『500m美術館』 出展作品のコンセプト(制作概念.意図等の意味)
『元気』。これが今回の制作で設定したテーマ。
発表の場が公共の通路であることを考慮して、思考に訴えるというより
瞬間的な感覚を通じて伝わるよう視覚的要素を重視した。とはいえ、
それぞれの形や色にはそれぞれの意味を持たせている。形には〈安息〉
〈広がり〉〈発散〉〈共感〉〈共鳴〉〈繋がり〉などを、青には〈空間、
領域、間〉を、赤には〈エネルギー、生命、力〉を、黄には〈気持、心、
メッセージ〉などの意味を含ませた。
これらの作品を目にして、ほんの少しでもドキッとしたりわくわくしたり
スッキリしたりしてもらえると嬉しい。そして、わずかでも元気やヤル気や
勇気も湧いてきてくれたならもっと嬉しい。
どんな人にとっても自分を発揮でき自分を活かせる〈とき〉と〈場〉は
とても大切なもの。そこには、それを受け止めてくれる人がいることも
必要になる。誰かと繋がっているという実感が元気の源になり希望の
支えになってくれる。
多くの人達に作品を観てもらい繋がりを持てるこの場を与えられたことに心から感謝したい。作品へ