識に他人の買い物かごに手が伸びた。この話しは続く。02-10-25

 

外出前の確認のおもしろい話し。出掛ける前にはガス、ストーブのチェック、電話が留守番になってるかどうかの確認などをする。そのとき指差し確認のほうがより確かに判断できる。そして、そのあと指差し確認したことをしっかり記憶にとどめるため最後に毎回違ったポーズを加えるといいという。それはいい考えだ。外出中に家のことで気をもんだことのない人には関係ないしわからないかも。02-10-24

 

勘違いと思い込みで大失敗をしてしまった。先日、教室展に飾るはずの作品が行方不明になった話をしたが、なんと自分の足許から発見されたのだ。作品が見つかったこと自体は大変嬉しいけど,預かってもらうため絶対渡したと思ってたものが渡してなかった。店の人に受け取った気がするとまで思わせて大変すまないことをした。忙しくて疲れていたとはいえ、勘違いを伝染させて深く反省。02-10-23

 

昨日、今日のどんよりとした寒い天気のことを考えると20日の晴天はまさに天に感謝の気持でいっぱいになる。たとえ屋内で開催されるとはいえ出かけるときの気分がまったく違う。迎える側の心情として気持良く来てほしいと願うのは当然だけど、天気ばかりは天まかせだから幸運としか言いようがない。コラボレーションの鑑賞だけでなく、美しい紅葉も観賞してもらえたのが嬉しい。02-10-22

 

なんだか夢のような気分。終わったことは確かだけど、昨日が空白の時間にも感じる。忙しく動いてる間に始まり、終わった後も搬出作業に追われたせいだろうか。初めての体験となった搬入飾り付けの翌日には搬出するあわただしさと寂しさもその気持に加わったのだろう。とにかく不思議だ。それでも昨日は多くの人と感動を共有できた素晴らしい一日だったことにまちがいはない。02-10-21

 

立体作品が音に反応した照明によって様々な表情を生み出す。それを観客の気分で高い位 置から眺めていた。幸せのひととき。それも、後半から徐々に落ち着かない気分になってきた。リハーサルではフィナーレで登場して礼をするときの手の位 置がどうにも定まらなかった。大勢の人前に立ってスポットを浴びる緊張感よりそっちのほうが気になる。きちんとした礼をしてこなかったツケ。02-10-20

 

最後の最後になって、さらに人の助けの有り難みを実感してる。一人でやれる仕事量 には限界があってそれを越えた部分は頑張りようもない。そこを埋めてくれる人がいてくれて救われる思いだ。一緒に作り出す喜びもある。明日はまさに共に作り出す作品の集大成になる。しかし、止まる間もなく動き続けてるから感傷にふけったり、緊張感に押し潰れる時間も心配もまったくない。 02-10-19

 

車での移動も多くなったが、その時間は休憩タイムのようだ。忙しさに追われる状態がピークに達すると何も出来ないときは休めるときになる。運転もそのうち。02-10-18

 

旅行に出てたわけでもなく、病気をしてたわけでもないのに、「ひとこと」を4日分もためた。初めてのことだけどそれには訳がある。言い訳かな。去年の9月に話が生まれて、2月に会場を確保、同時に開催は10月20日と決定した。その日が迫ってきたのだ。もはや、一刻の猶予もない状況に立たされている。乗り越える方法はただひとつ睡眠時間を減らすよりない。それが始まった。02-10-17

 

最近の快挙は何と言ってもノーベル化学賞に決まった田中耕一氏だろう。43才という年令もすごいが会社の主任だというところもびっくり。大学の研究者や研究機関にいるもっと高齢の人がもらうものと何となく思い込んでいた。テレビでちょっと見た田中氏はいかにも素朴ないい人って感じ。02-10-16

 

久し振りに早朝の国道を走って、勝手にイメージしてた風景との違いに驚いた。朝の6時にはすでにたくさんの車が行き交っている。こんなに大勢の人達がこの時間から動いてるとは思わなかった。中にはこれからでなく、夜を徹しての仕事の継続中や帰りの車もあるだろう。僕もそのひとり。 02-10-15

 

大好きな秋の味覚のひとつの柿を食べた。やっぱりおいしい。パックで買うと、決して1個では済まなくなる。今回のは大きめだったから2個で充分満足。しばらく幸せなときが続く。 02-10-14

 

最近、けっこう車ネタが多いけど、これは友人から聞いた話。走行中、後ろの車が盛んにパッシング(ライトの点滅)を繰り返すので自分の車に何か問題が発生してるのかと思ったが、異常はない。片側2車線だから嫌がらせをされる理由もない。不快な気分が続いた。後でわかったその理由は対向車に検問中を知らせるためらしい。以前から、正当な内容を伝えるシグナルが必要だと思ってる。02-10-13

 

ホームセンターで買ったベニヤをキャリアに積むのは重た過ぎるので、お客さま用の軽トラックを借りた。久し振りに違う車に乗るのでちょっとどきどきとわくわくが一緒。僕の車はマニュアルでこれはオート。ときどき、左足に力が入り、左手が空を切りそうになった。長年の条件反射。 02-10-12

 

最近お気に入りの素材仕入れ先のホームセンターで火災。一週間後の発表に向け購入予定の物もあったのに、再開まで一週間以上かかりそうだというから完全にお手上げ。これからは、以前買ってた店にしょっちゅう通 うことになりそうだ。しばらく浮気してたけど受け入れてもらわなくては。02-10-11

 

「ひとこと」の容量が増えて開くまで時間がかかるようになってしまった。分けてしまえばいいのに、そうしないのは今年の最初に掲げた目標の『365』にこだわるから。とにかく『365』を積み上げるには分断するわけにはいかない。視覚にまでこだわり始めた。開くまでの時間は蓄積された証しと思って待つことにしてる。どんな世界もそうだが強いこだわりが継続の源になるのも事実。02-10-10

 

ななかまど、とんぼ、黄金色のたんぼ、山の紅葉、雪虫。秋の始まりから深まりを教えてくれたものたち。そして、もうひとつ加わった。朝、車のエンジンをかけたあと、バックミラーを見ると白いモヤがもくもくと上がっている。街並もうっすらとモヤに包まれていた。冷気が居座り始めた。02-10-9

 

「天下り」の記事を読んでると気分が悪くなる。その人達が生活のため真剣に精一杯働いて正当な報酬を得てるなら別 だけど、役所からの仕事を独占してそれをそのまま「丸投げ」するだけの会社に、そしてやはりそれを独占的に受ける会社にも大量 の天下りがいるという。まさに横取りだ。彼等には就職難にあえぐ若者達の姿はどう写 ってるのだろう。いや、まったく目に入ってないのか。02-10-8

 

発表まで残された日数も少なくなり、毎日、それがすべてのような忙しさで過ごしてる。あせる気持もあるから大変な状況には違いないが、早く解放されたいとは思わない。いつも発表の間際のこの時期に感じるのだがこうしてる時間が続いてほしいと願う気持のほうが強い。もちろん、発表が済んだらほっとするのはわかっている。でも、燃えてたものが途切れる寂しさがあるのもたしか。 02-10-7

 

また怖い『ウインカー』を目の前で見てしまった。前の車が左折のウィンカーを出してるから、交差点で当然左に曲がると思ってたら、曲がらない。突然、気が変わってまっすぐ行くのかなと後ろを走っていたら、何と、左折のウィンカーを出したまま右折してしまった。運転してるのは70代とおぼしきじいさん。ピコピコさせながら別 に何事もなかったかのように平然と走り去る車にぞっとした。02-10-6

 

わからないことと言えば、身近でも起こった。ある人の作品が行方不明になったのだ。考えられる範囲を真剣に捜索してが見つからず、もしかしたらとあまり考えられないところにまで手を伸ばしてみたがやはり出てこない。さらに、考えられないことを考えなくてはならない難しい世界に入ってしまった。「何だ、こんなとこにあったんだ」とひょこっと現われてくれるといいんだけどな。 02-10-5

 

どう考えても不自然で納得のいかない説明を堂々と出されると真実と真意がわからなくなる。「わかればわかるほどわからなくなる国」とどこかに書いてあったが、そんな感じだ。それにしても「将軍様のおかげで・・・」は王国よりたちが悪い。あって当たり前とないはずの階級があるのでは訳が違う。進むどころか後戻りしたとしか言いようがない。残念ながら後戻りはこの国に限らないこと。02-10-4

 

信号待ちで自転車を止めたとき、素早く自転車から降りてしっかりニ本足で立つ。おばさん以上の人はほとんどそうする。おばさん達はサドルを高くしてないから単に足の長さの問題ではないと思う。それならなぜわざわざ自転車から降りるのかわからない。どうでもいいけど素朴な疑問。 02-10-3

 

台風が通り過ぎた後の青空を白い雲がどんどん駆け抜けていく。今にも手が届きそうなくらい低いところを通 り過ぎるので雲が渦巻きのように激しく動き回っているのがよくわかる。こんなにちゃんとした雲を間近に見れるのはめったにないことだ。じっと見つめているうちにビルが走り始めた。 02-10-2

 

ずーっといい天気が続いていたのに、今度はぐずついた日が多くなった。なぜか今年はこんな感じできてる。雨といえば雨が続き、晴れといえば晴れが続く。適当にまざってくれるのが一番いいけど、そううまくはいってくれない。それなら、今回の雨の期間が短くなってくれるのを祈るばかり。 02-10-1

 



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NAKAHASHI OSAMU

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